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転話§魚上氷~七十二候~立春 [七十二候]

立春の末候“魚上氷(うおこおりをいずる)”である。

おっと、立春も末候になってしまった。考えてみれば一つの節気は2週間とちょっとだから、あっという間に過ぎてしまうのもむべなるかな。

立春が過ぎてようやく寒さが厳しくなって、我が家あたりでも外気温が氷点下の日が何日か続いてくれた。

毎度毎度、我が家は三多摩丘陵上の豪雪地帯だなどと自嘲していて、年に一度や二度は10cmを超える積雪に見舞われるので、スコップ片手に道の雪除けに精を出すのだが、今年は何とかそんなこともないままに済みそうである。

ただし、それはそれで“よし”とすることはできない。一度や二度でも降るからこそ、気象のバランスが保たれているのだと感じられるのだ。

今からでも遅くないので、それなりに春の雪が降ってくれればなあである。

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