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吟話§一日一句~コロナウイルス未終息~ [俳句]

季語は・・・弥生尽

先行きの 見えぬ世間や 弥生尽

【去年の今日】週話§日曜諸相~瓶詰の末路~
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悼話§志村けんさん(コメディアン) [追悼]

著名人だからといってコロナウイルスの災禍からは逃れることはできない。

荒井注脱退の後を引き継いでドリフターズに参加、様々なギャグを連発して一躍テレビの寵児となったことは鮮やかな記憶として残っている。まだまだ活躍できる年齢だったのに、何とも残念なことだとしか言えない。享年七十

合掌

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愉話§呑藝春秋[67]カウンター好き [酒]

[承前]

居酒屋などに出向いて酒食を楽しむ時、それが独り呑みでも、夫婦二人でもカウンターがあれば嬉々としてカウンターに座るのだ……カウンター好きである。

一人でテーブル席に座るなどとは二人席だったらまだしも、四人テーブルなどとは、とでもじゃないが居心地が悪くてならず、当然のようにカウンターを選ぶ。

夫婦二人の時もテーブルに向かい合ってというのは、何というかどうも距離感が悪く、隣り合って並んで座るほうが、はるかに居心地がいいのである。

そういえばと気がつくことに、ドイツやオーストリアで食事に入る店には、カウンター席を見かけないのだ。たまたま、我々がカウンター席のない店に行っているのかも知れないが、ドイツあたりでカウンター席に座って食事したというのは一回か二回……そんな程度だったような。

それにカウンター席は意外と広くて、呑み物の入ったグラスや料理類などもストレスなく置けるように思うのだ。ちなみに一番始末が悪いのは二人用のテーブルで、ちょっと大きな皿でもあろうものだったら、並べるのが窮屈になって、一皿とか二皿とか片付けないと収拾がつかないことが起きるのだ。
                               [続く]

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吟話§一日一句~味も匂いも微かでしか~ [俳句]

季語は・・・利休忌

利休忌や 出涸らしを喫む 午後浅し

【去年の今日】週話§土曜諸相~外食度低く~
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転話§雷乃発声~七十二候~春分 [七十二候]

春分の末候“雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)”である。

いよいよ3月も終わり。あまりにもフットワークの重い春先なのであった。毎日が日曜日の人間にしてみれば、不要不急の外出などほとんどないから、無理するとかでもなく自宅に引き籠ってしまっても、困ることはないのだ。

ただし、そういう世間の事情を鑑みて、ほんのちょっとだけだが、外食度を上げることで経済貢献をしようと考える程度である。

そんな平日の早い夕方に暖簾をくぐる居酒屋も、開店早々ということもあるが、お客さんは我々夫婦と、もう一組か二組くらいで“濃厚接触”とは無関係にのんびりとビールを呑み呑み串焼きを楽しむのだ。

というわけで当分の間だが、自宅近くの焼き鳥屋通いは隔週月2回くらいを目標に励行しようと考えている。

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操話§運転免許証返納のタイミングの件 [私事]

普通自動車運転免許を取得したのは1984年のことだから、もう36年になる。

六十代も半ばとなり、車の運転に別れを告げるタイミングをいつにするのか考えなくてはならない時期が近づいてきたように思うのだ。そう考えながら徐々に、思い切りよく手離す決断ができるのではないかと考えているのだ。

免許を取って車を運転し始めた頃は、年間1万km以上を走っていた。いったいどれだけ走っていたのかと思うくらい、おそらく週末は走り回っていたのではなかったかと思われる。

それがもう20年このかた、走行距離が激減していて、2013年に買い替えて今も乗っているやつは、今だ1万kmに達していない。年間1000kmがせいぜいになってしまった。

このところの車の役割といえば、月一くらいの頻度で我が家から5kmほどのところにあるショッピングセンターで買い物をしたり、年に一回程度だが、都心で行われる終演時間の遅い演奏会の時に往復するとか、このところ再開した尾瀬行で往復400kmほどのドライブをするが、そんなものである。

むしろ海外旅行をした時にレンタカーを借りて走るのだが、その時は10日間で2000kmほどを走破して、むしろ左ハンドル&右側通行に習熟しているくらいというのが何ともはやなのだが。

というわけで個人的には、あと10年ほどで車の運転と手を切るのではないかと、そんな目安を持っているのだ。

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吟話§一日一句~天気予報どおり~ [俳句]

季語は・・・山笑う

通り雨 過ぎて微かに 山笑う

【去年の今日】呆話§キラキラネームの破壊力
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週話§日曜恬淡~三島由紀夫について~ [日本]

『三島由紀夫を巡る旅』という本を読んだ……先々週のことである。三島の小説は10作も読んでいないとは思うが、彼の持っていた思想とは別に、時折気になる存在として現れてくるのである。

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毎日新聞記者だった徳岡孝雄と日本文学研究家のドナルド・キーンが“悼友紀行”と銘打ち、三島を辿って、奈良から始まる西日本の旅をした時の文章をまとめたのだった。

ようよう読了して感じたのは、二人の旅人が持つ知性の奥深さで、そうした会話の中で、三島由紀夫という矛盾だらけの存在が、生き生きと浮き彫りにされるのだ。

そんな知性に比べるべくもないが、読み進めながら思ったことは“少しでも歌舞伎に親しんでいてよかった”というもので、それがなかったら、中身の三分の一以上は文章の上っ面を読んで通り過ぎていたのは間違いない。

読み終わって、とりあえず何がしかは身についてくれたのではと思われる。

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吟話§一日一句~思いがけず唐突に~ [俳句]

季語は・・・山桜

道を違え ゆくりなくして 山桜

【去年の今日】愚話§政治家の言葉の軽薄さ
タグ: 山桜 俳句
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週話§土曜恬淡~あっという間に三月終了~ [日常]

コロナウイルス騒ぎで、家で引き籠りしていた日々ばかりの弥生三月が終わろうとしている。そうして国内でも、外出自粛の波が一気に広がってきた。

この一か月、電車を使って都心へとおもむいたのは、数回にも満たない……だが、3月半ばに東京の桜が開花をし、人間社会の騒ぎとは何の関係なく季節は確実に進んでいくのだ。

いずれ、どこかの時点でコロナウイルスも終息へと向かっていくだろうが、現時点ではそれがはっきりとした道筋として見えてくることはない。我々夫婦が想像する以上に、現役世代と彼らが動かしている日常社会の混乱と疲弊については憂慮している。

正常の日々が少しでも早く戻って来てほしいと、切なる願いなのだ。

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吟話§一日一句~賑わう寄席の勢い~ [俳句]

季語は・・・春霰(あられ)

春霰 神田伯山 真を打ち

【去年の今日】放話§自国第一主義の危うさ
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懐話§昭和四十年代~トイレットペーパー~ [昭和]

[承前]

予備校へと通うべく東京に出てきて半年、オイルショックをきっかけとした“トイレットペーパー騒動”が日本各地で発生した。昭和四十年代の終わり1973年のことである。

石油とトイレットペーパーには何の関連もないのに、大阪のとあるスーパーマーケットのチラシに書かれた“(激安の販売によって)紙がなくなる!”という一文が報道されたことで、騒動の火種となったのだという。

騒ぎが起きた当時、下宿のトイレは水洗だったが、トイレットペーパーではなくいわゆる“ちり紙”を落とし紙として使っていて、それであるがゆえかどうかはわからないが、騒ぎに巻き込まれたという記憶はない。

今回の……訳のまったくわからないトイレットペーパー騒ぎも同様なのだが――なぜかうまいことやり過ごすことができているのだが――テレビの報道などで騒ぎを見ていても、どこか他人事のような感じがして終わってしまうのだ。

だから1973年の騒ぎの時も、どこか対岸の火事のように眺めていて、何とかなるんじゃないかくらいに考えていた節がある。要するに前回も今回も、何の関連付けにもならない事象を、マスコミが取り上げたことで、その瞬間に騒動が始まってしまったのである。
                               [続く]

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過話§備忘録的な何か~2020年3月27日付~ [備忘録]

3月14日……白い辛夷に白い雪の午後となった。朝方8度台だった外気温は徐々に下がり始め、夕方近くには0度台まで下がったことで、我が家周辺はみぞれから真っ白な雪に変わったのだ。

↓白い辛夷に白い雪
yuki.jpg

同じ日に気象庁が、東京靖国神社境内の桜の標準木が開花したと発表……観測史上最速の開花である。予想どおりの開花とはなったが、雪が降るような気温だったから、一日か二日は遅れるのではと思っていた。

寒の戻りの雨は夕方遅くまで降り続けて、気温も順調に下がったおかげで、この日の晩飯は迷うことなくあっさり“鍋”と決め、白いものが舞い落ちる中をスーパーマーケットまで買い出しに行ったのである。

そんな、3月半ばの寒い日を備忘録としてまとめてみたが、それからおよそ2週間が過ぎ、早くも桜の季節が終わりを迎えようとしているではないか。

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吟話§一日一句~夕方帰宅して~ [俳句]

季語は・・・春雷

帰りつけば 西の方より 春の雷

【去年の今日】愉話§呑藝春秋[58]焼酎お湯割りソーダ割り
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顧話§今日の歴史~まとまらないのはなぜ?~ [歴史]

1981年3月26日、イギリスで労働党が分裂し社会民主党が発足。

こうした類の政党に所属したり支持したりする人たちは、ある意味まじめではあるけれど、融通が利かないことしばしばである。何かを行おうとする時フルオーダーメイドのスーツのように、自分にぴったり誂えられていないとその時点で不満を漏らしたり反対を表明したりしがちなのだ。

だから離合集散が絶えず、対立政党を利することになってしまう。その点、アメリカの共和党だったりイギリスの保守党や日本の何ちゃら党は、多少の齟齬があったりしても、なぜかわからぬがまとまりを見せてしまう。

最後まで“こうじゃなくちゃ認めない!”みたいな、自己主張ばかりが大切なる行き方貫くばかりで、いつまでも角を突き合わせていても、議論は進んではくれない。己の原理原則に囚われ過ぎることで、失ってしまったものが山ほどありはしないか……どちらかといえば、落としどころを探してみようと考えるタイプの人間としては、毎度同じものゴタゴタを何だかなと苦々しく、そしてもどかしく感じるのである。

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埋話§墓についてである [私事]

時折、かつて常駐していたブログに書いたエントリーと似たような内容のものを敢えて書こうと思っている。そうすることで、このブログにも備忘録としての存在を持たせたいのだ。

実家のあった田舎町には、同じく祖父以来の墓がある。祖父は神奈川の西部からふらりと北関東の田舎町にやって来て、四十代のはじめに急逝したからそれ以前の先祖がどういうものなのか……まったくわからない。

というわけで、田舎の墓は父が建てた。父が死んだ後は、長男ということで墓を任された形になったが、年間の“使用料”を欠かさず払い込んでいるだけである。

父が死んで数年たった頃、都営霊園が募集していた墓地の中に“散骨”なる形態があると知り、同居人と相談の上で応募することにした。応募初年度の倍率はけっこうなもので、当然ながら落選。二年目も落選したが、翌年にはめでたく当選して、我々の終の棲家が決まった。

使用料は10万円でたっぷりとお釣りがあり、その後の年間使用料といったものは不要で、散骨して土に還れば“はいおしまい!”なのである。

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田舎の墓は、遠からず何らかの処分――墓終いのような――をするつもりだが、まだ墓に入らず健在な親類がいるので、それを待たなくてはならない。

元より家族意識が希薄だったので、実家の墓に入るなどとは考えることもなく、何ともいいタイミングで後腐れのない人生の終着点を見つけたものだ。我が家からは、電車を乗り継いで一時間ちょっとというのが難点だが。

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吟話§一日一句~琵琶湖に吹く風疾風~ [俳句]

季語は・・・比良八講

株暴落 比良八講に 竦む首

【去年の今日】咲話§願はくは花のもとにて
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転話§桜始開~七十二候~春分 [七十二候]

春分の次候“桜始開(さくらはじめてひらく)”である。

一週間後は4月であるが、何とも盛り上がらない2月から3月を無為に過ごしてしまった……宮仕えの勤め人ではないから、自分の時間をいかようにでもできる。だが、ここまでの無駄遣いはさすがに記憶にない。

そしてなお、コロナウイルス騒ぎは続いていく。巷間「インフルエンザのほうが人は多く死んでいる」と言う人も少なからずいるが、インフルエンザには、予防接種があるし、タミフルやイナビルのような抗インフルエンザ薬が存在しているが、目下のところコロナウイルスには、予防接種もなければ、抗コロナウイルス薬も開発途上で、現時点で対策などはまったくないのだ。

人よりは楽観主義のほうだと思っていて、4月頃には収まる方向に向かって行ってくれるのではなどと考えてもいたが、さすがに要警戒が依然として続いていくのは間違いなさそうである。

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悩話§明日のブログは・・・・・・ [ブログ]

毎日、午前中の2時間ほどをブログのエントリー作成にあてている。早ければ一時間ほどで3本まとめられるが、集中が途切れたりすると2時間くらい必要になってしまう。

書き終わったところで、さて明日はどんなネタで書こうかと考えるのだが、すーっとテーマを思い浮かべられることもあれば、いくら頭を振っても何も出てこない時もある。

それゆえに、数日ごとに巡ってくる七十二候みたいな決まり物を仕込んであるのだ。それと、演奏会や歌舞伎の感想なども月に2回くらいは入るので、そういう時は気楽なのだ。

あとは、年に一度の旅行や尾瀬行した時などの旅行記をまとめる間は、他に一つだけエントリーを考えればいいので、およそ一か月近くは、エントリーのネタ探しに頭を巡らさせる必要はない。ただし連日連載することで、連載終了直後はあれやこれやと思い浮かばずで、悩まされることも少なくない。

俳句はまあ、ブログを綴る別部分の頭の要素を使っているような気もして、これはもう違う領域のエントリーだとは思っている。

しつこく繰り返すが、自分にとってブログを書く行為だが、いささかなりと緩んでいる脳みそをかき回して刺激するという意味合いが大きいのだ。なお明日何を書くか、現時点では決まっていない。

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吟話§一日一句~帰り道に見上げてると~ [俳句]

季語は・・・春北風

春北風 金星ぽつり 雲の隙

【去年の今日】週話§日曜諸相~我が街の桜~
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理話§言葉がなければだめだめじゃん [サッカー]

Jリーグでブイブイと鳴らした才能あるサッカー選手が、大志を抱きながらイギリスのプレミア、スペインのリーガ、イタリアのセリエAのチームと契約することなど珍しくもなくなった。

だが、志半ば……本来の実力を発揮できないままに日本に戻ってきてしまうケースも少なくはない。

実力はあるのになぜ?……で、すぐに思いあたるのは“言葉の問題”ではなかろうかということである。自他ともに認める能力を持ちながら、間違いなく、言葉によるコミュニケーションができずに埋もれてしまうのであろう。

何か語るべき言葉を持たないまま、他の10人のメンバーとピッチに立っても“彼”が何を考えているのか、誰もわからないままではないか。誰がそんな人間にボールを回すものか。

誰が考えても、海外に行ってプレイする時に語るべき言葉を持たなければということは当然中の当然な必須条件である。せめて最低限は、所属リーグの国の簡単な言葉くらいは覚えていってほしいのだが。

そんな中にあって、称賛されるべきはブンデスリーガのフランクフルトに所属している長谷部誠で、2008年にヴォルフルブルクでブンデスのキャリアをスタートして以来、12年に亘って中心メンバーであり続け、あまつさえフランクフルトではキャプテンを任されるまでになった。

そんな長谷部は、きちんとドイツ語を話し、通訳なしでインタビューをこなしていることは、サッカー好きなら誰もがわかっていることなのだ。

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徹話§夜行列車に乗って~大垣編~ [鉄道]

昨日の尾瀬号話から引き続いいての夜行列車話である。

貧乏大学生時代に、東京駅発大垣行の夜行列車に乗って2回京都に行った。発時刻はその時々で変わっているが、自分の頃は確か23時35分だったような記憶である。

平日に乗車すると、残業したサラリーマンが大量に乗り込んできて、かなりごった返すが、川崎、横浜、藤沢と進むにつれてどんどん降りていって、神奈川県を抜ければ貧乏旅行者専用列車となってしまうのだ。

神奈川県内までは各駅停車だったのが、小田原を過ぎると、熱海や三島、沼津、富士、静岡と快速仕様に変わるが、それも浜松あたりからは各駅停車で走っていくのだった。

岐阜県は大垣に到着するのは確か7時12分。数分後には西明石行きの各駅停車に接続して、京都着が9時過ぎである。

だが、2回乗ったうちの最初の大垣行きは20分くらい遅れてしまって、接続できず、一時間ほど遅れて京都に到着したのだった。

それにしても、当時は青春18きっぷなんてものもなく、普通運賃で往復するには、こうした列車を利用するしかなかった。おまけに、電車の座席で寝るなどということがまるでできず、起きたまま夜明かしして京都に着いて歩き回るという……今だったら想像もできないタフさだったのである。ちなみに西明石行き各停に接続できて、京都駅に着いたその足で向かったのは、三条堺町のイノダコーヒ本店である。

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吟話§一日一句~燃え残りが数本~ [俳句]

季語は・・・彼岸

線香は 焚き跡ままに 彼岸過ぐ

【去年の今日】週話§土曜諸相~3月もあっという間に~
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困話§三月弥生もあと一週間 [日常]

コロナウイルス騒ぎも既に2か月が過ぎ、状況が落ち着いたとは思えない。

それでも時は過ぎ、季節は移り、何ともストレスの多かった三月が間もなく終わりを迎える。

世界のほとんどの国や地域で、主要な機能が麻痺状態になってしまい、特に経済面における影響は小さからぬものがあり、今は何とか過ごしていられる我々だが、様々な形でそうした影響を受けるのは間違いないだろう。

この一か月というもの、都心に行くことは実に少なかった。用事もないのにわざわざ出向くことはなく、そうまでして人込みの中に行く必要などない。

そういうわけだから、月々の小遣いも使うことがない……ということは、経済活動の停滞を助長している一人になりかねず。であるからして、それならばと、一か月に一度と考えていた、歩いてすぐのところにある気軽な焼き鳥屋に行く頻度を隔週にしてみた。そうして、せめてはささやかながらの経済貢献と考えている今日この頃である。

そうして4月には、事態が落ち着く方向に向かってくれていればありがたいのだけれど、何せ相手は眼に見えない厄介な微小体だから始末が悪いのだ。

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徹話§夜行列車に乗って~尾瀬編~ [尾瀬]

昔々、金欠だった大学生の頃は遠出するのに夜行列車をしばしば利用した。

まずは尾瀬に行くのに、上野から沼田まで当時の国鉄の夜行を使っていたのだ。急行尾瀬号と銘打たれていて、最盛期の金曜と土曜の深夜には、4本が運行していて、どの列車も満員で、通路に新聞紙を敷いて寝転ぶ人もいたくらいである。

そして沼田駅に到着すると、駅前から登山口に向けて発車する深夜バスを目がけて足早に改札口へと向かうのだった。

調べてみると、上野から沼田まで2時間半くらいで走っていたとわかったが若かったせいかものすごく時間がかかったように感じていて、4時間くらい乗っていたように思い込んでいたのである。

沼田駅からのバスは途中の片品村鎌田で乗り換えがあり、登山口の大清水と富士見下に向かうのだ。沼田から大清水までが、おおよそ2時間くらいで、夜が明けかかる頃合いでバスが到着し、身支度をして歩き始めていたのだ。

列車の中では眠れるなんてことはできず、バスに乗っても起きたまま。それで山道を歩いていたのだから……若さってすばらしい。

水芭蕉で山小屋が混雑しまくる、5月下旬から6月一杯の週末4回ほどを、尾瀬号とバスを乗り継いで小屋の手伝いに入っていたのだ。これをすると、交通費とは別に一万円のバイト代がもらえ、それはもうありがたき臨時収入になってくれたのである。

さて、尾瀬の夜行列車以外にもう一つ、東京駅から大垣行きの夜行に乗って京都に行ったという話は、項を改めて別の機会に。

《尾瀬のトピックス一覧》
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吟話§一日一句~男はつらいよ~ [俳句]

季語は・・・山笑ふ

寅さんは 東へ西へ 山笑ふ

【去年の今日】頭話§おじぎハンコの愚
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週話§日曜恬淡~株のこととか投資とか~ [日本]

経済音痴である。株のことなど一向にわからない。わからないから手を出すこともない……それゆえに、損もしなければ、得することもない。

一度だけ、30年以上利用し続けている電鉄会社の株でも買ってみようかとか考えたことがあった。投資とかそういうことではなくて、株主優待に与ろうというつもりだったが、結局は実行に移すことはなかった。

かつて、5年物くらいの定期預金には年5%くらいの利子が付いてくれて、百万円でも預ければ、ささやかな小遣いくらいの額にはなってくれていたはずが、今や百円にも満たないような雀の涙しか入ってはこない。これでは、他銀行への振込手数料にもならない。

さりとて、博打としか思えない株式投資に、なけなしの蓄えを振り向けるなどと、そんな怖ろしいことなどできるはずもなく、この先も何とかかんとかやり繰りして、老い先を生きていくしかなさそうな御時勢である。

《日本のトピックス一覧》
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吟話§一日一句~ちょっとお尋ねします~ [俳句]

季語は・・・春の雲

道案内 その先を右 春の雲

【去年の今日】地話§丸ノ内線新車両に遭遇!
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週話§土曜恬淡~冬はブラームス~ [クラシック]

秋から冬にかけて聴く頻度が高まるのは、ブラームスが作曲したいくつかの音楽である。

まずもって晩秋といえば、クラリネット五重奏曲にとどめを刺してしまう。まさに、これぞセンチメンタルという……これ以上のセンチメンタルがあるなら持って来い!と言いたくなるほどに、ある意味では“救い難い”とすら言えてしまうレベルであろう。

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この曲を、春先から夏にかけて聴こうとはゆめゆめ思わない。目に見える気候と、耳に入ってくる音楽が乖離しまくって、居心地の悪いことはなはだしいものがある。だからブラームスの音楽は秋から冬なのだ。

あまつさえ交響曲第4番の第4楽章に至っては、聴いていて凍えそうになってしまう。北ヨーロッパの荒野に薄く積もった雪が凍り付いて、その上を北海からの強い風が吹き抜けていく、そんな殺伐とした光景が眼前に広がっていくようである。

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3月になると春近しで、さすがに4番のような交響曲を聴く気にはならず、手に取るCDは、冬の名残りから春へと向かう2番あたりと変わっていく。

《クラシックのトピックス一覧》
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