告話§ビッグイシュー456号発売中! [ビッグイシュー]
ビッグイシュー456号は6月1日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。是枝裕和が表紙。
スペシャルインタビュー 是枝裕和
リレーインタビュー 鈴木涼美(作家)
特集 「抗震力」究極の地震対策
地球上の10%の地震が起きている日本列島。1880年の横浜地震で、日本は世界に先駆け「地震学会」を創設し、研究を始めて140年が経過した。長年地震研究をしてきた神沼克伊さん(国立極地研究所名誉教授)は「地震予知はほぼできない。戦後何回も地震研究者から“大地震発生説”が発表されたが、予測された地震は一度も起きていない」と言う。
その上で、神沼さんは過去の地震発生の記録や研究などから「次の関東地震は2130年から2180年の間ぐらい、22世紀の中頃に起こる」「南海トラフ沿いでは、2050年前後から危険時期に入る」と考えている。さらに「南海トラフ沿いの巨大地震と関東地震が、22世紀の中頃から後半にペアで起こる可能性を『22世紀問題』として考え始めている」とも。
行政や自治体は「地震に強い街とは何かを考え、長期的視野で対策を立ててほしい」。そして個人にとっての「究極の地震対策は『抗震力』。大地震に遭遇しても、とにかく生きのびることが大切」だと言う。
[国際記事]
アルゼンチン。無料のIT講座とあっせんで、90%の若者が就職
[連載記事]
原発ウォッチ 核ごみ最終処分地、全国100ヵ所訪問を閣議決定
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
アシモフ先生に学ぶAIとデジタル通貨
雨宮処凛の活動日誌 いのちのとりで裁判、判決ラッシュ
ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
興味がなくてもしっかり話を聞くには?☆ニラとソーセージのチヂミ☆
1万6000種の奨学金情報を網羅するプラットフォーム
販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー オーストラリア版』リン
監督インタビュー 『ぼくたちの哲学教室』ナーサ・ニ・キアナン監督
[その他]
《ビッグイシューのトピックス一覧》
スペシャルインタビュー 是枝裕和
リレーインタビュー 鈴木涼美(作家)
特集 「抗震力」究極の地震対策
地球上の10%の地震が起きている日本列島。1880年の横浜地震で、日本は世界に先駆け「地震学会」を創設し、研究を始めて140年が経過した。長年地震研究をしてきた神沼克伊さん(国立極地研究所名誉教授)は「地震予知はほぼできない。戦後何回も地震研究者から“大地震発生説”が発表されたが、予測された地震は一度も起きていない」と言う。
その上で、神沼さんは過去の地震発生の記録や研究などから「次の関東地震は2130年から2180年の間ぐらい、22世紀の中頃に起こる」「南海トラフ沿いでは、2050年前後から危険時期に入る」と考えている。さらに「南海トラフ沿いの巨大地震と関東地震が、22世紀の中頃から後半にペアで起こる可能性を『22世紀問題』として考え始めている」とも。
行政や自治体は「地震に強い街とは何かを考え、長期的視野で対策を立ててほしい」。そして個人にとっての「究極の地震対策は『抗震力』。大地震に遭遇しても、とにかく生きのびることが大切」だと言う。
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販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー オーストラリア版』リン
監督インタビュー 『ぼくたちの哲学教室』ナーサ・ニ・キアナン監督
[その他]
《ビッグイシューのトピックス一覧》
異話§麦秋至~七十二候~小満 [七十二候]
小満の末候“麦秋至(むぎのときいたる)”である。
5月から一転、空気が湿り気を帯びるようになってきた、これで気温が上がろうものなら蒸し蒸しとした東南アジアの気候へと舞台転換である。
まだドイツやオーストリアの6月が、そこそこ気持ちのいい天候だった時があって、今は猛暑のヨーロッパに変わってしまったのだが、そんなタイミングで旅行して日本に帰ってくると……飛行機が着陸してフィンガーへと一歩踏み出すと、もあー!っとした湿気の暑い歓迎を受けるのだった。
その頃は彼の国と日本との気候の差が顕著にあったように思われて、帰国した時のギャップが大きかったと感じたのだが、この10年ほどはヨーロッパも猛暑続きで、そんな時に旅行していたものだから、日本に戻ってきても、個人的にはあまりギャップを感じなくなってしまったのだ。
あるいは、老いるに従って暑さ寒さを感じにくくなっているからかもしれないが、それぞれの気候の差が似通ってきたということもあるということか。
《七十二候のトピックス一覧》
5月から一転、空気が湿り気を帯びるようになってきた、これで気温が上がろうものなら蒸し蒸しとした東南アジアの気候へと舞台転換である。
まだドイツやオーストリアの6月が、そこそこ気持ちのいい天候だった時があって、今は猛暑のヨーロッパに変わってしまったのだが、そんなタイミングで旅行して日本に帰ってくると……飛行機が着陸してフィンガーへと一歩踏み出すと、もあー!っとした湿気の暑い歓迎を受けるのだった。
その頃は彼の国と日本との気候の差が顕著にあったように思われて、帰国した時のギャップが大きかったと感じたのだが、この10年ほどはヨーロッパも猛暑続きで、そんな時に旅行していたものだから、日本に戻ってきても、個人的にはあまりギャップを感じなくなってしまったのだ。
あるいは、老いるに従って暑さ寒さを感じにくくなっているからかもしれないが、それぞれの気候の差が似通ってきたということもあるということか。
《七十二候のトピックス一覧》
水話§2023年6月の予定あれこれ [日常]
月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。
6月1日の日の出は4時26分で日没は18時54分、月末の日の出は4時27分で日没は19時4分。一年の内で日の出は一番に早く、日没は一番に遅くなる。まあ、ここから先は冬至に向かって昼が少しずつ短くなっていくのだが。
日本のラグビーシーズンは終わって、我々のラグビー観戦も一区切り。しばしの休みとなる。
それ以外のお楽しみだが、クラシックは今月もなし。歌舞伎は六月大歌舞伎を昼夜とも観ることにしている。
昼の部は中車と猿之助の『傾城反魂香』の予定だったが“あの”事件の影響で、おとくが壱太郎に代わっての舞台。夜の部は、仁左衛門が権太を務める『義経千本桜』の“すし屋”と、松緑が佐藤忠信&狐忠信を務める“川連法眼館”と、どちらも見逃せない。
そうして、もう一つ大きなイベントが控えているが……それは内緒の話で、後日その様子をまとめるつもりだ。
《日常のトピックス一覧》
6月1日の日の出は4時26分で日没は18時54分、月末の日の出は4時27分で日没は19時4分。一年の内で日の出は一番に早く、日没は一番に遅くなる。まあ、ここから先は冬至に向かって昼が少しずつ短くなっていくのだが。
日本のラグビーシーズンは終わって、我々のラグビー観戦も一区切り。しばしの休みとなる。
それ以外のお楽しみだが、クラシックは今月もなし。歌舞伎は六月大歌舞伎を昼夜とも観ることにしている。
昼の部は中車と猿之助の『傾城反魂香』の予定だったが“あの”事件の影響で、おとくが壱太郎に代わっての舞台。夜の部は、仁左衛門が権太を務める『義経千本桜』の“すし屋”と、松緑が佐藤忠信&狐忠信を務める“川連法眼館”と、どちらも見逃せない。
そうして、もう一つ大きなイベントが控えているが……それは内緒の話で、後日その様子をまとめるつもりだ。
《日常のトピックス一覧》
直話§居り尾瀬の日々[4]晴れて帰途へ [尾瀬]
[承前]
4時過ぎには起きた。睡眠は浅めなので帰りの長距離運転は要注意である。
↓そして湿原は緑に向かっている
4時半、カメラ片手に竜宮あたりまで軽い散歩に出かけた。十字路を過ぎたあたりで、北西方向にいきなり若い鹿が呑気に散歩していることに気がついた。
↓そもそも尾瀬には鹿はいなかったようだが
今年の鹿柵はかなり念入りと見えるが、彼らにとっては単に障害物の一つという認識なのであろう。というわけで、目一杯望遠を引っ張ってこんな感じで納めたが。
↓エネルギー注入。そして小屋を後にして、また次回!
最終日朝の食事を済ませ、モーニングコーヒーを軽くいただいて、6時半には小屋を出発した。尾瀬ヶ原で時間を稼ぎ、その貯金を鳩待への登りで吐き出そうという作戦である。
↓この日の下ノ大堀水芭蕉ポイントだが・・・・・・
↓2019年5月28日の見事さの前には・・・・・・
そうはいってもカメラに収めたい被写体はあっちにもこっちにも転がっていて、要所要所は外すことなく、しかも去年10月と同様に鏡面のような池塘に映る山々を惜しむことなく収めて歩けば、上田代が終わる頃までの所要時間は……1時間半を切っているではありませんか。
↓逆さ景鶴、至仏、燧が美しくも
などと呑気に歩いていたら、原の川上川橋手前で、同宿だった同郷ご夫婦に追いつかれてしまった。だが、この年齢になってしまったら、あーだこーだと焦ったりすることはなく、なにより焦らないためにスケジュールを前倒ししたのだからと、後塵を拝することにいささかの躊躇うところなどはない。
↓あちらこちらで緑が萌えだしていた
そうして間もなく山ノ鼻……最近では最速の1時間半で到着しそうだ。
↓左奥に山ノ鼻の建物が
[続く]
《尾瀬のトピックス一覧》
4時過ぎには起きた。睡眠は浅めなので帰りの長距離運転は要注意である。
↓そして湿原は緑に向かっている
4時半、カメラ片手に竜宮あたりまで軽い散歩に出かけた。十字路を過ぎたあたりで、北西方向にいきなり若い鹿が呑気に散歩していることに気がついた。
↓そもそも尾瀬には鹿はいなかったようだが
今年の鹿柵はかなり念入りと見えるが、彼らにとっては単に障害物の一つという認識なのであろう。というわけで、目一杯望遠を引っ張ってこんな感じで納めたが。
↓エネルギー注入。そして小屋を後にして、また次回!
最終日朝の食事を済ませ、モーニングコーヒーを軽くいただいて、6時半には小屋を出発した。尾瀬ヶ原で時間を稼ぎ、その貯金を鳩待への登りで吐き出そうという作戦である。
↓この日の下ノ大堀水芭蕉ポイントだが・・・・・・
↓2019年5月28日の見事さの前には・・・・・・
そうはいってもカメラに収めたい被写体はあっちにもこっちにも転がっていて、要所要所は外すことなく、しかも去年10月と同様に鏡面のような池塘に映る山々を惜しむことなく収めて歩けば、上田代が終わる頃までの所要時間は……1時間半を切っているではありませんか。
↓逆さ景鶴、至仏、燧が美しくも
などと呑気に歩いていたら、原の川上川橋手前で、同宿だった同郷ご夫婦に追いつかれてしまった。だが、この年齢になってしまったら、あーだこーだと焦ったりすることはなく、なにより焦らないためにスケジュールを前倒ししたのだからと、後塵を拝することにいささかの躊躇うところなどはない。
↓あちらこちらで緑が萌えだしていた
そうして間もなく山ノ鼻……最近では最速の1時間半で到着しそうだ。
↓左奥に山ノ鼻の建物が
[続く]
《尾瀬のトピックス一覧》