異話§霎時施~七十二候~霜降 [七十二候]
霜降の次候“霎時施(こさめときどきふる)”である。
秋霖とは秋に降り続く長雨ということだが、これまでのところ、だらだらと雨が降り続くようなことはなかった。だが、秋に降る雨は冷たい。気分のありようによっては心が折れそうになることもありそうだ。
さすがに長袖のシャツ類の上からジャンパーなどの上着を着て、しっくりと来る時季で、外を歩いても暑くもなく寒くもなく、もちろん汗ばむことなどない。
そして、もう一か月も経てば、もう一段階厚めの上着で外出するようになるわけで、そうするとモコモコな自分を感じることになる。
《七十二候のトピックス一覧》
秋霖とは秋に降り続く長雨ということだが、これまでのところ、だらだらと雨が降り続くようなことはなかった。だが、秋に降る雨は冷たい。気分のありようによっては心が折れそうになることもありそうだ。
さすがに長袖のシャツ類の上からジャンパーなどの上着を着て、しっくりと来る時季で、外を歩いても暑くもなく寒くもなく、もちろん汗ばむことなどない。
そして、もう一か月も経てば、もう一段階厚めの上着で外出するようになるわけで、そうするとモコモコな自分を感じることになる。
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週話§日曜枯寂~えっ! 十月終わるの?~ [日常]
冗談はヨシ子さん!(死語
ついこの間、おせち料理をつまみながら元旦を寿いだのに……ついこの間、桜を愛でたのに……ついこの間、尾瀬ヶ原で水芭蕉を眺めたのに……ついこの間、秀山祭で雪姫を観てきたのに。
そうして、あっという間に時は過ぎ行きて今年ももうあと2か月である……
時よとまれ!
……その言葉を口にすると、悪魔に魂を渡さなくてはならないと、ゲーテの『ファウスト』にある。一連の言葉は「時よ止まれ、汝は美しい!」というもので、自分が感じた最も美しい瞬間に口から出てくる言葉ということだ。
まあ、そんな気の利いた言葉など言えるはずもなく、ただ漫然と一年の時の流れや、季節の移ろいを見続けるばかりなのである。
そして、日暮れは早く、朝が明けるのは遅く、一日が何となく短いと感じる頃合いということか。
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ついこの間、おせち料理をつまみながら元旦を寿いだのに……ついこの間、桜を愛でたのに……ついこの間、尾瀬ヶ原で水芭蕉を眺めたのに……ついこの間、秀山祭で雪姫を観てきたのに。
そうして、あっという間に時は過ぎ行きて今年ももうあと2か月である……
時よとまれ!
……その言葉を口にすると、悪魔に魂を渡さなくてはならないと、ゲーテの『ファウスト』にある。一連の言葉は「時よ止まれ、汝は美しい!」というもので、自分が感じた最も美しい瞬間に口から出てくる言葉ということだ。
まあ、そんな気の利いた言葉など言えるはずもなく、ただ漫然と一年の時の流れや、季節の移ろいを見続けるばかりなのである。
そして、日暮れは早く、朝が明けるのは遅く、一日が何となく短いと感じる頃合いということか。
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