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黒話§日本XV対オールブラックスXV[秩父宮] [ラグビー]

結果を先に書く・・・・・・6対38と惨敗である。キックオフ前、同居人と「30点差がついたら帰る」と話していたが、ノーサイドのホーンが鳴った80分過ぎにラインアウトのボールをファカタヴァが華麗なステップで切り込んでトライを決め、ちょうど30点差となり、結果として帰りそびれてしまったのだ。

↓キックオフ一時間前。客の集まりは早い
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↓オールブラックスXVのアップ風景
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↓日本XVのアップ風景
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↓よく入りましたが・・・・・・
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この日の観客は22,283人。秩父宮で観たこれまで試合の中では、おそらく最多ではなかったか。ワールドカップ・フランス大会開幕まで2か月となり、期待の表れがこの日の“満員札止め”となったのだろう。

JPXVABXV.jpg

だが、結果は最初に書いたとおり。トライ一つもあげられず、オールブラックスXVのフィジカルの強さの前に敗退した。敗因はいくつもありそうで、まずゲームメイクができていたかといえば、連携がまったく取れていなかったのだ。

試合中は強い南風が吹き、前半の日本は有利な追い風サイドだったのにもかかわらず、そのメリットを生かせなかったことも反省すべきである。

↓公式のハイライトは短かったのでオールブラックス公式で


よく“勝敗を度外視”と言うのを聞くが、いくら本番前の調整期間といえど目に見える結果を出してほしいと思うのは言うまでもなく、浦安や宮崎でのハードな合宿疲れだからというのも言い訳にはならない。

個人的にはこのところフルバックで先発を続けている松島幸太朗が、あまり機能していないように感じている。右ウィング(14番)でプレイしていた時のほうが動けていたような気がするのだ。

というわけで全体として、もう少し戦えないとプール戦を勝ち抜けるとは到底思えず、できるだけ早くベストメンバーを固めていってほしい……まあ、そのために設定した試合なわけではあるが。

ちなみにオールブラックスXVは、オールブラックス1軍入りを虎視眈々と狙うレベルの選手で構成されている。

17時キックオフのこの日は、スムーズな試合運びでTMOでチェックすることもなく、フルタイム(ノーサイド)は18時45分。新宿でちょっと買い物をして、帰宅は20時半前だった。

《ラグビーのトピックス一覧》
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雅話§平日に遊べること [私事]

宮仕え時代は、勤務時間が通常の9時30分~17時30分より、およそ数時間は後ろ倒しだったので、定時に帰るなどとは夢のまた夢……もちろん定時出社などほとんどしたことはなかったのだが。

それゆえ、平日の演奏会には行きたくても行けるはずなどなかったのだ。もちろん、どうしても聴きたい演奏会があった時は、何とかやり繰りして出かけていたが、場合によっては終演後会社に戻ったりしたこともあったのだ。

いわば我慢の三十数年……定年退職で、縛りがすっかり消えてなくなった。

もちろん予算に限りはあるが、平日に行われるクラシックの演奏会ならば、値段も安くて我々の好きな上方の席を取ることができるし、歌舞伎だったら平日の席は選び放題に近いものがある。

そもそも歌舞伎座で行われる歌舞伎興行は、一か月25日(休演日2日)昼夜の二部制で、昼の部は11時開演……そんな昼の部に、ましてや平日に出かけられる勤め人などいるはずなどない。おまけに夜の部は16時、あるいは16時半開演なのだ。

だから宮仕え時代は、土日に出かけていたのだが、当然ながらチケット争奪戦となり、思うような席を確保するのに苦労した記憶がある。だから今は、しみじみと定年退職者のメリットに感謝感謝なのである。

《日常のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~樹々の緑濃くて~ [俳句]

季語は・・・青葉闇

青葉闇 木下闇の 午後三時

【去年の今日】週話§土曜有閑~七月ですぞ~

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週話§日曜枯寂~尾瀬は夏だろう~ [尾瀬]

ニッコウキスゲ目当てで7月の尾瀬に出かけたのは、ちょうど5年前の今頃だった。

残念ながら尾瀬ヶ原のニッコウキスゲは、鹿に喰い荒らされて見る影もないくらい。辛うじて尾瀬沼で愛でることはできたが、かつてのような大群落とまではいってくれず、不完全燃焼なまま下山したのである。

↓尾瀬沼のニッコウキスゲ
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今年は、6月中から咲き出しているであろうことは間違いなく、尾瀬ヶ原も鹿柵の設置が進んでいて、場所にもよるが柵の効果でニッコウキスゲを堪能できるかもしれない。

いやもう、盛りは過ぎつつあるかもしれず、今年の尾瀬の花の状況が、先々どうなのか、まるで予測がつかないのだ。

《尾瀬のトピックス一覧》

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愉話§一日一句~沖縄の風~ [俳句]

季語は・・・泡盛

酔い心地 佳き泡盛の 度数かな

【去年の今日】甘話§アンナミラーズ閉店
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週話§土曜枯寂~泳げしこと~ [スポーツ]

何度か書いていることだが、運動神経はそれほどでもない。ちょっとだけだが、走るのは速かったりしたが、それは運動神経とは無関係だろう。

そんなついでに、水泳もまあまあできた。速く泳げはしなかったが、平泳ぎに始まって、クロール、背泳ぎまでは何とかこなした。バタフライができなかったのは、力がなかったというよりも、どういう風に手と足を使ったらいいいのかわからなかったからである。

バタフライ以外の3つも自己流で覚えたから、本当に正しく泳いでいたのかはわからない。きちんと教えられるような人は身近にいなかったのは何とも残念なことだった。もしいたならば、あるいはバタフライまでマスターできたかもしれないが。

泳ぎを覚えたのは小学校3年。それに先立つ2年の夏休みに浮くことを覚えた。それで翌年に平泳ぎができるようになったのだった。

それからクロールと背泳ぎまで覚えたわけだが、自己流であるがゆえかどうか、やはりきちんと教えてくれる人がいてほしかったと思うのである。

《私事のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~ビール追加~ [俳句]

季語は・・・梅雨籠

酒過ごす 言い訳となる 梅雨籠

【去年の今日】三話§ロト&ケルン・ギュルツェニヒ[2022.7.4]
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異話§温風至~七十二候~小暑 [七十二候]

小暑の初候“温風至(あつかぜいたる)”である。

夏至を過ぎれば晩夏……なんとも迂闊なことに、立秋のほうが近くなっていたことに気がついた。

そうか、7月で晩夏なのかと思う。太陽暦の7月なんて、まだまだ夏の入口に過ぎず、この先8月、9月、さらに10月くらいまでは夏の暑さが続くではないか。

既にエアコンが必須の日常となって、電気使用量に一喜一憂する日々延々となのである。

できるだけエアコンの利用を抑えたいとは思いつつも、そこは自分たちの健康を維持させるべくというせめぎ合いの高齢者なのだ。

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顧話§今日の歴史~ファミレス事始め~ [歴史]

1970年7月7日、ファミリーレストラン・すかいらーく国立店が開店。

日本人はすぐに長い英単語を短縮して使ってしまう。ファミレスもおそらくあっという間にファミリーレストランが押し縮められたことだろう。

ファミレスの立地は郊外のバイパス沿いみたいなところが多く、家族揃ってドライブに出かけ、その途中で気軽に食事ができる店というコンセプトで展開していった……モータリゼーションの発達と並行して順調に店舗が増加していったと考えられる。

店内も小ぎれいで、これまであったような町場の食堂やレストランとは違い店員もマニュアルで動いて、オペレーションもスムーズだったりしたのだ。

ちなみに初めてファミレスに入ったのは、1978年の晩秋の頃のロイヤルホスト。どうして記憶がはっきりしているのかといえば、会社に入って7か月で荻窪から西武新宿線沿線に引っ越したからである。

アパート近くの千川通りにロイヤルホストがあるのを見つけた。使うのは、もっぱら深夜で、会社から乗ったタクシーを店の前で降りて、夜食を食べるのに利用したのだった。

それ以前、大学生時代などは、ファミレスの存在自体知らなかったし、仮に知っていたとしても、貧乏学生が入れるようなところではなかったのだ。

そんな深夜のロイヤルホストで食べていたのは、決まってコンビーフ・ハッシュ・サンドで、そいつをつまみながら生ビールを呑んでいたのである。

個人的には最も頻繁にファミレスを利用していた3年間ほどだった。

《歴史のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~我が身も染まって~ [俳句]

季語は・・・万緑

谷あいの 湯は万緑を 映しけり

【去年の今日】麵話§パスタソース~ケチじゃないよ~
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連話§ワタシの酒肴[174]小海老のね・・・・・・ [酒肴]

[承前]

以前にも書いたことがあるだろうか……まあいいや。

小海老を使った料理が好きである。代表的な料理を3つ。まずは小海老のフライ。これはデパ地下のとある総菜専門店で売られていて、都心に出かけた時にいそいそと買って帰っている。

大海老のフライよりは、はるかに食べやすく、添付のタルタルソースだけでなく、醤油やソースを垂らしても、佳き酒の肴になってくれる。

そして小海老のアヒージョだ。これは洋物も出していて、小型フライパンに入れたオリーブオイルとにんにくの中に小海老を泳がして熱くしたやつだ。

これも、初めて食べた時から病みつきになったやつ。にんにくのエキスがオイルに溶け込んで、これは“マジヤバイ”レベルである。初めて食べたのはたぶん今世紀に入ってからではなかったか。

最後、小海老かき揚げである。これは蕎麦屋か天麩羅屋で、蕎麦屋の御品書にある時は“蕎麦前”として注文し、こいつでひとしきり酒を呑んだりしていた。

天麩羅屋だと最後の揚げ物として出てきて、これは酒を呑むというよりも、小天丼にしてもらって締めに食べることのほうが多かったりする。

そういえば、サラダの中に入っていることもあって、我が小海老愛は限りないものがありそうだ。
                               [続く]

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疑話§ネットのクチコミは信じられるか [インターネット]

インターネットのあちらこちらにおびただしいユーザーレビューが書き込まれていて、参考にしようと思うが、これがもう真逆のレビューのオンパレード状態となっていて、参考にしようにも、迷ってしまうことのほうが多い。

それこそ、食事がうまいかまずいかに始まって、サービスがいい悪いまで、よくもまあここまで分かれるものだと感心してしまう。

そうして、どちらのレビューも信じなくなってしまうのだ。高い評価を与えているレビューは店の側からのやらせっぽく見えてしまうし、悪意ばかりのレビューは貶めるためで、どちらも意図的なレビューではないかと考えるのである。

実際に行ってみた店のレビューを見ることがあるが、そこまでひどくもないし、そこまで絶賛するほどまでもないと、結局はレビューページそのものの信頼性が限りなく薄れてしまっているような気がするのだ。

……評価点数を操作していると非難されている某グルメ情報ぺーじを見るなら、超が付くような高級店から、B級グルメ的町中華まで、同じ点数基準で評価されていて、それこそ基準をどこに置いているものか、そのあたりは、自分の眼で確認しろということなのか。

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愉話§一日一句~汚さぬように~ [俳句]

季語は・・・宵宮

宵宮や 稚児の白足袋 白きこと

【去年の今日】暮話§自宅度高い
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明話§マチネー度高く [クラシック]

本来、マチネー(フランス語)は午前中という意味で、休日の午前11時開演の公演をそう呼んでいた。今でもウィーンフィルの日曜日に行われる定期演奏会は11時開演である。そして元旦のニューイヤーコンサートも11時開演だ。

そんなマチネーという呼称を拡大して、14時開演の午後の公演もマチネーと呼ぶようになったのである。

個人的には、マチネーはありがたい公演で、定年退職このかた、就寝時刻が早まってしまい、21時頃にはベッドに潜り込んでいる。東京の一般的な演奏会は19時開演で21時頃にはお開きだから、最近はいささか辛い。

そんなこともあって、14時開演のマチネーがありがたくなった昨今なのだ。歌舞伎座昼の部は11時開演で、宮仕えの頃は朝早く出かけるのが辛かったが今はむしろありがたい。

出がけに軽く昼飯を食べ、30分前には到着して開演を待つ。コンサートがはねても16時頃。ターミナル駅まで戻ってウィンドーショッピングをしているうち、折よく腹が空いてくれば、どこぞにしけ込んで酒食を楽しんで帰宅。

むしろマチネーのほうが終演後も時間が使えて楽しめるのだが、19時開演で21時終演では、さっさと帰るしかない……まだまだ体力があり余っていた頃は、軽く呑んで軽く食べてなんてこともできたが、何せ東京の郊外住まいのことゆえ、何もせず帰宅しても22時半くらいになってしまっては、我が身にとって、もはや真夜中というしかないのである。

《クラシックのトピックス一覧》
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能話§他の言語で・・・・・・ [クラシック]

例えばドイツ・リートであったり、英語のミュージカル・ナンバーを他言語の人間が歌おうとするのは実に困難なことである。

実際、日本人がそれらの曲を歌う時の不自然さは、残念ながらこの先も未来永劫変わらないままのような気がしてしまう。



上は、ちょっと前久々に聴いたウィーン生まれのバリトン歌手エーリヒ・クンツが歌う『ウィーン、我が夢の町』だが、実に実にドイツ語は自然に耳に入ってくる……当たり前といえば当たり前なのだが、これが他言語の使い手には手も足も出ない。何とも美しいドイツ語である。

ドイツ語に疎い我が身の耳にも、言葉のほとんどがほとんどすべて耳に入ってくれるのだ。

イギリスのテナー歌手イアン・ボストリッジはドイツ・リートを手の内に入れている歌手だが、彼の歌うドイツ語はなかなかにユニークな印象だとは、何度も聴いた上での感想を持っていて、ゲルマン語系という親戚のような関係の言語を使う人間にしてそうなのである。

さらに手も足も出ないと感じるのは英語のミュージカル・ナンバーで、これはもうアメリカ人、あるいはイギリス人の独壇場としか思えない。それで思い出すのは『ウエスト・サイド・ストーリー』のレコーディングを撮影したドキュメンタリーで、トニーを歌ったホセ・カレーラスを、作曲者にして指揮をしていたレナード・バーンスタインが徹底的に絞りまくっていた映像。

見ながら“そもそも無理筋でね?”と思ったことが記憶に残っている。それほど、英語の歌を歌うのは本当に難しいと思い知ったのだ。

考えてみれば……みるまでもなく、日本人以外の人間が日本語の歌を歌えば奇妙に聴こえることは言うまでもないが。

《クラシックのトピックス一覧》
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愉話§一日一句~16時くらいか~ [俳句]

季語は・・・昼寝

夕刊の 届く音して 昼寝醒め

【去年の今日】購話§チケットサイトの使い勝手
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水話§2023年6月の天気模様を振り返る [天気]

2023年6月の東京の天気がどうであったのか、振り返っておこうと思う。

このリンクの日付をクリックすることで、各々の日のアメダスが確認でき、より詳細な気象状況をチェックできる。

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それほど気温の高い日はなかったが、雨がちでぐずつき気味の6月だった。毎日外出するわけではないので、日々の表の様子を把握しているわけではないが、思った以上に気温が上がらないと感じた6月だったようだ。

スーパーマーケットで買い物をするのは一週間に3回くらいだから、その日に雨が降らなければ、それでOKなのだが、そうそう降らない日に当たるわけではない……まあ、単に傘をさすのが面倒というだけのことなのだが。

ところで、尾瀬の季節は進行が早くて、いつもであれば7月上旬に咲き始めるニッコウキスゲが、先月の終わりには既に咲き出している。池塘には真っ白なヒツジグサや、黄色いオゼコウホネも咲き始めていて、水芭蕉の季節と並ぶ花の季節を迎えた。

《天気のトピックス一覧》
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復話§嗅覚が鈍い [私事]

嗅覚が鈍い……たぶん、普通の人の半分以下の嗅覚しか持ち合わせていないのではと思われる。

実例としては、ミルで挽いたばかりのコーヒー豆の香りが、あまり感じられない。あたりまえのことだが、多くの人は嗅覚と味覚をリンクさせていて、コーヒーの香りと味を同時に楽しんでいるのだが、もう長いこと香りを感じないでコーヒーを飲んでいるが、それでも困ったことがないのは不思議だ。

もちろん嗅覚ゼロということではなく、それぞれの匂いがわからないわけではない。そんな時は嗅覚があるじゃんと思うのだけれど、もっと肝腎な時に嗅覚が鈍いと困るだろうと思ったのは、ガス漏れが起きた時のことである。

それは、ある意味致命的なことで、それくらいは感じられないと困る以上の生死に関わる状況になってしまうではないか。

“匂いのリハビリ”があると知ったのは、つい最近のことで、アロマオイルを何種類か嗅ぎ分けることで、匂いを把握していくのだそうだ。自分にも、それがあてはまるものか、ちょっと試してみようと思う。

《私事のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~手が届かない~ [俳句]

季語は・・・枇杷

恨めしく 枇杷の実見上ぐ 下校時

【去年の今日】週話§日曜有閑~ラグビー観戦~
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像話§米津玄師 2023 TOUR/空想 [米津玄師]

ラグビワールドカップ日本大会の頃『馬と鹿』を頻繁に耳にした。そうしたところで、まずは同居人がはまり込み、それを横で聴いていて、米津玄師に興味を抱くようになった。

ヒリヒリするような乾いた暴力性と裏腹な叙情性、そして言葉遊びの歌詞、そして……そこに展開する表現豊かな音楽。

CDも何枚か手に入れて、車を走らせるたびに聴きまくっているうち、同居人がライブを聴きたいと言い出した。去年、久々に行われたライブは抽選に外れたが、あーら不思議……2023年のライブには見事に当選してしまった。

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というわけで横浜アリーナまで行ってきた。横浜アリーナ参戦は、1994年の米米CLUBライブ以来。奇しくも“米から米”繋がりという“偶然”だ。

メイルで電子チケットが送られてきて、会場入口で提示するのが、普段通りであれば、スクリーンショットしたQRコードを出すところ、それはNG。QRコードの上下にが6個並んで点滅している。タブレット端末からその“動画”を出さなくてはならない。

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さらに運転免許証などで本人確認をするという徹底した転売防止対策に感心しながら、無事にチケットが発券されて入場。

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我々のような“高齢者”から、小学生の女の子+その兄+その母と年齢層は超幅広い。ガチのロックだったりしたらコアなファンで固められるところ、何がなし緩めかなと感じる会場の雰囲気でもある。それだけ幅広いファン層に支えられているのが米津ということか。

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1.カムパネルラ
2.迷える羊
3.感電
  [MC]
4.vivi
5.Décolleté
6.優しい人
7.Lemon
8.M八七
  [MC]
9.LOSER
10.Nighthawks
11.ひまわり
12.ゴーゴー幽霊船
13.KICK BACK
  [MC]
14.月を見ていた
15.打上花火
16.灰色と青
17.かいじゅうのマーチ
18.馬と鹿

[アンコール]
19.新曲
20.POP SONG
21.アイネクライネ
22.PLACEBO
23.LADY

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さて、大昔の東京ドームで行われたローリングストーンズのコンサートでの大音量に懲りて、ライブ用の耳栓を着用。かなり効果的である。

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そして米津玄師……最初の数曲は調子が乗らなかったか、音程も不安定で、大丈夫かと思っていたが、徐々に声も出るようになってきて、個人的イチ推しの『ひまわり』あたりで絶好調となってくれた。

ただ、個人的には客席のノリがおとなしいと感じた。それは、客層の広さが影響しているのではないかと考えたのだが。

シンプルなステージに、あまり長くないランウェイが伸びていたが、思ったほど活用されていなかった。ステージのバックにプロジェクションマッピングが効果的に展開していたが、テレビゲームの架空空間のように見えた。さらに照明が躍動、今時のポピュラーコンサートの手間のかけ方に感心したのだ。

およそ2時間15分ほど、アンコールを含めて23曲を歌い切る体力に舌を巻きつつ、24回行われるコンサートツアーの22回目が終わり、横浜アリーナを出たのは20時半近く。小腹が空いていたので、駅ビル10Fの居酒屋で生ビールと日本酒を軽く呑みながら、老夫婦のコンサートの打ち上げとした。

電車を乗り継いで、帰宅したのは22時半過ぎのこと。

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文話§2023年7月の予定あれこれ [日常]

月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。

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7月1日の日の出は4時27分で日没は19時4分、月末の日の出は4時46分で日没は18時49分。これまで使っていた計算ページだと、19時1分頃の日没とあったが、標高なども入力できるようになって、若干変わってきている。

さて、今月のお楽しみは、七月大歌舞伎の昼の部『菊宴月白浪』を観る。これは忠臣蔵後日譚と銘打たれて、主役は斧定九郎という興味深いものだが、最初は猿之助が主役を務める予定が“あの”事件で従兄の中車が斧定九郎を務めることになった。

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ラグビーは“テストマッチ”的なゲーム、JAPAN XV対All Blacks XVを観る。9月のラグビワールドカップ・フランス大会を前に、強化試合として6試合が戦われるのだ。

そしていよいよ“夏本番”である。

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愉話§一日一句~外出時は念の為~ [俳句]

季語は・・・夏帽子

夏帽子 プラスマスクで 謎の人

【去年の今日】週話§土曜有閑~七月ですぞ~
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異話§半夏生~七十二候~夏至 [七十二候]

夏至の末候“半夏生(はんげしょうず)”である。

ブログで七十二候をエントリーとして取り上げるようになって、とっくの昔に10年を超えていた。

最初はもちろん、候の名称にちなんだ話題でまとめていたが、そんなものは一年で終わってしまうから、その後は毎年毎年どんな話題で繋げていくかで頭を悩ましている。

何やかんやと逃げ道を探っては、そこに逃げ込んで痴れっとしているのだ。そうはいっても逃げてばかりいられるわけでもないから、時節の話題を探しだしては、これ幸いとまとめたりすることも多い。

こんな言い訳じみた文章になったのは、ちょっと今日は“白旗”で、どうにもらしき文章が書けそうもなく、しかたなく――あくまでもしかたなく――こんな舞台裏みたいな文章で済ませることになってしまった……許されよ。

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週話§日曜枯寂~暑さしのぎは~ [日常]

夏である。暑いのである。あたりまえである。

自宅滞在度が高く、どうやって暑さをしのいでいるか。さすがに、四六時中エアコンを動かし続けるわけにはいかない。エアコンを動かすのは、夕方から就寝中で、朝起きたら切っている。朝から、一番暑い日中は卓上扇風機とかそんなあれこれでごまかしているのだ。

あとは、週四日くらい買い物しているスーパーマーケットでしばし涼んでというのがあるけれど、往復歩いている間は、きつい陽射しの中を歩かなくてはならないから、効果としてはプラスマイナスゼロか。

いずれにしてもエアコンに頼る以外に暑さから逃れる術はないわけだから、課題としては、エアコンの稼働時間がどれくらい短く抑えられるかなのだ。

まだまだ夏は始まったばかりのようなもので、この先は暑さと我々老夫婦の体力との相談なのである。

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愉話§一日一句~午後七時過ぎ~ [俳句]

季語は・・・

暮六つは 暗き巷や 蝉二匹

【去年の今日】文話§2022年7月の予定あれこれ
タグ:俳句 日常
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告話§ビッグイシュー458号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー458号は7月1日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。西加奈子が表紙。

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表紙&スペシャルインタビュー 西加奈子

リレーインタビュー 三木那由他(哲学者)

特集 海をこえて小笠原へ。鳥とカタツムリ

小笠原諸島は、一度も大陸とつながったことのない「海洋島」だ。東京から南南東へ約1000km、「大陸島」の沖縄とは違って、約4800万年前頃に太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込み、火山活動によって生まれた。2013年には西之島で火山噴火が起き、溶岩が大地を覆い尽くし、新たな生物相も生まれている。

鳥類研究者の川上和人さん(森林総合研究所鳥獣生態研究室長)は「生き物が皆無になった西之島で、カツオドリなどが営巣を始めた」と言う。進化学者の千葉聡さん(東北大学大学院教授)は「1990年代初めまではカタツムリ121種が棲む楽園だったが、父島では陸生プラナリアによって全滅、今は人工飼育されている」と言う。

川上さんに「小笠原の鳥たち、西之島のゼロからの進化」、千葉さんには「カタツムリの楽園となった進化“適応放散”」についてお聞きした。

“海洋島”小笠原に棲む、鳥とカタツムリの生き方から見えてくるものは何だろう?

[国際記事]
“ホームレス・ワールドカップ”物語

[国内記事]
表現する人 佐々木類。その土地の記憶をガラスの中に残す

[連載記事]
原発ウォッチ 国と東電は漁業者との約束を守れ

浜矩子の新ストリート・エコノミクス なぜリスを殺すのか

雨宮処凛の活動日誌 入管法改悪、渋谷のデモに7000人!

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
           夫が旅立ち、やる気が出ません☆もずくそうめん☆

杉並区議選で現職多数落選、女性が半数に

販売者に会いにゆく ハンガリー『フェデル・ネルクル』ハルミ

監督インタビュー
       “沖縄”伝えるスピンオフ作品を貸し出し中 三上智恵監督
                              [その他]

《ビッグイシューのトピックス一覧》
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週話§土曜枯寂~さても文月七月~ [日常]

2023年も後半戦である。

宮仕えだった頃は、何月が何月が……などと考えたことなどなかったような記憶で、極端に言えば“暑いから夏”であり“寒いから冬”みたいな感覚で生きてきたようだ。

それはまあ大げさといえば大げさな物言いだが、仕事の結果をスケジュール通りに反映させることが最優先だったから、カレンダーは頭の中に叩き込まれてはいても、そこに何月が何月がという“月”は存在していなかった。

ただ、3月半ば頃からゴールデンウィーク・スケジュールが、11月半ばには年末年始スケジュールが始まって、そのタイトなスケジュールに音を上げながら、どうにかこにかやり過ごした20年ほどがあったのである。

自分なりの区切りは、ひと仕事が終わってくれた時なのだが、最初の13年ほどの間は、ひと仕事が終わった時には、既に次の仕事が始まっていて、同時進行で我が身をやり繰りしていたのだ。

《日常のトピックス一覧》
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