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暇話§一日一句~ゴールドベルク変奏曲~ [俳句]

季語は・・・卯月尽

卯月尽 グールドの弾く バッハ聴く

【去年の今日】卯話§2021年卯月四月終了
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過話§牡丹華~七十二候~穀雨 [七十二候]

穀雨の末候“牡丹華(ぼたんはなさく)”である。

さても、4月最終日が穀雨末候となった。そして“コロナ三年”のゴールデンウィークが始まったが、世間の混雑の様子はいかがなものだろうか。

我々はもう、連休のタイミングでわざわざ込み合う中に出かけなくても済むようになったが、そうでない人は、せっせと出かけていることだろう。

そして花粉の季節も終わり、一年の内で最も空気が爽やかな季節を迎える。

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週話§土曜有閑~日本人の握手~ [日本]

“日本人同士”であるなら百歩譲るとしても、外国人相手では避けるべきなのが、両手で包むようにする日本風の握手である。握手が西洋由来のマナーであるの以上、当然ながらそれに倣うものではないだろうか。

単純な想像だが、あの奇妙な握手の発祥は、選挙戦で候補者が街頭活動で、有権者に握手をするのにあたって、片手だけでは愛想がないのではという発想からあの握手が生まれたのではないかと睨んでいるのだ。

IMG_5404.JPG

上の写真は右がワタシで、相手はオーストリアの知り合いである。見ればすぐにわかるとおりで“がっちり”と手を握りあって、力が入っている様子がわかるだろう。この時、お互いの眼と眼を合わせるのもマナーで、日本風なお辞儀をしながら視線も合わせずなどというのも、奇妙なことである。

彼の国の人たちも稀にだが、左手で相手の右手をぽんぽんと軽く叩いたりはするが、手を包み込まれたという記憶はない。

というわけで、島国の中だけで通用していることを汎用できるという勘違いだけはしないでほしいと切に思うのだ。

追記:我々日本人からしたら、欧米の人間が我々に向かって手を合わせてのお辞儀をされるのに、それは違うと思うことと同じなのである。

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暇話§一日一句~冷めたコーヒー~ [俳句]

季語は・・・春惜しむ

春惜しむ テラスの陰り 風の果て

【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2021年4月29日付~
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連話§ワタシの酒肴[167]餃子 [酒肴]

[承前]

大昔に餃子を取り上げたような気はするが、稿を改めてみよう。

最強の肴と言われる食べ物は数多あるが、その筆頭格に油で揚げたあれこれがある。フライや天麩羅がそれだが、油で焼いた餃子もその筆頭格の頂点に近い。

まずもって、あの焼きたてをハフハフと口に放り込んで、それからおもむろにビールをぐびぐび!呑る時の至福と醍醐味は、それを知らない人たちをして“何と不幸なことよ”と思わずにはいられないのである。

ところで餃子の皮はもちろん、大切なのは“餡”である。餡の好みはもう、人それぞれだが、ワタシ的には挽き肉やや多めが好きなのだ。野菜多めだと何となく物足りなく感じてしまう……挽き肉6:野菜4とか、もう少し肉の比率が高くてもいい。

それくらいだと、肉感が口の中に広がった感じがして好ましく感じるのだ。

001.jpg

写真は、神保町の餃子の店三幸園の餃子だが、この店の餃子は野菜度やや高めで、個人的にはやや物足りないと感じてしまう。それを補うのは、焼き上がった皮の食感で、焦げ目のカリカリ感がビールぐびぐびをいや増しにしてくれるのである。

以上“食レポ”でした。
                               [続く]

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反話§気がきく人きかない人 [日常]

“気がきく人”と“気がきかない人”の差はどんなところにあるのだろうと思う。

特にお店で商品を売る人たちには目端がきいてほしいと思うのだ。一週間に一度くらいで出かける店がある。買うものはいつも決まっているが、一人の店員は顔を合わせた途端にさっさといつもの商品を出してくる。当然ながら顔も覚えているので話は早い。

もう一人の店員は、いつまでたっても顔を覚えてくれないし、こちらのリクエストも、毎回繰り返さなくてはならない。まあ、そっちのほうが普通で、前者は逆に目端がきき過ぎていると感じる人もいるかもであるが。

記憶力がよかった若い頃、尾瀬の山小屋でアルバイトをしていた時、水芭蕉シーズンに泊ったお客さんが夏にも再訪して来たことがあって、覚えていたので、思わず「久しぶりですね」と言ったら喜んでもらったことがあった。……それが気がきいているかどうかはわからない。

というわけで“気がきく”と“気がきかない”という感じ方は人それぞれであることは間違いないし、気がきかないと感じても、普通に対応していれば何の問題もないのは言うまでもないことだ。

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暇話§一日一句~目覚めれば凡人~ [俳句]

季語は・・・春の夢

春の夢 巧い俳句の 出来た夢

【去年の今日】祭話§ストラヴィンスキー没後五十年
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装話§ラップ使い~今さらながら~ [米]

コペルニクス的展開……いや、コロンブスの卵……違うなあ……という話である。

我が家では夕食にご飯を炊いている。ガスコンロに土鍋を仕掛けて一度に炊くのは二合。だがそれを老夫婦では食べ切れない。たぶん夕食で食べるのは二人で一合とちょっとで、残ったらラップに包んで冷凍保存しているのだ。

冷凍ご飯は、適宜昼食あるいは夕食に解凍するのだが、つい最近まで適当にラップに包んでいたのだが、適当に包むものだから一つの包みがどれくらいの量なのかわからずにいて、その都度料理ばかりで150gとか200gとか量って電子レンジにかけていた。

ある日、同居人がふと気がついて、ラップしたご飯を料理ばかりにのせて、何グラムなのかを、ラップにフェルトペンで書いたのである。なぜ、そのことに長いこと気がつかなかったのか……そうしたら、それが何とも便利で、一目でご飯の量がわかり、さっさと冷凍庫から取り出すことができたのだ。

ラップに何グラムなのか書いておく、こんな簡単な思いつきをした同居人は本当に偉い!……という他愛のないお話である。 

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別話§終活のおはなし~不定期連載~ [終活]

不定期的に終活の話を書こうと思う。もはや“まじめ”に終活を考えなくてはならない年齢になってしまっているのだ。あまりにも当たり前に過ぎる話だが、これまで生きてきた時間と同じ時間をこの先生きられるはずなどないという、わかりきった前提である。

では、あと何年生きられるものか……そんなことわかるはずなどはないだろう。ひょんなことで30年くらい生き永らえるかもしれなければ、来週あたりあっけなくお迎えが来てしまうかもしれない。

いつお迎えが来るものか、それがわかっていれば話は簡単で、それを目安に終活を進めていけばいいだけのことである。

だが、その“いつ”がわからないから、あれこれ頭を悩ませなければならないし、ぐずぐずしている間に中途半端な終活のまま逝ってしまいかねない。

逝ってしまったが最後後戻りはできないことになっているので、残るすべてはほったらかしのままで、後を託すことになってしまう。

常々書いていることだが、一応公正遺言証書は作成してあって、それに従ってもらえればいいし、散骨墓地も用意してあるので、最後はそこに撒いてもらえば万事終了なわけだが、そこまで指示どおりに事が進んでいってくれるかどうかも問題なのだ。

同居人とどちらが先なのかというのも、なかなかに難しい話で、後に残ったほうには、けっこうな負担がかかってしまうような気がする。というわけでいよいよ待ったなしになりつつある終活について、考えていかなくてはならなくなってきた……という、終活の心構えについて時折書いていくつもり。
                               [続く]

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暇話§一日一句~ぽかぽか陽気で~ [俳句]

季語は・・・春の昼

春の昼 うっかりとして 迷い道

【去年の今日】懐話§昭和三十年代~ドブ川~
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咲話§サクラサクまで十一か月 [桜]

我が家周囲の桜が散って20日足らず。木に花があった期間は20日ほどだっただろうか。冬の寒さが去って、春の訪れを愛でる時はあっという間に終わってしまった。

そして今、来年の桜のことを考えている。既に今年の桜の開花から一か月余が過ぎているから、来年の桜の開花までは、あと11か月ではありませんか。まあ、考えても詮のないことではあるけれど。

二十代の頃までは、桜の季節の記憶がない。桜が咲いている様子は眼の中に入っていたはずだが、桜を愛でたようなこともなかったようだ。

それが歳を重ねていく中で、いつしか桜の季節に思いを馳せるようになったのだが、まさか散ってすぐに来年の桜を考えるようになるとは思いもよらぬことだった。

そんな、季節のあれこれを“惜しむ”ようになってしまったのは、現世に執着するようになったのだとは思わないが、自分の中にも少しばかりだが風情を受け留められるようになったということか。

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タグ: 老化 日常
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環話§室温15度では肌寒い [天気]

4月上旬前半は気温低めの日が続いた。我が家の外気温も10度に行くか行かないかなあたりをうろうろしていて、3月中にガスストーブを片付けたことを後悔しないでもなかったが。

もう長いこと居間に外気温と室温を表示する温度計を置いている。おかげで外の様子を把握できるのはありがたい。

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今はもう最高気温が20度を超えていて過ごしやすい日々だが、4月はじめは肌寒く感じることも少なくなかった。そんな時に室温を見ると16度とあり、それでしばらく眺めていると、18度を超えるとそれほど寒さを感じることはなくなって、快適な室温になっていると気がつく。

いつぞやも、朝起き出して“勉強部屋”に行くと、何となく寒い。温度計を見れば16度で、確かに16度では体感として寒い(個人の感想です……そしてどうやら寒暖の見極めボーダーは、そのあたりにありそうだ。

外気温がまた複雑で、それは風の向きによって違ってくるのかどうかだが、どうも“暖かい18度”と“寒い18度”が存在しているような気がしてならない。同じ外気温を表示していても、感じ方がまるで違うことに驚かされる。

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暇話§一日一句~矢切の渡し~ [俳句]

季語は・・・晩春

晩春の雨 渡し舟まで急ぐ人

【去年の今日】甘話§マドレーヌとフィナンシエ
タグ: 晩春 俳句
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顧話§今日の歴史~昔は珍しくもなく~ [鉄道]

1966年4月26日、戦後最大の交通ゼネラル・ストライキ。

1960年代から70年代にかけて、春闘で交渉が不調に終わると、当時の国鉄や私鉄労連がストライキを打つことは珍しいことではなかった。

実家で暮らしていた時は、日常に鉄道を利用することはなかったので影響はほとんど受けなかったが、大学進学で東京に出てきた時は、直接の影響を受けることになったのだ。

その最初は、浪人して入った某マンモス予備校の“入学式”とやらで、会場は日本武道館……せっかくだからと、代々木の下宿から歩くことにした。今となっては、どんなコースをたどったのか記憶にないが、1時間ちょっとで着いた時にはこんなものかと、山手線内の狭さを痛感したのである。

それ以外にも、ストで電車がやって来ないのをいいことに、目的地まで何度か線路上を歩いたりもした。何の注意もされなかったのは当然で、駅員もまたストに参加していたということだ。

そんな春の風物詩が下火になったのは1980年代に入って以降のことで、結婚生活が始まった頃に、私鉄労連がストを打つというニュースが流れてきて、どうしようか考えたが、結局は妥結が図られて影響を被ることはなかった。

《歴史のトピックス一覧》
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飽話§食べ歩きの旅は・・・・・・ [旅行]

やってみようかと思い立ちはしたが、結局できないままに終わってしまうであろうことに“食べ歩きの旅”がある。

一番に手軽そうだと思われるのが讃岐うどん屋巡りで、健啖家であるなら、一日に数軒くらいは軽く回れそうだ。

店の数を稼ぎたいのだったら、うどんの小だけを注文して回ればいいだけのことだが、それができるかというと、某讃岐うどんチェーンの店で注文しているのは、かけうどん小……それでも十分に満足してしまう。

そんな状態では、とてもうどん屋のハシゴなどできようはずなどない。

そうでなくても、六十代後半となった今の食べる量はかなり減っているはずなので、気張った和食の店にあるような、おまかせ的コース料理など注文したらどれくらいの量が出てくるものか心配でしかなく、無難に一品料理を出してくれる店を選んでしまうのである。

最後に遠出したのは、6年前の京都だったが、その時の夕食もデパ上ですき焼き定食だったり、小ぢんまりした割烹料理屋で食べたい料理を注文して、充実した時間を過ごしたのだった。

《B級グルメのトピックス一覧》
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暇話§一日一句~屈託なき群落~ [俳句]

季語は・・・菜の花

トンネルを抜け 菜の花の黄の眩し

【去年の今日】週話§日曜粛々~東京電力の不思議~
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過話§霜止出苗~七十二候~穀雨 [七十二候]

穀雨の次候“霜止出苗(しもやんでなえいずる)”である。

週末には4月も終わり、ゴールデンウィークが始まる。もちろん年金生活者には何の関係もない。

だいぶ外気温も上がってきたので、衣類も夏物に入れ替えるタイミングなのだが、毎度一気に入れ替えるわけではなく、長袖も少し残しつつ、徐々にというのが毎年のことである。

既にもう、半袖を着てもいい頃合いなのだが、ここまで長袖を着続けているからかどうか、腕を出して外気にさらすといささか肌寒さを感じてしまう。

結局、毎年のことだが、半袖を着るのはゴールデンウィークも半ば過ぎにということである。

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酔話§チェーン系の居酒屋考 [居酒屋]

自らをグルメだとか味にうるさいとか標榜する気はさらさらなく、そもそも味音痴だと言ってもいいくらいなのだ。

だから、高級な店に入ることなどはまったくない。ゆえに、チェーン系居酒屋を利用することも躊躇するわけではない。

最初に使い始めたのは“天狗”という居酒屋チェーンだった。新宿や渋谷にも、それぞれ何軒か営業していて、何より安いというのがありがたかった。まだまだ財布の中が寂しかった三十代前半、夫婦二人(同居人は下戸)が呑み食べて2000円そこそこという驚異的なお勘定に驚きつつ、せっせと通っていた。

少し財布が温かくなったら“E”という、何となく洒落たっぽい居酒屋を見つけて使うようになったが、時折アイデア倒れの料理を出すのが玉に瑕だったりする。

そんな感じでチェーン系居酒屋も利用しているわけだが、神保町宮仕え時代に、町内のチェーン系を使ったことはなかった……というよりも、チェーン系居酒屋がそれほど存在しておらず、家族経営の居酒屋のほうがヴァリエーション豊富だし、それぞれ特徴があったので、気に入った何軒かをとっかえひっかえ通っていたのだった。

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暇話§一日一句~悠然と睥睨す~ [俳句]

季語は・・・春昼(しゅんちゅう)

肥え野良の ドヤ顔で行く 春の昼

【去年の今日】週話§土曜粛々~休肝日の夕食は一汁一菜~
タグ:俳句 春昼
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週話§日曜有閑~他人様に金は貸さない~ [日常]

知り合いであろうが誰であろうが、金を貸してくれと言われたことはない。

そもそも“貸す金”など持ち合わせているわけでもなく、そのあたりを察しているのかどうか、声を掛けてくる気配もなく、これまでに金を貸したことは一度もないのである。そして、貸してくれと頼まれても貸すことはしないと思っている。

どうしても急場しのぎの金が必要になってしまうことはあるだろうし、仮にそういうことが起きでもしたら、知り合いに頼む前に、しかるべくところで金を借りる算段をするものだろう。

ただ、しかるべくところから借りるなら諸々の手続きが必要だし、返さなくてはならないという縛りらしきものを感じるということだろうか。

そこへいくと、知り合いに借りるほうが気兼ねがないということか……翻って考えれば、無責任でいられるということでもありそうだ。つまりは、虫のいい“踏み倒し”を考えているということでもある。

お宝を鑑定するテレビ番組があって、頻繁に登場するのが“借金のかた”に受け取った骨董品なのだが、これがもう死屍累々で、貸した金額に見合った品物が登場するのは千に三つもなく、ただの貸し損に終わる。

結論は“知り合いに貸した金は返ってこないもの”と思うしかないのだ。

《日常のトピックス一覧》
タグ:借金 日常 私事
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暇話§一日一句~拙き声なれど~ [俳句]

季語は・・・初音

励ますが 如き初音を 聴く老樹

【去年の今日】麥話§ビール純粋令五百五周年!
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週話§土曜有閑~ビール純粋令五百六周年!~ [ドイツビール]

そして今年も巡り来る、ドイツのビール純粋令(Reinheitsgebot)発布の日。ビール純粋令が発布されたのは、マルティン・ルターによる“宗教改革”の前年1516年のこのだった。かくして、ドイツビールという一大ジャンルが形成されたのだ。

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そんなドイツビールに我が舌が目覚めたのは、四半世紀以上も前のことになるだろうか。馥郁とした麦汁たっぷりのビールに眼を見張らせられたのである。

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そうしてミュンヘンで一番のビアガルテンと言われているアウグスティナーケラーでミュンヘンで一番うまい“エーデルシュトフ”の1リットルジョッキを傾けてにんまりしていたのだが、ここ3年の空白は大きく、顕著な禁断症状こそないけれど、またいつの日か、つまみを並べて呑めることがあるだろうかとやきもちしているのだ。

《ドイツビールのトピックス一覧》
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暇話§一日一句~尾道の南風~ [俳句]

季語は・・・桜まじ

急坂を 吹き抜け行くか 桜まじ

【去年の今日】7話§七・・・・・・しち? ひち?
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簡話§困った時のお茶漬けさらさら [私事]

今よりもさらに偏食だった実家住まいの頃、食べるものに窮して、お茶漬けを食べようとすると、決まって父親に叱られたのだ。

要するに安易な食べ方であるというのが理由なわけだが、別に誰が困るわけでもないのにと心の中で思い続けていた。

長じて、今はどうかと問われれば……お茶漬けを食べる頻度は実に少ない。食べたいわけではなく、たまには気を入れてお茶漬けさらさらしてみたいと考えるのだが、なぜか食べる機会がなかったりする。

理由は簡単で、お茶漬けに逃げる理由がないのだ。同居人がせっせとおかずを作ってくれて整っているものだから、そこにお茶漬け逃げて入り込む余地などはなく、お茶漬け逃避が叶わないのだ。

チャンスがあるとするならば、昼飯のタイミングなのだが、今度はお茶漬けトッピングがない時がある。お茶漬け海苔は常備しているが、トッピングの塩昆布とか鮭をほぐしたやつとかだが、食べたい時に限って切らしたりしているのはなんともはや。

というわけで、たまにはお茶漬けをさらさらしてみたいお年頃なのである。

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復話§尾瀬のシーズン始まる [尾瀬]

本日を皮切りに尾瀬の山小屋がオープンする。今日からが一番乗りで、5月下旬まで徐々に開いていく……小屋を閉めるのは10月中旬から下旬である。

まだまだ体力のあった二十代前半の大学生時代、ゴールデンウィークが始まるタイミングで3年連続して小屋開け直後の山小屋を手伝っていた。

大清水から入ると、一ノ瀬休憩所の先からは雪道になり、岩清水の手前あたりから“冬路沢”と呼ばれる沢に積もった雪の上を直登すると、あっという間に三平峠のあたりにたどり着く。そこから尾瀬沼三平下までまっすぐ下って行けば、氷と雪に覆われた尾瀬沼に下り立つのだ。

↓45年前……ニッカボッカの時代だった
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まだまだ厚い氷と積もった雪のおかげで、安心して沼の上を長蔵小屋まで歩いて行き、一週間ほど小屋の手伝いをさせてもらう。雪が多く残っていた年は、まだまだ雪除けをする必要もあって、シャベル片手にせっせと邪魔な雪を払いのけて歩きやすくしておかなくてはならない。

ゴールデンウィークの残雪めあてでやってくるお客さんもそこそこいるが、まだまだシーズン本番とは言えず、5月下旬あたりからの水芭蕉の季節こそ尾瀬一番の書き入れ時なのである。

その時は、金曜夜に上野駅から出る“尾瀬号”と呼ばれていた夜行急行で沼田まで乗り、さらにバスで大清水まで。そこから薄明るくなった道を小屋に入って、土曜日から日曜日の午前中を忙しく手伝うのだ。水芭蕉シーズンの週末には4週連続で入った年もあった。

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暇話§一日一句~湯上り気持ちよく~ [俳句]

季語は・・・若葉

旅果つる いで湯の宿に 若葉風

【去年の今日】揮話§セルフのガソリンスタンド
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呟話§一言つぶやき~味わわせる・・・・・・?~ [日本語]

“味わう”という動詞の活用変化は悩ましいものがあって、昔々仕事を……

……していた時“味わう”の使役をどう表記するのか調べてみたら“味わわせる”というのが正解と知り、それ以来、書く時も話す時も忠実に使っているのだが、そうしながらも今だに何とはない違和感を覚えるのは“わわ”と言葉が重なっているところなのだろうとは薄っすら感じていることである。

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面話§地続きのヨーロッパ [ヨーロッパ]

ヨーロッパが地続きの世界であることを実感したのは20年前、レンタカーを借りて、ドイツやオーストリア、スイスを走るようになってからのことだ。

アウトバーンで、それがミュンヘン空港あたりを走っている時に見た行き先表示板には、チェコのプラハだったり、オーストリアのザルツブルク、別の所では、オランダのアムステルダムとあった。走ろうと思えば、ポルトガルの西端だろうが、シベリアの果てベーリング海まで行くことができる。

オーストリアのインスブルック付近を走っていた時に見た表示板は、イタリアのミラノが、ドイツ語表記の“マイランド”と並んで表記されていた。

↓ミュンヘンのアウトバーン。北はアムステルダム、プラハは右へ
P6080085.JPG

そうして、プーチンのウクライナ侵略に西欧の国々もまた強い危機感を抱いているのは、ロシアともまた地続きだからである。ついこの間知ったことだが、ウクライナの首都キーウからフランスのパリまでの距離は、北海道の稚内から九州の鹿児島、あるいは東京から台北とほぼ同じ約2000kmなのだ。

19世紀前半、ナポレオンがロシア侵攻を試みるも、失敗に終わったのだが、21世紀という時代になって、その逆の可能性が生じるなどと思いもよらず。

実質的に国境が存在しなくなったEUという存在は、異邦人の我が身にしてみたら、遠大な理想を抱いているように感じるが、特に旧東欧圏との関わりについては、窺い知れない複雑な事情が絡み合っているのであろう。

《ドライブのトピックス一覧》

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暇話§一日一句~静かに時流れ~ [俳句]

季語は・・・菜の花

菜の花の黄と 空の青 月沈む

【去年の今日】街話§神保巷塵[83]ランチョンご無沙汰!
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過話§葭始生~七十二候~穀雨 [七十二候]

穀雨の初候“葭始生(あしはじめてしょうず)”である。

桜もすっかり過去のものとなって、また来年のお楽しみである。そしてこの先は、いよいよ若葉萌えるの候となる。

気温や空気感は、一年の中で一番のお気に入りとは。毎年のように書いていることだが、この頃には着る服も軽くなって、表にいることが苦ではない。

我が家近くの木に咲く花は、梅に始まり、辛夷(コブシ)から桜を経て、花水木(ハナミズキ)を最後に一通り咲いてくれた。

みずみずしい若葉はどんどん育っている。

《七十二候のトピックス一覧》
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