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愉話§一日一句~なぜ刺される~ [俳句]

季語は・・・藪蚊

藪蚊憎し 闇夜のゲリラ 過(あやま)たず

【去年の今日】堕話§政治は嘘をつく
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結話§組合の執行委員を務めしことの件 [日本]

宮仕えしていた会社には、当然のように労働組合が組織されていた。何かと組合を悪者扱いする向きがいるようだが、それは政権と財界によるプロパガンダが奏功しているからで、単純に考えても、もう一方の意見を無視するようなバランスでは健全な労働環境など生まれるはずなどない。

というわけで、御用組合というほどのべったりではなかったし、当然ながら是々非々で交渉に臨んでいたし、春夏闘や冬闘の時には組合総会を開いて、きちんとスト権を確立させたりもしていた。

そんな組合の執行委員を務めたことがある。四十代はじめで任期は一年間。賃上げやボーナスの増額要求、そして労働環境の整備などが、会社との主な交渉事で、我々のような下っ端は主要な団体交渉には出席するが、週ごとの事務折衝は、委員長と書記長の幹部が行っている。

社員は自動的に組合員になる“ユニオンショップ”制で、次長以上になると組合員ではなくなる。そして会社は組合の同意がない限り、一方的に社員を解雇することはできない。そういう形で雇用が保証されてもいるのだ。

ただ、自分が執行委員をしている最中に、解雇事案が会社から提示されてしまったのだ。しかも37年半の在職中ただ一件の解雇が、よりによって執行委員をしていた時だったのである。

確か、2日くらいは鳩首協議して解雇やむなしの結論を出したのだったが、人一人の生殺与奪を委ねられたのは後にも先にもこの一度だけだった。

とにかく日本では、組合に対する理解度が明らかに遅れていると感じる。いかにして組合が必要かを周知させなければ、日本社会を支えている働き手たちの人権は守られないではないか。

《日本のトピックス一覧》
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鉄話§京王線ユーザー四十年 [京王線]

1982年3月から京王線沿線に暮らし始めた。それが去年で、ちょうど40年となっていた。

宮仕えで利用していたのは33年半ほど。京王線を利用しようと考えたのは、前々年の1980年に都営新宿線が京王線と相互乗り入れを始め、乗り換えすることなく神保町まで行けるということが大きな理由である。

そうして使ってみれば、一本で行けることの楽さと、そもそも定時出社の必要がなく、ラッシュアワーの混雑が避けられ、事実上の時差通勤は最寄駅から座って行けたのだ。乗車時間40分ほどと決して近いとは言えなかったが、乗り換えをする煩雑さがなかったのはありがたかった。

ただし、1982年頃の日中運転本数は少なく、快速と各駅停車が交互に一時間6本しか運行されていなかった……今は一時間9本と50%増しとなったが。

最初の20年ほどは、午前様&朝帰りのゆえ、帰宅のために京王線に乗ることは月に一回かそんな通勤生活だったが、最後の15年ほどは、まあまあ人間らしく、電車で往復する日々を過ごしたのだ。

すぐ南を走っている小田急ほど営業距離が長くないからかどうか、新宿から乗って仮に座れなくても、途中駅で下車する人も少なくなく、千歳烏山か調布あたりで座ることができる。小田急だと、新百合ヶ丘あたりまで座れないことも珍しくはない。

やはり、長年乗り続けてきたこともあって、乗っていて快適と感じるのは、京王線のほうに軍配を上げる。

《京王線のトピックス一覧》
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