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連話§ワタシの酒肴[154]ソーセージ [酒肴]

[承前]

ドイツやオーストリアを旅行するから、さぞやソーセージを食べているのではと思われるかもしれないが、2週間旅行するとしても食べるのはせいぜい一回くらいで、一度も食べずに旅行を終えることも珍しくはない。

嫌いなわけではなく、むしろ焼きソーセージは大好物なのだが……オーストリア・アルプスの中には、気楽に食べさせてくれるソーセージ・スタンドのようなものが存在していなかったりする。

それが街中であったら、ちょっと小腹が空いた時にでも気軽に食べられるスタンドがあって、丸パンに挟んで2オイロ(約250円)は何ともありがたい。

というわけで、ビアホールに行っても肉の塊を食べる気は毛頭なく、ゆえにレバーケーゼだったり、小ぶりなニュルンベルガーの6本も食べれば十分だが、その程度であってもヨーロッパの加工肉のうまさは、さすが歴史の賜物だと感じさせてくれる。餃子&ビールと同様、ソーセージ&ビールもまた。

考えてみれば、初めて口にしたソーセージは、ピンク色した魚肉ソーセージで、長いことそれをソーセージだと思っていたのだからおめでたいものだ。そして記憶をたどって、豚肉の正しいソーセージを初めて食べたのがいつのことか思い出そうとしたが、記憶の沼の深みに沈んで浮かんできてくれぬ。
                               [続く]

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吟話§一日一句~飼い主の手を離れ~ [俳句]

季語は・・・冬木立

迷い犬 途方に暮れて 冬木立

【去年の今日】麥話§ビールについて少しばかり
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感話§大規模修繕なること [日常]

マンションの大規模修繕なるものがある。築10年頃から始まって、10年間隔程度で、建物の不具合を直したりしてやるのだ。

我が団地も築40年近くとなって、もう何度か大規模修繕を実施した。第一にご苦労されるのが、管理組合理事会が委嘱する大規模修繕委員会のメンバー諸氏である。

百世帯を超える団地住人の中には、建築関係の仕事に携わる人もいれば、経理事務や見積もり仕事に長けた人と、何だかんだ人材は揃っているので、そうした人たちの知恵に頼ることになるのだ。

幸か不幸か……我が身はといえば、そうした仕事の類とは無縁なので、お声などかかるはずもなく、そうした人たちの苦労に感謝するしかない。ほんの雀の涙程度の謝礼で、週末の会合に忙殺されてしまう。

そうして何年も苦労して作成した大規模修繕原案を住民総会に諮ると、そんな苦労などどこ吹く風と、言いたいことを言いまくるだけの輩が存在するのである。それが納得できるようなレベルであるならまだしも、重箱の隅をつつくような、あるいはまったくお門違いの勘違いでしかないような意見が出てくるから、何とも始末が悪い。

だが、大規模修繕委員会のメンバー諸氏の苦労のおかげで、古くなったとはいえ、数回の修繕を経てもなお、活き活きとした外観で管理のよさを見せてくれているのだ。

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夜話§二度寝の確率 [健康]

早寝早起きが常態化して既に10年以上が経過した。毎晩21時前後にはベッドに入り、5時半前後には起き出している。

だが、その間に一度はトイレ起床が入って眠りが中断する。何時頃に起きているのか時計を見ないのでわからない。というか、時計を見ると何となくだが、その先に二度寝しようという意欲が失われるような気がするのだ。

真夜中にトイレに行くのは、老化のゆえと割り切っていて、問題はその後の二度寝ができるかどうかである。出すものを出して落ち着いたところで、再びベッドにもぐり込んで二度目を試みる。

だが、週に二回くらいは寝床で30分近く経過しても、寝つけそうにもないことがあって、こらえ切れずに起き出すことになるが、そこで時計を見ると、5時から5時半あたりを指していて、睡眠時間としては十分なのだと苦笑いするのだ。

二度寝に成功する時は感覚で何となく“眠りに入りつつある”とわかって、気がついたら寝ついて、たぶん一時間くらいは熟睡しているのではないか。

そうして一番にありがたいのは、睡眠不足でさほどの苦労をせずに済んでいることなのである。

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吟話§一日一句~一獲千金~ [俳句]

季語は・・・冬の浪

冬の浪 賭するマグロや 大間沖

【去年の今日】週話§日曜諸相~マイバッグ~
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過話§備忘録的な何か~2020年12月8日付~ [備忘録]

11月19日……我が家の外気温が24.9度と夏日直前を記録した。この日の府中アメダスの最高気温は24.3度だったので、まるで夏のようだったのである。

そんな暑さが続いた3日目、室内ひととおりに電気掃除機をかけた。20分ほどで終わった時には、うっすらと汗ばむほどで、室内の気温は24度ほど。外気温はそれほどでもなく20度くらいだったのだが。

11月21日……政府がGoToキャンペーンの見直しを表明。ここまでぐずぐずと一時停止を引き伸ばした理由がわからない。翌日からは三連休というタイミングで、しかもこの週の日本列島は、4日連続して感染者数が最多を記録し続けた。

政府が優柔不断であることが、感染者の増加を招いたことは間違いなく、多くの人間を旅行させたり、食事に出かけさせたり、何というか異様なまでにバランスを欠いた愚策のおかげで、その先に待つものは医療への過大な圧迫であることは間違いない。

医療現場からもそうした声が伝わってきているのに、何をしようとしているのか、いや何も考えてなどはいないのだ。まさに不作為という作意が行われていて、死んだ眼で棒読みの会見をする無能な首相を早く何とかしなくては状況がどんどん悲惨になっていくであろう。

今は人々を移動させるべきではないが、今だ人は移動を続けている!

11月25日……工藤公康率いる福岡ソフトバンクホークスが日本シリーズで優勝。去年に続き2年連続で巨人を相手にせず4タテで圧勝した。ホークスを褒めるというより、巨人の弱さに愕然とした。他球団で活躍した選手を金で引っ張ってくる以外に、何か独自に補強しているような形跡があるものかどうか。

象徴的だったのは、4対1でリードされた第4戦8回表、好打者であるはずの坂本勇人があまりにも淡泊に空振り三振を喫したことで、あのやる気のないスイングは完全に戦意喪失だったのだろう。

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酪話§チーズを食べる~そして爆買い~ [チーズ]

日常にチーズを食べるようになったのは、この20年足らずのことである。

オーストリア・アルプスの端っこを旅行するようになって覚えたのは、旅行しているエリアがオーストリアで一番チーズがうまいということで、最初の何年かはそんなことも知らず、能天気にうろついていたのだった。

そうしているうち、うっすらと状況が見えてきたところで、よっこらしょとチーズに注意を向けるようになった。欧米におけるチーズの位置付けがどういうものであるのかは、昔から何となく知っていたことだ。要するにメインが終わった後のデザートと同じようにチーズを食べて腹を落ち着けるのだ。

だが、そういう食事のやり方に慣れていないので、結局は日本人的に酒肴のひとつとして最初から食卓に顔を出すこととなった。

そして、旅行の最終日直前には、どの村に必ず一軒はあるチーズ屋に出かけて“爆買い”をするのだ。店の奥に行くと、日本にある漬物蔵と同じようなチーズ蔵があって、棚には一抱えもあるようなチーズがごろごろと並んでいる。

店の主が、薄くスライスしたチーズを何種類か味見させてくれるので、気にいったチーズ2、3種類を切ってもらい、真空パックして持って帰るのだ。

001c.jpg

値段は1kgで1600円くらい。日本で同等と思しきチーズを買おうとしたら、倍以上の値段なのは間違いないだろう。

この年に買ったのは4kgほど。酒の肴でせっせと口にしていたら、3か月ほどで食べ切ってしまった……ということは、丸々一年食べるためには、最低12kgは持ち帰らなくてはならないが、さすがにそこまでは無理な話である。

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吟話§一日一句~葛藤に生きて~ [俳句]

季語は・・・冬の空

マスクする 日々の憂いや 冬の空

【去年の今日】週話§土曜諸相~ブログ移転一週間~
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転話§閉塞成冬~七十二候~大雪 [七十二候]

大雪の初候“閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)”である。

大雪の初候だが、12月のうちに関東地方でけっこうな積雪があったか記憶をたどってみたが、薄っすら程度だったらともかく、電車の運行ができなくなるほど降ったことは、少なくともこの40年ほどの間にはなかったはずだ。

二十四節気に新暦とのズレを感じるのはこんな時で、時に歯がゆさを感じないでもないが、それじゃあと大移動させてみようものだったら、それはそれでえらいことになりかねない。

今の我々にしすれば、3月~5月を春、6月~8月を夏、9月~11月を秋、そして12月~2月を冬だと大雑把に考えているので、やはり一か月くらいはずれがあるように思われるが、二十四節気のそれは“兆し”を知ろしめているのだくらいに考えてやるのだ。

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愉話§呑藝春秋[72]泡の酒が好き [ワイン]

[承前]

これまた何度も書いていることだが“泡の酒”が好物である。ビールは言うまでもなく、とにかく発泡ワインの類が好きである。

残念ながらシャンパンは昨今すっかり高嶺の花となってしまって、口にする機会などはない。だから呑むのはもっぱら、気軽に買えるゼクト(ドイツ)、スプマンテ(イタリア)、ヴァン・ムスー(フランス)、カヴァ(スペイン)などの安い発泡ワインばかりなのだ。

これらの発泡ワインは我が家近くのスーパーマーケットでも売られていて、1000円凸凹、時には1コインで買えてしまうのもあるが、そんな発泡酒でもそれなりの泡立ちがあって、まあまあ満足させてくれる。

買う時にはラベルを眺めて“辛口”と表示のあるやつを買うように注意している。間違って甘口を買おうものなら「三ツ矢サイダーかよ、うへ!」と、その先さらに呑み続ける意欲が失せてしまうのもあるからだ。

ちなみに発泡ワインの呑み初めはウィーンの歌劇場。幕間に現地の人たちがワインではなく小ぶりのフルートグラスに入った飲み物を口にしていたのを見て、それを真似したのだった。

100mlちょっととほどほどの量で、それがワインだと180ml近く、ビールであれば半リットル近かったりでは、腹がダボダボになってしまうので、何ともありがたい量の飲み物と気がついたのである。しかも見た目もまた、お洒落なのである。

そうした経験のゆえに泡の酒が好きになったというお話。
                               [続く]

《酒のトピックス一覧》
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吟話§一日一句~真昼に沈みゆき~ [俳句]

季語は・・・木枯し

木枯しに 下弦の月の 俯きて

【去年の今日】呟話§一言つぶやき~反社会的勢力~
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週話§日曜恬淡~時折ですが~ [日常]

時折だが、ブログのネタに詰まる時がある。まあ、月に3回かそんな程度のことだが。

土日のエントリーは軽めの身辺雑記のようなものだから、それほど困るようなことはないのだが、珍しくも書くネタを思い浮かべることができずにいるのだ。そうすると、このような逃げ口上をまとめ始めるというのがいつもの安易な解決法だったりして、やり過ごしてしまうのである。

この時期、我がしがない団地では年末恒例の餅搗きなどの行事があるのだが言わずと知れたコロナ禍ゆえ、先月半ばに早々と中止が決まってしまった。

10年も前だったら、力及ばずながらも杵を取って、搗きこそしないけれど、蒸し上がった糯米をこねるという前段階くらいは手を貸していたのだ。

だが、団地も高齢化の一途にて、長いこと搗き手不足状態が続いている。あれこれ考えるなら、年末の恒例行事も終焉へと向かいつつあるかもしれぬ。

《日常のトピックス一覧》
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吟話§一日一句~焼酎は夏の季語~ [俳句]

季語は・・・今日の冬

焼酎を 熱湯で割る 今日の冬

【去年の今日】惜話§十八世中村勘三郎の命日
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週話§土曜恬淡~我が家はガスストーブ~ [日常]

築40年も間もなくという、我が中古マンションのメインとなる屋内暖房は、居間に置かれたガスストーブである。居間隣のキッチン壁にガスの配管設備があるのを幸いに、ホースを引っ張ってストーブと繋げている。

今使っているストーブは二代目。初代は四半世紀以上使って、二代目と交換した。構造が単純なので長持ちしてくれたようだ。

だが、あれこれ検索してみるとガス燃焼式のストーブの種類が少なくなっていることに気づかされる。しかも、現時点で都市ガス対応は、一社でしか製造されていない。

我が家は夫婦して温風が吹き出てくる暖房機が苦手なので、エアコンの暖房機能も使ったことがなく、先々もガスストーブを使い続けたいと思っているが、ガスストーブの将来は明るくなさそうである。

というわけで、本日は十八代目中村勘三郎(2012年)の命日。合わせてヴォル
フガング・アマデウス・モーツァルト(1791年)の命日です。

《日常のトピックス一覧》
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吟話§一日一句~高速道路移動中~ [俳句]

季語は・・・時雨

冬時雨 抜けてその先 冬時雨

【去年の今日】街話§神保巷塵[66]こんなのだめ!
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銭話§キャッシュレスの時代に [海外旅行]

日本という国の“お国柄”というやつかどうかはわからないが、唯物信仰が今だ顕著に根強いと感じるのである。

例えば……欧米においてCDという存在は既に終わりを迎えていて、音源はネット配信されたり、ハードディスクにダウンロードしたものを、スマートフォンに落とし、自宅だけでなく、カーオーディオも同様に聴くのだ。実際ドイツで借りたレンタカーからCDプレイヤーや消えたのは2018年のこと。運転席のあちこちを探したが存在していないと確認し、ならばとiPadを接続して事無きを得たのだった。

だが、日本では相変わらずCDそのものが売れ続けているという不思議。

それと同様かどうか……日本人には根強い現金信仰もあるようで、これに関しても欧米に大きく後れを取っているように思うのだ。

そのことを強烈に思い知ったのは、2017年にオランダのアムステルダムを初めて訪れた時のことで、到着した翌朝、ネット接続のSIMカードを買おうとショップに入ったらキャッシャーがなく、カード決済か電子マネーでするのだった。

滞在中にもう1軒、キャッシャーが置かれていない店で買い物をしたが、ある意味で納得できた理由はといえば、まずもって“セキュリティ”である。現金が置かれていなければ、強盗に襲われる心配はないわけだ。とどめは、アムステルダムを去る日のスキポール空港待合室のキオスクで2オイロほどのジュースをクレジットカードで買うのを見た時だ。

というわけで日本に帰ってくれば、そこは相変わらずのキャッシュ天国……このところ、ようやく電子マネーの普及が進みつつあるが、はてさて、日本の社会が欧米並みになるのはいつのことだろうか。もちろん、キャッシュレスが万能だとは思わないのだけれど。

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才話§モーツァルト―マイカテゴリー―明日は [モーツァルト]

明日はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト没して229年の命日だ。

今のドイツやオーストリアと呼ばれる地域が、どれほどの作曲家を輩出したか。バッハからヘンデル、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナー……もちろん彼らだけが作曲家ではない。そんな中にあってモーツァルトの存在を何にたとえようかと考えるが、なかなかうまいこと思いついてくれない。

そんなことを考えるより、彼の音楽を聴けばそれで済むことなのだ。何でもいい、ピアノ・ソナタでも、弦楽四重奏曲でも、オペラでも……とにかく、聴けば“ああ、モーツァルト”と独り言をつぶやくであろう。

というわけで、クラリネット五重奏曲を聴いてみよう。1789年、彼の晩年近くに作曲された穏やかな音楽は、初冬の今頃に聴くととりわけ心に沁みる。

モーツァルトがこの音楽を作曲していたのは三十代前半、そんな彼の視線の先には、何が見えていたのだろうか。音楽は十分すぎるほどに熟成されて、むしろ五十代、六十代の人間の手になるもののような老境すら感じ取れてしまう。

生き急いだわけでないとわかるのは、1788年に作曲された最後の交響曲41番“ジュピター”の輝かしい音楽を聴けばわかる。終楽章の圧倒的な推進力は勝利そのものではないか。まさに天馬空を翔ける音楽ではないか。

寿命とはいえ、1791年12月5日にわずか35歳の生涯を終えたことは痛恨で、まだまだ汲めども尽きぬ音楽の泉から滔々と溢れ続けたのは間違いない。

追記:この日は合わせて、十八代目中村勘三郎が2012年に没した日である。我が同時代に生きた稀有な役者の早い死を、生き残った我々は悼み続けるのである。

《クラシックのトピックス一覧》
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吟話§一日一句~隙間風冷たくて~ [俳句]

季語は・・・褞袍(どてら)

もっさりと 下宿三畳 褞袍着て

【去年の今日】霜話§2019年11月の天気模様を振り返る
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悼話§ディエゴ・マラドーナさん(サッカー) [追悼]

サッカーの“神”ディエゴ・マラドーナが11月25日に死去した。



上の映像は、11月28日にオーストラリアで行われた、ラグビー三か国対抗戦のニュージーランド対アルゼンチンのキックオフ前、オールブラックス主将のサム・ケインがハーフウェイラインまで歩み出て、背番号10にマラドーナと書かれたオールブラックスのジャージを静かに置き、追悼の意を表したのだった。

黙禱くらいはするのではと思っていたが、もっと形ある、なかなかに感動的な追悼の表現で、加えるなら直後のハカ“カパ・オ・パンゴ”がいつも以上の気迫と感じられたのである。享年六十

合掌

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麥話§ビール~缶でも、瓶でも、生でも~ [ビール]

あれこれ酒に凝る趣味はなかったからか、もう40年このかた、家で呑むのはまずビールである。何はさておいてもビール。最近は日本酒や焼酎をビールの後に呑むようになったが、10年くらい前まではビールばかり呑んでいたのだ。

元より、酒の味などわかりようがないので、日本酒の純米とか吟醸がどうとか、ワインのヴィンテージがどうたらこうたらとか、最初から放棄のゆえ、夏でも冬でもビールぐびぐび!という飲酒傾向になってしまったのである。

もちろん外呑みであれば、ビールは最初の1杯に留めて、和食屋であったら日本酒や焼酎に進み、中華の店なら紹興酒、洋らしき店ならワインを注文するくらいの頭を持っていないわけでもない。

そのような嗜好であったからかどうか、海外旅行の目的地がビールの故郷である南ドイツ中心になってしまって、もう長い。

下戸の同居人に付き合わせるのも申し訳ないと思いつつ、旅行中にはささやかにビアホール巡りも楽しんでいる。旅行中、ドイツの食事には閉口させられることが多く、量を食べられなくなって久しい身には何ともな苦行だが、できるだけ酒の肴として食べられそうなのを見繕った後は、ひたすらビール修業に励むのだ。

往年は2リットル空けて平然としていたが、今はもう1リットルのジョッキをよっこらしょと空けたらそれでよしとなって、時の経過を恨めしく思うのである。

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吟話§一日一句~立ち話長引いて~ [俳句]

季語は・・・山茶花

山茶花や 帰りそびれて 日暮れ時

【去年の今日】師話§2019年12月の予定あれこれ

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転話§橘始黄~七十二候~小雪 [七十二候]

小雪の末候“橘始黄(たちばなはじめてきばむ)”である。

寒がりではなけれども、このような季節に入ってくると、それなりの防寒仕様で臨んでいる。

起きる時間の5時から6時頃は、まだ窓の外は暗く、外気温によっては霜も降りるような世間なので、まず先月半ばあたりから室内用のソックスをはいて、ウールのカーディガンを羽織り、さらに寒かったら膝掛けの世話にもなるのだ。

そして最終的には足温器を足元に置いて完了となる。この先、3月の声を聞くまでは、朝方の防寒は必須で、6時過ぎまでは暗い窓の外を、時折車が走り過ぎていくの眺めたりするが、明るさが早まるのは1月中旬以降のこと。

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霜話§2020年11月の天気模様を振り返る [天気]

2020年11月の東京の天気がどうであったのか、振り返っておこうと思う。

このリンクの日付をクリックすることで、各々の日のアメダスが確認でき、より詳細な気象状況をチェックできる。

wea202011.jpg

晩秋らしい日が続いた11月だった。晴れと曇りが二日三日交替でやってきて気温も高くなく低くなく……下旬近くなっても夏日を窺うような日もあったりはしたが。

10月から打って変わり、雨マークが付いたのは4日しかなかった。下旬ともなれば、晩秋の様相を色濃く呈して、冬へ冬へと駆け足で向かっていったのである。

かくして今年も、残すところ一か月を切ることとなったのだ。

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吟話§一日一句~本格的な冬の寒さ~ [俳句]

季語は・・・湯豆腐

湯豆腐は 熱く師走の 初めかな

【去年の今日】週話§日曜諸相~はじめまして!~
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告話§ビッグイシュー396号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー396号は12月1日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。宮本亞門が表紙。

bi396.jpg

表紙&スペシャルインタビュー 宮本亞門

リレーインタビュー 村田沙耶香(小説家)

特集 クラウドファンディング、その先へ

これまで、どれぐらい多くの人が“先立つもの”がないことで、自分のアイディアをあきらめてきたことか。

「クラウドファンディング」は、そんなあなたの夢や問題解決のための新しいアイディアを実現する方法だ。

インターネット上でプロジェクトを発表し、不特定多数の人からお金を集めるクラウドファンディングは「群衆(crowd)」と「資金調達(funding)」を組み合わせた言葉。

“担保”が必要な金融機関に対し、アイディアのおもしろさ、意外さが社会に波紋を広げ、お金を呼ぶ。日本の市場では、14年度約200億円から、18年には約2044億円と10倍以上に拡大した。

今、クラウドファンディングは、どのようにお金を循環させる仕組みをつくっているのか?

「READYFOR」の米良はるかさんと徳永健人さん、「congrant」の佐藤正隆さん、「GoodMorning」の酒向萌実さんにそれぞれの取り組みを聞いた。

クラウドファンディングの今と、その先に見える未来とは?

[国際記事]
キプロス島「行方不明者調査委員会」

監督インタビュー 『ニューヨーク 親切なロシア料理店』
                       ロネ・シェルフィグ監督

[国内記事]
“言ったもの勝ち”に歯止めをかけるファクトチェック 楊井人文

[連載記事]
原発ウォッチ グリーンコープでんき、経産省を提訴

浜矩子の新ストリート・エコノミクス デジタル選挙の行き着く先は?
               
雨宮処凛の活動日誌 「アパート転宅」のための申し入れ

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
初対面の人に声をかけるのが苦手☆じゃがいもの円盤焼きソーセージ添え☆

ビッグイシューアイ 地域に広がる、ひとり親世帯への食品提供
                      川越子ども応援パントリー

販売者に会いにゆく セルビア『リツェウリツェ』カリノフ

                              [その他]

《ビッグイシューのトピックス一覧》
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師話§2020年12月の予定あれこれ [日常]

月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。

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12月1日の日の出は6時32分で日没は16時28分、月末の日の出は6時50分で日没は16時38分……12月半ばまでは日没時刻が一番に早い時期である。前月30日から12月11日までの日没が一年で最も早く、その後夏至の頃に向かってようやく遅くなっていく。冬至の21日の日の出は6時46分、日没16時32分。

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四部制で興行を続けている歌舞伎座だが十二月大歌舞伎の第二部と第三部を観に行くことにしている。

12月もクラシックの演奏会はなし……かと思っていたら、ぎりぎりで鈴木雅明が振るバッハ・コレギウム・ジャパンの第九のチケットが取れた。辛うじてベートーヴェン生誕二百五十周年に間に合ったが、チケットを買って聴くクラシックの演奏会は、今年これが最初で最後だ。

そしてSSブログ一周年である。昨日までにアップしたエントリーの総数は、1033である。2005年にブログを始めたが、年間エントリーが1000を超えたのは初めてではなかろうか。

かくして2020年も、今日を含めて31日を残すのみである。

《日常のトピックス一覧》
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