顧話§今日の歴史~東京の象徴として~ [東京]
1958年12月23日、東京タワー完工式。
東京の芝に東京タワーが完成した時は4歳だった。だが、かなり鮮明に記憶しているのは、完成の翌年に保育園の同級生が東京タワーに行ってきて、お土産をもらったのだった。
その時以来、東京といえば東京タワーという刷り込みのようなものができてしまったようで、それが長じて東京に出ていくという結果となったことは、間違いのないことである。
その後、初めて東京タワーに上がったのは1973年か74年のこと。幼時の夢とは違って、ようやく東京に“来た”といったような感慨は薄れていた。
東京タワーの今はといえば、都心の高層ビルのすっかり埋もれて、すっくと孤高の如く聳え立っていた面影はないが、そうなったらなったで、赤い塗装の華奢な姿を認めるのもまた心をときめかせてくれるようだ。
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東京の芝に東京タワーが完成した時は4歳だった。だが、かなり鮮明に記憶しているのは、完成の翌年に保育園の同級生が東京タワーに行ってきて、お土産をもらったのだった。
その時以来、東京といえば東京タワーという刷り込みのようなものができてしまったようで、それが長じて東京に出ていくという結果となったことは、間違いのないことである。
その後、初めて東京タワーに上がったのは1973年か74年のこと。幼時の夢とは違って、ようやく東京に“来た”といったような感慨は薄れていた。
東京タワーの今はといえば、都心の高層ビルのすっかり埋もれて、すっくと孤高の如く聳え立っていた面影はないが、そうなったらなったで、赤い塗装の華奢な姿を認めるのもまた心をときめかせてくれるようだ。
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過話§備忘録的な何か~2020年12月23日付~ [備忘録]
12月21日……木星と土星が超接近した。約400年ぶりのことだそうである。
澄み切った空となる日本の冬のおかげで、超接近した様子の一端をカメラに収めることができた。
下のやや大きい丸が木星で右斜め上が土星だが、この程度の望遠レンズでは木星の衛星群や土星の環までは見えるはずもない。
できるだけ拡大してみたが、やはり結果は同じ。木星と土星は何とからしく撮影できているが、右斜め下の旅客機の光跡がブレているのは1/15秒というシャッタースピードのゆえであろう。
そして次回の超接近は、およそ60年後とのこと。四十代以降の人間にとって今回が“最初で最後のチャンス”だったのである。
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澄み切った空となる日本の冬のおかげで、超接近した様子の一端をカメラに収めることができた。
下のやや大きい丸が木星で右斜め上が土星だが、この程度の望遠レンズでは木星の衛星群や土星の環までは見えるはずもない。
できるだけ拡大してみたが、やはり結果は同じ。木星と土星は何とからしく撮影できているが、右斜め下の旅客機の光跡がブレているのは1/15秒というシャッタースピードのゆえであろう。
そして次回の超接近は、およそ60年後とのこと。四十代以降の人間にとって今回が“最初で最後のチャンス”だったのである。
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