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愉話§呑藝春秋[76]ワインの味わい [ワイン]

[承前]

酒の味などロクにわからないまま人生の後半を迎えておりますが、特にワインの味についてはまるでわからないと言ってもいいのではないでしょうか。そんな不調法者であります。

あまつさえ赤ワインに関しては絶望的で、赤に特有の渋味云々など皆目わからない。すっきりキリリとした吞み口であるならば1000円程度の赤ワインもOKだったりしてしまう。ワイン好きに言わせれば、一度でもン万円のワインを呑ぬならば「眼から鱗ですぜ」とささやきかけてくるが、自信を持って“無理!”と応えてしまう。

ならば白ワインは?……赤よりは好みらしきものはありそうな気はするが、これとて単純なもので、甘くなければそれでよしという程度でしかない。

そして結局落ち着くのは発泡ワインなのである。シャンパンは高くて手が出ない。去年の暮近く、ネット通販で10本税込6578円という発泡ワインセットを見つけて取り寄せた。一本あたりの定価が1000円から1400円のセット売りでおおよそ半額とは、我が家普段使いのスーパーマーケットに置かれている発泡ワインの値段など眼中にはないくらい安いのだ。

↓10本6578円(税込)
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というわけで、値段の安いやつから飲み始めてみたが、さすがに違いを感じとることはできた。やはりというか1000円、1200円あたりだと、肝腎の泡が弱く、もどかしさを感じたけれど、1300円、1400円と呑み進むにつれて、値段なりの満足度を得ることができた。

さすがに1400円クラスとなると、泡立ちも元気よく味も締まっているように感じられ、これくらいであれば十分に楽しめるではないかと満足したのである。定価は1480円(税抜)だが、セット価格計算では700円足らずなのだ。
                               [続く]

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