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愉話§一日一句~気をつけて歩きましょう~ [俳句]

季語は・・・蝸牛(カタツムリ)

蝸牛 痕一筋が 木道に

【去年の今日】我話§マイルールの人
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呟話§一言つぶやき~選挙権の行使~ [つぶやき]

我々のような世代はもう、20年も30年も生き続けられるわけではないが……

……それでも当然のように選挙があれば当然のように一票を投じに行くのにもかかわらず、はるかに若い世代が選挙権を放棄しているとしか思えないような投票率を眼にすると、この先に自分たちに不利なあれこれが生じても、それはそうしてこなかった人間たちの責任で、そうなってしまった頃には、我々にお迎えが来ていることだろうから、いい加減に目を覚まして気がついてほしいと思うのだ。

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鮓話§六月大歌舞伎夜の部~仁左衛門の権太~ [歌舞伎]

日曜日、夜の部を観てきた。舞台一つ一つが“一世一代”になっていくであろう仁左衛門である。

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そして、端整そのものの権太を観た。何か特別なことをしているわけでもない。だが、当然ながら計算し尽された動きの中で、権太がそこにいたのだ。

来年には80歳となる仁左衛門だが、そんな年齢など微塵も感じさせない、ちんぴら然とした小悪党で若々しい権太を観るのは、間違いなく今回が最後となるだろう。

そんな感傷も手伝ってか、最初から最後まで丁寧に見届けた気がした。意外にも権太の舞台を観るのは数回でしかなく、最初は平成中村座での勘三郎。そして仁左衛門で3回とそんなもので、観る機会が少ない。

そして脇を固める役者一人一人が、仁左衛門の権太を引き立てるべく収斂していったようだ。とりわけ歌六の父弥左衛門、梅花の母お米、さらに吉弥の妻小せん、壱太郎のお里、そして錦之助の維盛などなど。こうしたアンサンブルなかりせばいかな仁左衛門の権太が見事であっても、彼だけでは舞台が成り立たないとわかる。孝太郎の若葉の内侍、千之助の主馬小金吾。

だがそれにしても長い……『木の実・小金吾討死』から休憩後の『すし屋』は、1時間35分。役者も大変だが、観るほうも集中を強いられた。16時開演でここまでで19時近く。休憩30分からの『川連法眼館』まで観れば、終演は20時35分という長丁場。

さすがに権太で一杯一杯となった老夫婦は、申し訳ないと思いながら早退をさせてもらったのだ。帰宅したのは20時半前……歌舞伎座はまだ芝居の最中だった。

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