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交話§外国語を“理解”すること [英語]

とりあえず旅行先で何とかなっている言葉は英語くらいなものである。

そして、会話をしながら感じることは、自分が使っている英語は単なる記号としてでしか使われていたいということだ。言語という文明の具ではあっても、文化的なるものはまるで存在していないと感じてしまう。

これが日本語を母国語とする人同士で会話するとなったら、個人差はともかくとしても、言葉に対する共通のバックボーンが仕込まれているから、言葉自体が持つニュアンス以外に、あれやこれやを読み取ることができるのだ。

だから、英語を使っている時のまだるっこしさは、相手の語る言葉を、辞書的な意味以上に捉えることができず、間違いなく会話相手も“こいつは理解しきれていない”と感じているはずだ。

まあ……ホテルのチェックインやレストランでの注文などなどのケースは、情緒的になどなる必要はなく、目的とするものがきちんと伝えられればそれで十分なのだが、時として情緒的な会話をする必要に迫られることがある。

現地でオペラやコンサートに出かけた休憩時、ビュッフェの立ち呑みテーブルで同席になった同好の士と会話をしなければならなくなった時のことで、そうなったら腹を括って臨むしかないが、会話の内容はといえば、他愛ない歌手や演奏家の好き嫌いだったりする程度で、その時に相手から信用されるために、何年の公演であるといった数字など差し挟んでやると、覿面に話が弾んでくれるのは、ありがたや。

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