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転話§雀始巣~七十二候~春分 [七十二候]

春分の初候“雀始巣(すずめはじめてすくうく)”である。

東京の桜も開花して春爛漫……とはいってくれそうにない今年の春分の日である。悲観的な予測をしがちなほうではないが、ちょっとさすがに、この先コロナウイルス騒ぎがどうなっていくものか、見当もつかない。

さーっと潮を引くようにウイルスが影も形もなくなってしまうなどということは、素人から見ても考えられず、頼みの綱のワクチン開発だが、今年中に出来上がるものかどうか。

そんな世間とは関係なく、我が家周辺も桜が咲き初めたようで、このところ極端に外出度が少なくなっている身につき、ご近所桜探訪をしようと考えているのだ。

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沙話§拍手をしない人たち [クラシック]

特にクラシックの演奏会の話である。

拍手をしない人たちがいるのだ。演奏がよかったのか悪かったのか……そんな反応すらせず、じーっと座ってカーテンコールを眺めていたりするのだ。

自分にとって印象に残らない、あるいは凡演だと思ったのなら、そそくさと席を立って帰ってしまえばいい。ところが自分は拍手をしないままに、アンコールの演奏を最後まで聴いてしまったりするのである。

これはどういうことだろうと、頭をひねってしまうのが凡人で、きっと何か深い理由があるのだろうと考えてみるのだが、正しい答えに至るわけではない。

自分は拍手もせずに、労せずしてアンコールを聴いて帰るなどとは、いかなる料簡なのだろうと考えていたら、あっさりと同居人が一刀両断の一言……

アンコール乞食

……と切って捨てたのであった。そんなわけで我々は、よかったらもちろんきちんと拍手をするし、何だかなあと思ったらアンコールなど聴くこともなくさっさと席を立って帰ってしまうのである。

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吟話§一日一句~ひょっこりと現れて~ [俳句]

季語は・・・おぼろ月

帰路という 坂を登れば おぼろ月

【去年の今日】総話§スコアの類は持っていますが・・・・・・
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過話§備忘録的な何か~2020年3月19日付~ [歌舞伎]

3月17日……3月3日から26日まで行われる予定だった国立小劇場の『義経千本桜』の全公演中止が決まってしまった。我々も当初の予定からチケットを買い直して待ち望んだが、菊之助の千本桜が幻におわってしまったのだ。

R02-03dan-omote.jpg

最初は15日まで、次に19日までと小出しに休演していたのだが、自粛圧力を抗し切ることができなかった。もちろん、舞台上の役者と客席の我々の健康が優先されたわけだが。

言うまでもなく役者は舞台に立って何ぼの存在だから、こうした状態が長引けば長引くほど大きなストレスになっているのは間違いないところだろう。役者たちの無念さを慮れば、我々客席の人間の残念さなど物の数ではないのである。

3月18日……そしてこの日、歌舞伎座の三月大歌舞伎が全公演中止と発表された。特に昼の部の『新薄雪物語』は吉右衛門と仁左衛門という大顔合わせを楽しみにしていたのだが、舞台を観ることは叶わなかった。

kabukiza2003.jpg

民間の興行だから一週間でも打ってくれるかと思っていたのだが。

同じ日に4月初めに行われる東京・春・音楽祭の目玉、ワーグナー作曲の楽劇『トリスタンとイゾルデ』の公演中止が決定した。

tristan202004.jpg

指揮者と主役クラスが海外からやって来て行われる公演なので、渡航制限が徐々に拡大している状況では、早晩中止になるだろうと思っていたので諦めはついていたが、何とも残念な中止である。

まあ……国民には外出を控えるようにと推奨していながら、内閣や国会の仕事もそこそこに、さっさと帰って国民の税金で旨い物三昧を隠すこともしない“あの人”は、元より文化全般に何の興味も持っていないレベルの鈍感な人間だから、何の痛痒も感じてなどいないのは間違いない。それだけでなく、文化庁長官のような存在が、この状況下で一言も発信しないということがこの国の貧困さを表しているのではないだろうか。

とにかくコロナウイルスの蔓延をどのように防いで終息への方向付けをしていくか、国には具体的な対策を講じる知力も胆力も持ち合わせていないのではないかと感じてならないのだが。

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命話§私の名前は・・・・・・ [私事]

名前……苗字の話である。

子供の頃は、自分の苗字が好きになれずだった。ちょっとひなびたというかネガティブな印象を抱き続けていたのだ。特に珍しい姓であるとか、そんなことはなく、単に子供心として感じてしまったことだった。

それがまあ、いつの頃だったかはっきりとした記憶はないが、たぶん成人になったあたりには気にすることもなくなっていたように思われる。それは、おそらく徐々に自己の中に苗字が埋没していったからではないかと想像できそうだ。

姓名が自分のアイデンティティであるなどと、およそ考えたこともなくて、一個の記号に過ぎないと自然に思い至ったのかもしれない。そしてその意識は、年齢が進んでいくにつれてどんどん強くなっていくような気がする。

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吟話§一日一句~世間の風冷たくて~ [俳句]

季語は・・・入り彼岸

足早に 墓参りして 入り彼岸

【去年の今日】玉話§卵かけご飯とか~TKG~

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顧話§今日の歴史~雨天中止なし~ [歴史]

1988年3月18日、日本初のドーム型球場「東京ドーム」のこけら落とし。

東京ドームには4回行っている。プロ野球を2回――日ハム対西武、巨人対広島――と、ローリングストーンズと米米CLUBのライブコンサートである。

野球を観ての感想は“野球盤ゲームみたい”というものだが、高いところから観戦していると、どうしてもそんな感じに見えてしまったのだ。それほど上等な席に座らなかったのからかどうか、シートの一つ一つが小さく、座席前後の間隔も狭くて、人が前を通るのにいちいち立たなくてはならなかったのだ。

ローリングストーンズの時は、ドーム独特のアコースティックのおかげで、終演後の何日か耳鳴りがとまらなかった。大型スピーカーからの大音響が、ドームの中でいつまでも消えずに残るような感じがしたが、それが聴覚を傷めることになってしまった。

それで、米米CLUBの時は用心して耳栓(イヤーウィスパー)を装着して臨んでみたら、何事もなく終わったのだが、この時は米米CLUBのメインボーカルの石井竜也がアコースティックに慣れなかったらしく、何度か歌い間違いしていたのである。イヤホンでモニターはしていたはずなのだが……ドームのアコースティックは難しそうだ。

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掴話§握手への一考察~両手握手はない~ [日本]

政治家の……おそらくは選挙運動中における握手のやり方が、日本における握手を非西洋化してしまったような気がしてならない。

候補者が有権者に向かって、両手で包み込むようなあの握手である。握手の本家本元の欧米において、握手は片手同士で行われていて、それが自然な形態であるのだ。もちろん両手で包み込んでいる場面もあるけれど、とにかく最初は片手同士で行われるものである。

だから日本では、政治家に始まってスポーツ選手などなどに至るまで、目にするほぼ全員が両手握手という不思議。

日本国内であったら黙認もしようが、少なくとも欧米人に向かっての“日本式握手”はやめたほうがいいと思う。あれをやられた欧米人は間違いなく奇妙なことと思うであろう。

2002年9月、当時の首相である小泉純一郎が北朝鮮を訪問して金正日と会った時は、普通に片手だけで握手をしていた。普段の小泉純一郎は特に両手で握手することの多い政治家だが、北朝鮮訪問の時は心して片手握手を貫いたようだった。

普段の小泉は、欧米の首脳と会った時でも、頻繁に両手で包み込む握手をしてうて、これはもう選挙運動中の握手のやり方をそのまま踏襲していたと思われる。

まあ、昨今のコロナウイルス騒ぎのおかげで彼の国の人たちも握手をしないようになっているらしいが、そうでなくても、いかにも辺境の様式としか見えない両手握手はお勧めできるものではない。

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恥話§転売ヤーというさもしき人々 [日本]

機を見るに敏、目ざといといえば目ざとい……コロナウイルス騒ぎに乗じて買い溜めしたマスクやトイレットペーパーを高値で転売する人々が、かくも存在することに驚かされる。

そういうことなど思いつきすらしない身にとっては、抜け目のなさに驚かされるが、何ともさもしいことをするなあと、一刀両断に切って捨てるのだ。

何より人の弱みにつけ込んで法外な値段で売りつけようと目論むなど、何とまあ世知辛いことよと思わざるを得ない。

ネットオークションなどでは、高額転売が始まってほどなく、あまりにも目に余るような転売価格提示については削除するという対応を始めたようだ。そして政府も、罰則付きでマスクの転売禁止を決定したのだ。

そして3月に入るとトイレットペーパー業界や小売業界から、在庫不足などないのだと積極的な発信が行われたことで、3月上旬あたりにはトイレットペーパー騒動は収束へと向かったのだった。

それにしても不思議なことだが、そもそもはマスクの品不足から始まった騒ぎだったのに、なぜにトイレットペーパー不足という方向に向かっていったものなのか……ネットに始まったフェイク情報が飛びかって、一気に集団ヒステリーへと膨張していったということか。

思えば1973年のオイルショックの折にも不可解なトイレットペーパー騒動があって、東京に出たばかりの人間は面喰ってしまったのだが、まさか半世紀近く経って、その時とまったく同じ状況が出現するなど思ってもみなかったことである。

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容話§尾瀬のシーズンまで2か月足らず [尾瀬]

ゴールデンウィークまで、もう2か月もない。となると“尾瀬のシーズン”まではもうすぐである。はてさて、今年も行くことができるだろうか……。

2015年秋の定年退職を機に尾瀬行を再開、2年ブランクはあったが、一昨年と去年と、合わせて3回入ることができた。その時に撮影した写真を未練たらしく眺めていて見つけたのが下の3枚である。

2018年からの3回は、すべて同じコースで鳩待峠から尾瀬ヶ原に下り、中田代十字路の龍宮小屋で1泊。翌日は、尾瀬ヶ原下田代十字路から尾瀬沼に向かって長蔵小屋で泊まり、朝には三平峠を越えて大清水から帰宅していた。

写真は最終日、尾瀬沼の三平下から三平峠へ登る途中から振り返って撮影したもので、ほぼ同じポイントなのは、ここが尾瀬沼の見える最後だからだ。

1枚目は去年の5月下旬。大江湿原は水芭蕉が盛りなれど、まだ枯れ湿原。緑の葉はまだなので、右下の林を透かして長蔵小屋の建物が見える。

DSC04808 - コピー.JPG

2枚目は一昨年の7月上旬。大江湿原はニッコウキスゲが咲き始めていて、緑が色濃く、尾瀬のベストシーズンだと個人的には思っている。長蔵小屋の建物は緑に隠れてほとんど見えない。

DSC04071 - コピー.JPG

最後は去年の9月上旬。新しいカメラを買って試してみたいという口実での尾瀬行だった。下山する朝、それほど天気は悪くなかったが雲が低く垂れ込めて雰囲気は暗かった。大江湿原は草紅葉の始まりで、少しずつ秋が深まる直前だった。

KEN00866 - コピー.JPG

巧まずして定点観測していたわけだが、ここから尾瀬に別れを告げるのは、寂しくもあるけれど、静謐にして粛然とした尾瀬の姿を、その都度その都度眼に焼き付けておくという意味合いもあるのだ。

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吟話§一日一句~雨雲気まぐれに~ [俳句]

季語は・・・春時雨

丹沢へ そして相模野 春時雨

【去年の今日】週話§土曜諸相~さっさとやれば~
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連話§ワタシの酒肴[147]塩昆布サーモン [酒肴]

[承前]

ネットで話題になっていた“塩昆布サーモン”を、どれどれと試しに作ってみた。

サーモンの刺身を買ってきて、それと塩昆布を適当に合わせるだけである。

IMG_6474.JPG

材料はこれだけ。20分もすれば食べられるようになるが、数時間ほど冷蔵庫に置いておいたのを、夕食の酒の肴として出してみたのだ。

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もう少し漬け込んでもいいかなとは思ったが“イクラのような濃いうま味”とまでは行かずで、やはり丸一日くらいは漬け込んでおかないと、そこまで濃厚にはなってくれなさそうな気がする。

胡麻油や辣油をかけてもいいと書いてはあったが、そこまで油々させようとは思わず、ただし山葵を添えてみたのは正解だったと思う。

これ……酒肴としては上々ではないだろうか。
                               [続く]

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旨話§他人丼(開化丼)をご存知か? [B級グルメ]

関西では他人丼と呼ばれていて、煮込んだ牛肉を卵でとじて丼仕立てにしたものを関東では開化丼と称している。鶏肉と鶏卵が親子丼で、それならばと“他人丼”と命名した関西のセンスに脱帽である。

それに比べて開化丼とは、気取り過ぎというか、他人丼というネーミングの圧勝ではないか。他人丼なる呼び方を知ったのは漫画『じゃりン子チエ』の中だったことを付け加えておく。

で、開化丼を初めて食べたのは、神保町に3軒ほど展開していた“たつ屋”なる牛丼屋で、ふと思い立って注文して食べたら、これがうまかったのだ。

牛丼であれ開化丼であれ、すき焼き屋あたりの賄いで食べていたものが表の御品書に出てきたというところだと思うが、残り物がうまいというのは世の常でもある。

そうして、そんなチープだが、うまい開化丼を提供していた神保町たつ屋がなくなって既に10年以上が経ってしまった。今は新宿駅東南口甲州街道下に一軒あるのみ。

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吟話§一日一句~陽射しは穏やかなれど~ [俳句]

季語は・・・鷹化して鳩となる

鷹化して 鳩となる日の デモの列

【去年の今日】旨話§グルメ?~いえ全然!~
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告話§ビッグイシュー379号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー379号は3月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部350円。180円が販売員の収入に。“移民社会”を生きるヒントが表紙。

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表紙&スペシャルインタビュー ジュード・ロウ

リレーインタビュー 中村一義(ミュージシャン)

特集 “移民社会”を生きるヒント

「特定技能」という新たな資格で「外国人労働者」の受け入れを拡大する改定入管法の施行から、約1年。その結果「移民政策はとらない」方針を掲げる政府のもと、「特定技能」ではなく、むしろ人権侵害が指摘される「技能実習」が温存され増加し、共生のための取り組みも進んだとはいえない状況にある。

しかし、すでに日本は、在留資格をもつ外国籍の人が273万人、日本国籍ながら海外ルーツを持った人も100万人以上暮らす、多様な人々と文化が織り重なる“移民社会”である。

その実情の一端を知るため、バングラデシュ人家族に密着してきた写真家の田川基成さんの作品を紹介。台湾語と中国語の織り交ざった新しい“ニホン語”で作品を書く作家の温又柔さん、ウェブメディア「HAFU TALK」のみなさん、大阪大学大学院准教授の髙谷幸さんに取材した。

今ここにある“移民社会・日本”に求められるヒントをともに考えたい。

[国際記事]
ベトナム、庶民の台所を再開発から救った一人の女性

[国内記事]
いのちと時間を重ねていく縫いあと 柵瀨茉莉子

[連載記事]
被災地から 女川原発再稼働、安全性考える学習会を住民が開催

浜矩子の新ストリート・エコノミクス 減点回避型点数稼ぎ政治の恐怖
               
コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
   一人暮らしの息子につい連絡してしまう☆クイック・キーマカレー☆

ビッグイシューアイ 洪水の数時間を持ちこたえるために、堤防強化を

宇宙・地球・人間――池内了の市民科学メガネ 道具を使うイルカ

今月の人 スイス『サプライズ』販売者ラドミール
                              [その他]

《ビッグイシューのトピックス一覧》
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転話§菜虫化蝶~七十二候~啓蟄 [七十二候]

啓蟄の末候“菜虫化蝶(なむしちょうとなる)”である。

3月第一週は、雨降りと晴れとが交互にやってきて、いよいよ春めいてきたと感じた。それも道理、ここで啓蟄が終われば次の節気は“立春”である。

そして昨日、東京の桜が開花した……観測史上最速だ。

だが、そんな桜もコロナウイルスのおかげで花見気分が吹っ飛ぶのではなかろうか……まあ、個人的には桜の下にブルーシートを敷いて行われる花見の騒ぎ自体には、何の興味もないのだけれど。

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週話§日曜恬淡~村唯一の信号が~ [日本]

群馬県南西部の村の道路に唯一設置されていた信号機が3月中旬に撤去されるというニュースを読んだ。群馬県警が、県内にある4200基の信号機を維持管理しきれなくなったというのが理由のようだ。

↓村最後の信号……グーグルマップより
signal.jpg

かねてより、無駄な信号が多いということは思っていて、それはもう警察と信号機メーカーとの馴れ合いが大きいのではないかと思っていて、それでもさすがに、管理できないと音を上げることになってしまったということか。

我が家近くには90mの距離で信号機が2台も設置されていて、これはさすがに設置し過ぎではないかと……あまりにもあからさまな過剰設置に呆れ返ってしまう。信号に頼るよりも安全確認さえすれば問題なく行き来できるレベルだとは思うのだが……それにしても警視庁が東京都内で維持管理している信号機が何基あるのか、見当もつかない。

ちなみに、旅行中にレンタカーで走っているオーストリアの一地域内には、信号機が一基として設置されてはいない。エリアに入ってから滞在先のホテルまで30kmほどもあるが、まったくないのだ。

それでも走っていて“ここだけは設置したほうが……”という交差点が一か所あるけれど、設置される気配は今だになくて、運転するのに細心の注意を払わされるのである。

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吟話§一日一句~煩わしくて鬱陶しくて~ [俳句]

季語は・・・あたたか

あたたかや マスクの日々の いつまでぞ

【去年の今日】呟話§一言つぶやき~自分がその立場なら~
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週話§土曜恬淡~まさに無能無策・・・・・・~ [日本]

後手後手に回るばかりの政府の対策のとばっちりを受けているのが日本人のほとんど全員であることは間違いない。専門家会議を開きながら、現実にそうした専門家の意見に耳を傾けているか疑わしいものがある。

この国の現状がおかしなものになっているのは、内からだけでなく、外からの数多い指摘でも見て取れるが、こうして多大な苦労を蒙っても、しかたがないことと変な受け容れ方をする日本人の多いことにも驚いてしまうのだ。

そうした物言わぬ日本人たち以上に問題なのは、マスコミと称する人たちの批判精神の欠如ではないか。今の日本で何が起きているのか、正しく報道をしているとは思えない。後になって“我々は何も知らされてなかった”みたいな……75年前の言い逃れなど、再び聞きたくはないのである。

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吟話§一日一句~ちょっと雲がちの庭に~ [俳句]

季語は・・・土佐水木

俯きて 喫茶去の午後 土佐水木

【去年の今日】震話§冷たすぎる飲み物
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顧話§今日の歴史~メンコンと呼ばれて~ [クラシック]

1845年3月13日、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が初演。

あまりにも“人口に膾炙され”てしまっているがゆえに、わざわざ個人的に聴くことについて、何とも照れ臭く感じてしまう名曲の一つだったりする。

そしてヴァイオリンといえば早期教育の典型みたいな存在で、今や小学生の時点で弾けて当たり前な曲になってしまっているのだ。

もし“その道のプロ”としての階段を昇っていくのであったら、10歳に始まって数十年に亘って同じ音楽を営々と弾き続けるわけで、年齢年齢それぞれ異なる演奏を身をもって体験していくことになるであろう。

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熱話§鍋物の季節終了? [料理]

世間もずいぶんと暖かくなってきた。そろそろ鍋物ともお別れの候となりにけるかも。

おおよそ、多い時で週に二度は鍋を作って食べていた。それは、鍋のメイン材料である白菜が宅配野菜として頻繁に入ってくることが大きな理由の一つである。そして鍋以外に白菜を使い切る手立てがないのもまた事実なのだ。

昨今は、鍋つゆの素が充実しているおかげで、材料さえ切り揃えておけば、あっという間に鍋ができあがってしまう。こいつに箸休めというか、酒肴の2品もあれば、酒が呑めるし、ご飯も食べられる。

その日のうちに鍋を食べ切ることはできないので、残った鍋は当然ながらも翌日の昼ご飯に“汁かけ飯”として有効活用されるのだ。一晩置いてクタクタになった中身をハフハフといただくのもまた幸福なランチタイムなのだ。

というわけで、我が家の鍋は宅配で白菜が届く間なのだが、それが時折だが4月になっても箱の中に入っていて……“しかたないなあ”とか呟きながらキムチチゲにしたり豆乳鍋にしてみたりと未練たらしく楽しむのであるよ。

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過話§備忘録的な何か~2020年3月12日付~ [備忘録]

2月28日……一か月ごとと定期的に来てくれる古紙回収業者が、この日やって来た。2日前にお知らせがあって、朝方に階段下まで古新聞を下ろしておけば、午前中には回収してしかるべくトイレットペーパーとかティッシュを置いていってくれるのだ。

もちろんこの日も待ち構えていて、束ねた古新聞一抱え半ほどを下ろした。昼前に下りていったら、3巻のトイレットペーパーが置かれていた。

うーん……いつもだったら4巻くらいの量ではあるまいかと思ったが、時節柄品不足ということも考えられそうではあるが、そこは想像の域を出ない。

古紙回収業者からのトイレットペーパーは、使っている市販製品の半分ほどしかなく、一巻で夫婦二人が一週間ともってくれるわけではない。それでも市販トイレットペーパーの補完としては十分に役立ってくれているのだ。

しかも、先月の初めだったかに6巻パックを2つ買って、目下の我が家は、トイレットペーパーに不自由することはなく、おかしなトイレットペーパーパニック騒動に巻き込まれずに済んでくれるはず。

マスクもそうだったが、トイレットペーパーと合わせて、ごく稀にではあるが、こうして不可解な物不足に陥ることがなかったりすることがあって、だからといって自分がそんな予知能力を持ち合わせているわけではないことくらいは知っているつもりである。

3月2日……勝手に“標準木”と決めている我が家前の辛夷(コブシ)が開花した。

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ちなみに去年の開花は6日、一昨年は7日である。コロナウイルスの騒ぎで外出度が低くなっていて、籠っている我が家の窓から見下ろしたら咲いていたので泡を喰ってしまったのである。そうした状況から考えれば、桜の開花も数日から一週間は早まりそうだ。

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離話§コロナウイルスのパンデミック [コロナウイルス]

2月下旬から先週にかけては、外出らしい外出をほとんどしなかった。

ちょっと離れたところの食パン専門店に車で出かける以外は、徒歩3分ほどの日常使いのスーパーマーケットまでほぼ毎日買い出しに行ったのと、一回だけだが、やはり徒歩3分ほどの焼き鳥屋まで夕食がてら外呑みをしたくらいで、都心に行ったのは2月21日が最後である。

現役から外れたおかげもあって、だらだらとした蟄居生活を送っているが、これが現役であったら毎日毎日を不特定多数の人間が闊歩する都心へ仕事に出かけなくてはならなかった。

去年だったか、何を考えたか記憶にないのだが、ドラッグストアでマスクの大箱入りを買ってしまってどうしようかと思ったのである。でまあ、年が明けてのコロナウイルス騒ぎで、1月から2月にかけての外出時にはマスクを持参&着用するようになったが、幸いにも余裕の在庫のおかげでマスク騒動には巻き込まれずに済みそうだ。

というわけで、このままあと数日は、自宅とその周辺で過ごす日々が続き、直近の都心へのお出かけは週明けの予定であるが……。

そして昨日、WHO(世界保健機関)はコロナウイルスによる新型肺炎の蔓延を“パンデミック”と表明した。

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約話§数時間とか、数人とか、数本・・・・・・ [日常]

誰だったかのエッセーを読んだ。子どもから「数時間て何時間?」とかいう質問をされて“2、3時間かなあ”と答えた……そんな話だった。

読みながら、うーん……微妙に違うなあと思ったのは、自分が覚えていたのは、数時間とは5、6時間ということで、それが沁みついていての違和感を思えたのだ。

同様に数人だったら5、6人で、数本なら5、6本となるだろう。だから、数時間を2、3時間とするのは、いかにも少な過ぎるように感じてしまう。

もちろん感じ方だから、人それぞれで違うことについては問題だとは思わない。だが、そこで相互の認識のズレが生じてしまうことに関しては、困ることがありそうだ。

というわけで、辞書を開いてみたところ……おおむね2、3時間、もしくは5、6時間程度を漠然と指す表現……とあって、どちらも正しいようではあるけれど、ちょっとさすがに曖昧に過ぎて、いかがなものかと思うのだが。

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禍話§東日本大震災から9年~2011・3・11~ [地震]

2011年3月11日14時46分18秒に発生した東日本大震災の地震が東京を襲ったのは、およそ1分後のことだった。

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改めて、9年前の自分のツイートを辿ってみると「地震!」とつぶやいたのは、発生からおよそ1分半後とツイッターに記録されている。完成して数年ほどと新しい9階建てのビル最上階にいて、凄まじい横揺れが続いた直後のツイートだが、よくキーボードに向かって叩いたものだ。

そして20分後には大きめの余震が起きたことをツイート。その後首都圏の鉄道が徐々に運行中止したことなども細かくツイートしていた。

あまりに事態が大きすぎたからかどうか、当人の頭は冷静だったような記憶だが、そうではなくて軽い思考停止状態に陥っていたと考えるのが正しいような気がする。

鉄道が運行中止したことで考えたのは、当然ながら自分は帰宅できだろうかということだが、地震の規模、そして被害がわかるにつれ、状況はどんどん深刻なものになっていった。

そうした時に考えるのは我が身と同居人の安否で、同居人とは連絡が取れて無事が確認できた。そうなればあわててもしかたがないと腰を据えるしかない。

鉄道が運行をやめた直後から、徒歩で都心から帰宅を始める人たちが増えていたけれど、我が家まで30km以上の道のりで、徒歩10時間はかかるに決まっているのだから、夕方から歩き始めようものなら、到着は日付が変わってからになってしまうのは必定である。

ゆえに徒歩帰宅は諦めて夕食を食べるべく、歩いて帰宅する人たちの流れに抗ってランチョンに行ってみたりしたが、会社で時間をつぶしているうち、22時過ぎに都営新宿線と京王線が運行を再開すると知り、神保町駅のホームに行ったら、すぐに電車がやって来たのだった。

そうして徐行と停止を繰り返した、およそ2時間後に最寄駅に着き、停留所で待っていたバスに乗って自宅に帰り着いたのだ。

以上、同内容のエントリーを毎年書いているのは、2011年3月11日をいつまでも記憶に留めおくためである。

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吟話§一日一句~おずおずと姿を~ [俳句]

季語は・・・蜥蜴穴を出る

寝惚けてか きょろきょろ蜥蜴 穴を出る

【去年の今日】週話§日曜諸相~春めいて~
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