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吟話§一日一句~太宰享年三十八~ [俳句]

季語は・・・桜桃忌

足搔く老いは 休肝日にて 桜桃忌

【去年の今日】留話§一日一句~滞在5日目~
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懐話§昭和四十年代~タバスコを愛用する~ [昭和]

[承前]

真っ赤に燃える香辛料“タバスコ”の存在を知ったのは、1970年代はじめの高校生時代のことではなかったか。

確か、高校の同級生と街中の喫茶店に入って、スパゲッティ・ナポリタンを注文した時、一緒についてきたのを使ったのが最初である。元より辛いものは嫌いではないから、その超刺激的な辛さをすっかり気に入ってしまった。

以来半世紀……とはいっても使うものはけっこう限られていて、パスタとかピザのようなものにしか垂らすことはない。うどんや蕎麦のような和物にも使えばいいのにと思わないでもないが、酢が入っているので、何となく敬遠してしまう。

今は、もっぱらな何ちゃってピザトーストに振りかけているが、けっこう使うようで、少なくとも3か月に1本の割合で消費しているような気がする。

世の中には、タバスコを飲み物と見なす人がいるようで、ずいぶん昔に見たテレビ番組でぐびぐびと飲み干す人が出てきて驚いたが、さすがにそんなことはできるはずもなく、我が辛いもの好きも他愛ないものだと思ったのだ。
                               [続く]

《昭和のトピックス一覧》
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戻話§冷凍枝豆はそろそろ・・・・・・ [枝豆]

生枝豆がスーパーマーケットの棚に並ぶようになってきた。シーズンオフに冷凍枝豆を食べるようになったのは去年あたりからで、前にも書いたように腸の活動を促進してくれる。

というわけで、冬でも冷凍枝豆を解凍して重宝させてもらっていた。流水や電子レンジで手早く解凍する方法もあるが、愛用している冷凍枝豆は塩味が付いているので、昼頃に冷凍庫から取り出して“自然解凍”しているのだ。

時間をかけて解凍してやるから、水っぽくもならず塩味もしっかり付いたままである。

とはいえ、そんな冷凍ものも生ものに取って代わられる時期がやってきて、ビールの肴にせっせと茹でる日々が始まるのだ。

一昨年あたりから、その茹で方も超手抜きになって、それまで片手鍋に湯を沸かしたところに枝豆を投入という普通の茹で方から、フライパンに枝豆を平らに敷いて、水をひたひたに入れて茹でてやっているが、これだと沸騰させる時間が節約でき、全体としての時間がかなり短縮できる。

加えて、冷凍枝豆よりも生枝豆のほうが、やはりというか腸の活動の効果が強いと感じるので、これからが“本番”と言えるだろう。

《酒肴のトピックス一覧》
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吟話§一日一句~日の出とともに目覚め~ [俳句]

季語は・・・短夜

本能のままの寝起きや 夜は短か

【去年の今日】留話§一日一句~今夜はオペラ~
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顧話§今日の歴史~テレビで生中継され~ [歴史]

1985年6月18日、豊田商事会長刺殺事件。

高齢者から多額の金を集めて食い物にした、その結果がこの日の惨劇で、それがテレビでリアルタイム中継されてしまったことで、多くの人間が異常なまでの“殺人の現場”を見ることになってしまった。

殺された永野一男会長の自宅前には、おびただしい報道陣が詰めかけていたが、二人の犯人を制止することもなく“見てるだけー”の他人事を決め込んでいたとしか思われず、後々に多くの批判を受けることになる……この時、現場で取材していた記者の何人かが発言していたと記憶しているが、何とも奥歯に物が挟まったような言い訳に終始していたのである。

不幸なことに“ネズミ講”の類に始まる、無知につけ込むような詐欺商法は21世紀の今日になっても相変わらず雨後の筍のように後を絶つことがない。

《歴史のトピックス一覧》
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伯話§去年の今頃はベルリン [ドイツ]

ちょうど一年前はベルリンに滞在中だった……既に滞在5日目。一週間世話になったのは、市内中心部の便のいいアパートメントホテル。連載旅行記はこちらのリンクからどうぞ。

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滞在翌々日には、国立歌劇場横の広場でダニエル・バレンボイムが指揮しての野外コンサートが行われたり、合わせて演奏会2回、バレエ1回、オペラ3回という盛りだくさんな一週間なのだった。

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ちょうど一年前のこの日は、コーミッシェオパーで『ばらの騎士』を観た。なかなかに納得のいく演出で、最初から最後まで楽しめた舞台だったのである。

気楽に過ごした一週間だったが、この年も猛暑のヨーロッパで、これはもう例年のとおりに観光名所の類などには眼もくれずに、暑かったらおとなしくエアコンの効いたホテルの部屋で、のんびり夜のオペラやコンサートに備えたのだ。

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そうした中での気晴らしは、数年前に初訪問したベルリンで一番にうまいと言われているクロイツベルク地区のラーメン屋に行ったことくらいだろう。ヨーロッパの建物に場違いな日本風設えの店構えに、集まってくる客の大半はドイツ人で、日本人の姿は少ない。ゆえに“エトランゼ”としてラーメンをすするという不思議な状況を体験するのである。

《海外旅行のトピックス一覧》
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吟話§一日一句~遅い夕方に~ [俳句]

季語は・・・梅雨闇

尾瀬ヶ原 雨は燧へ 梅雨の闇

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【去年の今日】留話§一日一句~ビアホールのエトランゼ~
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呟話§一言つぶやき~日本の民度~ [つぶやき]

相変わらず空気読まず言いたいことをペラペラ軽薄に発言する某大臣が……

……コロナウイルスの状況に“民度が違うから”と、およそ何だかな発言をして物議を醸すことになったが、頭の悪いことはなはだしく、せいぜい“国民性の違いはあるかも”程度で、レベルの高低などに言及しなければ少しは穏やかに収まったかもしれないが、常に俺様一番という上から目線で生きてきた人間だから、空気を読むこともないまま、何がおかしいのかを、指摘されても気のつきようがないのである。

《つぶやきのトピックス一覧》
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交話§外国語を“理解”すること [英語]

とりあえず旅行先で何とかなっている言葉は英語くらいなものである。

そして、会話をしながら感じることは、自分が使っている英語は単なる記号としてでしか使われていたいということだ。言語という文明の具ではあっても、文化的なるものはまるで存在していないと感じてしまう。

これが日本語を母国語とする人同士で会話するとなったら、個人差はともかくとしても、言葉に対する共通のバックボーンが仕込まれているから、言葉自体が持つニュアンス以外に、あれやこれやを読み取ることができるのだ。

だから、英語を使っている時のまだるっこしさは、相手の語る言葉を、辞書的な意味以上に捉えることができず、間違いなく会話相手も“こいつは理解しきれていない”と感じているはずだ。

まあ……ホテルのチェックインやレストランでの注文などなどのケースは、情緒的になどなる必要はなく、目的とするものがきちんと伝えられればそれで十分なのだが、時として情緒的な会話をする必要に迫られることがある。

現地でオペラやコンサートに出かけた休憩時、ビュッフェの立ち呑みテーブルで同席になった同好の士と会話をしなければならなくなった時のことで、そうなったら腹を括って臨むしかないが、会話の内容はといえば、他愛ない歌手や演奏家の好き嫌いだったりする程度で、その時に相手から信用されるために、何年の公演であるといった数字など差し挟んでやると、覿面に話が弾んでくれるのは、ありがたや。

《英語のトピックス一覧》
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吟話§一日一句~ガガっ!と注いでぐび!~ [俳句]

季語は・・・ビール

喉越しの 悦の一瞬 ビール呑む

【去年の今日】留話§一日一句~野外コンサート~
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転話§梅子黄~七十二候~芒種 [七十二候]

芒種の末候“梅子黄(うめのみきばむ)”である。

梅雨の鬱陶しい日々である。気温もそこそこ上がってきて、就寝中の気温管理が悩ましいものとなってきた。

夫婦二人、きちんと睡眠できることが最優先なので、電気代には少しばかり眼をつぶって、緩やかにエアコンをかけて寝ることにしている。

おかげでまあ、夜中に暑くて目覚めるということもなく、しっかり睡眠時間が確保されているのはありがたい。

それで、暑い日中のエアコンはできるだけ自重し、夕方の風呂上がりあたりから使わせてもらっている。

六十代も半ばを過ぎた夫婦につき、御身大切であれやこれやを活用して生活を続けていかなくてはならないのだ。

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街話§神保巷塵[73]キッチン南海閉店 [神保町]

[承前]

すずらん通りのキッチン南海が6月26日で閉店という……これはもう本当にショックな閉店である。さぶちゃんラーメンやいもやが閉店したのと同じくらいの衝撃度だ。

↓懐かしき行列
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最初に南海で食べたのは大学生の頃だったと思う。その時はカツカレーを食べるほどの余裕などなかったから、カレーライスで我慢したが、あの独特な真っ黒いカレーは悪魔的な魅力があると感じた。

その後、神保町で仕事をするようになって、月に2回か3回は南海に足を運んだ。カツカレーは言うまでもないが、鶏ささ身フライと豚生姜焼きの盛り合わせなどなど、若い頃はそれこそワシワシ!とカロリー補給ができたのである。

若者の懐に優しい神保町であるがゆえに、年齢が重なるにつれてガッツリ系のハードルは高くなり、五十代前にカツカレーに別れを告げるしかなく、たまに食べに行ってもカレーライスのご飯少なめという、らしからぬ注文しかできなかったのは何とも不本意にでしかなかった。

今回の閉店は建物の老朽化に伴ってのことで、どうやらそう遠くない場所に後継店が開くようなので、安心といえば安心なことではある。

ところで、なぜ“キッチン南海”なる店名なのかと調べてみたら、創業者がプロ野球の南海ホークスファンということだった。なるほど、確かに看板の色はホークス・グリーンではないか。
                               [続く]

《神保町のトピックス一覧》
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告話§ビッグイシュー385号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー385号は6月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。在宅自炊指南が表紙。

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表紙&スペシャルインタビュー アダム・ランバート

リレーインタビュー 津村記久子(作家)

特集 コロナ禍で、世界の路上は

新型コロナウイルスの感染拡大の中、世界各国で「#STAY HOME」「#私は家にいます」といったキャンペーンが広まった。しかし、この言葉が目を塞いでいるのは “家をもたない人”たちだ。いま、どの国でも、最も困難を抱えた人たちが耐え難い影響を受けている状況で世界のストリートペーパーの販売者はどのように過ごしているのだろうか?

雑誌の路上販売を中止した国、都市封鎖解除とともに再開した国、感染対策を取った上で継続している国など、全10か国からレポートが届いた。

[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス 何のための念のため?
               
コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
                     ☆スペアリブと豆の煮込み☆

ビッグイシューアイ
      新型コロナ、やがて季節かぜのようになって定着か 髙田礼人

宇宙・地球・人間――池内了の市民科学メガネ アリの体内歩数計

販売者に会いにゆく ドイツ『ヒンツ&クンスト』ペーターゼン
                              [その他]

《ビッグイシューのトピックス一覧》
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瞬話§写真は“記録”として [写真]

芸術的な写真を撮りたいとは、昔からの願望である。だが、そんな写真など
一枚として撮れた試しはない。

そういう視点とかセンスの類が決定的に欠如しているのは、今さらながら明
らかであると言うしかなく、撮りためた写真を眺めてもその事実を認めるし
かないのである。

↓何か一味足りないな
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いつの頃からかは定かではないが、ファインダーを覗きながら考えているの
は、結局のところ“今!”を撮影してやるという一点に尽きるようなのだ。

記録というなら、まさに記録としての写真を撮っているような気がしていて
そうして見ると、アートよりは情報としての写真のように思われてしまう。

自分にとって、アートっぽい写真を撮ることが下手なのは、間違いなく光線
を活用できないことが大きいような気がしている……順光のよさ、逆光のよ
さを引き出してやれないことが大きいと考えている。

↓これは単純に被写体がよかっただけ
DSC04741.JPG

そのあたりをうまく引っぱり出してやれば、色気のある写真が撮れるのでは
と思っているのが、それができないままに、ここまできてしまった。新しい
カメラを駆使しようと試みるが、カメラが人となりを見ているようで、出て
くる写真は相も変わらず色気に乏しいものであるのだ。

《私事のトピックス一覧》
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吟話§一日一句~読んでは休みを繰り返し~ [俳句]

季語は・・・あぢさゐ

あぢさゐや 読みさしの本 あと二章

【去年の今日】遊話§年に一度の旅行へ
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週話§日曜恬淡~遊び場は新宿~ [新宿]

高校を卒業してすぐ上京、下宿したのは代々木駅から徒歩3分の三畳間なのだった。明治通りを歩けば新宿まで10分そこそこである。それ以来、東京の“遊び場”といえば新宿なのである。

などと偉そうに言うほど、宮仕え時代に新宿で呑み遊んだとまではいかずに終わってしまったのは、神保町で事足りていたからであろう。それに神保町から電車に乗ってしまえば、そのまま自宅最寄駅まで運ばれてしまうから、わざわざ寄り道するために途中下車はそれほどしなかったとは思うのだが。

とはいえ、夫婦二人して都心に行くといえば、すなわち新宿に行くのと同義語で、今でこそ歌舞伎見物で銀座に行く回数が増えて、昼の部がはねた後は“銀ブラ”と洒落こもうとするが、歩いているうちに何となく地下鉄入口に足が向いて、丸ノ内線に乗ってそそくさと新宿に戻ってしまうのだ。そして新宿の空気に伸び伸びとしている自分がいる。

遊ぶ……とはいっても、デパートや適当な店に入ってひとしきり冷やかし、その後は居酒屋にしけ込んで1杯がせいぜいなのだが、それでも気が楽なことは銀座の比ではない。

まあ、銀座であれこれ遊んで1杯呑んだことはあるが、そこから帰るのに、丸ノ内線と京王線を乗る継がなくてはならないというのも面倒なのだというのも大きい理由なのだ。

《東京のトピックス一覧》
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吟話§一日一句~馴染みの居酒屋へ~ [俳句]

季語は・・・蚊柱

行きつけは 蚊柱の路地裏の先

【去年の今日】邂話§尾瀬初夏水芭蕉[9]尾瀬沼から大清水
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週話§土曜恬淡~来週は旅行に出発~ [海外旅行]

……する予定だったのだ。

新型コロナウイルスという人類にとって未知の存在が、地球上に暮らす我々の生活のサイクルを、あっという間に混乱と混沌へと陥れてしまった。

そうでなければ、日々何事もなく多くの人が飛行機で様々な場所へと移動していっていたのである。我が家のような遊びの旅行とは違って、仕事絡みで旅行をする人にとっては、どうしても必要であるはずの旅ができず、何もかもが滞ってしまっていることだろう。

定年退職して、今のところは何か無理をする必要はないのだけれど、あるいは、ひょんなところから影響が飛んでくるかもしれないが、こればっかりは来られてみなければわからないものかもしれない。

《海外旅行のトピックス一覧》

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吟話§一日一句~満月に始まり~ [俳句]

季語は・・・蝉生まる

行く末は 上弦月か 蝉生まる

【去年の今日】邂話§尾瀬初夏水芭蕉[8]朝の尾瀬沼
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過話§備忘録的な何か~2020年6月12日付~ [備忘録]

5月29日……予定していた6月半ばの旅行のフライトが、往路&復路ともにキャンセルとなった。

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既に4月上旬の時点でホテルやレンタカーのキャンセルは完了していたが、予約していた飛行機が予定通り飛ぶのであれば、キャンセルチャージが発生するので、航空券代が全額戻る欠航が決まるまで待っていたのだ。

メイルが届いたこの日の午後、航空会社のコールセンターにキャンセル手続きの電話を入れた。航空会社の当該ホームページを見ると、来年一杯有効な旅行延期のバウチャー取得を勧めるばかりで、キャンセル手続きなど一文字も見つからない……欧米系の航空会社の中にあって、個人的には機材などのハード面では信頼しているが、顧客対応については見事な“上から目線”で木で鼻を括ったような、何の誠意の欠片も感じられないのである。

案の定、マニュアル通りに旅行延期を押し付けようとして、キャンセルしても代金が戻るには時間がかかる、云々と予想された対応そのままだったので時間の無駄(電話代はこちら持ち)だから、毅然とキャンセルを通して手続き完了。ほどなく届いたキャンセル完了のメイルが下。

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これで、今年の旅行にまつわるあれこれは全部済んだのである。

5月29日……同じ日の夕方、緊急事態解除に伴って、2月下旬以来3か月ぶりに国会前での抗議活動に参加してきた。抗議活動の趣旨など言うまでもないことだが、一応書いておくと“ABE Out!”のワンイシューである。

ここまで死に体同然になっているのに、しぶとく権力の座にしがみついている、無能で姑息で嘘つきの偽愛国者にして非国民を、さっさとどこかに消えてもらわないと、日本そのものが沈んでしまう。

というわけで、国会議事堂前には三百人ほどが集合“ソーシャル・ディスタンス”をキープしつつ、1時間半の抗議活動をやってきた。

20時過ぎに国会議事堂前から乗った電車だが、コロナウイルス前だったら、乗車率100%なのが、ほぼ座席が埋まっている程度という状況だったのだ。

5月30日……キッチンのビルトイン浄水器のカートリッジを注文した。迂闊なことに、今年のはじめには交換する必要があったところを、コロナ騒ぎに紛れて、すっかり忘れてしまっていたのだった。

ビルトインでシンク下に収納されていて、普段は眼にすることもなく、替え時も“一年ごと”と大雑把なもので、何かサインのようなものが付いている浄水カートリッジもあるようだが、そんな気の利いたサービスなどないのが我がカートリッジなのである。

というわけで、ネットショッピングのページから注文したが、届くのは翌日で、しかも“玄関置き配”という昨今の事情に沿った非対面受け渡しなので仮に不在でも不在票が入っていて再配達という煩わしさがないのはありがたいではないか。

6月1日……特別定額給付金の申請書が郵送で届いた。前週の木曜日頃から送付を始めたと知らされていたので“まあまあ”だろうか。さっさと必要な事項を記入して翌日には投函した。

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我が自治体の申請書書式は実に合理的というか実に真っ当で、下のとおりになっている。

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支給は“要”に丸が付いていれば、それ以上間違いようがないだろう。そもそも99%の人間が支給してもらうつもりのはずなのは言わずもがななので、安心して申請できるだろう。

それにしても、緊急事態宣言の解除後に「遅くなりました」と届くなどは、どこが“スピード感をもって”なのかと、土台が腐って緩み切った政府及び官僚機構のお寒い状況を如実に表しているものである。

《日常のトピックス一覧》
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耕話§岩宿のSちゃん [私事]

群馬県東部笠懸町に岩宿という地域がある。終戦直後、旧石器時代の石器が発掘されたことで全国的にも知られた場所だと言えば、うなずく人もいるだろう。

“岩宿のSちゃん”と呼んでいた、同い年くらいの男の子がいた。彼の家は農家で、親類とかいうわけでもなく、我が家とどういった関係だったのかはまるでわからないが、家族同士による細く長い付き合いが続いていたのだ。

小学校も高学年くらいになると、バスに乗って一人で遊びに出かけることもあって、せいぜい3時間ほどではなかったかと思うのだが、Sちゃんの家の畑や鶏小屋、それに桑の葉を摘んでは、蚕棚の世話などもさせてもらった。

“田舎の町の子”と“田舎の子”と、つかず離れず遊んでいたのだが、東京で暮らし始めたところで交流がなくなり、その後をたどることもできなくなってしまったのである。

グーグルマップで、それと思しきあたりを探してみたこともあったが、その当時の空っ風を防ぐための屋敷森がどうしても見当たらず、見つけることができなかった。

↓ぐんま昆虫の森のページから拝借
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ぐんま昆虫の森に保存されている民家を一回り小ぶりにしたようなSちゃんの家の縁側に座り、採れたてのスイカにかぶりついたのも遠い記憶なのだ。

《B級グルメのトピックス一覧》
タグ:群馬 私事 日常
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吟話§一日一句~無事に一日が終わり~ [俳句]

季語は・・・走り梅雨

するすると 終電過ぎて 走り梅雨

【去年の今日】邂話§尾瀬初夏水芭蕉[7]長蔵小屋周辺逍遥
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老話§歩くかバスか [老化]

最寄駅まで歩くと15分ちょっと。本数は少ないが眼の前をバスが走っているおかげで駅までは5分ほどで行くことができる。

気温の高い夏の時期に駅まで歩こうものなら、汗まみれになるのは必定につき、半年ほどはバスのお世話になってもやむを得ないと割り切るしかない。体力温存させてもらうのだ。

まだまだ……もう少し間はあれど、いずれは東京都シルバーパスの所有者になるのだが、どれほど活用できるものか……まあ、せいぜい使わせてもらおうとは思っているけれど。

《日常のトピックス一覧》
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炒話§無性にチャーハン~結局半チャーハン~ [B級グルメ]

何やら無性にチャーハンを食べたくなることがある。そもそもが米っ喰いであるからして、米に味がついて何やら具が入って油で炒められたチャーハンを口にするのは至福といってもいいかもしれない。

とはいえ、単品でチャーハンを注文することなどはない。いわゆる中華飯屋に昼飯で入ることは少なく、入ってもほとんどの場合はラーメンを注文するから、チャーハンは夜の食べ物である。

中華飯屋に夕方入れば、ビールタイムであるがゆえに、ビールを注文しつつ当然ながら餃子あたりをつまみに所望して、ビールから紹興酒とひとしきり酒盛りに興じてから、ようやくお食事タイムへと移るのだ。

でまあ、ラーメンを啜るかチャーハンにするかの葛藤があって、おおよそだが7対3でチャーハンに軍配が上がる。ただし、どうしても決めきれない時は、苦渋の選択として“半チャンラーメン”を嬉々として(矛盾)注文していたが、五十代半ば頃には、それすら選択することが叶わなくなった。

行きつけの中華飯屋に半チャーハンはあっても、半ラーメンはなく、それでさすがにフルサイズのラーメンは無理だから、半チャーハンを注文するが、それがまあ、量的にもほどよくて、しかも自分的にチャーハンを食べた感をそこそこ満足させることができるのは不承不承ながらありがたい。

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転話§腐草為蛍~七十二候~芒種 [七十二候]

芒種の次候“腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)”である。

今日は“時の記念日”でもある。まあ……すっかり忘れ去られてしまってはいるけれど。

人類が時間を意識することで、様々な物事が営まれるようになったわけで、それは大雑把に昼と夜、日の出から日没、月の満ち欠けといった、日々繰り返される事象を意識し、把握していくことで何千年もの歴史が築かれてきたのだろう。

自分自身が時というものを意識するのはどういう時かといえば、それはもう腕時計をはめる時であるのは間違いない。世に、高級と称される夥しい時計は存在するが、個人的には“正確な時計”こそが時計と呼ぶにふさわしいと思うのである。

ゆえに、我が腕には電波時計が常にあって、可能な限り正確な時を刻んでいるのだ。

《七十二候のトピックス一覧》
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教話§九月入学を考える [日本]

コロナウイルスで学業の遅れを補おうと泥縄で打ち出されそうになったのが9月入学導入である。

元より、個人的には九月入学推進を支持するものだが、この導入のやり方はいかにも泡を喰って何の考えもなく、状況を単純に後送りすればいいや……そんな発想からひねり出されたものとしか思えなかった。

そんな思いつきでしかない施策とは別にして、かねがね、9月入学のほうが合理的ではないかと単純に考えていたのだ。

おおよそだが、ほとんどの欧米の学校における学期は、9月がスタートである。日本の学期と5か月のずれがあることで、特に大学の留学については、そのずれがロスになっているのではなかろうか。

個人的に9月入学を推す最大の理由は“入学試験”である。現行においては冬の2月に実施されていて、それが時に降雪に見舞われたりして、不都合は小さからぬものがあると思われる。

これを5月下旬にしてやれば、比較的爽やかな空気の中での入試となって、気象面の問題はかなり解消されるではないか。

ただし、今の“五月病”が9月入学になることで、秋という季節がどのように影響していくものかまでは想像することができないが、メランコリックな季節だから微妙なものはありそうな気はする。。

そうして、もう一つの大きな問題は、4月入学は4月生まれからという暦の流れも変更するということだろうか……とするなら、これはなかなかの問題でありそうだ。

《日本のトピックス一覧》
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吟話§一日一句~安宿ゆえに~ [俳句]

季語は・・・藪蚊

風呂上がり 藪蚊飛び交う 旅の宿

【去年の今日】週話§日曜諸相~着々と~
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呟話§一言つぶやき~あと一駅が長い~ [つぶやき]

宮仕えで通勤していた時、あと一駅が長いとしばしば感じたが、それは……

……特に、帰りの電車に乗っていてのことで、何というか“早く家に帰りつ
きたい”という思いが強く、だがそれは、かつて住んでいた場所よりほんの
少しだけ近いところに引越して以降は、ほとんど感じることなく家に帰って
いるので、本当に微妙な差異なのだ。

《つぶやきのトピックス一覧》
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