SSブログ

愉話§一日一句~ランチョンへ繰り込もう~ [俳句]

季語は・・・夏至

夏至の日や 神保町の ビヤホール

【去年の今日】蹴話§日本対ウルグアイ~テストマッチ~
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

異話§乃東枯~七十二候~夏至 [七十二候]

夏至の初候“乃東枯(なつかれくさかる)”である。

夏至がやって来た。何度か書いていることだが、夏至のタイミングでドイツやオーストリアを旅行する頻度が多かった。

そうすると日没時刻が日本と比べて異様に遅いことをしみじみと感じさせられるのだ。頻繁に滞在していたエリアの日没は21時20分、さらに似たような時期に滞在したアムステルダムに至っては22時過ぎの日没と知って目を剥いた記憶がある。

東京あたりで夏至の日没は19時だから、一時間から二時間も遅いという……さらに高緯度の地域に行けば白夜になるのだということが如実に理解できたそんなアムステルダム訪問となったのだ。

というわけで、個人的には日没が19時半過ぎくらいになってもいいと思ってはいるけれど。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

美話§おいしい物はそれぞれの消費地へ [ドイツ]

ドイツあたりを旅行していて、何に辟易するかといえば料理である。これはもう絶望的なわけで「それは、お前のチョイスが悪い。まずい店でばかり食べているんだろう」を言われそうになるが、あの馬鹿でかい皿に、肉の塊がドーン!とのっているのを見るだけで食欲が失せる……もちろんこのところそんな料理を注文することなどはないが。

だからといってドイツで食べるものがどれもこれもまずいというわけではない。すいぶんと昔のこと、ベルリン最大のデパートKaDeWeに行った時のことである。KaDeWeはデパ地下ではなく最上階に食料品街があって、その品揃えには目を見張らされるのだ。

そんな食料品街をうろうろ冷やかして歩いていたら、ナッツ類のコーナーに出くわした。ホテルの部屋でポリポリするのもいいなと、カシューナッツやアーモンドを少しずつ買ってみた。

ホテルに戻って食べてみたら、日本で食べるナッツの数倍うまい。乾燥気候を相俟って香ばしく、噛んだ時のポリポリ具合が見事だったのである。日本で食べるナッツ類もまずいわけではないが、KaDeWeのナッツの煎り具合とはまったく質が違ったのである。

というわけで、うまい食べ物はそれぞれの消費地に対して送られていくことに思い至り、こうして上質の素材を手にできるのに、なぜに彼らドイツ人はそうした食品を使いこなせないことが多いのだろうかと……もちろん、散々ドイツ料理を食べ尽したわけでないのは言うまでもないけれど。

《海外旅行のトピックス一覧》

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog