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徹話§夜行列車に乗って~大垣編~ [鉄道]

昨日の尾瀬号話から引き続いいての夜行列車話である。

貧乏大学生時代に、東京駅発大垣行の夜行列車に乗って2回京都に行った。発時刻はその時々で変わっているが、自分の頃は確か23時35分だったような記憶である。

平日に乗車すると、残業したサラリーマンが大量に乗り込んできて、かなりごった返すが、川崎、横浜、藤沢と進むにつれてどんどん降りていって、神奈川県を抜ければ貧乏旅行者専用列車となってしまうのだ。

神奈川県内までは各駅停車だったのが、小田原を過ぎると、熱海や三島、沼津、富士、静岡と快速仕様に変わるが、それも浜松あたりからは各駅停車で走っていくのだった。

岐阜県は大垣に到着するのは確か7時12分。数分後には西明石行きの各駅停車に接続して、京都着が9時過ぎである。

だが、2回乗ったうちの最初の大垣行きは20分くらい遅れてしまって、接続できず、一時間ほど遅れて京都に到着したのだった。

それにしても、当時は青春18きっぷなんてものもなく、普通運賃で往復するには、こうした列車を利用するしかなかった。おまけに、電車の座席で寝るなどということがまるでできず、起きたまま夜明かしして京都に着いて歩き回るという……今だったら想像もできないタフさだったのである。ちなみに西明石行き各停に接続できて、京都駅に着いたその足で向かったのは、三条堺町のイノダコーヒ本店である。

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