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愉話§一日一句~朝の洗顔~ [俳句]

季語は・・・秋半ば

洗面の ボウルひやりと 秋半ば

【去年の今日】週話§日曜有閑~シューベルト最後の~
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説話§今日の一言~旗日(ハタビ)~ [日本語]

旗日

先月の秋分の日、思わず“旗日”という言葉が口をついて出た。久しく使っていなかったようで、そういえばそんな言葉もあったなあと思ったのだ。

言葉の由来は言うまでもなく、祝日には玄関に日の丸を出しておくというものであるが、さすがに団地住まいも長くなり、周囲を見回しても、日の丸の姿を見かけることはない。

そんなこともあって“旗日”という言葉そのものが、死語と化していたようで、ボキャブラリーの保管庫奥深くに放置されていたようである。

平成生まれの世代あたりは、旗日という言葉を知らないのではないか。彼らに対して会話の中で使ってみるならば「?……何ですかそれ」という反応が返ってくるのは間違いない。

自分自身も、使いながら“古びた表現だなあw”と感じて、そっと保管庫へ戻したのである。

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暦話§昭和の人ですが何か? [昭和]

祖母は、明治~大正~昭和と生きてこの世を去ったが、昭和~平成~令和で我が人生は終わりそうだ。

1954年(昭和29年)生まれ、昭和が終わったのが1989年(昭和64年~平成元年)だから、昭和の半分以上を生きてきたということになる。

昭和が色濃く染み込んでいるのか……平成の色、令和の色なるものが何であるのか、皆目見当がつかないけれど、まだまだモノクロームの世界だったような、それが昭和であるような気がしないでもない。

1970年代頃にデビューして、半世紀近くを歌い続けている人たちがいる。例えばオフコース、サザンオールスターズ、あるいはアルフィーなどなどのグループがそうだろう。昭和の二十年代、三十年代にヒットを飛ばした人たちは“懐メロ”と呼ばれて、そんなテレビ番組のお座敷に呼ばれたりするが、上に挙げた人たちは、今だに“現役”として、アルバムをリリースし、全国公演のライブも展開している。

同じ昭和の人たちであっても、こうして20年足らずで“歴史”になった人たちもいれば、半世紀が経っても“今”であり続ける人たちもいる不思議……60年を超える昭和という時間の中は、様々な要素が絡み合って“淘汰”が繰り返されたと感じるのだが。

追記:日常、元号を使うことはほとんどない。理由は簡単で3回も変わってしまった今、いちいち元号でどうこうするのは、老人にとって煩わしい以外の何物でもない。

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