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吃話§今日の一枚~マッチポンプ~ [写真]

新連載“今日の一枚”スタートである。不定期かつ気まぐれに、インパクトある写真を貼って、簡単に一言添えるという企画である。最初の一枚は……

↓左:2008年刊、右:2014年刊
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……いやはや何ともな写真である。同じ著者が、真逆のテーマで本を書いたという、まさに“マッチポンプ”以外の何物でもない。だが、右が刊行されるまでの数年間の時代劇に、何が起こったのだろうかとも思うのであるが。

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運話§降りる降りない~挙動不審~ [鉄道]

宮仕え時代の電車通勤の話である。

行きは、ラッシュアワー時間帯を避けて出かけるので確実に座れるのだが、帰宅する時は、座れるか座れないか微妙な駅で、座れない時のほうが多い。それではと、早々と降りてくれそうなお客さんを探してその前に立とうとするのだが、この見極めがなかなかに難しい。

中でも、駅が近づくとキョロキョロしだす人が眼の前に座っていて、ということは2、3駅くらいで降りてくれるのかなと期待をするのだが、何というか、一向に“降りない”てくれず、駅が近づくたびに落ち着かなくなるだけなのだ。

その手のお客さんがけっこういらっしゃって、期待が大外れになること頻繁だったのである。あまつさえ“静かに”座っていた両側のお客さんがさっさと降りて座り損なうこともあったりした。

いつの頃からかそのことに気がついて、そうした“挙動不審”な人の前にはできるだけ立たないようにと中止したが、何ということかそうした挙動不審な人がさっさと降りていくこともあって、結局は立ち位置で一喜一憂すること自体が何の意味もないという結論に達したのである。

だがしかし、我が身も高齢化が順調に進行しているので、帰りの電車で座れるかどうかは切実な問題になりつつあるのだ。

優先席があるではないか……なのだが、それはもう少し先の話で、まだまだ優先されるほどではない。

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愉話§一日一句~津軽海峡~ [俳句]

季語は・・・(マグロ)

荒海や 大間一攫 クロマグロ

【去年の今日】電話§パソコン歴三十年
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悼話§寺尾さん(錣山親方) [相撲]

長兄の元十両鶴嶺山(60歳)、次兄の元関脇逆鉾(58歳)に続いて三男の寺尾が60歳で逝去した。兄弟そろって短い生涯を終えることになるとは……。

回転の速い突っ張りを武器に、軽量を生かしたスピード感溢れる相撲で人気を博した。

先月の九州場所でもテレビ解説できっぱりとした物言いが健在だったので、あまりにも突然の訃報に驚いている。享年六十

合掌

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悔話§サンゴリアス対ブレイブルーパス[味スタ] [ラグビー]

快晴微風の味の素スタジアムには今季最多31,953人の観客が集まった。前日に日産スタジアムで行われたイーグルス対ヴェルブリッツの31,312人を一日で塗り替えた……ワールドカップ終了直後+ワールドカップに出場した強豪選手が参入しての人気と思われるが、これが最後まで続いてほしいものだ。

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そして府中ダービーの結果だが“意外”にも、ブレイブルーパスが26対19で勝利を手にした。

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最初に得点したのはサンゴリアス。ペナルティゴールで先制したが、その後はブレイブルーパスが最後までリードをキープ。サンゴリアスは自分の形を作れず、後手後手に回ってしまったと感じる。



ブレイブルーパスのディフェンスが的確で速く、サンゴリアスの展開を許すことがなく、これは前節のサンゴリアスがスピアーズ相手に奏功したことが自分に返ってきてしまったようだ。

オールブラックスからやって来た二人、ブレイブルーパスのリッチー・モウンガは自分の仕事をきっちりしているように思えたが、サンゴリアスのNo.8サム・ケインは前節に続いて影が薄く、まだ本調子ではないということか。

第2節が終わったが、今季のリーグワンは混戦模様の予感がした。そして年内はこの試合で納めとなる。

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愉話§一日一句~急ぎ足で家へ~ [俳句]

季語は・・・今川焼

ふところへ 今川焼は 冷めぬよう

【去年の今日】週話§日曜有閑~インスタントラーメン~
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刻話§記憶のメモリーとハードディスクと [記憶]

人間の脳の記憶システムはどのようになっているのだろう。そしてどれほどの記憶を貯め込んでいるものなのだろうか。

さらに不思議なのは、数十年前に経験した出来事は鮮明に覚えているのに、つい直前、トイレの蓋を閉め忘れたりして、そりゃあ年齢的な物忘れの度合いは順調に進んでいるとは思うけれど。

どうやら人間の脳内にも、ハードディスクと新しい記憶を一時的に保持するメモリーとの2種類があって、特にそのメモリー機能が劣化しつつあるのではないか、だから直近の記憶もさっさと消去されてしまうような気がする。

そしてまあ、残念なことにハードディスクの記憶も少しずつ少しずつ消えていっているようなのだ。きちんと取り出せる記憶もあるが、切れ切れな断片として、繋ぎあわせることのできない過去が頭の中に散乱しているようだ。

そんな記憶の断片の中で、最古と――曖昧だが――思われるものは、2歳か3歳の頃。ラジオから流れてくる音楽に合わせて何やら踊っていたら、家族がおもしろがって囃し立てている……そんな様子であるが。

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堵話§卒業単位と就職内定 [私事]

大学4年間は経済的事情ゆえに、1年次からせっせと単位の取得に努めた。

本末転倒であることは百も承知だったが、1年、2年と単位の荒稼ぎをしたのは、アルバイトの時間を捻出するためだったのである。

結果、3年次では火水木の三日登校で済むようになり、一か月10日くらいはカフェでギャルソンのアルバイトができ、それだけで月に3万ほどは稼げたのだ。

さらに4年になると登校は週2日、卒論ゼミと取り残した専門科目、加えて皆川達夫師の講座と4つほどを受講する日々だった。

4年次の科目を受講するにあたって、留年はせずに卒業することをを念頭に単位不足にならないよう、3年までの取得単位をきちんと計算し、ギリギリでというのは危ないので“保険”として念の為、余分に一講座押さえておいたのである。

大学のほうは、それで何とかなりそうと見極めができ、夏休みに2か月していた尾瀬の山小屋のアルバイトを終えて戻ってきたところで就活を始めた。

最初の頃は内定が一つも取れず、一時は蒼褪めかけそうになったが、すんでのタイミング(年末)で何とか内定をもらい、無事に37年半勤めて定年退職したわけだが、内定をもらった年末から年始が明けて大学に行く時、卒業単位を満たしているだろうかと不安になって、何度も何度も単位計算をしたが、もし、一科目でも取り損ねようものならどうなっていたか。

はっきりとは覚えていないが、確か2月頃、教務課の掲示板に、卒業認定者一覧表が貼り出されて、その中に自分の名前を見つけた時ほど胸をなで下ろしたことはなかった。

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愉話§一日一句~桝酒ほどほどで~ [俳句]

季語は・・・師走

角打ちや 酒そそくさと 師走めき

【去年の今日】週話§土曜有閑~どん詰まり近づいて~
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異話§鱖魚群~七十二候~小雪 [七十二候]

大雪の末候“鱖魚群(さけのうおむらがる)”である。

週末金曜日は冬至、2023年も残り2週間となった。

温暖化が進んだとはいえ、気温は冬である。夏の間は10分足らずで追い焚きが済んだ風呂も、設定した湯温になるまで20分くらいかかるようになったのだ。

当然ながらそれだけ燃料代も必要なわけで、夏と冬のガス料金の差は、3倍以上になってしまう。

夏の間は39度ほどで沸かしていたのが、今は41度から42度……そして、冬の水温は低いから、夏に比べて時間がかかるのは今さらながら当たり前の話なのである。

気がつけば12月も半ば過ぎとなったが、個人的な印象を言わせてもらうなら今年は残暑を10月下旬まで引きずったからかどうか、その9月や10月の記憶が希薄で、秋はほとんど省略で11月下旬には一気に冬模様になってしまったような気がしてならない。

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週話§日曜枯寂~演歌でえーんか?~ [日本]

“演歌”は演歌だけでなく、他の漢字を当てはめた、援歌、怨歌、艶歌と分けられるとでもいった文章を書いたのは五木寛之だったか。例えば水前寺清子が歌うのは励ますための援歌だし、色っぽい系は艶(つや)歌と言われたりしている。

五木寛之が一番に書きたかったのは藤圭子の歌で、それを怨歌……“うらみうた”だと表現してみせたのだ。

文章を読んで、まさに言いえて妙と思った。藤圭子の掠れたような歌声の奥底に“怨み”が秘められたとは、誰でも感じ取ることができるだろう。彼女のヒット曲『圭子の夢は夜ひらく』が、これまさに!“怨歌”なのである。

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愉話§一日一句~八つ当たりではないが~ [俳句]

季語は・・・落葉

不機嫌を 蹴散らして行く 落ち葉路

【去年の今日】問話§大学って何?~お仕着せではない~
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週話§土曜枯寂~洋食クルミ発見!~ [神保町]

先月、武蔵野市民文化会館でコンサートを聴くのに吉祥寺に出かけた、早めに吉祥寺に着いて買い物の後の開演前に吉祥寺東急のレストラン街で蕎麦を手繰った。

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勘定を済ませて店を出て周りを見渡したら、KITCHENクルミという店の表示に気がついた。近くまで歩いていくと、何と!バブル期に地上げで消えたあの神保町白山通り沿いにあった店で、勝手に“洋食くるみ”と思い込んでいたが“KITCHENクルミ”が正しかったようだ。

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店の入口には、昔の神保町古書店街の写真が貼ってあって、店の由来の説明ボードもあったので間違いはない。

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出版社が集まっている神保町らしく、深夜までばりばり営業していて、夕食にと店に入ると、ホール担当のお兄ちゃんが「とりあえず、おビール?」と聞いてくるのも懐かしく思い出した。

店の名物だったかどうか、小ぶりのとんかつを半分に斜め切りした“切りカツ”がうまかったのだが、店頭のショーケースには見当たらず残念。

とりあえず、ちゃんと生き延びていたことが確認できたのだった。

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愉話§一日一句~雪の永平寺~ [俳句]

季語は・・・冬安居(とうあんご)

大寺や 樹も山も黙 冬安居

【去年の今日】転話§団地のマイカー事情
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告話§ビッグイシュー469号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー469号は12月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。からすのパンやさんが表紙。

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表紙&スペシャルインタビュー 『からすのパンやさん』50周年

リレーインタビュー 中田裕二(ミュージシャン)

特集 行ってみたい、あの町この町

隣町から世界のはずれまで。ちょっとした用事、のっぴきならない仕事で、あるいは念願の旅に、あの時出かけた“あの町”。

偶然なのか必然なのか、そこで起こった小さな出来事が忘れがたいことも……。そんな“あの町”にもう一度行ってみたいと思われますか?

一方で、ずっと行ってみたいと気になっている“この町”。いつか行きたいと待つのも楽しいけれど、そろそろ出かけようと思っていませんか?その町の何があなたを魅了しているのでしょうか?

2023年の終わり、世界中の“あの町この町”のことを思いながら、10人の方に、“あの町”の思い出や、出かけてみたい“この町”についてお聞きしました。

[国際記事]
米国。“人道危機”、亡命希望者の受け入れ 飽和状態に

[国内記事]
ふくしまから 原発事故から12年。村民帰還率2割

監督インタビュー 『香港の流れ者たち』ジュン・リー監督

映画エッセイ 日本映画の新しい鉱脈

[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス 国債大量発行は詐欺まがい

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
「死」と「お墓」についてどう感じる?☆ブロッコリー・ポテサラの前菜☆

池内了の市民科学メガネ 古くから珍重されたユズ 香りに鎮静効果

販売者に会いにゆく スウェーデン『ファクトゥム』トーマス
                              [その他]

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彩話§日本の伝統色~色見本帳~ [日本]

かつては大日本インキ化学工業という社名で、今はDIC株式会社となった印刷用インクの大手がある。そして仕事をしていた時に使ったのがDICの色見本帳である。

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デザイナーが色指定をする時に、色見本帳のチップを貼り付ければ、文字色や地の色が指定されるのだ。

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そんな色見本帳のアプリがあるのを見つけて、早速落とした。しかも無料というのは太っ腹ではないか。

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まあ、落としたところで使い道があるわけではないが、そんな中に“日本の伝統色”に始まって“フランスの伝統色”とか“中国の伝統色”などのようなシリーズがあるのは吉である。

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写真を見ればわかるとおりで、データの中に漢字和名の“色名”が表示されていて、なるほどと勉強になるのだ。

残念ながら、パソコン用のアプリが存在しておらず、それはちょいとばかしもったいない話ではないか。

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愉話§一日一句~ついうとうとして~ [俳句]

季語は・・・日向ぼこ

老境の 午後の浄土や 日向ぼこ

【去年の今日】想話§歌舞伎のことなど何一つ・・・・・・
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街話§神保巷塵[106]会社の同期会があった [神保町]

[承前]

一昨日のことである。

声が掛かって、会社同期会が神保町のランチョンで行われた。集まったのは7名。15時スタートという不思議な時間だが、あまり夜が遅いのも何だからという老人モードなのかどうか。

同期入社は36人(四大卒男16人、女10人、短大卒10人)で、そのうちの5人が既に亡くなっている。

定刻にはメンバーが揃って、生ビールなどで乾杯。出席者の一人は取締役まで“出世”しているから、在職中は話せなかったような生臭い話あれこれが飛び出してきて“うーん・・・・・・”と考え込んでしまうのであった。

まあ、それ以外は個々の近況であったり、在職中のエピソードを擦り合わせてみたり、他愛のない会話が続いたのだ。

そして、アラ七十の集まりゆえか、かつてのように呑み過ぎるようなこともなく、ほどほどのところで17時半過ぎにはお開きとなり、三々五々通い慣れた神保町から散開していったのである。
                               [続く]

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務話§定年退職した頃~それ~ [日本]

それは、静かに届いていた……郵便箱に“それ”が入っていたのである。

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そのことに気がついたのは、宮仕えを始めて2年が過ぎた頃のことだった。入社一年目よりも年収が少ないのである。ああそうか!と納得できたのは、前年の住民税が徴収されるようになっていたからだ。

……ということは定年退職後にも、前年の住民税の徴収が行われることかと思い至り、しかるべく用意しておかなくてはならないという結論に達した。

そのための準備を始めたのがいつだったか正確には忘れてしまったが、おそらくは数年越しで少しずつ蓄えていったことは間違いない。年金生活を始めるにあたっては、まとまった金を支出することは避けたいと考えて、しかるべく対策を講じていたのである。

そうして、しかも……退職月の関係なのか徴収期間のゆえか、2期に分けて徴収が行われたが、何とか納めることはできた。先々、定年退職する人は、前年の収入に住民税が課せられることを忘れてはならない。

そうして、どこかの税理士にして代議士のように、常習的に税の滞納を繰り返すような非国民的行いをしても“蛙の面”でいるような人間に対しては、厳格な罰を課すべきではないだろうか・・・・・・真面目にして謙虚な納税者より

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顧話§今日の歴史~世界一周~ [海外旅行]

1959年12月13日、TBS『兼高かおる世界の旅』が放送開始。

我が家にテレビがやって来た時、既に『兼高かおる世界の旅』は放送されていた。

日曜日の昼前、画面に登場する様々な国の町や自然の風景は、子ども心にも印象的で、ほとんどすべてを忘れてしまってはいるが、心のどこかに、深く刻み込まれたような気がする。

今、多くの海外紹介番組が興味深い映像を流してくれているが、世界の旅はその先駆者として、後の番組作りの大きな参考になってくれたのではないかと思う。

そして、もう一つ記憶に残っているのは、エンディングで流れた制作協力のパンアメリカン航空の映像で、番組に加えてパンアメリカンの映像が、海外旅行へと強烈に誘ったのは間違いなさそうだ。

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覚話§視力は今・・・・・・ [老化]

小学校から中学、高校と、視力は悪いほうではなかった。1.2、時には1.5を維持していたのだが、中学に入って、なぜか遠視であると診断されたことがあって、大学あたりまで遠視の眼鏡をかけていた。

そうこうしているうち、遠視の眼鏡を掛け続けたからかどうか、今度は近視へと移行してしまった。まあ、それほど度が進んだわけでもなかったので、眼鏡を掛けるほどではなかったのである。

その後、運転免許を取るために近視用眼鏡を誂えて今に至っているのだが、年齢を重ねたせいなのか、徐々に近視が改善されてきたようだ。とはいえ、老眼というほどまで進んだわけではなく、現状はというと、パソコンの画面は眼鏡なしで見ることができて、問題なくキーボードも叩けるのだ。だが、運転するのに眼鏡が不要な0.7までは戻っていない。

六十代も半ばを過ぎたところで、そんな視力に落ち着いたのだが、ちょっと不便を感じるのは、眼鏡を掛けていると手元が見づらく、電車に乗っていてiPod touchを見たりする時は眼鏡を外さなくてはならず“跳ね上げ眼鏡”を誂えようかと考えているのだが。

《私事のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~寒々しい帰り道~ [俳句]

季語は・・・枯野

落日や 枯野の中の 無人駅

【去年の今日】可話§コカ・コーラにはまっていた頃
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異話§熊蟄穴~七十二候~大雪 [七十二候]

大雪の次候“熊蟄穴(くまあなにこもる)”である。

今年は、熊が人を襲う事例が多かった。人を恐れず、市街地に出没する熊を“アーバン・ベア”と呼ぶようだが、熊が人を襲うニュースを見かけない日はなかったことも。

そして、いわゆるクレーマーが自治体などに「熊を撃つな」といった内容を執拗に電話してくるということも話題になったが、そういうクレームを言い立てる人の眼の前に熊が現れたら何を考えるのだろうかと思った。

人間と熊が共存できるとでも考えているのだろうが、残念ながら無理な話で今年も尾瀬では熊が頻繁に目撃された。



幸いにして尾瀬行の間に熊に遭遇したことは一度もない。自衛策としては、熊鈴を鳴らして歩くことくらいで、いきなり遭遇でもしたら神頼みするしかなく、一人で歩いている時には勘弁してという心境である。

4年前の秋、尾瀬ヶ原から尾瀬沼に向かう山道で鹿に遭遇した時も同様で、

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相手が逆上してこっちに向かってこないよう、ひたすら静かに、しかし視線を外すことなく立ち去ってくれるのを待つだけだったのだ。

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穴話§スピアーズ対サンゴリアス[秩父宮] [ラグビー]

大丈夫かスピアーズ?という試合を観てしまった。ジャパンラグビーリーグワン開幕第1節の秩父宮ラグビー場である。

↓見上げればJスポーツ実況の村上晃一、矢野武の両氏が
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↓快晴の秩父宮ラグビー場
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結果は、26対52のダブルスコアでサンゴリアス快勝&スピアーズ惨敗。サンゴリアスは前半だけで5トライ&ゴール。前半1トライ&ゴールでは追撃態勢など取れるはずもなく、第1戦を落としてしまった。

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特に前半のスピアーズは、両サイドのディフェンスが甘く、展開されては、軽々とトライされていたが、なぜそんなにディフェンスが内側に寄っていたのだろう。



開幕戦一試合だけで先々のリーグ戦を占うことはできないが、このままでは不安要素があり過ぎるようだ。この日は、オールブラックスのデイン・コールズやウェールズのリアム・ウィリアムズは出場しておらず、彼らがプレイするようになったらしかるべく修正されていくものだろうか。

サンゴリアスは、今年加入した帝京大学の髙本幹也が先発出場で、トライ後のコンバージョンを的確に決めていた。そしてオールブラックス主将のであるサム・ケインも出場したが、個人的にはそれほどの存在感を示していたとは感じられず。

なお、通路隔てたすぐ横の数列が、試合に出ないサンゴリアス選手の席で、我々の真横最後列には“あの”エディ・ジョーンズが座っていた。ちなみに今のサンゴリアスの“アドバイザー”である。

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愉話§一日一句~頂上は吹雪いて~ [俳句]

季語は・・・冬ざれ

冬ざれて いよいよ富士の 孤高かな

【去年の今日】週話§日曜有閑~マイルールの人は・・・・・・~
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衣話§我がアパレル全史 [私事]

自分が何を着たいか、今だにわからない人である。これから自分にまつわるアパレルについて書こうとしているのだが……書けるのか?

話は小学校5年の頃に遡る。我が田舎町にVANとJUNを扱う店がオープンしたのだ。そんなVANのボタンダウンシャツを生意気盛りの中学生が着ているのを見てびっくりした。トラッドのかっこよさに眼を惹かれたのだ。

我が家はそんな経済的余裕などあるはずもなく、小遣いを貯めてベージュのソックスを買うのが精一杯だった。ボタンダウンのシャツなど遥か遠くの存在なのだった。

高校の頃はジーンズが隆盛になりつつあって、当時の流行りだったベルボトムを2本ほどという日常を過ごしていて、それが大学から会社に入るくらいまでのスタイルであったか。

会社に入ってテニスを始めたが、ちっとも上達はせずだったが、その頃からポロシャツを着るようになった。フレッドペリーやルコック・スポルティフのポロから、少しラルフローレンも着たが、最近はノーブランド製品ばかりである。

会社にスーツを着ていく機会は少なかったが、曲がりなりにもリーマンゆえ数着ほどは今でもクローゼットに吊るしているが、既に無用の存在なのだ。

大雑把に数十年を俯瞰してみたが、ここに来ていわば“最後”に行き着いてしまったのが、Uニクロや×印良品で、それで日常を重宝に着て過ごす身なのである。

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楽話§我が家のバリアフリー [日常]

3階に暮らす我が家は、エレベーターの設備がない。この先足が悪くなったら自力で上り下りをしなくてはならないのだ。

家の中については、まだまだ身体が動く五十代でリフォームをした時に思いついた簡単な設備はいくつかあって、浴室やトイレなどに手すりを設置してある。

設置した時はまだまだかなと思っていたが、ここへきて付けておいたことをよかったと思うようになってきた。

もちろん、まだまだなくては困るとかいうわけではないけれど、変にバランスを崩してトラブルを起こすよりも、あるものは使えばいいではないかという発想で、必要な時はありがたく使っているのだ。

この先、いよいよ不如意になっていったら、どのような設備が必要になってくるものか……そうした時が徐々に近づいてきつつあるので、そうしたことも考えていかなくてはならない。

一点だけ、家の中でバリアフリーできない場所があって、廊下から洗面所、トイレ、浴室へ行くには、15cmほどの段差を上がらなくてはならず、こればかりは構造上如何ともなのである。

もう一つ、浴室をリフォームする時に拘ったのは開き戸ではなく引き戸にしたことだが、そのおかげで浴室への出入りは本当に楽になってくれた。

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愉話§一日一句~精一杯の~ [俳句]

季語は・・・木枯し

木枯しに 見得を切ったる 老古木

【去年の今日】週話§土曜有閑~ブログ引っ越し丸3年~
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週話§日曜枯寂~西暦と元号~ [日本]

生活を営んでいるうえで、ほとんど元号を使うことはなく、西暦ばかりを使用している。

理由は単純。昭和、平成、令和と元号が3つ変わってしまったら、もうだめで、元号と西暦をリンクさせることができなくなったのだ。そうなったのは昭和50年代後半あたりになった頃で、平成でも2ケタになったら、まるで西暦との繋がりが消え失せてしまった。

書類によっては元号で書かせるようなものもあるが、そうしたケース以外、我が家における生活上に関しては圧倒的に西暦主体で営んでいると言っていいだろう。

2000年以上一本道で続いてきたシンプルな西暦に比べれば、元号という記号は歳を取れば取るほど面倒で煩わしいと感じてしまうのである。

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