連話§ワタシの酒肴[146]にんにくマジック [酒肴]
[承前]
子どもの頃、父親ににんにくを生噛りさせられたことがあった。それからしばらくは、にんにくが苦手で遠ざかっていたが、大学に入るあたりから、苦にならなくなった。
たぶん、スライスにんにくがふんだんに入ったスパゲッティ・ペペロンチーノを食べたのがきっかけではなかったか。
何かというとにんにくを使う我が家である。例えば豚の生姜焼きにも、にんにくのスライスをトッピングしたり、何でもござれなのだ。
焼肉屋に行けば、丸ごとにんにくのホイル焼きとか胡麻油焼き、焼き鳥屋であれば、串に刺した丸ごとにんにくが、いい酒の肴になってくれる。
強い成分を含有しているにんにくは、大学に通っていて風邪を引いた時などおろしにんにくとおろし生姜、それに刻み葱を入れた味噌汁を飲んで睡眠を十分にとって治したこともあった。
これで臭いさえなければと思いながら、それでも思わず食べてしまうのが、にんにくなのである。
[続く]
《酒肴のトピックス一覧》
子どもの頃、父親ににんにくを生噛りさせられたことがあった。それからしばらくは、にんにくが苦手で遠ざかっていたが、大学に入るあたりから、苦にならなくなった。
たぶん、スライスにんにくがふんだんに入ったスパゲッティ・ペペロンチーノを食べたのがきっかけではなかったか。
何かというとにんにくを使う我が家である。例えば豚の生姜焼きにも、にんにくのスライスをトッピングしたり、何でもござれなのだ。
焼肉屋に行けば、丸ごとにんにくのホイル焼きとか胡麻油焼き、焼き鳥屋であれば、串に刺した丸ごとにんにくが、いい酒の肴になってくれる。
強い成分を含有しているにんにくは、大学に通っていて風邪を引いた時などおろしにんにくとおろし生姜、それに刻み葱を入れた味噌汁を飲んで睡眠を十分にとって治したこともあった。
これで臭いさえなければと思いながら、それでも思わず食べてしまうのが、にんにくなのである。
[続く]
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芝話§自分なりのラグビー観戦 [ラグビー]
ラグビー観戦歴はだらだらと長い……ゲームを初めて観たのは1975年のことだったから、もう45年になる。
ルールはざっと把握しているつもりだが、さすがに密集の中で何が起きているのかと、ポジションごとの選手が為すべき仕事がどんなものかまで熟知しているわけではない。
でまあ、主に秩父宮でトップリーグの試合を年に2回か3回出かけている。最近はもっぱら、メインスタンド自由席の上方がお気に入りの観戦場所だが以前はバックスタンド最前列に陣取って観ていたこともあるが、次第次第に高見の俯瞰というのが好みだということに気がついた。
去年のラグビワールドカップ日本大会は、横浜国際総合競技場と東京スタジアムで観戦したのだが、座席はその日その日まちまちで、観やすい日もあれば、ちょっとこれはという日もあった。
最初の写真は、東京スタジアムのイングランド対アルゼンチン戦で、1階席7列目くらい。近いといってもピッチは陸上トラックで囲まれているから、視線は限りなく水平に近くなって全体を把握することができず、ストレスが溜まってしまう。
それに比べて、2枚目の写真の東京スタジアム準々決勝の日本対南アフリカの時は2階席最前列でピッチ全体が俯瞰でき、まさに“高みの見物”なのである。
もちろんゴール裏は、こちら側でプレイしてトライしてもらえれば、迫力は満点。だが、ファーサイドでゲームが進行すると他人事の別世界なのだ。
メインスタンドど真ん中で観戦するのは贅沢だが、これがまたどちらのゴールも遠くて、個人的にはお勧めしようとは思わない。
《ラグビーのトピックス一覧》
ルールはざっと把握しているつもりだが、さすがに密集の中で何が起きているのかと、ポジションごとの選手が為すべき仕事がどんなものかまで熟知しているわけではない。
でまあ、主に秩父宮でトップリーグの試合を年に2回か3回出かけている。最近はもっぱら、メインスタンド自由席の上方がお気に入りの観戦場所だが以前はバックスタンド最前列に陣取って観ていたこともあるが、次第次第に高見の俯瞰というのが好みだということに気がついた。
去年のラグビワールドカップ日本大会は、横浜国際総合競技場と東京スタジアムで観戦したのだが、座席はその日その日まちまちで、観やすい日もあれば、ちょっとこれはという日もあった。
最初の写真は、東京スタジアムのイングランド対アルゼンチン戦で、1階席7列目くらい。近いといってもピッチは陸上トラックで囲まれているから、視線は限りなく水平に近くなって全体を把握することができず、ストレスが溜まってしまう。
それに比べて、2枚目の写真の東京スタジアム準々決勝の日本対南アフリカの時は2階席最前列でピッチ全体が俯瞰でき、まさに“高みの見物”なのである。
もちろんゴール裏は、こちら側でプレイしてトライしてもらえれば、迫力は満点。だが、ファーサイドでゲームが進行すると他人事の別世界なのだ。
メインスタンドど真ん中で観戦するのは贅沢だが、これがまたどちらのゴールも遠くて、個人的にはお勧めしようとは思わない。
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