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愉話§一日一句~年賀状書く寸前に~ [俳句]

季語は・・・冬至

また一通 喪中はがきの 冬至かな

【去年の今日】荻話§町中華を愛でる~独身時代~
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弦話§青木調ヴァイオリン・リサイタル [クラシック]

2023年も押し詰まりつつある12月中旬の終わり、ちょっと縁あるヴァイオリニストのリサイタルを聴いてきた。文京シビック小ホール。

ヴァイオリン:青木調
ピアノ:江尻南美

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モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第35番 A-Dur Kv.526
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 A-Dur Op.100

**********************休憩**********************

J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 C-Dur 「フーガ」
エネスク:ヴァイオリン・ソナタ第3番 a-moll Op.25
     「ルーマニアの民俗様式で」

[アンコール]​
シューマン:ロマンス

青木調はNHK交響楽団第1ヴァイオリン奏者である。オーケストラの中で合奏しているから彼女が弾く実際の音を聴く機会は、こういう場でしかないので貴重である。

何度か、彼女が第1ヴァイオリンを弾いている鶴クァルテットの演奏を聴いているが、どこかお行儀のいいお勉強会的な音楽で、もう少し羽目を外してくれればと思ったのだった。

この日も、もちろん生真面目さは変わらないが、1曲目のモーツァルトから芯のある彼女なりの主張が感じられる音楽が流れてきた。

前半2曲だけでもかなりのプログラムで、後半はバッハの無伴奏からフーガを弾いた後にエネスクのソナタと続いた。これが超絶技巧の難曲と思えたが表情を変えることなく淡々と弾ききったのだった、最後にこの曲を持ってきたのは、それこそ彼女にとっての勝負曲ということだろう。

緊張を強いられた後のアンコールに弾かれたのは、シューマンのロマンス。行ってよかった今年最後のコンサートである。

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勉話§小学館の学習図鑑シリーズのおかげ [私事]

そもそも子どもの頃から好奇心旺盛だったかどうかはわからない。明らかなのは、好奇心を呼び覚まされたことで、それが小学館の学習図鑑シリーズであったのだ。

たぶん小学校2年生か3年生の頃に、親が図鑑シリーズの中から何冊か……動物、植物、昆虫、魚貝、気象天文、スポーツ、保健と人体、理科実験などなどを買ってもらった。

そうした図鑑ものに興味を持ったようで、暇さえあれば、何度も何度も読み返していたことを思い出す。小説の類も読まないではなかったが、それ以上に図版が多く、自然や科学を扱った図鑑のほうよりに惹かれていたようだ。

そうして、動植物、昆虫の名前やら生態を知り、気象現象や宇宙へと思いを馳せていたが、そんな中にあって理科実験の図鑑には多くを学ばせてもらったのである。

掲載された実験の全部ができたわけではなく、家にある限られた器材で、興味を持ったいくつかを実際に実験してみただけだが、そんなあれやこれやが学習実践に役立ったのは間違いない。

そうして理科ものへの興味を掻き立ててもらったが、それ以上に深まることはなく、文系へとシフトしていった。とはいえ、今でも頭の片隅に理科的な興味はしぶとく残っているのである。

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