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教話§九月入学を考える [日本]

コロナウイルスで学業の遅れを補おうと泥縄で打ち出されそうになったのが9月入学導入である。

元より、個人的には九月入学推進を支持するものだが、この導入のやり方はいかにも泡を喰って何の考えもなく、状況を単純に後送りすればいいや……そんな発想からひねり出されたものとしか思えなかった。

そんな思いつきでしかない施策とは別にして、かねがね、9月入学のほうが合理的ではないかと単純に考えていたのだ。

おおよそだが、ほとんどの欧米の学校における学期は、9月がスタートである。日本の学期と5か月のずれがあることで、特に大学の留学については、そのずれがロスになっているのではなかろうか。

個人的に9月入学を推す最大の理由は“入学試験”である。現行においては冬の2月に実施されていて、それが時に降雪に見舞われたりして、不都合は小さからぬものがあると思われる。

これを5月下旬にしてやれば、比較的爽やかな空気の中での入試となって、気象面の問題はかなり解消されるではないか。

ただし、今の“五月病”が9月入学になることで、秋という季節がどのように影響していくものかまでは想像することができないが、メランコリックな季節だから微妙なものはありそうな気はする。。

そうして、もう一つの大きな問題は、4月入学は4月生まれからという暦の流れも変更するということだろうか……とするなら、これはなかなかの問題でありそうだ。

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