SSブログ

呆話§夢見ること多く [夢]

他人様の夢の話はつまらないと相場は決まっているが、とりあえず書き留めておく……。

ある日の夢は“長編”だった。同居人に用事を頼まれて、仕事場近くにある大学のキャンパスに行った。そこに至るまで、同居人からは用事のヒントはもらっていたが、それがさっぱり理解できない。挙句の果て「4時1分発の電車の時刻表のところに……」という意味不明のヒントまで上積みされた。

意味不明なヒントから、自宅の部屋に飾る“ペナント”を買ってくればいいと気がついて、大学内のショップを探すが見つからない。近くに、詰め襟を着た3人の大学生がいて、聞けば体育会のヨット部だという。そんな彼らに尋ねたところ「ああ、その手のショップはとっくに閉店しましたよ」と教えてくれたのであっけなく目的は挫折。

それじゃあしかたがないと、彼らに礼を言った別れ際に「僕は巨人の江川の1歳上なんだ」と教えたら「江川、誰ですか?」と……既にそういう年齢であることを思い知ったのだ。

といったあたりで話は終わるかと思ったが、腕時計を見れば21時半。会社に行くことをすっかり忘れていた。あわてて会社に行けば部屋には誰もおらずしらばっくれて帰ることにしてエレベーターを降りたところで、自分が定年退職していたことに気がついたのである。

自分が見たにしては、けっこうストーリーが流れているなとは、目が覚めて気がついたことだった。

《私事のトピックス一覧》
タグ:私事 睡眠
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

暇話§一日一句~夏掛けでは寒いし~ [俳句]

季語は・・・春暑し

半身出て 朝の毛布や 春暑し

【去年の今日】隠話§新国立劇場の風景~無残~
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

顧話§今日の歴史~ドイツ統一完了~ [ドイツ]

1999年4月19日、ドイツ連邦議会がボンからベルリンに移転。

1989年にベルリンの壁が崩壊、翌年には旧西独と旧東独が統一された。だが首都をどこにするかが議論の種となっていた。

ベルリンが首都と決まったが、ベルリンにあったかつての議事堂が改修工事を行って、議会が移されるまで10年かかったのである。

ところで、我々夫婦は日本の国会議事堂に入ったことはないが、ドイツはベルリンの連邦議会議事堂には入ったことがある。時あたかも、ベルリン移転が完了した1999年9月のことで、ひょいと気軽に入ることができた。

↓写真はウィキペディアから借用。写真右奥にブランデンブルク門建つ
reichstag.jpg

上の写真のような行列に並んで、ほどなく入場。エレベーターで屋上の丸い半球のガラスドームを歩いたりして、日本とドイツの彼我の差を痛感したのだ。

蛇足ながら、この建物には“下院”の議場しかなく、連邦参議院はポツダム広場近くのライプツィヒ通りにある。

《歴史のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

肌話§Tシャツという生き方 [日常]

今はまだ長袖のお世話になっている季節だが、一か月後ゴールデンウィークのタイミングで半袖へ衣替えとなる。衣替え直後は殊勝にポロシャツを着て過ごしたりするが、5月半ばを過ぎようものなら、Tシャツの日常が待っているのだ。

宮仕えしていた頃、会社へは何を着て行こうかというドレスコードの類はなく、ノーネクタイのカジュアルなスタイルで行き来していた。ただ、自分の矜持としてTシャツを会社に着て行ったことはなく、それはそれでけじめをつけていたつもりである。

そして定年退職後……さらに自由度は増して、夏はTシャツ一枚着ただけで下もハーフパンツで生活している。そのおかげで、洗濯物が冬の時季の半分くらいで済んでいるのではないか。どのみち洗濯機が洗っているわけだが、何がなし気兼ねなく着て過ごしているような心持ちになっているようだ。

着ているTシャツは、ほとんどが黒。透けるのが好きではないので、白Tは持っていない。黒Tも、数年も経てば色が褪せてくるので、頃合いを見て、寝る時用として使い回しすることになっている。

《日常のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

暇話§一日一句~そして春から初夏へ~ [俳句]

季語は・・・春風

淡々と 四十年過ぎ 春の風

【去年の今日】週話§日曜粛々~結婚三十九周年~
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

覚話§地理感覚~京都と滋賀~ [京都]

定年退職した翌年、久々に京都を旅行した。目的は、びわ湖ホールで上演された『さまよえるオランダ人』を観ることで、その後、京都に移動して2泊した。

琵琶湖周辺を訪ねたのは高校の修学旅行以来だが、頭の中では京都琵琶湖の位置を、かなり距離感離れめで認識していた節がある。

どうも、京都という“都”を祭り上げてしまっていて、すぐ隣にあるはずの大津あたりの町を、さらに10kmくらいは東に遠ざけてしまっていたようだ。府県境が存在することで、距離感を増大させてしまうという発想はどこからやって来たのだろうと改めて思う。

大津から京都のホテルに向かう経路を調べたら、琵琶湖大津から京阪京津線に乗ればそれがそのまま地下鉄に乗り入れていて、ホテルが建つ烏丸御池まで一本30分足らずだとわかった……京都と大津はものすごく近いのである。

そうして京阪京津線に乗ってみれば……路面電車に始まり、登山鉄道となって逢坂の関を越え、最後は地下に潜るという、何ともユニークな運行形態を楽しんだのだった。

《京都のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

紅話§本日結婚記念日~四十周年~ [私事]

今日で結婚して40年が経った……ルビー婚だそうだ。40年のほとんど毎日、同じ空気を吸い続けてここまで来た。これはもう感謝以外の何物でもない。

思い返せば、結婚した時の二人は二十代の終わり。それが……今や七十代に手が届こうとしている。

さてこの先、あと何年上積みができるものか、これはもう神様のみが知り得ることでしかなく、できる限りは健康に気を遣って末永く暮らしていこうと思うのみ。

《私事のトピックス一覧》

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

週話§日曜有閑~卒業確定・・・・・・~ [教育]

大学を卒業したのは45年も前のことになってしまった。そんな4年次の秋、目まぐるしくも多忙で、就職活動と並行して卒業論文も書き上げなくてはならなかった。

経済的事情ゆえ、留年するなど考えられず、とにかく卒業しなくてはならず取得単位数の不足がないように何度も計算し、さらには念の為と確か2講座ほど多めに申請して最終学年の履修届を出したのだ。

その後、卒論の提出と前後して、あろうことか就職の内定ももらったので、いよいよ“きちんと卒業”できるかどうかが懸案となり、改めて所得単位が充足できているか、単位数計算ばかり毎日毎日していたという記憶である。

幸いにも計算は合っていたようで、年明けてほどなく学内の掲示板に卒業確定者名簿が貼り出され、その中に我が名もあったのだ。

というわけで、大学を卒業するにあたっては、高校までのようにお仕着せの受け身的に単位を取るのではなく、単位数計算まで自分で行ってあくまでも最後まで自己責任でやり遂げなくてはならないのだった。

《私事のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

暇話§一日一句~気が抜けてしまった~ [俳句]

季語は・・・遍路

これがまあ 遍路終わりの 昼寝かな

【去年の今日】銀話§ばらの騎士~バイエルン国立歌劇場~
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

週話§土曜有閑~外食そそくさ~ [酒]

定年退職後であっても、月に一度くらいは酒付きの外食をしていたはずだ。

それがまあ……去年は確か2回。今年も先月末に行ったのと合わせて2回だけである。

コロナ禍このかた、外食をするのも億劫になり、ちょっとと気軽に店に入ることも躊躇ってしまうようになってしまった。これは決していい傾向ではない。

店のほうも、テーブルの間隔を空けたりして、それなりに気を遣ってくれてはいるので、それはありがたいが、自分自身が外食から遠ざかってしまったことを痛感する。

もう少し、もう少しと我慢して2年余。本来はリラックスして楽しむ外食の雰囲気が、そろそろ戻ってきてほしいとは切なる願いなのだが。

《日常のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

告話§ビッグイシュー429号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー429号は4月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。ユン・ヨジョンが表紙。

bi429.jpg

特集 恐れない都市「フィアレス・シティ」

今、世界では1500以上の都市が、一度民営化された公共サービスを再び公営化させています。岸本聡子さん(トランスナショナル研究所)は「2010年以降、欧州の自治体では水道事業の『再公営化』が加速。エネルギー、教育、医療福祉、住宅、交通など多分野で再公営化や新たな公営化が始まっている」と言います。

その背景には、水道料金の高騰や財政悪化など「新自由主義」による民営化の弊害があります。これら市場優先の政策に反旗を翻す自治体は「フィアレス・シティ」と呼ばれ、現在世界で77を数えます。その根底には「ミュニシパリズム」(地域自治主義)の精神があるといいます。

岸本聡子さんに、このような欧州の新しい民主主義の萌芽とそこにある希望を聞きました。また、世界の潮流とは真逆に、日本で上水道民営化を進める動きがあります。これに反対し、市民が運動を展開し、いったん中止に追いこんだ「浜松市の水道民営化を考える市民ネットワーク」のみなさんに取材しました。

表紙&スペシャルインタビュー ユン・ヨジョン

リレーインタビュー 中村弘峰(博多人形師)

[国際記事]
ウクライナから逃れた母、待ち続けた娘

イエメン――7年続く代理戦争で、人口の6割が食料危機に

[世界短信]
滝田明日香のケニア便り
          トリパノソーマ症で追跡犬失い、2回目の子犬の訓練

[国内記事]
特殊美術。アナログの立体感や微妙な歪み――石井那王貴

[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス 名前は神聖

コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
       子離れができません☆市販唐揚げ→鶏南蛮のサラダ仕立て☆

池内了の市民科学メガネ 可能性の錯覚、学習の場でも活かせる?

販売者に会いにゆく セルビア『リツェウリツェ』スパシッチ
                              [その他]

《ビッグイシューのトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

過話§虹始見~七十二候~清明 [七十二候]

清明の末候“虹始見(にじはじめてあらわるる)”である。

先月一杯で杉(スギ)花粉は収束し、今は檜(ヒノキ)花粉がピークのようだ。

そういえば6年前の3月下旬、突然に左眼が痒くなったことがあり、慌てて眼科に行ってみたら「ヒノキかなあ……」という頼りない診たて。帰宅して調べてみれば、ヒノキが始まるのは4月に入ってから、ということらしく、そのあたりいささか疑わしいと思った。

処方してもらった点眼薬を注したら、ほどなく痒みも取れたのでやれやれと一件落着。

翌年も“発症”しやしないかと汲々と待ち構えていたが、何の兆候も症状もなく、前の年のあれは局地限定的なものなのだったのか今もって謎である。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

暇話§一日一句~吸い込まれるような~ [俳句]

季語は・・・花の闇

畏れあり 時留まりて 花の闇

【去年の今日】懐話§昭和五十年代~ワンダーシビック~
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

過話§備忘録的な何か~2022年4月14日付~ [備忘録]

4月10日……我が家の周囲の桜はほぼ散り切った。そう思っていたら、白い花水木(ハナミズキ)が咲き出していた。

この日、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手(20歳)が、オリックスバッファローズを相手に、ランナーを一人も出さない“完全試合”を達成した。1994年に巨人の槙原投手が達成して以来28年ぶりのことである。

圧巻は、13者連続三振であり、毎回三振、そしてプロ野球タイ記録となる、一試合19奪三振であろう。しかも相手は、昨年の優勝チームオリックスなのだ。

完全試合は投手だけが達成する記録ではない。三振ですべてが完結するならば、ピッチャーとキャッチャーだけの世界だろうが、バットに当たった球を処理する野手がミスをしたら記録は達成できない……記録が眼の前にちらつき出した7回、8回、9回を守る野手の気持ちはいかばかりだったことか。

この日のゾゾマリンスタジアムの空気は緊張感に満ち満ちていたことは言うまでもない。

というわけで、超久々の完全試合達成というニュースに、最高の完全試合について、一人のピッチャー(江川卓)が語っていたことを思い出していた……

「最高の完全試合って、27人全員を三球三振にではないんですよ。それだと81球投げなくてはならないでしょう。最高ってのは一人一球でゴロかフライに仕留めて、27球で終わるのが最高の完全試合ってことですよ」

……だそうである。

4月12日……半袖を着始めた。4月も中旬はじめに着るのは最速であろう。

例年であればゴールデンウィークのタイミングで着始めるのだが、25度越えの真夏日続きに、あれこれ考えることもなく袖を通してしまった。

これも温暖化影響のゆえかどうか……今年の半袖シーズンは長くなりそうな気がする。

《日常のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

騙話§四月大歌舞伎~猿之助、松緑、愛之助~ [歌舞伎]

先週の第三部に続いて、一昨日は第一部を観てきた。猿之助、松緑、愛之助の顔合わせで『天一坊大岡政談』紀州平野村お三住居の場より大岡役宅奥殿の場までである。

2204kabukiza.jpg

何年か前に菊之助の天一坊で観たのと、シアターコクーンでは『天日坊』とタイトルで上演したのを観た。菊之助の天一坊は記憶が薄れ切っているが、勘九郎の天日坊は巧みな演出で締まった舞台だったという記憶。

猿之助、松緑、愛之助の三人は、それぞれ自分の持ち味を発揮して舞台を盛り上げていた。だが、芝居全体としては、カットがかなり多かったからか、話が繋がっていなかったり、いきなり話が飛んでみたり……どう舞台を繋げていくか、苦労はしただろうが“ここをもう少し説明してくれれば”というところが少なくなかった。

とはいえ、2時間でまとめた舞台全体としては楽しんだと思う。二部制に戻れば、短縮版で感じた不満は解消されるだろう。

来月行われる團菊祭五月大歌舞伎はパスするので、6月まで歌舞伎のブランクが2か月ほど続くのである。

《歌舞伎のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

暇話§一日一句~つい長話~ [俳句]

季語は・・・春の暮

立ち話 つい長引けば 春の暮

【去年の今日】球話§サントリー対NTTコミュ~第7節~
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

顧話§今日の歴史~初めてのコーヒー~ [コーヒー]

1888年4月13日、日本初のコーヒー専門店“可否茶館”が開店。

明治21年のこの日、東京は下谷黒門町にコーヒーを飲ませる“喫茶店”が誕生した。場所は上野広小路交差点の南、どら焼きの老舗うさぎやからすぐのところに跡地を知らせる銘板があるようだ。

はてさて、明治頃のコーヒーはどのようなものだったのだろうか。今時の、ドリップ、サイフォン、エスプレッソみたいなもので淹れていたとは考えられず、挽いた豆をやかんや小鍋に入れて煮出したものを濾して供していたのではないかと想像する。

まあ、店の設えも“らしく”だったようで、日本の喫茶店の原型になったとはネットで調べて知ったこと。当時の欧化思想そのままだったのであろう。

その昔であれば“茶店”の類があちこちにあって、渋茶に団子というところを、いかにもハイカラな店だったのだろうなと思いを馳せてみたのだった。

《歴史のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

真話§ブラウン管のテレビ [テレビ]

何をするにも世間から常に後れを取っていた実家にテレビが入ったのは、本放送開始からようよう9年後の1962年、小学校2年の時だった。

確か14型か16型の白黒テレビで、その時はブラウン管で画像を映していたのだ。テレビ本体の箱の奥行きは数十cmほどもあって、それくらいなかったらブラウン管を納めることができなかったのである。

それから10年足らずでカラーテレビに移行したが、もちろんまだまだブラウン管の天下で、置き場所には苦労していたのだ。

その後、東京で暮らし始めてしばらくはテレビなしの生活が続き、きちんとしたテレビを買ったのは宮仕えを始めてからで、当時評価が高かったソニーのプロフィールと呼ばれるテレビモニターだったが、もちろんブラウン管。

それを10年ちょっと使ったところで映らなくなって、ブラウン管を買った最後が1994年のことだが、こいつが外れで数年使ってオシャカとなり、21世紀に入ったところで液晶画面のテレビに買い替えた。

あろうことかこのテレビも外れだったようで、とうとう2007年に地上デジタル放送の横長テレビを買って、今に至っている。

そんなテレビ遍歴だが、考えるまでもなく、我が家においては、ブラウン管テレビは20世紀の終わりとともに消え去って、21世紀とともに液晶テレビと変わったのだった。

《テレビのトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

暇話§一日一句~二山三山越えて~ [俳句]

季語は・・・春遍路

結願(けちがん)へ あと八か所や 春遍路

【去年の今日】呟話§一言つぶやき~ラグビーなるスポーツ~
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

記話§本日ブログ17周年 [ブログ]

2005年、ほんの気まぐれ出来心で始めたブログだが、今日で17年となった。

ウェブリブログが2023年1月31日で消滅する。2005年の今日、ふとした気まぐれで始めたのがビッグローブのウェブリブログだったが、2019年7月の大改悪のおかげで、すっかりウェブリブログへの信頼をなくし、その年の12月からSSブログに移転した。

そうして、ウェブリブログが消えてなくなってしまうことを知り、あわてて残っているブログのデータを保存して、どこかに移植しようと準備をしているのだ。

どんな環境も永遠ということはないとは思っていたが、ウェブリブログの終焉があまりにもみっともないことには、さすがに呆れてしまった……まあ、人生色々なことが起きる。

いずれにしても、我がチンケなブログにもやがて終わりが来る。いつの日か更新が途絶え、読んでいる人が気づくこともなく、インターネットの深い海へと沈んでいってしまうことだろう。

そうなるまで、もう少しばかりお付き合いください。

《ブログのトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

騙話§アマゾンPrimeの詐欺商法 [日常]

ネット通販超大手のアマゾンには“プライム”なる有料サービスがある。

注文した商品の無料配達でとか、即時配達とか、音楽や映像の配信サービスを受けることができて、月額500円なのだ。

ワタシ的には、それほどに急いで配達してもらうような商品は頼まないし、音楽や映像の配信も必要とは思っていないので、サービスを申し込む気など最初からない。

ところがである。何も操作をしていないはずなのに、気がつくとプライムに入会されたことになって月会費がクレジットカード引き落としされそうなることがたびたびあった。

プライム入会というメイルが届いて気がつくわけだが、その時点で即座に解約するので実害は一度もないが、いちいち解約する手間だって馬鹿にならない。

いい加減にアマゾンはこの姑息な入会方法をやめないものかと思うのだが、一向に気配がない。それにしても、注文しているどこの時点でプライム加入のトラップがあるのか……かなり注意して買い物かごから注文へと進んでいくのだが、巧妙に隠されているようで引っかかってしまう。

何とも不愉快なことで、この先もアマゾンを利用することもないわけではなく、もちろん注意はしていくが、どこぞにトラップが潜んでいるものか……毎度毎度腹立たしい気持ちを抱くことになる。

追記:間違ってプライムに登録されても、一か月会員として無料であれこれできるというのだが、さっさと解約するので無料恩恵に与ることなどない。

《日常のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

暇話§一日一句~目と目が合って~ [俳句]

季語は・・・春惜しむ

庭愛でて 行き過ぐ人と 春惜しむ

【去年の今日】週話§日曜粛々~一年余が過ぎて~
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

暮話§浪人が決まった頃 [私事]

高校に入って半年もしないうちに、落ちこぼれが決定的になってしまった。これはもう本人の不徳以外の何ものでもなく、低空飛行が3年間続いたまま最終学年となり、大学の入試に臨むことになった。

さらに不遜なことに、現役時代に受けた大学は2校3学科というもの。しかも3つとも考えなしの身のほど知らず。2月中に受けた私立2学科の敗北で浪人は確定したようなものである。

3月上旬には高校の卒業式が行われて、証書をもらうべく出席したけれど、ほとんど心ここにあらずの状態だった。

その後、中旬過ぎに国立二期校を受けたが敗戦処理の消化試合でしかなく、結果を見るまでもなく討ち死に……3月初めには、浪人することを見越してさっさと予備校の申し込みをし、下宿探しも始めたりしていたが、そのあたりの時系列は記憶が曖昧である。

いやもうまさに“自業自得”を絵に描いたような高校生活の終わりだった。

一年の浪人生活の結果、まあまあそこそこと言える大学に入りはしたもののその4年間も、必要最小限の単位は確保したけれど、どちらかといえば低空飛行気味で過ごし、適当な会社に就職するだろうと思っていたが、ちょっと意外な結果が待ち受けていたとは……やさぐれていた高校生から浪人生活を送っていた自分には予想できるはずもなかったのである。

《私事のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

枯話§四月大歌舞伎~仁左衛門と玉三郎~ [歌舞伎]

十二月大歌舞伎は、勘九郎と菊之助の顔合わせで観た『ぢいさんばあさん』を今月はベテランの仁左衛門と玉三郎が12年ぶりにという舞台を観てきた。

2204kabukiza.jpg

当然ながらというか、若手組が若夫婦の場面を普通に務めていたところ、今月のベテランは、老夫婦になってからの舞台を濃密に描いてみせた。これはもう、どちらが優れているということではなく、役者の年齢とそれぞれで違う舞台になるということである。

とはいえ、12月は彦三郎が務めた下嶋甚右衛門を今月は歌六が務めたが、役者のバランスからすればそういう組み合わせになるだろうが、個人的には歳がいき過ぎかなと感じなくもなかった。

そして気がつけば、我々夫婦も美濃部伊織と妻るんとほぼ同年齢であるということで、そうして舞台を観ると、そりゃあ江戸時代の平均寿命を考えれば六十代の終わりは相当な“ぢいさんばあさん”であろうとは思ったが、まだまだ腰も曲がってはおらず、動作もそこまで緩慢にはなっていないのだがなあと、我が身に引き写して考えてしまったのだ。

というわけで、37年の別離からようやくの再会を果たした後の細やかな芝居をたっぷり堪能できて満足。玉三郎が芸者で踊った15分足らずの『お祭り』はまあ、おまけということで。

行きは渋滞で1時間半ほどを要して歌舞伎座駐車場に入ったが、帰りは首都高も空いていたからか、50分で我が家に着いた……自己記録更新である。

《歌舞伎のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

暇話§一日一句~花と葉桜の間に~ [俳句]

季語は・・・桜蘂(しべ)

明けぬれば カーテン越しに 桜しべ

【去年の今日】週話§土曜粛々~スパムメイルの日々~
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

過話§鴻鴈北~七十二候~清明 [七十二候]

清明の次候“鴻鴈北(こうがんかえる)”である。

3月中旬から下旬にかけては何やら気候が不安定で、時ならぬ雨も降ったりして油断がならなかったが、ここに来て少し落ち着きを取り戻したか。

桜の花も終わりを迎えると、入れ替わりに花水木(ハナミズキ)が華麗に咲き出し、タイミングを合わせて若葉が吹き出してくる。

何度も書いているように、辛夷から桜の開花という流れも好きだが、花水木から若葉への流れも捨てがたく、どちらも好きなのだ。春本番という意味では花水木から若葉を第一に選びたい。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

週話§日曜有閑~赤城山~ [群馬]

上州群馬の名峰赤城山である“あかぎさん”と読むか“あかぎやま”と読むかはっきりとしないが、上毛かるたでは「裾野は長し赤城山(あかぎやま)」とあるので、このエントリーでも“あかぎやま”と呼ぶことにする。

↓ウィキペディアより拝借した南東方向からの赤城山
MountAkagi.jpg

子どもの頃からあまりにも慣れ親しんだ山で、上毛かるたのとおりに我が町からを流れる渡良瀬川の土手から眺める西裾野の長さは特筆もので、その雄大さは見事としか言いようがない。あまりにも見慣れていて、赤城と言えばこの形がベストで、他は認めるつもりはなく、特に前橋付近から見る、左端の鍋割山が誇張された山容は、自分にとって残念ながらどう見ても赤城らしくないのだ。

赤城は“眺めるべき”山で、かつての地元民ながら、登ったのは2回だけである。そのうちの一回は高校3年の時に行われた赤城登山で、麓から延々と頂上近くの赤城大沼まで歩いたのだった。

そして、東京暮らしを始めた時、たまの帰省で国鉄時代の高崎線に乗ると、途中から赤城の山容が見えてくる。そうすると頭の中で萩原朔太郎が作った『帰郷』の一節がリフレインするのだ……まだ上州の山は見えずや!

《群馬のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

暇話§一日一句~手入れもされず~ [俳句]

季語は・・・竹の秋

竹の秋 守る人なき 寂れ墓

【去年の今日】連話§ワタシの酒肴[159]メンチカツ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog