過話§葭始生~七十二候~穀雨 [七十二候]
穀雨の初候“葭始生(あしはじめてしょうず)”である。
桜もすっかり過去のものとなって、また来年のお楽しみである。そしてこの先は、いよいよ若葉萌えるの候となる。
気温や空気感は、一年の中で一番のお気に入りとは。毎年のように書いていることだが、この頃には着る服も軽くなって、表にいることが苦ではない。
我が家近くの木に咲く花は、梅に始まり、辛夷(コブシ)から桜を経て、花水木(ハナミズキ)を最後に一通り咲いてくれた。
みずみずしい若葉はどんどん育っている。
《七十二候のトピックス一覧》
桜もすっかり過去のものとなって、また来年のお楽しみである。そしてこの先は、いよいよ若葉萌えるの候となる。
気温や空気感は、一年の中で一番のお気に入りとは。毎年のように書いていることだが、この頃には着る服も軽くなって、表にいることが苦ではない。
我が家近くの木に咲く花は、梅に始まり、辛夷(コブシ)から桜を経て、花水木(ハナミズキ)を最後に一通り咲いてくれた。
みずみずしい若葉はどんどん育っている。
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呆話§夢見ること多く [夢]
他人様の夢の話はつまらないと相場は決まっているが、とりあえず書き留めておく……。
ある日の夢は“長編”だった。同居人に用事を頼まれて、仕事場近くにある大学のキャンパスに行った。そこに至るまで、同居人からは用事のヒントはもらっていたが、それがさっぱり理解できない。挙句の果て「4時1分発の電車の時刻表のところに……」という意味不明のヒントまで上積みされた。
意味不明なヒントから、自宅の部屋に飾る“ペナント”を買ってくればいいと気がついて、大学内のショップを探すが見つからない。近くに、詰め襟を着た3人の大学生がいて、聞けば体育会のヨット部だという。そんな彼らに尋ねたところ「ああ、その手のショップはとっくに閉店しましたよ」と教えてくれたのであっけなく目的は挫折。
それじゃあしかたがないと、彼らに礼を言った別れ際に「僕は巨人の江川の1歳上なんだ」と教えたら「江川、誰ですか?」と……既にそういう年齢であることを思い知ったのだ。
といったあたりで話は終わるかと思ったが、腕時計を見れば21時半。会社に行くことをすっかり忘れていた。あわてて会社に行けば部屋には誰もおらずしらばっくれて帰ることにしてエレベーターを降りたところで、自分が定年退職していたことに気がついたのである。
自分が見たにしては、けっこうストーリーが流れているなとは、目が覚めて気がついたことだった。
《私事のトピックス一覧》
ある日の夢は“長編”だった。同居人に用事を頼まれて、仕事場近くにある大学のキャンパスに行った。そこに至るまで、同居人からは用事のヒントはもらっていたが、それがさっぱり理解できない。挙句の果て「4時1分発の電車の時刻表のところに……」という意味不明のヒントまで上積みされた。
意味不明なヒントから、自宅の部屋に飾る“ペナント”を買ってくればいいと気がついて、大学内のショップを探すが見つからない。近くに、詰め襟を着た3人の大学生がいて、聞けば体育会のヨット部だという。そんな彼らに尋ねたところ「ああ、その手のショップはとっくに閉店しましたよ」と教えてくれたのであっけなく目的は挫折。
それじゃあしかたがないと、彼らに礼を言った別れ際に「僕は巨人の江川の1歳上なんだ」と教えたら「江川、誰ですか?」と……既にそういう年齢であることを思い知ったのだ。
といったあたりで話は終わるかと思ったが、腕時計を見れば21時半。会社に行くことをすっかり忘れていた。あわてて会社に行けば部屋には誰もおらずしらばっくれて帰ることにしてエレベーターを降りたところで、自分が定年退職していたことに気がついたのである。
自分が見たにしては、けっこうストーリーが流れているなとは、目が覚めて気がついたことだった。
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