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愉話§一日一句~屋根を叩く雨音~ [俳句]

季語は・・・初時雨

目覚めれば 五時は昏くて 初時雨

【去年の今日】蹟話§尾瀬冬模様[3]ぽてぽて龍宮小屋
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顧話§今日の歴史~暗い歴史~ [韓国]

1979年10月26日、朴正煕がKCIA部長・金載圭に暗殺される。

日本が第二次世界大戦で敗北、朝鮮半島から撤退した後、4年間の朝鮮戦争を経て、朝鮮半島は南北分断が確定した。そうした状況のゆえに、韓国では軍事政権の時代が1980年代終わり頃まで続くことになった。

そんな軍事政権の大統領の一人が朴正煕(パク・チョンヒ)である。いわゆる軍事独裁を強化し、民主化の動きを徹底的に封じ込めた。その手法は手荒で悪質。最も代表的だったのは1973年に、政敵だった金大中(キム・デジュン)を日本から拉致したことである。

そして朴正熙が暗殺されたのは政治的事情ではなく、暗殺の犯人である韓国KCIA部長・金載圭の個人的怨恨だった。享年六十二

軍事政権は全斗煥からさらに盧泰愚まで続き、あまつさえ全斗煥による光州事件は、二百人近い死者を出した最悪の民主化弾圧となり、大きな汚点を残した。

付記:2013年に大統領に就任、2017年に罷免された朴槿恵(パク・クネ)は、朴正熙の娘である。

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街話§神保巷塵[103]職酒接近 [神保町]

[承前]

酒呑みの神保人だったら、酒の店の馴染みを数軒くらいは持ち合わせているだろう。かく申すワタクシめも、宮仕え時代には、気楽な立ち呑みの店から始まって、ちょっと洒落た居酒屋、気兼ねないビアホール、財布に優しい寿司屋にカジュアルな町中華、そして蕎麦前で呑める蕎麦屋となどなど、実にお世話になっていたものである。

サラリーマンのアフター5で、必ず名前が挙がるのは新橋というのがお約束なのだが、勤め人が勤務先から新橋の駅に向かいながら立ち寄るという流れになっているようだ。

そこへいくと神保町は、町内の到るところに酒食を楽しむ店が点在していてまさに職酒接近そのものと言えるのではないだろうか。

極端なところでは、仕事場の通用口を出たすぐの路地裏には瀟洒な居酒屋があって賑わいを見せていた。ただし、あまりに職酒接近し過ぎてしまって、店に入ると見たような顔ばかりがカウンターにということになって、個人的には敬遠して、少しばかり歩いたところに通っていた。

人によっては、六本木だの麻布などと遠征していたりもしたようだが、神保人の基本はあくまでも神保町呑みで、結局はホームタウンに戻ってくるのである。
                               [続く]

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