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愉話§一日一句~買い漏れなきよう~ [俳句]

季語は・・・秋収め

メモを手に 午後は買い物 秋収め

【去年の今日】蹟話§尾瀬冬模様[1]毎日が奇跡の三日間
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異話§霜始降~七十二候~霜降 [七十二候]

霜降の初候“霜始降(しもはじめてふる)”である。

いよいよ“秋深まる”となってきた。先週末で尾瀬の山小屋も今シーズンの営業を終えた。今年は5月に入れただけである。

前にも書いたように、アルバイトをしていた頃は、ゴールデンウィークが始まる4月末から11月3日の文化の日までが山小屋の営業期間だったが、今は若干短くなってしまった。それでも約半年のシーズンでお客さんを受け入れて稼がなくてはならないのは、本当に大変なことだと思う。

特に2020、21年とコロナ最盛期は、にっちもさっちもいかずで打つ手もなくひたすら耐える日々だったのではないだろうか。

1990年代半ばをピークに、登山者は減少の一途で、手軽な日帰りハイキングが主流のように思えて、せめては山小屋に一泊してのんびり尾瀬を楽しんでほしいと思うのだが。

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龍宮小屋に泊っていた時「尾瀬って5、6月が春、7、8月が夏、9、10月が秋……11~4月は冬だよね」と冗談で話したら、本当にそうだとうなずかれたが、体感としての季節感はまさにそのとおりだと感じている。そうして間もなく秋の2か月が終わるのだ。

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過話§上京五十年~東京に出てきて~ [東京]

東京に出て行こうと思い定めたのはいつのことだったか……記憶の限りでは中学校に入る頃には既に“そうする”と決めていた。何度も書いている。

もちろん、だからといって東京で“何をする”という目的のようなものまで固まっていたわけではない。それこそ、一旗揚げて何かしてやろうなどと、そんな大胆なことを考えもしないことだ。ただ、そのまま北関東の小都市に住んでいたら、早晩行き詰まることだけは勘が働いたような気がするのだ。

だから頭の中では「逃げるんだ、早く逃げるんだ!」と、そんなことばかり考え続けていたようだった。

結局、そんな漠然とした発想から抜け出ることができないまま、それでも東京に出てきて、徒手空拳で闇雲に動いていた結果、半世紀後の自分がこれである。

その時の自分が、2023年の自分を想像できるはずなどないのは当たり前で、二十歳前に願望していたことが、アラ七十になるまでの40年の間に、実現ができたと言えるものか……実のところはよくわからない。それが晩年近くの正直な感想だろうか。

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