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愉話§一日一句~ご機嫌居酒屋~ [俳句]

季語は・・・十六夜(いざよひ)

十六夜や もう1杯は 秋あがり

【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2022年10月20日付~
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呟話§一言つぶやき~身の回りを見ていて~ [日常]

不規則に凹凸のある壁紙であったり、フローリングなどなど床材の類を……

……凝視していると、しばしば人の顔が浮かび上がってきたり、何か動作をしているようにも見えたりという錯覚が珍しくなく、それは自分だけがそうだと思っていたら、他の人間もそうなのだと知り、一安心したことがある。

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興話§遊んでいる・・・・・・たぶん [私事]

遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん

アラ七十という年齢になり、残り時間も両手なのか片手なのかという状況が眼の前にあって、それじゃあどうしているのかといえば……要するにまあ、遊んでいるのである。

舞台芸術――歌舞伎だが――とか、演奏会あれやこれやに、宮仕え時代ほどではないけれど、まあまあせっせと通っている。これにラグビー観戦などを合わせると、年間40回は何だかんだと、劇場、コンサートホール、競技場へと出向いているのだ。

そうはいっても、この先劇的にそうした機会が増えるとは思えない。それは何より年齢的なものが大きいと思われる。先月、藤村実穂子のリサイタルを上野の文化会館小ホールで聴いたのだが、平日の19時開演の演奏会のために山手線を半周して行き来した時はすっかり疲れてしまった。そして帰宅したのも22時過ぎで、普通の日常であれば白河夜船の身である。

遊びに出るのも体力なのだなあと、夫婦二人しみじみ思い知ったのだった。若い頃には何でもなかった満員電車での移動にしても、時折だがしんどいと感じることも増えてきて、気がつけば自然に行動範囲が狭まってきているのだった。

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愉話§一日一句~御池から沼山峠~ [俳句]

季語は・・・色なき風

色なき風 バス停車して 欅(ブナ)

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【去年の今日】狂話§マケラ&パリ管弦楽団~マケラ26歳~
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異話§蟋蟀在戸~七十二候~寒露 [七十二候]

寒露の末候“蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)”である。

猛暑日(35度超)とか真夏日(30度超)が一段落したのは、ちょうど秋分の日あたりのこと。とはいえ、その後も30度超えの日々はあったわけだが。

最後にツクツクボウシの鳴き声を聞いたのは、秋分の一週間くらい前のことだったか。団地敷地内ではなく、どこか少し離れた林から寂しく聞こえたのである。

そんな延々と続いた夏のおかげで、すっかり外出する意欲を失ってしまい、酒を呑みつつの外食も、片手に収まる程度でしかなかった。さすがにぼちぼちと外食もしたいものだが……。

ちょうど一年前は、晩秋から冬に向かいつつある尾瀬に行っていた。2泊した朝の2日とも見事な大霜に遭遇できた。

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その頃、東京も20度そこそこで秋の陽気を迎えていたのである。

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歴話§妹背山婦女庭訓~第二部~国立劇場 [歌舞伎]

平日昼間に芝居見物できるのは定年退職者のいいところであるか。かくして国立劇場閉場最後の公演は、通し狂言『妹背山婦女庭訓』第二部であった。そして藤原鎌足を務める予定だった菊五郎は残念ながら休演で代役は時蔵。

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序幕布留の社頭の場
「道行恋苧環」竹本連中
二幕目三笠山御殿の場
大詰三笠山奥殿の場
同入鹿誅伐の場

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第一部『吉野川』での濃密だった舞台に比べると、全体にあっさりとコクに欠けた舞台ではなかったか。

序幕の道行……梅枝の求女、米吉の橘姫、菊之助のお三輪の3人が何とも薄い。年格好からすれば申し分のない座組なのに薄いのだ。女形である梅枝の求女がミスキャストと見えてしまい、個人的には居心地の悪い舞台だったのである。

二幕目、長丁場の『三笠山御殿の場』は、芝翫の鱶七がまずもって際立っていた。長いこと芝翫の舞台には不満を感じていたが、鱶七については文句のない存在感である。これが先々も長続きしてくれればいいのだが。

歌六の蘇我入鹿は無難な出来。時蔵の豆腐買おむら、菊之助のお三輪は一通りといったところ。というわけで『妹背山婦女庭訓』は当分観なくてもよさそうだ。

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……1966年に開場した隼町の国立劇場は閉場となる。

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働話§定休日というもの [日常]

定休日……もちろん今でも機能していて、きちんと設定している店舗は少なくない。だが40年以上前は、ほとんどの店が定休日を取っていたのである。

商店街の中には、同じ曜日――水曜日とか――と決めて一斉にお休みをしていて、利用する我々の側も、そうした状況を頭の中にインプットして対応していたのだった。

今でも小規模商店が年中無休ということはなく、最低週一は休業している。だが、ショッピングセンターの多くがほぼ年中無休となってしまった。かつてはデパートだって週に一日は休んでいたのに……。

それでまあ、いつ休むのかというと、年に二回くらい“棚卸し”なる理由でお休みを取るのである。だが、唐突に考えたのだが、棚卸しという作業は、業務ではないか。ということは、休みではなく出勤しているのではないかと思ってしまった。

というわけで要するに、年中無休を謳っているところでは、従業員がシフトをやり繰りして休んでいるのは言うまでもないことである。

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漁話§再開発は必要なのか? [日本]

再開発したエリアの完成後の様子を見て“やってよかった”と思うことなどほとんどないような気がする。

一言で言うなら“小ぎれいなだけじゃん”というもので、それまでのごちゃごちゃした雑然かつ猥雑な地域が、すっきりさっぱりとして物足りないことおびただしい。

かつてバブル華やかなりし頃、神保町の古書店街のあちこちに地上げ攻勢が行われたことがあって、半ば恫喝みたいな乱暴な行為が横行していたようだが、靖国通り沿いの古書店街は、地上げに屈することなく、多くの古書店が踏ん張りきった。

神保町界隈での大規模再開発はというとおおよそ20年前、白山通り小学館のビル向かいに、高層ビル2棟が建ったのだ。再開発以前のそのエリアは、小規模な書籍取次の店が何軒となくあったり、編集者が泊まり込むような旅館やら、洒落た喫茶店、さらには界隈で一番うまいと言われているとんかつ屋や出雲蕎麦の店、小肌が滅法うまい寿司屋などがあったのだ。

とんかつ屋は消滅し、寿司屋は銀座に移転、出雲蕎麦屋は町内の別の場所に移ったが、ほどなく閉店。残ったのは、いずこも同じ金太郎飴然とした味気ないビルである。

そして、最も憂いて反対しているのは、外苑前周辺の神宮球場や秩父宮ラグビー場の再開発で、それこそ再開発する意義など微塵も感じられず、単なる公共事業予算争奪の一環でしかなく、再開発後など想像したくもない。

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愉話§一日一句~信号故障か~ [俳句]

季語は・・・秋の末

一時間 電車遅延す 秋の末

【去年の今日】神話§ブロムシュテット&N響~マーラー~
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懐話§昭和四十年代~冷房車~ [鉄道]

[承前]

当時の国鉄であれ、私鉄各線であれ、1970年代になっても、車両の冷房化は遅々として進むことがなかった。

東京に出てきたちょうど半世紀前の1973年、例えば山手線の冷房化率はおよそ3割程度。駅で電車待ちをしていて、遠くに緑の電車が見えて、その屋根にエアコンの室外機が搭載されていたら“ラッキー!”と思ったのである。

というわけで、1970年代は首都圏でも電車の冷房化は低いままだった。そういえば“国電”でも窓を開けて走らせていたのではなかったかという記憶。

そして、冷房化が進んできたと感じるようになったのは、宮仕えが始まった昭和五十年代の前半あたりからではなかっただろうか。

それでも進まなかったのは地下鉄である。それはそうだろう、狭くて細長いトンネルを走り続けるのだから。それでもって、我が都営地下鉄新宿線の冷房化状況はどんなものだったか調べてみた。

京王新線からの乗り入れ車両の冷房化が始まったのは、開業から7年経った1987年のことで、それまでは京王線の車両でも新宿から先の都営線内については「新宿から先、冷房運転はいたしません」と断りのアナウンスがあったのだ。

そして都営線全車両の冷房化が実現したのは、何と1995年のことだった……定年退職まで20年に迫っていた。
                               [続く]

《昭和のトピックス一覧》
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録話§映像が残っていれば~20世紀の記憶~ [日常]

物事の一つ一つには良いことも悪いことも、必ず二面性を持っていることを大前提にして“良いこと”について書こうと思う。

……ブログを書きながら、20世紀から21世紀へと変わる頃の記憶をたどろうと試みる時、自分の手元にも、ネットで検索しても、これだと納得できるような映像を見つけることが難しい。ところが、これが2010年あたりを境にして、夥しい映像が氾濫することになる。

理由は簡単で、誰もが手元にスマホや携帯電話があって、簡単にシャッターを切って様々な映像を残されていて、それがネット上で検索すれば知りたい映像が出てくる可能性は大きい。

人間の記憶るものは、時としていい加減なもので、そうだったのだと思い込んでいることなどが、とんでもない大間違いであることなど珍しくもなく、それがゆえに、確かな記憶の証拠として残っていればと思うのである。

テレビのニュースが“視聴者提供”と謳って、出来事の映像を流しだして久しい。いわばそれだけの情報発信がきめ細かく可能になったわけで、それはまた見当もつかないくらいのビッグデータとなっているのだ。

そうして撮影された映像は、有効に活用されることも多いが、中には映像を悪用して害を為すような手合いも少なからず存在して、物事はそのすべてが善と化すようにはできていないのもまた歯痒いことである。

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愉話§一日一句~朝の洗顔~ [俳句]

季語は・・・秋半ば

洗面の ボウルひやりと 秋半ば

【去年の今日】週話§日曜有閑~シューベルト最後の~
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説話§今日の一言~旗日(ハタビ)~ [日本語]

旗日

先月の秋分の日、思わず“旗日”という言葉が口をついて出た。久しく使っていなかったようで、そういえばそんな言葉もあったなあと思ったのだ。

言葉の由来は言うまでもなく、祝日には玄関に日の丸を出しておくというものであるが、さすがに団地住まいも長くなり、周囲を見回しても、日の丸の姿を見かけることはない。

そんなこともあって“旗日”という言葉そのものが、死語と化していたようで、ボキャブラリーの保管庫奥深くに放置されていたようである。

平成生まれの世代あたりは、旗日という言葉を知らないのではないか。彼らに対して会話の中で使ってみるならば「?……何ですかそれ」という反応が返ってくるのは間違いない。

自分自身も、使いながら“古びた表現だなあw”と感じて、そっと保管庫へ戻したのである。

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暦話§昭和の人ですが何か? [昭和]

祖母は、明治~大正~昭和と生きてこの世を去ったが、昭和~平成~令和で我が人生は終わりそうだ。

1954年(昭和29年)生まれ、昭和が終わったのが1989年(昭和64年~平成元年)だから、昭和の半分以上を生きてきたということになる。

昭和が色濃く染み込んでいるのか……平成の色、令和の色なるものが何であるのか、皆目見当がつかないけれど、まだまだモノクロームの世界だったような、それが昭和であるような気がしないでもない。

1970年代頃にデビューして、半世紀近くを歌い続けている人たちがいる。例えばオフコース、サザンオールスターズ、あるいはアルフィーなどなどのグループがそうだろう。昭和の二十年代、三十年代にヒットを飛ばした人たちは“懐メロ”と呼ばれて、そんなテレビ番組のお座敷に呼ばれたりするが、上に挙げた人たちは、今だに“現役”として、アルバムをリリースし、全国公演のライブも展開している。

同じ昭和の人たちであっても、こうして20年足らずで“歴史”になった人たちもいれば、半世紀が経っても“今”であり続ける人たちもいる不思議……60年を超える昭和という時間の中は、様々な要素が絡み合って“淘汰”が繰り返されたと感じるのだが。

追記:日常、元号を使うことはほとんどない。理由は簡単で3回も変わってしまった今、いちいち元号でどうこうするのは、老人にとって煩わしい以外の何物でもない。

《昭和のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~午後六時~ [俳句]

季語は・・・身に入む

身に入むや 夕間暮れより 時の鐘

【去年の今日】週話§土曜有閑~ポテトサラダ~
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告話§ビッグイシュー465号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー465号は10月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。ブカヨ・サカが表紙。

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表紙&スペシャルインタビュー ブカヨ・サカ

リレーインタビュー たけだバーベキュー(バーベキュー芸人)

特集 守りたい「介護の社会化」

2000年、介護を家族の手から社会の責任へと「社会化」をめざしてつくられた「介護保険制度」。誕生から今年で23年、これまで見直しのたびに使い勝手が悪くなり、今回2024年7回目の介護保険法改定案は“史上最悪の改定”と心配されている。

特に懸念されるのは、①利用者自己負担率を2倍に ②「要介護1・2」を介護保険からはずし、総合事業に ③ケアプランの有料化 ④福祉用具の一部をレンタルと購入の選択制に ⑤介護施設の人員配置を減らすなど、だ。

このまま改定が進むと再び「家族化」や「市場化」が待ち受け、制度自体が空洞化し、あなたが“介護離職”せざるを得ない可能性も

そこで、介護の専門家である服部万里子さん(服部メディカル研究所所長)、小島美里さん(「暮らしネット・えん」代表)、花俣ふみ代さん(「認知症の人と家族の会」副代表理事)、高口光子さん(元気がでる介護研究所代表)に現場での実情を聞いた。

親の老後、いや、あなた自身の老後のためにも「介護の社会化」を守りたい。

[国際記事]
スペイン“使用権付き”共同エコロジー住宅

[国内記事]
表現する人 福田亨

[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
                忍び寄っていた「もう暗くてまだ暗い」

コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
 毎朝のわが子の反応がしんどいです☆お芋とお肉のはちみつバター醤油☆

池内了の市民科学メガネ
      幸福ホルモン、オキシトシン。触れあいでお互いが癒やされる

販売者に会いにゆく オーストリア『アプロポ』 コステル
                              [その他]

《ビッグイシューのトピックス一覧》
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週話§日曜枯寂~バリアフリー~ [老化]

何回かリフォームをした中で、老後のことを考えてバリアフリー的な対策をできるところについては施し済みである……バリアフリーなどとと偉そうに威張れるようなレベルとは思えないのだが。

とはいっても、目に立つところについては、浴室やトイレに手すりを付けたというようなもので、さすがに構造上の問題で、廊下からトイレや浴室には段差が存在したままなのだ。

それ以外に“これは”というのものとしては、それまで開き戸だった室内の戸で引き戸に替えたものが3か所あり、引き戸4つに開き戸2つになった。

一番に替えておきたかったのは浴室、ここを引き戸にしたことで、出入りが明らかに容易になったと感じる。

もちろん、そんな状況になった時に十分であるなどと言えるはずもないことくらいはわかっているつもりだが、本当に予測はつかない。

さらに、住んでいるのが3階なわけで、地上への行き来が先々どれほど不便になっていくものか、今の場所に住み続ける限りはついて回る問題である。

《老化のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~こわごわと通り過ぎ~ [俳句]

季語は・・・熊架(くまのたな)

拠水林の 主は留守なり 熊架

【去年の今日】惰話§結局私の人生は~楽しむ>聴き込む~
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週話§土曜枯寂~秋の酒~ [酒]

夏の間は、無糖のレモンハイ(350ml)とビールのロング缶(500ml)をもっぱら呑んでいた。さすがの猛暑続きゆえ、日本酒みたいなのを呑む気になれず、安易な酒の選択ばかりしていたのだ。

とはいえ“秋”である。少しは心を入れ替えて、少しはうまい酒を呑もうと考えないものか……いや、考えていますよ。やっぱりお酒のおいしい季節はもちろん秋ではありませんか。

というわけで、やっぱり日本酒ですかねえ。去年あたりまでは、ロング缶の後に二合くらい呑みましたが、今年は一合くらいに留めておくのが吉かも。

日本酒のシーズン始まりました!

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愉話§一日一句~秋の長雨~ [俳句]

季語は・・・秋霖

頬杖の妻 秋霖は三日目に

【去年の今日】重話§尾瀬の歩荷さん
タグ: 秋霖 俳句
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異話§菊花開~七十二候~寒露 [七十二候]

寒露の次候“菊花開(きくのはなひらく)”である。

さすがに秋らしくなってきた。残暑が長かったから、今年の秋はさぞや短いことだろう。

木々の葉は、猛暑ですっかりくたびれて、どんどん色が変わっていっているように見える。

一か月近く前、まだ猛暑日が東京を覆っていて、こんな状況はさすがに記憶にはなく、海外のニュースを見れば、あちらこちらで山火事であったり豪雨による洪水が発生したりと。

もちろん日本も例外ではなく、異常なほどの豪雨に見舞われて、床上浸水が頻発したりの被害が引きも切らずだった。こうした気象現象は、先々延々と続き繰り返されていくのは間違いない。

地球温暖化対策を急ぐのはもちろんだが、事が起きた時の対策もより強固に設定していく必要がある。

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過話§備忘録的な何か~2023年10月13日付~ [備忘録]

10月6日……朝方の外気温が15度近くまで下がっていたので、Tシャツの上から一枚羽織ることにした。そんなタイミングで、半袖をしまい長袖シャツに入れ替えた。

10月9日……ここまで、タオルケットの夏掛けで過ごしてきたが、さすがに毛布を引っ張り出して掛けることにしたが、真夜中にトイレで起きたら、見事に床に落ちていた。あるいは暑かったのかもしれない。

10月10日……インフルエンザ予防接種完了。勝手にかかりつけ医としている近くの医院に行けば、予約なしで接種できる。この日は30分ほど待たされて打ってもらえた。

受付の前には年寄りが陣取って「予約してないがコロナウイルスワクチンを打ってくれないか」とか延々と訳のわからないことを呼ばわるカオス状態がひとしきり続いていたのである。

午後、日曜日に行く予定だった、ヘルベルト・ブロムシュテットが指揮する予定だったNHK交響楽団定期公演が、指揮者の体調不良で中止になったとのメイルが届く。ブロムシュテット96歳……ブルックナーの交響曲第5番を聴く予定だったが叶わず。

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《日常のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~降らないと言ったのに~ [俳句]

季語は・・・初時雨

初時雨 来て予報士は 外しけり

【去年の今日】仕話§優先サービスの世界
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顧話§今日の歴史~初日に行ったのだ~ [クラシック]

1986年10月12日、サントリーホール開場。

大阪のザ・シンフォニーホールに遅れること4年。東京にも待望久しいコンサート専用ホールがようやく誕生した。37年前のことである。

この日の午前、完成式典が行われた。オーケストラのチューニングをするのに、佐治敬三サントリー社長が、パイプオルガンのAを押してという演出で第一音がホールに響いた。演奏されたのは芥川也寸志作曲の『響』だった。

それに続いて、一般客を入れての最初のコンサートは、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、NHK交響楽団によるベートーヴェンの第九交響曲が演奏されたのだ。

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残念ながら最初のコンサートのチケットは取れず、同じ日17時開演で行われた“ザ・ガラ オープニングナイト”に出かけることはできた。これがまた盛りだくさんな消化不良を起こした内容で、こちらを見ればどれほど詰め込んだかが理解できるだろう。

しかも並行して小ホール(ブルーローズ)でもパフォーマンスが行われ、入場者は大ホールと小ホールと行き来することになったでのある。

かくしてプログラムが終了したのは23時を過ぎていたという、欧米のガラ公演並みの凄まじさ。当日は車で往復したが、それはもう大正解だった。

《歴史のトピックス一覧》
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街話§神保巷塵[102]思ひ出の神保町 [神保町]

[承前]

神保人だったのは1978年4月から2015年9月までだった。もっとも神保町という行政区画にいたのは11年ほどで、残りは神田猿楽町だったり、靖国神社近くが仕事場だったりした。

そんな神保町暮らしの中で便利に使わせてもらった店は多いが、その中の多くもまた、惜しくも姿を消してしまって既にない。そんな懐かしい店を思い出すままに書き連ねていってみようか。

亀半……定食屋というか居酒屋というか、神保町2丁目南側さくら通りの路地裏の小ぢんまりとした店。ランチもやっていたが、もっぱら夜の食事のために使っていた。売りは焼き魚定食、麦とろご飯の定食などなど。軽く1杯喉を潤してという店。世紀が変わる頃に閉店したはず。

くるみ……神保町2丁目北側、白山通り沿いにあった洋食屋。神保町の飲食店らしく、深夜まで営業していたので、遅くなっての夜食に利用していた。店に入るとホールの優しそうなお兄ちゃんが「とりあえずおビール?」と聞いてくるので、もちろん“応”である。地上げで店を閉め、銀座あたりに移転したと聞いたが行方知れずである。

纏寿司……神保町2丁目南側靖国通りの一筋裏の路地で店をやっていた、渋い寿司屋。夜もいいが、ランチの鯵のたたき定食が佳き。何しろご飯がうまかったのだ。

末広……神保町2丁目南側さくら通り、亀半と同じ区画にあったカウンターだけの定食屋。厨房も一人がやっと入る大きさだったがゆえに、徹底的に合理化されていて、記憶に鮮やかなのは豚汁を注文した時。まず店主が、豚バラ肉を胡麻油で炒め、そこに大鍋の味噌汁をお玉で注いで出来上がり。これはアイデアだと感心したのだった。おそらく亀半と似たようなタイミングで店を閉じたと思われる。

また、いくつか思い出したら、続編はある……かもしれない。
                               [続く]

《神保町のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~バスを待つ間に~ [俳句]

季語は・・・秋雨

キオスクで 夕刊一部 秋の雨

【去年の今日】街話§神保巷塵[93]餃子三幸園の在りし日
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湿話§夕立は降らずで・・・・・・ [天気]

7、8、9月と、夕立らしい夕立がほとんど降らなかった、そんな夏だったように思う。

気温が高過ぎるかかどうか……そんなことはないだろう。現にゲリラ豪雨はあちこちで降っているわけだから。ゲリラ豪雨は暑さ由来ではないか。

関東平野端っこで実家暮らしをしていた真夏の夕方近く、一日おきくらいに必ず夕立に見舞われていたという記憶である。

その頃は、最高気温は30度そこそこどまりで、35度まで上がることなどはなく、ほどほどの気温だったがゆえなのか、お約束のように夕立が降ってくれた。

そんな夕立には雷が付き物で、関東平野で熱せられた上昇気流が雷雲を発生させ、雷のならない日はないくらいだったのだ。

そして、その雷がまた半端なものではなく、東京あたりだと、低い音だけで「ゴロゴロゴロ!」と迫力少なめで鳴るところ、我々が住んでいた地域では最初に高く乾いた「カラカラカラ!」という音に始まり、それから「ゴロゴロゴロ!」ときて、最後「ズッシーン!」でおしまい。それは半端な鳴り方ではなかった。

そしてその頃は、落雷した場所によっては停電というのも定番コースに組み込まれていて、20分、30分は復旧しなかった。当時使っていた電気製品などたかが知れていて困ることなどほとんどなかったが、今の状況を眺めれば、かなり不安なところを感じてしまう。

《天気のトピックス一覧》
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異話§読んだ本の内容が・・・・・・変化している [小説]

恐れ知らずにもトーマス・マンの小説を読んだことがある。最初に読んだのは『魔の山』で、こいつは途中で訳がわからない問答が始まって、まじめに読んでも理解できそうにないと、その場面は完全にすっ飛ばして、何とか読了に漕ぎつけた。どれほど理解できたかはわからない……というか、理解したうちには入ってなどいないだろう。

2冊目に『ブッデンブローク家の人びと』を読んだ。北杜夫の『楡家の人びと』は、この小説に触発されて書かれている。

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一つの家族の興亡を描いた年代記的小説ということで、こっちのほうは、それほど苦労せずに読み通すことができた。

おかしいのは、その先である。読了からずいぶん経った頃、もう一度読み返してみようかと2回目を読み始めたのだ。読みながら、おかしい……何だか筋が変わっていやしないかと。だが、最初に読んだ時と、まるでストーリーが違っていたのだ。

今さら、どこがどう違っていたのか説明することなどできないが、これほど記憶と齟齬をきたしたのは初めてのことである。というわけで、記憶の悪戯による、何とも珍妙な自分的騒動のお粗末。

《日常のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~陽は沈み~ [俳句]

季語は・・・秋風や

秋風や 行き暮れかかり 富士は影

【去年の今日】騒話§さだまさしの『精霊流し』に騙される
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