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愉話§呑藝春秋[72]泡の酒が好き [ワイン]

[承前]

これまた何度も書いていることだが“泡の酒”が好物である。ビールは言うまでもなく、とにかく発泡ワインの類が好きである。

残念ながらシャンパンは昨今すっかり高嶺の花となってしまって、口にする機会などはない。だから呑むのはもっぱら、気軽に買えるゼクト(ドイツ)、スプマンテ(イタリア)、ヴァン・ムスー(フランス)、カヴァ(スペイン)などの安い発泡ワインばかりなのだ。

これらの発泡ワインは我が家近くのスーパーマーケットでも売られていて、1000円凸凹、時には1コインで買えてしまうのもあるが、そんな発泡酒でもそれなりの泡立ちがあって、まあまあ満足させてくれる。

買う時にはラベルを眺めて“辛口”と表示のあるやつを買うように注意している。間違って甘口を買おうものなら「三ツ矢サイダーかよ、うへ!」と、その先さらに呑み続ける意欲が失せてしまうのもあるからだ。

ちなみに発泡ワインの呑み初めはウィーンの歌劇場。幕間に現地の人たちがワインではなく小ぶりのフルートグラスに入った飲み物を口にしていたのを見て、それを真似したのだった。

100mlちょっととほどほどの量で、それがワインだと180ml近く、ビールであれば半リットル近かったりでは、腹がダボダボになってしまうので、何ともありがたい量の飲み物と気がついたのである。しかも見た目もまた、お洒落なのである。

そうした経験のゆえに泡の酒が好きになったというお話。
                               [続く]

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