過話§備忘録的な何か~2022年4月14日付~ [備忘録]
4月10日……我が家の周囲の桜はほぼ散り切った。そう思っていたら、白い花水木(ハナミズキ)が咲き出していた。
この日、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手(20歳)が、オリックスバッファローズを相手に、ランナーを一人も出さない“完全試合”を達成した。1994年に巨人の槙原投手が達成して以来28年ぶりのことである。
圧巻は、13者連続三振であり、毎回三振、そしてプロ野球タイ記録となる、一試合19奪三振であろう。しかも相手は、昨年の優勝チームオリックスなのだ。
完全試合は投手だけが達成する記録ではない。三振ですべてが完結するならば、ピッチャーとキャッチャーだけの世界だろうが、バットに当たった球を処理する野手がミスをしたら記録は達成できない……記録が眼の前にちらつき出した7回、8回、9回を守る野手の気持ちはいかばかりだったことか。
この日のゾゾマリンスタジアムの空気は緊張感に満ち満ちていたことは言うまでもない。
というわけで、超久々の完全試合達成というニュースに、最高の完全試合について、一人のピッチャー(江川卓)が語っていたことを思い出していた……
「最高の完全試合って、27人全員を三球三振にではないんですよ。それだと81球投げなくてはならないでしょう。最高ってのは一人一球でゴロかフライに仕留めて、27球で終わるのが最高の完全試合ってことですよ」
……だそうである。
4月12日……半袖を着始めた。4月も中旬はじめに着るのは最速であろう。
例年であればゴールデンウィークのタイミングで着始めるのだが、25度越えの真夏日続きに、あれこれ考えることもなく袖を通してしまった。
これも温暖化影響のゆえかどうか……今年の半袖シーズンは長くなりそうな気がする。
《日常のトピックス一覧》
この日、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手(20歳)が、オリックスバッファローズを相手に、ランナーを一人も出さない“完全試合”を達成した。1994年に巨人の槙原投手が達成して以来28年ぶりのことである。
圧巻は、13者連続三振であり、毎回三振、そしてプロ野球タイ記録となる、一試合19奪三振であろう。しかも相手は、昨年の優勝チームオリックスなのだ。
完全試合は投手だけが達成する記録ではない。三振ですべてが完結するならば、ピッチャーとキャッチャーだけの世界だろうが、バットに当たった球を処理する野手がミスをしたら記録は達成できない……記録が眼の前にちらつき出した7回、8回、9回を守る野手の気持ちはいかばかりだったことか。
この日のゾゾマリンスタジアムの空気は緊張感に満ち満ちていたことは言うまでもない。
というわけで、超久々の完全試合達成というニュースに、最高の完全試合について、一人のピッチャー(江川卓)が語っていたことを思い出していた……
「最高の完全試合って、27人全員を三球三振にではないんですよ。それだと81球投げなくてはならないでしょう。最高ってのは一人一球でゴロかフライに仕留めて、27球で終わるのが最高の完全試合ってことですよ」
……だそうである。
4月12日……半袖を着始めた。4月も中旬はじめに着るのは最速であろう。
例年であればゴールデンウィークのタイミングで着始めるのだが、25度越えの真夏日続きに、あれこれ考えることもなく袖を通してしまった。
これも温暖化影響のゆえかどうか……今年の半袖シーズンは長くなりそうな気がする。
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騙話§四月大歌舞伎~猿之助、松緑、愛之助~ [歌舞伎]
先週の第三部に続いて、一昨日は第一部を観てきた。猿之助、松緑、愛之助の顔合わせで『天一坊大岡政談』紀州平野村お三住居の場より大岡役宅奥殿の場までである。
何年か前に菊之助の天一坊で観たのと、シアターコクーンでは『天日坊』とタイトルで上演したのを観た。菊之助の天一坊は記憶が薄れ切っているが、勘九郎の天日坊は巧みな演出で締まった舞台だったという記憶。
猿之助、松緑、愛之助の三人は、それぞれ自分の持ち味を発揮して舞台を盛り上げていた。だが、芝居全体としては、カットがかなり多かったからか、話が繋がっていなかったり、いきなり話が飛んでみたり……どう舞台を繋げていくか、苦労はしただろうが“ここをもう少し説明してくれれば”というところが少なくなかった。
とはいえ、2時間でまとめた舞台全体としては楽しんだと思う。二部制に戻れば、短縮版で感じた不満は解消されるだろう。
来月行われる團菊祭五月大歌舞伎はパスするので、6月まで歌舞伎のブランクが2か月ほど続くのである。
《歌舞伎のトピックス一覧》
何年か前に菊之助の天一坊で観たのと、シアターコクーンでは『天日坊』とタイトルで上演したのを観た。菊之助の天一坊は記憶が薄れ切っているが、勘九郎の天日坊は巧みな演出で締まった舞台だったという記憶。
猿之助、松緑、愛之助の三人は、それぞれ自分の持ち味を発揮して舞台を盛り上げていた。だが、芝居全体としては、カットがかなり多かったからか、話が繋がっていなかったり、いきなり話が飛んでみたり……どう舞台を繋げていくか、苦労はしただろうが“ここをもう少し説明してくれれば”というところが少なくなかった。
とはいえ、2時間でまとめた舞台全体としては楽しんだと思う。二部制に戻れば、短縮版で感じた不満は解消されるだろう。
来月行われる團菊祭五月大歌舞伎はパスするので、6月まで歌舞伎のブランクが2か月ほど続くのである。
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