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暇話§一日一句~尾道の南風~ [俳句]

季語は・・・桜まじ

急坂を 吹き抜け行くか 桜まじ

【去年の今日】7話§七・・・・・・しち? ひち?
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簡話§困った時のお茶漬けさらさら [私事]

今よりもさらに偏食だった実家住まいの頃、食べるものに窮して、お茶漬けを食べようとすると、決まって父親に叱られたのだ。

要するに安易な食べ方であるというのが理由なわけだが、別に誰が困るわけでもないのにと心の中で思い続けていた。

長じて、今はどうかと問われれば……お茶漬けを食べる頻度は実に少ない。食べたいわけではなく、たまには気を入れてお茶漬けさらさらしてみたいと考えるのだが、なぜか食べる機会がなかったりする。

理由は簡単で、お茶漬けに逃げる理由がないのだ。同居人がせっせとおかずを作ってくれて整っているものだから、そこにお茶漬け逃げて入り込む余地などはなく、お茶漬け逃避が叶わないのだ。

チャンスがあるとするならば、昼飯のタイミングなのだが、今度はお茶漬けトッピングがない時がある。お茶漬け海苔は常備しているが、トッピングの塩昆布とか鮭をほぐしたやつとかだが、食べたい時に限って切らしたりしているのはなんともはや。

というわけで、たまにはお茶漬けをさらさらしてみたいお年頃なのである。

《B級グルメのトピックス一覧》
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復話§尾瀬のシーズン始まる [尾瀬]

本日を皮切りに尾瀬の山小屋がオープンする。今日からが一番乗りで、5月下旬まで徐々に開いていく……小屋を閉めるのは10月中旬から下旬である。

まだまだ体力のあった二十代前半の大学生時代、ゴールデンウィークが始まるタイミングで3年連続して小屋開け直後の山小屋を手伝っていた。

大清水から入ると、一ノ瀬休憩所の先からは雪道になり、岩清水の手前あたりから“冬路沢”と呼ばれる沢に積もった雪の上を直登すると、あっという間に三平峠のあたりにたどり着く。そこから尾瀬沼三平下までまっすぐ下って行けば、氷と雪に覆われた尾瀬沼に下り立つのだ。

↓45年前……ニッカボッカの時代だった
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まだまだ厚い氷と積もった雪のおかげで、安心して沼の上を長蔵小屋まで歩いて行き、一週間ほど小屋の手伝いをさせてもらう。雪が多く残っていた年は、まだまだ雪除けをする必要もあって、シャベル片手にせっせと邪魔な雪を払いのけて歩きやすくしておかなくてはならない。

ゴールデンウィークの残雪めあてでやってくるお客さんもそこそこいるが、まだまだシーズン本番とは言えず、5月下旬あたりからの水芭蕉の季節こそ尾瀬一番の書き入れ時なのである。

その時は、金曜夜に上野駅から出る“尾瀬号”と呼ばれていた夜行急行で沼田まで乗り、さらにバスで大清水まで。そこから薄明るくなった道を小屋に入って、土曜日から日曜日の午前中を忙しく手伝うのだ。水芭蕉シーズンの週末には4週連続で入った年もあった。

《尾瀬のトピックス一覧》
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