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暇話§一日一句~謙虚に反省~ [俳句]

季語は・・・皐月尽

我儘を 通して悔やむ 皐月尽

【去年の今日】痛話§今時の予防接種事情
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過話§麦秋至~七十二候~小満 [七十二候]

小満の末候“麦秋至(むぎのときいたる)”である。

麦秋という言葉を知ったのはいつ頃だったか、高校生くらいかなと思うのだけれど、まだまだ発想が単純(今でも)だったので、初夏に秋という語彙を使う表現の妙についていけなかった記憶である。

かつて暮らしていた北関東のあたりは、稲作よりは麦作のほうが主流で、それゆえに、北関東の“うどん県”と呼ばれていなくもない昨今だが、高崎のあたりでは、スパゲッティ屋が繁盛していると聞いて、それもまた小麦粉の生産県であるがゆえなのかどうか……実は、イマイチ説得力に欠ける話だと思っているのだ。そもそもパスタに適したデュラムセモリナを栽培しているものかどうかもわからない。

そして最大の不安は、ロシアのウクライナ侵攻によって世界的な小麦不足とそれに伴う価格高騰が発生しつつある。ここまで世界の国々が相互依存する時代において、戦争という行為がいかに愚かであるか、身をもって実感させられるのである。

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別話§ああ五月・・・・・・ [日常]

つらつら考えるまでもなく、一年12か月のうちで5月ほど往ってしまうことが惜しい月はないだろう。

4月、若かった樹々の新しい葉も、ゴールデンウィークには色濃くなって、夏の顔と変貌していく。太陽は高く高く、そして落ちる影も濃い。

この先……鬱陶しい梅雨を経て“猛暑”の盛夏が3か月くらいは続くのだ。夏至を過ぎれば、どんどん日没時刻は早まっていって、秋へと向かっていくわけだが、内なる我々は、はるか一年先の五月の薫風を渇望しているのだ。

さよなら五月!

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暇話§一日一句~関東平野から姿が見えず~ [俳句]

季語は・・・青葉時雨

赤城嶺を 隠して青葉 時雨刻(どき)

【去年の今日】週話§日曜粛々~暑いとか寒いとか~
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顧話§今日の歴史~回転エンジン~ [自動車]

1967年5月30日、東洋工業(マツダ)がコスモスポーツ発売。

自動車を走らせるのは、ピストンを往復させる“レシプロエンジン”と呼ばれているシステムが主流で、ほぼ100%のシェアである。

往復しているエンジンをタイヤを回転させるためにはエンジンとタイヤの間に回転させるメカニズムが必要だ。だが、エンジンそのものが回転していれば、そんな中間のひと手間を省くことができるという至極当たり前の発想を具現化したのが、当時東洋工業だった今のマツダが開発したロータリーエンジンで、それを初めて搭載したのが1967年の“コスモスポーツ”だった。

この時、中学1年生だったが、いかにもスポーツカーらしいデザインに惹かれたことははっきり記憶している。そして、実物を眼にしたいものだと思いながらもそれは難しいだろうと考えていたのだ。

↓写真はウィキペディアから拝借
Mazda_cosmo_sport.jpg

だが、発売から半年足らずで、我が田舎町を走っているのを眼にした時は、半端なく興奮した。まさか実物を眼にすることになるとは!なのだった。

そんなロータリーエンジンだが、マツダのみでの販売に留まり、実車の生産はなく、エンジンのみを作り続けていると聞いた。そうしてガソリンエンジン車は間もなく製造されなくなり、ロータリーエンジン搭載の車を眼にすることはないということだ。

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闘話§スピアーズ対ブレイブルーパス[3位決] [ラグビー]



昨日、国立競技場で行われた決勝戦はパスしたので、5月28日に秩父宮ラグビー場で行われたスピアーズ対ブレイブルーパスの3位決定戦がジャパンラグビーリーグワン今シーズン最後の観戦となった。

↓3位決定戦の時
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キックオフ直後からブレイブルーパスの動きがよく、10分ほどで2トライ&1ゴールを決めて先制。スピアーズはややギクシャクとしていたが、徐々にフォワードのプレッシャーが効果を発揮するようになって、前半終了までにリードを奪い、後半は堅守で得点を許さず、23対15で勝利。3位を自分たちのものとしたのだ。

↓アップ中のバーナード・フォーリー
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去年、トップリーグ最後の年の後半の試合の様子がおもしろく、今シーズンは軽い推しチームとして観戦してきた。

↓テレビカメラも猛暑対策
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それとスタジアムでの“営業活動”も熱心で、底辺を広げていることが功を奏しているようにも思える。

↓久保修平審判。今日はアシスタントレフェリー
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アマチュア性格的なところが強固にあったラグビーだが、社会人ラグビーを観ていた時代は、単に試合をして見せるだけという味気なさ。プロリーグとして収益化を目指すとなったら、そんな原理主義的な姿勢を貫けるわけもなく、新たなファン層を獲得しなくてはならなくなった。

↓3位表彰式。立川とラピース
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最初のシーズンとなった今年は、選手にもコロナ感染者が出て、試合中止が相次ぐことになった。2019年ワールドカップ日本大会の熱気を受け継いで、とはなってくれず、この日の観客は6974人……3位決定戦など、対戦チームのファンが観に来るばかりだが、コアなファンの人数はそんなものか。

↓100試合出場を達成した三上正貴一家を囲む両チーム
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リーグの目論見としてはD1のゲームで8000人動員を目指したと聞いているが、その数字には到底及ばず、より一層の観客掘り起しが求められるであろう。

↓Jスポーツのブースから、解説の後藤、直江両氏
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よく言われることに“いいゲームを見せればお客さんはやって来る”とあるが、それだけでは不十分であることが理解できた一年だと思いたい。

追記:昨日行われた決勝戦は、18対12で埼玉パナソニックワイルドナイツが東京サントリーサンゴリアスを降してジャパンラグビーリーグワン初の王者となった。

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暇話§一日一句~ぽっかり浮かんで~ [俳句]

季語は・・・夏の月

長電話 小一時間で 夏の月

【去年の今日】週話§土曜粛々~5月が終わるようです~
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週話§日曜有閑~ビールの季節でござる~ [ビール]

わざわざ文章に書くまでもなく、ビール!\Ʊ"-ʓ”/!の季節がやって来ている。今は週三日のお休肝日に加えて、酒が呑める4日間であっても、口にビールは、原則350ml缶1本で、あとは焼酎とか日本酒である。

酒量は緩やかな減少傾向が続いていて、この先さらにお休肝日が増えたりすることがあったりするのだろうかと思ってしまう。

もう一つの“基準”としては、ミュンヘンのビアガルテンで1リットルのマスジョッキを空けるということがあるのだが、2019年を最後に3年の空白を作ってしまった。呑めないはずはないとは思うけれど、実際の場に行かなくてはわからないことなのだ。

まあ何にせよ、あれこれ気に病みながら呑む酒は、酒にとっても不幸なことだと思っているので、酒を呑む時は、心穏やかに、笑顔でぐびぐびしたいと思うのである。

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暇話§一日一句~密なので念の為~ [俳句]

季語は・・・三社祭

宮出しは マスクマスクの 三社様

【去年の今日】泥話§夏祭浪花鑑~勘九郎の団七~
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週話§土曜有閑~皐月五月終わります~ [日常]

薫風爽やかと冠詞が付く5月が、もう間もなく終わってしまう。この気候が一年中続いてくれればと思わなくもないが、変化のない気候は人間を甘やかしてしまうと聞いたことがあって、だからまあ、春夏秋冬、寒暖晴雨という変化の日々のほうがいい……らしい。

そうはいっても、老いの身にしてみれば、気候が不安定が日々よりは、ある程度は一定であってくれればなあというのは偽らざる心境である。

もう10日ほどもしたら、鬱陶しい梅雨の日々ということになるだろうか……

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タグ:日常 季節 四季
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暇話§一日一句~緑の陰濃くて~ [俳句]

季語は・・・葉桜

あの坂も 葉桜となる この坂も

【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2021年5月27日付~
タグ:俳句 葉桜
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問話§この世は“検索”で~四百度~ [インターネット]

宮仕え時代のことである。

ある日、チェックをしていたのがアメリカンパイのレシピ。読み進めていたら“四百度のレンジで25分……”なる記述があって、あれっと首を傾げた。

料理あれこれに疎いとは言っても、レンジの温度が四百度というのは、いささかという以上に高過ぎやしないか。それこそ発火するような温度ではないか……ひょっとしたらと思って確認しようと、百科事典を引っ張り出して、当該のページを開けてみれば、案の定である。

四百度とは華氏だったのだ。アメリカで作られたレシピに四百度とあったのをそのまま使おうとしていたのだ。百科事典にあった華氏と摂氏の換算法で計算してみれば、約“二百度”と判明、修正をかけることができたのだ。

もっとも、レンジの温度設定は最大三百度なので、そのまま四百度が表に出たとしても、レシピが間違っていると気がつくはずだが、そういう問題ではない。

というわけで、我が仕事は検索が命だったりするが、インターネット以前の検索は一苦労だったし、検索できる範囲も限られていた。それが今や、眼の前の“箱”を操作すれば、必要と思われる情報をいくらでも取り出すことができるのだ。

かつての華氏と摂氏についても、画面に数字を入れればたちどころに換算された数字が出てくるありがたさ。

もちろん、楽に取り出せることは諸刃の剣でもあって、検索して出てくる情報の真偽を確かめなくてはならない。検索して出てきた情報を並べて比較検討すればするほど、それが正しいものかどうか、そうなればなったで悩ましい問題が出てきたのである。

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別話§終活のおはなし~どうなるんだろ~ [終活]

[承前]

というわけで、我が“生”の行く末について短期集中で考えてみた……が、とても考え切れるものでないということも理解できた。考えられないものは考えられないということだ。

とにもかくにも、思いついてできることは少しずつ進めていくしかないし、パソコンだのネット関連については、こちらが先の場合は同居人にお願いをするとして、自分が後になったら、優先順位を付けて不要と思われるあれこれを片付けていくしかない。

繰り返し繰り返し何度も書いていることだが、終の栖(すみか)として、散骨墓地は確保してある。後は首尾よく処理をしてくれる人間が納めてくれれば我が人生は完了となる。

この先、長くて20年(さすがに30年はない)、短ければ数年のうちにはお迎えが来るだろう。さて、この世で最後に眼にする光景はどんなものだろうか。

“終活のおはなし”だが、一旦終了とするけれど、この先も断続的に再開させるつもりである。
                               [続く]

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過話§紅花栄~七十二候~小満 [七十二候]

小満の次候“紅花栄(べにばなさく)”である。

一週間足らずで5月も終わりである。6月が来れば、一年の半分が終わってしまう。

10歳に満たない頃は、時間がなかなか経ってくれず、一年の過ぎるスピードの何と遅いことかともどかしい思いをしていた……早く大きくなりたい、大人になりたいとか思っていたような記憶もある。

大人になったらどうするか、東京に出て行くというたった一点……何という稚拙な発想だったのだろうかと思う。

ただ、何となく実家のある町に居ても、閉塞感は否めず、幼心にも手詰まりな状況を感じていたような気がしないでもない。

じりじりと焦燥感を覚えつつ、言ってみれば東京への“足抜け”が実現したのは1973年4月、18歳と半年のことだった。

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米話§ほか弁屋の消長 [米]

ずいぶん前の話だが、気がついたら“ほか弁屋”がなくなっていた。車を走らせる必要はあったが数分くらいで行けるところに2軒あったのだが……。

ご飯もおかずもほっかほかだったのに、どうしてなくなってしまったのだろうと、相変わらず鈍い頭で考えていたら「そうだ!コンビニ!」だと思いあたったのである。

そこまでわざわざ出向かなくても、あちこちにあるコンビニ行けば、弁当ばかりでなく、おにぎりもサンドイッチも、そして副菜も豊富に置かれているではないか。

弁当そのものは、保冷ショーケースに置かれているが、レジに持って行けば“レンチン”してくれるから、再加熱にしても温かい弁当を食べることができるのだ。

そうであるなら、それぞれの店舗で出来立て弁当を作っても、さっさと行けるコンビニに太刀打ちすることはなかなかに難しかったのだろうと考えた。

個人的には“ほか弁”は好きで、店があった頃は月一くらいには車を走らせて買いに行っていた。食べるのは決まって一番安い海苔弁当。なぜかと言えば、おかずの白身魚フライの衣のカリカリが気に入っていたからである。

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暇話§一日一句~お取り寄せ~ [俳句]

季語は・・・新茶

新茶届く 宅急便は 今日午前

【去年の今日】街話§神保巷塵[85]ノンノ創刊五十周年
タグ:俳句 新茶
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査話§見直さない人 [私事]

少しばかり、自分の学力に自信があった頃の話である。

特に中学校の時の英語の学力は、他の追随を許さないものだった(ほんと!

中間テストや期末テストの時、問題を見て鉛筆を動かすのがもどかしいくらいに、さっさと解きまくることができた……そんな時代もあったのである。

そして、そんなテストにあたって、教師のみなさんが必ず言うことに「答えをちゃんと見直しておくように」なるものがあって、生徒はそれぞれに見直していたようだ。

だが、何を不遜なことをというくらい、見直さない生徒がここに一人いた。

“これで完璧”とまではさすがに思わなかったけれど、どういう思いだったのかわからないが、見直すことをしないで答案を仕上げて終わらせたのである。

でまあ、特に英語に関してだったら、満点かそれに近い点数を取っていて、その出来は自他ともに認めるものであったのだ。

とある試験の時、例によってあっという間に問題を解き終わり、時間を持て余していたところに、英語の教師が巡回してきた。時間を持て余してる人間のところでしばらく答案用紙を眺めていたが、おもむろに頭をコツンとして去っていった。

“えっ?”と思って、慌てて見直してみたら、イージーな間違いがあって、修正したが、その後は、少しばかり殊勝になってざーっとでも見直すようになったのである。

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住話§分譲か賃貸か・・・・・・固定資産税 [日常]

新年度の固定資産税請求書が届いている。第一期の期限は今月末である。

分譲マンションは3軒目。今年で暮らし始めて40年となった。幸いにして、税の滞納をしたことはない。

あまり考えることもなく、何とか頭金を工面してマンションを買ったわけだが、賃貸と分譲と、どちらが得であるのかを時折でも考えることはあって、まあ、いつも結論などは出ずに終わってしまう。

これはもう個々の考え方と言うしかなく、延々と家賃を払い続けるか、頭金を貯め、20年~30年のローンを組んで自分の所有物とするかということである。

もちろん、そうして暮らしていく過程においては、様々な出来事が想定できるわけで、ローンの支払いが滞って所有物を手放さざるを得ない状況だって可能性がないわけでもない。

賃貸だって、家賃を滞納すれば退去するしかないわけだし……要は“金”の問題ということか。

今のマンションに住み始めて、今年で26年を数えた。大規模修繕を何度か実施したおかげで、まあまあ対面は保っているほうではと思うし、我が家の中も、何度かのリフォームを経て、内側も何とか対面を保っている。

分譲マンションのおかげで、賃貸だったら許されないリフォームも自由にできたことは、精神衛生にもいいことだったと思う。

ただし、そこまで苦労を重ねて“自分のもの”としたけれど、死んでしまえば現世の所有物など何の意味ももたらさない。

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暇話§一日一句~実家の風景~ [俳句]

季語は・・・梅を干す

在りし日の 祖母ていねいに 梅を干し

【去年の今日】懐話§昭和三十年代~実家とその周囲~
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闘話§ワイルドナイツ対スピアーズ[準決勝] [ラグビー]

デジャヴュ……2週間前に熊谷で見た、まったく同じ光景を秩父宮でも見ることになるとは。この日の観客は15,482人



前半38分、スピアーズが攻め込んで投じられたパスを、またもワイルドナイツの竹山晃暉がインターセプトして、90mを走り切って独走トライ。これでまあ勝負は決したようだ。結果は24対10で、ワイルドナイツが29日に国立で行われる決勝戦に進出。

↓プレイヤーズ・オブ・ザ・マッチに選ばれて爽やか一杯な“天敵”竹山
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ワイルドナイツ――サンゴリアスもそうだが――の攻撃のヴァリエーションに比べるとスピアーズの攻撃は単調と感じられたし、ラインアウトを3度も取られてしまったことで、その先へのリズムを狂わせてしまったようだ。

というわけでスピアーズは敗退。土曜日に行われるブレイブルーパス相手の3位決定戦に臨むことになった。

↓3位にはなっていただきたい
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この日、秩父宮ラグビー場の座席は、リーグ戦の一席おきではなく、連席で密状態となった。そうなると、隣に座った兄ちゃんのハイテンションが耳についてしまい、周囲の顰蹙を買うことになったのである。したり顔で講釈を垂れるのもまたウザいことはなはだしいものがある。

↓これがまたよく見える
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一粒で二度おいしいというわけではなかったが、この日はお隣の神宮球場で六大学野球の立教対明治戦が行われていて、メインスタンドの我が席からもスコアボードが丸々見えて、母校が優勝するかどうかやきもきしていたが、結果は2対3で1分1敗……月曜日に三回戦が行われ、明治が0対1のサヨナラ勝ちで、5年ぶりの優勝は叶わなかった。

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麵話§かけラーメンを注文せしこと [ラーメン]

20世紀の終わりまで、神保町で新潟ラーメン“おもだかや”という店が繁盛していた。一時は遠くないところに2軒が営業していたが、それぞれに客がけっこう入っていて、よく利用させてもらっていた。

この店はラーメンだけでなく、夜は居酒屋に姿を変えて人気があったのだ。新潟の地酒に加えて、新潟の酒肴が揃っていた。お気に入りは栃尾の油揚げで、横腹を裂いたところに刻み葱を大量に入れて電子レンジで熱くしたのにラーメンのタレをかけて出でくるのだが、これがすこぶるうまい。これだけで酒が三合はいける。

新潟地酒も、久保田、八海山、越乃景虎、〆張鶴、他が勢揃いして、三合呑んでも1000円ちょっと、栃尾油揚げと締めのラーメンでちょうど2000円という“財布に優しい”店だったのだ。

そのラーメンだが、ちょっと顔なじみになったところで、ふとと思い立ち、店主に「チャーシュー、メンマ抜きの刻み葱多め」とわがままを言ってみたら「ようがす!」と作ってくれた。もちろん普通のラーメンの値段である。まさに“かけラーメン”そのもの。

酒呑んで、つまみを食べた胃袋には、ラーメンのトッピングは不要で、これは自分にとって、うまいことしっくりきてくれた。

そんなおもだかやだったが、なぜか理由はわからねど、21世紀に入るか入らないかというあたりで、2軒とも閉店してしまったのは、惜しんでも余りある痛恨事だったのだ。

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暇話§一日一句~アルプスの谷間に~ [俳句]

季語は・・・夏風

カウベルの 響き遠くて 夏の風

【去年の今日】週話§日曜粛々~既に新緑ではない~
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麥話§大麦ビールと小麦ビール [ドイツビール]

1516年にバイエルンで発布されたビール純粋令には、ビールは“大麦と水とホップ、酵母”のみで造られるとある。

小麦が原料として認められていなかったのは、パンの原料として小麦を使うことを原則としていたが、宮廷醸造所や一部修道院に対し、小麦ビールの醸造を特例として認めたことで、小麦ビールは“高級品”という位置付けとなり貴族のビールとも呼ばれることになった。

というわけで、今も特にバイエルン州あたりではヴァイツェン(ヴァイス)と呼ばれている小麦ビールは好んで呑まれている……ドイツ語で“ヴァイス”は“白”なので、日本では白ビールとも呼ばれている。

さて、個人的には大麦で造られている普通のビールのほうが好みで、もちろん小麦ビールも呑むには呑むけれど、やはりというか、うまい大麦ビールに軍配を上げてしまう。

いずれにしても、ドイツを旅行する時の楽しみは新鮮な樽生をマスジョッキでぐびぐびする醍醐味が一番にくるが、その合間に同じく鮮度の高いヴァイツェンのぐびぐびも捨てがたい。

↓ミュンヘン空港のエルディンガー
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数年前まで、ミュンヘン空港の到着ロビーには地元エルディンガーのヴァイツェンを呑ませるスポーツバーがあったのだが、2018年8月に到着したら、店がなくなっていておおいにがっかりしたのだ。地元のビールを大事にしなくてどうするのかと思ったのである。

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操話§マニュアル車で免許 [自動車]

普通自動車免許を取ったのは1984年……30歳になった頃だったから、間もなく40年となる。

結婚して暮らし始めたところは、駅から徒歩15分ちょっと。歩いたところにスーパーマーケットはあったが不十分。大きなスーパーで買い物をするにはバスを使うしかなかった。要するに辺鄙な場所だったのだ。

さすがにこれはたまらぬと、暮らし始めて2年余り経ったところで、教習所通いを決意した。それまで、運転免許を取ろうとなど考えてもみなかった。

7月か8月頃から会社に向かう電車を途中下車して通い始めた。当時はオートマ限定コースはなく、マニュアル車での教習で、それまで自動車とは縁のない生活だったのであれもこれも戸惑うことばかり。

実地教習を3時間オーバーで何とかクリアし、路上での卒業検定もヘロヘロな運転ながら(たぶん)ギリギリで合格。

合格証を手に府中の試験場で受験し、無事に免許証を手にした。仕事をしながらの教習だったので、時間を作るのは大変だったが、午後から出社してもかまわない環境だったおかげで、自分としてはかなり集中していた記憶だ。

そうしてハンドルを握った車は、当時の人気車種であるホンダのワンダーシビック。車を運転する楽しさを教えてくれた車である。

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暇話§一日一句~一日3回なのに~ [俳句]

季語は・・・夏浅し

夏浅し 昼の薬を 忘れけり

【去年の今日】週話§土曜粛々~ワーグナー208歳~
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週話§日曜有閑~ワーグナー209歳~ [ワーグナー]

1876年、ワーグナー自らが建てたバイロイト祝祭劇場の柿落としが行われ、四部作『ニーベルングの指環』が上演された。

そんなワーグナーの聖地詣を合わせて5回……1991、1997、2000、2008、そして2016年である。内訳は指環通し3、さまよえるオランダ人2、ローエングリン1、トリスタンとイゾルデ3、ニュルンベルクのマイスタージンガー2、パルジファル4、延べ24回である。

通い始めた当初の目論見としては、指環の通し上演を5回観られればなあと考えていた。まあ、あながち実現不可能な設定ではなく、定年後に3回ほど出かければ観られたはずだ。

だが、このコロナ禍のおかげで目論見が完全にくずれてしまった。70歳をめどに3回詣でて、バイロイトとさようならするつもりだったが、この状況の中で、そうすることは無理そうだと判断。今年初め頃に、バイロイト音楽祭に別れを告げた。

クプファー演出の指環、ハイナー・ミュラー演出のトリスタンとイゾルデ、ヘルハイム演出のパルジファル、そしてティーレマンが振った指環。特に、2008年は、指環4演目通しに加えて、トリスタン、マイスタージンガー、パルジファルの後期重量級7つを9日間で観ることができた。これは、一度でいいからやってみたかったことである。

演奏も演出も、それぞれよかったりよくなかったりだったが、上で書いた舞台がバイロイト詣の白眉と言っていい。

s-img086.jpg

一つだけ残念なのは現地で『タンホイザー』を一回も観ることができなかったことだが、これも1989年に東急文化村の柿落としで行われた、バイロイト音楽祭引っ越し公演で観たことでよしとしておきたい。

《ワーグナーのトピックス一覧》
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暇話§一日一句~気兼ねなく~ [俳句]

季語は・・・Tシャツ

Tシャツの 日々となりける 老後かな

【去年の今日】妙話§ラヴェルの弦楽四重奏曲
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過話§蚕起食桑~七十二候~小満 [七十二候]

小満の初候“蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)”である。

実家があった地域は、かつて蚕の生産地として栄えていた。物心着いた頃には、既に往時の面影はなく、廃れつつあったが、それでも少し郊外に出たりすれば、桑の木が緑の葉をつけていて、農家の2階には蚕棚があったのだ。

郊外には、年に一回か二回か遊びに行く農家のお宅があって、春に行くと、時折だったが、蚕を数匹もらって持ち帰り、段ボール箱に入れて育てたことがあった。

朝っぱら、自転車で近いところにある桑畑で葉っぱを何枚か摘ませてもらって持ち帰り、食べさせるのである。彼らの食欲は旺盛で、何日かすると葉は食べ尽されるので、そのたびに摘みに行くのだ。

そうこうしているうちに、蚕は糸を吐き出して繭を作り始める。淡々と白い糸を紡ぎ、数日で繭玉が出来上がる。

蚕は繭の中で蛹となり、しばらくすると成虫が繭玉を破って出てきて、どこかへと飛び去っていくのだった……まあ、そんな“自然観察”も、一度だけ夏休みの宿題のネタになってくれたりもしたのだった。

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週話§土曜有閑~空気爽やか~ [日常]

幸いにして花粉症ではないが、花粉症のみなさんにとって5月は、花粉の飛
散も収まり、一年の内で一番心安らかに過ごせる時期ということのようだ。

それもまあ、6月に入れば鬱陶しい梅雨が始まり、そして梅雨が明ければ、
猛暑の季節が待ち構えている……薫風爽やかな季節もあっという間である。

《日常のトピックス一覧》
タグ: 季節 日常
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