顧話§今日の歴史~雨天中止なし~ [歴史]
1988年3月18日、日本初のドーム型球場「東京ドーム」のこけら落とし。
東京ドームには4回行っている。プロ野球を2回――日ハム対西武、巨人対広島――と、ローリングストーンズと米米CLUBのライブコンサートである。
野球を観ての感想は“野球盤ゲームみたい”というものだが、高いところから観戦していると、どうしてもそんな感じに見えてしまったのだ。それほど上等な席に座らなかったのからかどうか、シートの一つ一つが小さく、座席前後の間隔も狭くて、人が前を通るのにいちいち立たなくてはならなかったのだ。
ローリングストーンズの時は、ドーム独特のアコースティックのおかげで、終演後の何日か耳鳴りがとまらなかった。大型スピーカーからの大音響が、ドームの中でいつまでも消えずに残るような感じがしたが、それが聴覚を傷めることになってしまった。
それで、米米CLUBの時は用心して耳栓(イヤーウィスパー)を装着して臨んでみたら、何事もなく終わったのだが、この時は米米CLUBのメインボーカルの石井竜也がアコースティックに慣れなかったらしく、何度か歌い間違いしていたのである。イヤホンでモニターはしていたはずなのだが……ドームのアコースティックは難しそうだ。
《歴史のトピックス一覧》
東京ドームには4回行っている。プロ野球を2回――日ハム対西武、巨人対広島――と、ローリングストーンズと米米CLUBのライブコンサートである。
野球を観ての感想は“野球盤ゲームみたい”というものだが、高いところから観戦していると、どうしてもそんな感じに見えてしまったのだ。それほど上等な席に座らなかったのからかどうか、シートの一つ一つが小さく、座席前後の間隔も狭くて、人が前を通るのにいちいち立たなくてはならなかったのだ。
ローリングストーンズの時は、ドーム独特のアコースティックのおかげで、終演後の何日か耳鳴りがとまらなかった。大型スピーカーからの大音響が、ドームの中でいつまでも消えずに残るような感じがしたが、それが聴覚を傷めることになってしまった。
それで、米米CLUBの時は用心して耳栓(イヤーウィスパー)を装着して臨んでみたら、何事もなく終わったのだが、この時は米米CLUBのメインボーカルの石井竜也がアコースティックに慣れなかったらしく、何度か歌い間違いしていたのである。イヤホンでモニターはしていたはずなのだが……ドームのアコースティックは難しそうだ。
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掴話§握手への一考察~両手握手はない~ [日本]
政治家の……おそらくは選挙運動中における握手のやり方が、日本における握手を非西洋化してしまったような気がしてならない。
候補者が有権者に向かって、両手で包み込むようなあの握手である。握手の本家本元の欧米において、握手は片手同士で行われていて、それが自然な形態であるのだ。もちろん両手で包み込んでいる場面もあるけれど、とにかく最初は片手同士で行われるものである。
だから日本では、政治家に始まってスポーツ選手などなどに至るまで、目にするほぼ全員が両手握手という不思議。
日本国内であったら黙認もしようが、少なくとも欧米人に向かっての“日本式握手”はやめたほうがいいと思う。あれをやられた欧米人は間違いなく奇妙なことと思うであろう。
2002年9月、当時の首相である小泉純一郎が北朝鮮を訪問して金正日と会った時は、普通に片手だけで握手をしていた。普段の小泉純一郎は特に両手で握手することの多い政治家だが、北朝鮮訪問の時は心して片手握手を貫いたようだった。
普段の小泉は、欧米の首脳と会った時でも、頻繁に両手で包み込む握手をしてうて、これはもう選挙運動中の握手のやり方をそのまま踏襲していたと思われる。
まあ、昨今のコロナウイルス騒ぎのおかげで彼の国の人たちも握手をしないようになっているらしいが、そうでなくても、いかにも辺境の様式としか見えない両手握手はお勧めできるものではない。
《日本のトピックス一覧》
候補者が有権者に向かって、両手で包み込むようなあの握手である。握手の本家本元の欧米において、握手は片手同士で行われていて、それが自然な形態であるのだ。もちろん両手で包み込んでいる場面もあるけれど、とにかく最初は片手同士で行われるものである。
だから日本では、政治家に始まってスポーツ選手などなどに至るまで、目にするほぼ全員が両手握手という不思議。
日本国内であったら黙認もしようが、少なくとも欧米人に向かっての“日本式握手”はやめたほうがいいと思う。あれをやられた欧米人は間違いなく奇妙なことと思うであろう。
2002年9月、当時の首相である小泉純一郎が北朝鮮を訪問して金正日と会った時は、普通に片手だけで握手をしていた。普段の小泉純一郎は特に両手で握手することの多い政治家だが、北朝鮮訪問の時は心して片手握手を貫いたようだった。
普段の小泉は、欧米の首脳と会った時でも、頻繁に両手で包み込む握手をしてうて、これはもう選挙運動中の握手のやり方をそのまま踏襲していたと思われる。
まあ、昨今のコロナウイルス騒ぎのおかげで彼の国の人たちも握手をしないようになっているらしいが、そうでなくても、いかにも辺境の様式としか見えない両手握手はお勧めできるものではない。
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