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購話§チケットサイトの使い勝手 [インターネット]

日本の、少なからぬチケット予約サイトの使いにくさは、本当に腹立たしくて、文句の十や二十も言いたくなる。

確実なことに、チケットを売る側が使い勝手を調べようともしないことだと思っている。そうでなかったら使い勝手が悪いまま放置するはずなどない。元凶はチケットぴあであろうと推察するが、最近頻繁に使っているラグビーのSAKURA CLUBの秩父宮ラグビー場予約ページを例として掲げておく。

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最初のページが上で、まあ買いたいカテゴリーでチケットが残っている○印から入るのだが、ここはまあ許すことにして、座席は選びたいと考えているから“座席選択購入へ”をポチっとする。そうしてIDとパスワードを入力すると、スタジアム全体の俯瞰図が登場……ここからが問題だ。

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さても余計な手間を取らせるのが下の“購入可能な席種・空席状況”というやつで、その先に進むと買おうとするカテゴリーのブロックがようやく出てきて、空席のあるブロックを選択すると、ここでまた席種選択をさせるのだが、こんなの要らないのだ。なぜ必要なのか説明などできるはずなどない。さらに枚数選択をさせるに至っては“アホかとバカかと……”としか。枚数制限があるなら“お一人様4枚まで”とか表示すればよろしいだけの話だ。

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でまあ、ムカつきながらも先に進むと、ようやく座席表示が出てくる。ピンクの丸が空席で、座りたい座席をポチっとな!するのである。いかに不必要な指示をさせられるか……少なくとも4つの画面は不要としか思われない。

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というわけで下に、直感的操作で座席が選べる、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場の座席予約ページを紹介しておこう。最初から、座席カテゴリーが左に、カテゴリーに色分けされた座席の概略図が表示される。

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その先に進むと、より詳細な座席表が現れ、左から買いたいカテゴリーを選んでポチすれば、いとも簡単に席を買うことができるのだ。

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どうして、こうしたやり方ができないのか、日本はシステム全般が硬直化していて“いちいち何かを”させておくことで“何かがあった時”を考えてのことだとしか思えないような意味不明な用心を設定しているということなのだろうか。それとも新しい工夫を許容しないということか。

とにかく、何がサービスなのか……それはもう単純で、買う側の身になってシステムを構築するということで、それを推し進めることで、少しはましな状況が生まれると思うのだが。

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