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繋話§前橋と高崎~例えば拮抗する二都市~ [日本]

いくつかの県の中に、2つの都市が競合して張り合っているというところがある。例えば長野県長野市と松本市、今は合併してさいたま市となったが、かつての埼玉県浦和市と大宮市といったあたり。

中でも最初に挙げた長野市と松本市の犬猿の仲ぶりは他県の我々にまで轟いてきて、何をそこまで張り合わずともと思ってしまわなくもない。それにしても浦和と大宮が“恩讐を越えて”合併したのには腰を抜かした。いかなる計算がそれぞれに働いたものか。

そうして我がグンマー!では群馬県前橋市と高崎市が犬猿の仲、もといライバル関係にある。簡単に説明しておくと、県庁所在地は前橋市にあり、高崎は商業都市として発展してきた。そのあたりは、かつての浦和&大宮と似たところがあって、どちらも県庁所在地ながら、浦和にも前橋にも新幹線は停車しない。

大宮は東北新幹線と上越新幹線が分岐する駅だし、高崎は上毛かるたで“関東と信越つなぐ高崎市”とあるように、今は上越新幹線と信越新幹線の接続駅でもあるし、在来線も数多く高崎を始点、終点とされている。

高崎と大宮はそうした交通の要衝ということを誇りにしている一方、前橋と浦和は県庁所在地という県政の中心地を誇ってきたのだ。

そんな2大都市の“争い”を眼にしつつ、3番手は特に何をするわけでもなく泰然としていたのだが、気がついたら5番手都市まで落ちてしまっていたというのもいとをかし。

さて、そうは言いながら羨ましかったことがあって、それは前橋高校と高崎高校という県一二を争う進学校の雄が毎年“前高高高定期戦”を行っていることで、こうしたところから、いやでも対抗意識が芽生えるのだろうなとは電車で一時間ほどの、当時三番手だった高校の我が身は思っていたことだ。

《日本のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~相手求めて~ [俳句]

季語は・・・短夜(みじかよ)

短夜や 鹿啼き交わす 拠水林

【去年の今日】週話§日曜有閑~枝豆の候~
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布話§ドライブの時の音楽 [クラシック]

運転している身にしてみれば、何か音楽を集中して聴くなどということなどほとんどない。単に何か流れていて耳を通過していけばそれだけでいい。

同居人が助手席に座る時は、まず同居人が聴きたいCDを持ってきてもらってそれを流していればいいのだが、年に一度か二度、一人でロングドライブする時の音楽選びに関しては悩ましいものがある。

30分くらいで終わってしまうCDを、延々と何度もリプレイするのも間抜けな話で、だからといってワーグナーのような3枚や4枚の組み物だったりすると、今度はいちいち入れ替えるのが面倒……というよりは運転中に入れ替えなど危なくてできない。

というわけで、一枚で録音時間一時間以上の演奏を選ぶとどうなるかというと、ブルックナーとかマーラーとか……ブルックナーとかマーラーといった選択肢になってしまう。

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そうして、先月の尾瀬行往復で聴いたのがブルックナー交響曲第5番……どうせ、右の耳から左の耳に抜けていくから何でもいいのだが、せっかくだから普段馴染みのない音楽を聴いてやろうと思ったのだが、これが選択肢としてどうだったかというと、意外と悩ましいところがあった。

つまり、ダイナミックレンジが広すぎるのだ。高速道路を走っている時に、ピアニッシモなどはほとんど聴こえず、それを聴こうとボリュームを上げようものなら、唐突に大音量が襲いかかってきて収拾がつかず、泡を喰ってしまうことになるのだ。

それゆえに、クラシックよりはロックとかポップスのほうが、音量の変化を気にせず聴くことができそうなのである。

《クラシックのトピックス一覧》
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快話§高速道路とドライブレコーダー [自動車]

この7月で丸10年乗ることになる、これが最後となりそうな我が愛車が、先月ようやく、走行1万4千kmを超えた。1984年の秋、一番最初に買った車は8年で8万km走ったのに比べれば、何という乗らなさ加減であろうか。

それでも、このところ毎年のように尾瀬の登山口まで車を走らせるので、それだけで往復ちょうど400kmは稼いでくれる。そうして一度給油すると600km以上は楽々と走ってくれる。あるいは20km/ℓというエコノミーさである。

高速を走っていても滅多にアクセルを踏み込んでの加速をすることは、まずやらない。走っていての経験則だが、おおよそ80km/h+30kmあたりでアクセルペダルを塩梅してやるのが効率的に走れるような気がしているのだが。

まあ、ターボ付き1200ccという小回りだけはよく利いてくれるやつだから、人生最後に選んだ車としては上々だったと思って、何の後悔もしていない。

さて、オプションでドライブレコーダーを取り付けたのも正解だった。今時どんなトンデモな輩が理屈も何もないような狼藉に及ぶことなど珍しくなどなく、それはもうありがたい御守りとしてありがたく使わせてもらっているが、同時に我が身の運転状況のチェックにも役立っているはもちろんだ!

《ドライブのトピックス一覧》
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愉話§一日一句~歩くこと躊躇って~ [俳句]

季語は・・・桜桃忌

上水は 猶も昏くて 桜桃忌

【去年の今日】週話§土曜有閑~ストレス~
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週話§日曜枯寂~本物の顧客サービスとは~ [海外旅行]

海外で旅行していて、それなりの頻度で利用しているあれやこれやから見返りとして新しいサービスのオファーを受けることは珍しくない。一番に顕著だったのが、毎年律義に利用し続けてきた、レンタカー会社からのアップグレードだった。

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あれこれ特典が増えていて、車種1カテゴリーがフリーでアップグレードしたり、提携ホテルが15%割引になったりと並んでいる中に、メジャーな空港のチェックインカウンターで、行列を飛び越しての優先チェックインしてくれるというものがあった……赤のアンダーラインのサービスがそれだ。

これは本当にありがたいサービスで、レンタカーのチェックインカウンターに並んだ人ならわかるだろうが、何をやっているのかと思うほど、一人一人の手続きに時間がかかっている。だから数人並んでいて、30分で自分の番が回ってくるのであれば御の字なのである。

そこにこういうサービスが付加されたカードが届いたのだ。年に一回でも、3年だったか連続して借りるだけで、そうしたサービスを受けることができるのは実にありがたい。

実際に、チェックインカウンターのところの順番待ちの紙をプリントアウトするところには優先用を発券するのがあって、その御利益は絶大なもので、たちどころに自分の順番が回ってきてくれちゃうのだ。

それ以外にも、ちょっとチケットを買ったくらいで、何年か情報誌を送ってくれるオペラハウスだったり、彼らは、必要とあればそうした出費を惜しむことはしない。

それで顧客を囲い込めるとわかっていて、我々利用者の側もそうした恩恵にあずかれるということなのである。

《海外旅行のトピックス一覧》

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愉話§一日一句~薄暗くなって~ [俳句]

季語は・・・梅雨闇

梅雨闇や 凛とシラサギ 立つ白さ

【去年の今日】接話§はじめての携帯電話
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週話§土曜枯寂~自己啓発何ちゃら?~ [日本]

世に、自己啓発何ちゃらというものがある。自己啓発セミナーと称して、おそらくは(想像しかできない)前向きな生活が送れるように導いてくれるものらしい(あくまで想像)。

だが、そんな中の多くが胡散臭い中身のようで、主催者の思い込みの激しさ強さによって洗脳されてしまうような人も少なくないと聞いた。中にはまじめなやつもありそうだが、これはもう、百害あって一利なしと考えるしかないようだ。

特に宗教絡みや投資絡みで身動きが取れなくなってしまうようなケースほど始末の悪いものはない。それこそ“人の弱みに付け込んで”甘言を弄して、あれこれ吸い上げてしまおうと目論む輩は掃いて捨てるほど存在している。

性格的に人に頼りがちな人もいるわけで、特にそうした人たちは、自己啓発に引っかかりやすく、一度はまった沼から這い出すのは難しいことだろう。はまり込まないために何が必要か……自己を確立させるしかないのだろうがそれができていれば、そもそも沼にはまることなどないわけで。

《日常のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~神保町の老舗~ [俳句]

季語は・・・ビール

定年の 日やランチョンの 生ビール

【去年の今日】呟話§一言つぶやき~円安狂騒曲~
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異話§梅子黄~七十二候~芒種 [七十二候]

芒種の末候“梅子黄(うめのみきばむ)”である。

祖母が達者だったこの時期、縁側で梅干しを作るのが年中行事だった。平らなざるに梅の実を広げて干し、あれこれ手間をかけて最後は甕に入れて一年分を保存するのだ。

残念ながらあの酸っぱさが耐えられず、祖母の梅干しを口にすることはなく終わってしまったが、梅干しと季節季節の糠漬けをせっせと作っていた祖母の様子は今でも映像としてくっきり残っている。

《七十二候のトピックス一覧》
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顧話§今日の歴史~鉄のカーテンを越えて~ [バレエ]

1961年6月16日、ソ連のダンサーであるルドルフ・ヌレエフが亡命。

厳しい監視の目をかいくぐって、ルドルフ・ヌレエフが西側に亡命したのはもう60年以上前のことになってしまった。

それがどれほどの監視であったのか……想像するだけで、実際にどのようにして亡命に成功したのか、後日彼をモデルにしたフランス映画で、その時の様子が描写されていた。それが事実に近いのであれば、ギリギリの一発勝負としか思えず、それが成功したがゆえに、ヌレエフは西側で広く知られることになったのである。

彼が踊るのを一度だけ観ている。1983年だったか、エトワールに指名されて昇進したシルヴィ・ギエムの相手役として『白鳥の湖』の王子だったが、残念ながら、そこに往年の面影を見ることはなく、10年後エイズに感染して、54歳で死去したのだ。

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邂話§尾瀬で出会う人たち [尾瀬]

山に登っている時、すれ違う人たちと挨拶を交わし合うということは、尾瀬に初めて入った時に覚えたことだった。そういえばオーストリア・アルプスの端っこで本当に軽い山歩きをした時にも“ハロー!”とか言い合ったのは当然のことだった。

山で人に出会うというのは、なかなかに楽しいことで、ごくごくたまにだが山小屋で知り合った人たちと仲良くなることがあるが、これは望外の楽しみと言えるだろう。

先月の尾瀬で同宿だったご夫婦は、ほぼ同い年であることと、近いところで生まれ育ったことがわかり、それはまたかなりちょっと得をした気分にさせてもらったのだ。

もちろん、そんな偶然などそうそう転がっているわけではなく、たまたま同じ共同体験をした同士ということもあって、会話が気安くはずむのだろう。

そうして翌日には、それぞれの写真を撮り合って、送るということも今時であれば、メイルに添付すれば、簡単に送ることができ、山旅の思い出もまた倍加してくれるということだ。

《尾瀬のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~一合三百円~ [俳句]

季語は・・・冷酒(ひやざけ)

ひと区切り ハッピーアワーは 冷酒を

【去年の今日】路話§旅先で道を尋ねられりしこと
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告話§ビッグイシュー457号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー457号は6月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。ニューロダイバーシティが表紙。

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スペシャルインタビュー リン=マニュエル・ミランダ

リレーインタビュー 永井玲衣(哲学者)

特集 ニューロダイバーシティ

あらゆる人にとって、社会が生きやすいものであってほしい。そう願う人は多いはず。

発達障害の子どもらを支援する中で、臨床心理士の村中直人さんは、子どもたちの困難を「障害」や「病理」と位置づけることに違和感が深まっていったといいます。そんな中で出合った「ニューロダイバーシティ」(脳多様性/神経多様性)という言葉。ニューロダイバーシティとは、自閉スペクトラム症、ADHD、学習障害などの発達障害を、それぞれの脳・神経系の差異や特性であるとし、生物学的なバリエーションの一つとして位置付ける考え方です。近年ではすべての人への人間理解の視点としても注目を集めています。

村中さんに、ニューロダイバーシティと支援の現場から見えることなどについて聞きました。ADHD当事者の小島慶子さん(エッセイスト)と、自閉スペクトラム症とADHD当事者の横道誠さん(京都府立大学准教授)には、自身の経験から考えていることなどを聞きました。

[国際記事]
米国「ローラーダービー」。滑る喜びを分かち合う

[国内記事]
ふくしまから 「通い帰還」。暮らしの再建は見通せず

[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
            再びアシモフ先生に学ぶ校正ロボット登場の功罪

コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
         自分から話しかけるのが苦手です☆バナナ・ドーナツ☆

池内了の市民科学メガネ
           時間栄養学のすすめ 薬の効き方も服用時間で違う

販売者に会いにゆく 『リツェウリツェ』ナタシャ・ボヤニッチ

監督インタビュー 『世界が引き裂かれる時』マリナ・エル・ゴルバチ監督
                              [その他]

《ビッグイシューのトピックス一覧》
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泉話§炭酸水・・・・・・ぐびぐび [水]

今年初め頃までは、泡盛の炭酸水割を呑んでいた。焼酎は糖質がないなどと御託を並べていたが、酒量を減らしたことで泡盛が我が家から姿を消した。

元々、泡々した炭酸水が好きで、海外旅行先でも好んで飲んでいるのだが、例えば、車を運転して演奏会に出かけた時の休憩時に、アルコール類は呑めないので、代わりに炭酸水を求めて飲んでいる。酒の代わりになるかどうかわからないが、ドライな刺激がありがたいといえばありがたい。

もちろん幕間のタイミングで、発泡ワインなりビールなりが呑めれば言うことはないけれど、もうずいぶん長いこと、車を運転しているので、そうしたことには慣れてしまったような気がする。

飛行機に乗っていて、キャビンアテンダント(CA)が飲み物は何かと聞かれた時“ガス入りの水”をと頼むが、日本人で炭酸水をお願いする人間はさほど多くないようで「珍しいですね」と驚かれたことがあった。

旅先で買うのは普通のミネラルウォーターだが、スーパーマーケットで買う時には注意が必要だ。そうでないと、間違って炭酸水を手にすることもないとはいえず、さらに強いガス入りと普通のガス入りの2種類あったりして、ボトルの表示を穴が開くほど見て、ガスなしかを確認し注意して買っているのだ。

《私事のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~緩い上り坂~ [俳句]

季語は・・・紫陽花(あじさい)

紫陽花の径 山門へ午後の坂

【去年の今日】拉話§我が家でラーメン
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過話§上京五十年~代々木という町~ [東京]

一浪して予備校に通うために上京して2年間住んだのが代々木である。町名は千駄ヶ谷で、何と山手線の内側……紛う事なき都心住まいだった。家賃は7000円(7200円?)の三畳間で、台所、トイレは共同、もちろん銭湯通いで、窓から顔を出すとオレンジ色の中央線快速が行き来していたのだ。

ここでとりあえず予備校通い一年と、めでたく合格した大学に一年通った。代々木の2年間は何とも気楽なもので、仕送りの額は少なかったので、あれもこれもとできたわけではなかったが、交通至便でもあり、中央線快速の騒音も何のその、楽しくのびのびと暮らしていた。

交通費を節約するために、新宿や原宿あたりだったら、いとわず歩いて出かけたりして、金はないが、ないなりに都会のあれこれを吸収していたのである。

下宿から10分ちょっと歩けば、明治神宮裏側の森があって、それを抜ければ代々木公園、さらに歩を進めれば渋谷まで行き着いてしまう……まさに都会の子を満喫していたのだった。

そういえば、渋谷公園通りの渋谷パルコが開業したのは、下宿暮らしを始めてすぐの6月で、オープン早々の店内を舐めるように見て歩いたことも懐かしい。

代々木という町だけでなく、渋谷も新宿も、自分なりに楽しむことができたのである。

《東京のトピックス一覧》
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塩話§自己流家計管理・・・・・・ [私事]

我が家の家計管理は実に大雑把である。もう40年このかた変わらぬやり方で日常を送っている。

まず、家計簿は記録していない。年金が入金されると、2つある銀行口座に応分の額をプールする。一つは光熱費やマンションの管理費、保険料などなどで、もう一つは生活費と食費、雑費の口座で、それぞれ一定額を入金しているという……“どんぶり勘定”そのものなのだ。

それでまあ、これまで不都合があったかというと幸いにも足が出て難儀したとか、そういったことはない。

ああ、一度だけクレジットカードの決済日に残高不足で、クレジットカード会社から連絡を受け、あわてて入金して事無きを得たことはあったが。あるその時点で持っている金額の範囲で生活し、それ以上“法を踰える”ような真似は厳に慎んでいて、身のほどの暮らしをしているつもりである。

ただ昨今、特に光熱費の口座をチェックしていると、特に冬の間の電気、ガス料金が想定以上に値上がりしていて、一度は追加入金をして何とか間に合わせたこともあった。

先々も、光熱費に関しては予断を許さず、口座をしっかりチェックして、残高不足にならないよう注意しなくてはならない。

《私事のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~気をつけて歩きましょう~ [俳句]

季語は・・・蝸牛(カタツムリ)

蝸牛 痕一筋が 木道に

【去年の今日】我話§マイルールの人
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呟話§一言つぶやき~選挙権の行使~ [つぶやき]

我々のような世代はもう、20年も30年も生き続けられるわけではないが……

……それでも当然のように選挙があれば当然のように一票を投じに行くのにもかかわらず、はるかに若い世代が選挙権を放棄しているとしか思えないような投票率を眼にすると、この先に自分たちに不利なあれこれが生じても、それはそうしてこなかった人間たちの責任で、そうなってしまった頃には、我々にお迎えが来ていることだろうから、いい加減に目を覚まして気がついてほしいと思うのだ。

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鮓話§六月大歌舞伎夜の部~仁左衛門の権太~ [歌舞伎]

日曜日、夜の部を観てきた。舞台一つ一つが“一世一代”になっていくであろう仁左衛門である。

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そして、端整そのものの権太を観た。何か特別なことをしているわけでもない。だが、当然ながら計算し尽された動きの中で、権太がそこにいたのだ。

来年には80歳となる仁左衛門だが、そんな年齢など微塵も感じさせない、ちんぴら然とした小悪党で若々しい権太を観るのは、間違いなく今回が最後となるだろう。

そんな感傷も手伝ってか、最初から最後まで丁寧に見届けた気がした。意外にも権太の舞台を観るのは数回でしかなく、最初は平成中村座での勘三郎。そして仁左衛門で3回とそんなもので、観る機会が少ない。

そして脇を固める役者一人一人が、仁左衛門の権太を引き立てるべく収斂していったようだ。とりわけ歌六の父弥左衛門、梅花の母お米、さらに吉弥の妻小せん、壱太郎のお里、そして錦之助の維盛などなど。こうしたアンサンブルなかりせばいかな仁左衛門の権太が見事であっても、彼だけでは舞台が成り立たないとわかる。孝太郎の若葉の内侍、千之助の主馬小金吾。

だがそれにしても長い……『木の実・小金吾討死』から休憩後の『すし屋』は、1時間35分。役者も大変だが、観るほうも集中を強いられた。16時開演でここまでで19時近く。休憩30分からの『川連法眼館』まで観れば、終演は20時35分という長丁場。

さすがに権太で一杯一杯となった老夫婦は、申し訳ないと思いながら早退をさせてもらったのだ。帰宅したのは20時半前……歌舞伎座はまだ芝居の最中だった。

《歌舞伎のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~外出先で・・・・・・~ [俳句]

季語は・・・迎へ梅雨

迎へ梅雨 キオスクの傘 売り切れて

【去年の今日】週話§日曜有閑~朝のクラシック~
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盤話§CDは千枚くらい・・・・・・だろうか [クラシック]

SNS繋がりの知り合いの中には数万枚を擁する猛者が何人かいたりして、これはもう世界が違うと思うしかない。というわけで我が家にあるCDは、クラシック以外も含めておおよそ1000枚くらい……正確に数えたことはないが。

その程度でも、1000枚すべてを聴いたわけではなく、放置したままのCDも多々あって、特にオペラの類にそれが顕著である。

聴きたくて買うのだから、買ってきてすぐ封を開けて聴いてみるのはもちろんだけれど、なぜか聞きそびれてしまう録音も少なくはない。

自宅滞在度多めなので、それじゃあクラシックでも聴きましょうとなると、あまり重い音楽とかは敬遠してしまって、何を聴くかというと頻度が高いのは、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲あたりだったりして……それって重いんでね?と思わなくもないが、聴き慣れているということもあるので、気が楽ということもある。

結局、頻繁に聞く度合いが高い音楽は、似たようなところに落ち着いてしまうことになるのだ。だから1000枚という所有枚数だって、本当は多過ぎると言えるかもしれない。

《クラシックのトピックス一覧》
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術話§通販番組の妙技 [テレビ]

テレビで時折見入ってしまうものに通販の商品紹介販促番組、いわゆるテレビショッピングがある。

あの“JパネットTかた”がそれで、その売り口上の見事さに思わず長々と見てしまうのだ。一人で商品紹介をすることもあるが、さらにパワーアップするのは男女一組での紹介で、これがもう二人が、立て板に水&丁々発止を繰り広げるのだ。

実は、番組を見て紹介された商品を購入したことは一度もないのだが、このやり取りを観ていて、思わず電話をしてしまった人も少なくはないのではないか。

それほど、二人のやり取りは淀みながく、いかに商品が魅力的であるかを、微に入り細を穿って徹底的にプレゼンするのである。

そんな中に電化製品とかではなく、一週間ほどの日本一周クルーズがあって何とも見事なばかりにクルーズの内容が紹介されるのだ。

全日程が豪華食事付き、ほとんどの飲み物(アルコールもノンアルコールも)フリーであることに始まり、船内での楽しい催し物などを、実際にクルーズ体験したMCがそれらを魅力的に紹介。

そして代金は……窓付き、バルコニー付きの部屋がいくらなのかを紹介し、そして「別に窓がなくてもかまわない人もいらっしゃるでしょうから」と、格安の窓なし部屋を紹介してくれる……JパネットTかたのMCのみなさんのプレゼン能力の巧みさには舌を巻くしかないのである。

《日常のトピックス一覧》
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異話§腐草為蛍~七十二候~芒種 [七十二候]

芒種の次候“腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)”である。

蒸し蒸しの日々である。

そしてエアコンのお世話になる。もっぱら除湿機能を使うのだが、室温に応じて除湿プラス気温低め設定にしたりして調節をするが、夫婦二人の体感が微妙に違うので、夫は暑いと感じ、同居人は寒いと感じてしまう。

そのあたりの落としどころをどうするのか……毎夏、何となく落としどころが見つかっているようだ。

節電というわけではないが、最も気温が高くて電力消費量がピークに達する午後はエアコンを使わないように努めて、我々にとって“ピーク”なのは、夜から就寝時なのである。

寝室にエアコンはないが、隣の居間に設置したエアコンから冷気を入れてやる。おかげで直接冷気に当たることもなく、何となくだがまろやかと感じる涼しい空気のおかげで快適な睡眠がとれるのだ。

節電と我が身の健康と、二つのバランスを今年も考えていかなくては。

《七十二候のトピックス一覧》
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週話§日曜枯寂~やっぱり九月入学ですよ~ [教育]

様々な要素を合わせて鑑みるに、その結論はというと9月入学にチェンジすすほうがよさそうだとは、大昔から主張していることだ。

まずもって、受験の時期を4月から5月という気候のいい時期に行うことができるから受験生にとっての心理的負担は、かなり軽減されると思われる。

もちろん「9月入学?まだ暑いじゃないか。それに台風だって来るぞ!」と言う向きもあることは百も承知で、なお9月入学のメリットのほうが大きいと声を大にして言いたい。

そうれはもう、欧米の大学が秋入学を採用しているからで、先々日本が生き残るためには、数多くの留学生を外に出していく必要がある。そうでもしないと、この状況を打開することなど無理なのだ。

《日本のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~思わぬ冷え込み~ [俳句]

季語は・・・青葉寒

ほっこりと 番茶は熱め 青葉寒

【去年の今日】懐話§昭和四十年代~屋上ビアガーデン~
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週話§土曜枯寂~睡眠十分~ [健康]

昨今の睡眠は……よく取れていると思う。

定年退職したあたりから早寝が始まって、おおよそ21時前を目安にベッドにもぐり込んで、起きるのは4時過ぎから5時頃なので、7時間は十分に寝ているはずだ。

一時期は数時間ほどで一度目覚めてトイレで用足しをしたりもしたが、最近はちょうど目覚めるタイミングと尿意が同じくらいだったりする。その時は頻尿かと気にしたが、今のところ7時間くらいでの尿意なので、まあ普通と言えるだろうか。

そして同居人によれば、ずいぶんと寝相が悪かったり、イビキをかいたり、忙しい睡眠生活だったようで、迷惑もかけたようだが、このところは大人しいとのことで、とはいえ油断はできない。だが、どうしたらイビキがひどいのか、そうしたところはわからないまま。

ともかくも、よく眠れるということが何よりではあります。

《健康のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~雨雲レーダー~ [俳句]

季語は・・・走り梅雨

前触れは ネット予報で 走り梅雨

【去年の今日】衰話§老眼ではないけれど
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