告話§ビッグイシュー401号発売中! [ビッグイシュー]
ビッグイシュー401号は2月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。ムハマド・ユヌスが表紙。
表紙&スペシャルインタビュー ムハマド・ユヌス
リレーインタビュー 柚木麻子(小説家)
特集 アリ、1億5000万年の生き方
人類がこの地球上に登場したのは20万年前、アリは約1億5000万年も地球上で生きのびてきました。2020年春以来、新型コロナウイルスで苦しんでいる私たちは今、アリに学べることがあるのではないでしょうか。北極と南極以外の大陸に生息するアリは、地球上で成功した生物でその生き方も多様です。
パナマ共和国にあるスミソニアン熱帯研究所をはじめ世界各地でアリを研究してきた村上貴弘さん(九州大学持続可能な社会のための決断科学センター准教授)は言います。
「現在、アリの種類は1万1000種以上、1京個体がいて、その生物量(バイオマス)は人間とすべての野生哺乳類を足した重さと同じほど。アリは進化と適応の宝庫です」と。
たとえば、一般には1個体の女王アリと働きアリがコロニーをつくりますが、複数の女王アリがいるコロニーもあります。農業するアリ、巣をつくらず放浪するアリなどもいます。村上さんの案内で、驚きに満ちた知られざるアリたちの生き方に分け入りました。
[国際記事]
ナショナリズム&ポピュリズム、やせ細る欧州の“中道”
エクアドル、500年の伝統技術伝える「パナマ帽」
ドイツ……貨物用コンテナを極小アパートに
監督インタビュー 『私は確信する』アントワーヌ・ランボー監督
[国内記事]
表現する人……描いていて心が落ち着く動物 イケガミヨリユキさん
[連載記事]
コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット
ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
多趣味な母が時々自信をなくします☆普通のチャーハン☆
池内了の市民科学メガネ 腸内フローラ
販売者に会いにゆく オーストラリア『Apropos』バングラ
[その他]
《ビッグイシューのトピックス一覧》
表紙&スペシャルインタビュー ムハマド・ユヌス
リレーインタビュー 柚木麻子(小説家)
特集 アリ、1億5000万年の生き方
人類がこの地球上に登場したのは20万年前、アリは約1億5000万年も地球上で生きのびてきました。2020年春以来、新型コロナウイルスで苦しんでいる私たちは今、アリに学べることがあるのではないでしょうか。北極と南極以外の大陸に生息するアリは、地球上で成功した生物でその生き方も多様です。
パナマ共和国にあるスミソニアン熱帯研究所をはじめ世界各地でアリを研究してきた村上貴弘さん(九州大学持続可能な社会のための決断科学センター准教授)は言います。
「現在、アリの種類は1万1000種以上、1京個体がいて、その生物量(バイオマス)は人間とすべての野生哺乳類を足した重さと同じほど。アリは進化と適応の宝庫です」と。
たとえば、一般には1個体の女王アリと働きアリがコロニーをつくりますが、複数の女王アリがいるコロニーもあります。農業するアリ、巣をつくらず放浪するアリなどもいます。村上さんの案内で、驚きに満ちた知られざるアリたちの生き方に分け入りました。
[国際記事]
ナショナリズム&ポピュリズム、やせ細る欧州の“中道”
エクアドル、500年の伝統技術伝える「パナマ帽」
ドイツ……貨物用コンテナを極小アパートに
監督インタビュー 『私は確信する』アントワーヌ・ランボー監督
[国内記事]
表現する人……描いていて心が落ち着く動物 イケガミヨリユキさん
[連載記事]
コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット
ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
多趣味な母が時々自信をなくします☆普通のチャーハン☆
池内了の市民科学メガネ 腸内フローラ
販売者に会いにゆく オーストラリア『Apropos』バングラ
[その他]
《ビッグイシューのトピックス一覧》
顧話§今日の歴史~鉄板といえばまさに~ [ウィーン]
1867年2月15日、ワルツ『美しく青きドナウ』が初演。
古い話だが1980年の暮れのことである。生涯で初めての海外旅行の目的地がオーストリアのウィーンだった。成田からフランクフルト経由でウィーンに向かった。
その時のフランクフルトからウィーンへのフライトはオーストリア航空だったが、一時間ほどの飛行が終わりに近づいてウィーンへと着陸態勢に入った時、ヨハン・シュトラウスⅡ世が作曲した『美しく青きドナウ』が客室内に流れたのだ。
その瞬間……不覚にも涙をこぼしそうになったのは内緒の話である。それほど『美しく青きドナウ』が好きであるとかではなかったのだが、日本からはるか1万kmの長旅を経た後、着陸直前にウィーン所縁の音楽が流れてくれば誰だって、大なり小なりな感慨に囚われるのは当然のことではなかろうか。
悔しいが、音楽の中には時折だが人間の感情を直接刺激する力があるということなのである。
《歴史のトピックス一覧》
古い話だが1980年の暮れのことである。生涯で初めての海外旅行の目的地がオーストリアのウィーンだった。成田からフランクフルト経由でウィーンに向かった。
その時のフランクフルトからウィーンへのフライトはオーストリア航空だったが、一時間ほどの飛行が終わりに近づいてウィーンへと着陸態勢に入った時、ヨハン・シュトラウスⅡ世が作曲した『美しく青きドナウ』が客室内に流れたのだ。
その瞬間……不覚にも涙をこぼしそうになったのは内緒の話である。それほど『美しく青きドナウ』が好きであるとかではなかったのだが、日本からはるか1万kmの長旅を経た後、着陸直前にウィーン所縁の音楽が流れてくれば誰だって、大なり小なりな感慨に囚われるのは当然のことではなかろうか。
悔しいが、音楽の中には時折だが人間の感情を直接刺激する力があるということなのである。
《歴史のトピックス一覧》