箱話§パソコン……どれだけ [パソコン]
パソコンを動かすようになって30年になろうとしているが、自分自身のパソコンに関する知識や、どれほどパソコンを活用しているか、比べてみたことがないので、今だにわからない。
まあ、甘めに考えて、中の中レベルあたりではなかろうか。買ってきたパソコンを前に、最初は設定に四苦八苦していたが、三代目あたりからは、それほど苦にすることもなく自力でできるようになっていた。インターネットへの接続設定も問題なくできる。
パソコン初心者だったら、購入する時に各種設定を業者に依頼してとかなるところを、その必要もなく最後までできてしまう。
加えて、ワードやエクセルといったオフィス・アプリも基本的な操作はこなしているつもり。
だが、上級者に比べれば“おままごと”レベルであるのは間違いなく、彼らがやっているあれこれを、眼の前で見せられても何をしているのかさっぱりわからない。
今の自分がやっていることは、身体の表面を撫でさすっている程度で、上級の人たちは、身体をメスで開いて内臓をどうこうしようとしているのではと思わせるものがある。
つまり、自分自身が中レベルと考えはしても、上級者との差は計り知れず、いつまで経ってもその差を埋めることはできないのだ。
《日常のトピックス一覧》
まあ、甘めに考えて、中の中レベルあたりではなかろうか。買ってきたパソコンを前に、最初は設定に四苦八苦していたが、三代目あたりからは、それほど苦にすることもなく自力でできるようになっていた。インターネットへの接続設定も問題なくできる。
パソコン初心者だったら、購入する時に各種設定を業者に依頼してとかなるところを、その必要もなく最後までできてしまう。
加えて、ワードやエクセルといったオフィス・アプリも基本的な操作はこなしているつもり。
だが、上級者に比べれば“おままごと”レベルであるのは間違いなく、彼らがやっているあれこれを、眼の前で見せられても何をしているのかさっぱりわからない。
今の自分がやっていることは、身体の表面を撫でさすっている程度で、上級の人たちは、身体をメスで開いて内臓をどうこうしようとしているのではと思わせるものがある。
つまり、自分自身が中レベルと考えはしても、上級者との差は計り知れず、いつまで経ってもその差を埋めることはできないのだ。
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殊話§脱原発を阻むもの―マイカテゴリー― [脱原発]
12月上旬の時点で、日本国内の稼働中原子力発電所は、九州電力玄海発電所4号炉1基のみである。言うまでもないが、3・11東日本大震災以降、東日本で稼働した原発は1基もない。3・11から来年で10年となるが、およそ10年の間に東京及び関東地方には、原発由来の電気が供給されたことはない。
再生可能エネルギーも国際標準からは遅れをとってはいるものの、その比率は上がり続けていて、脱原発の素地は、とっくに固まっているのである。
ところが、電力会社は今だ老朽原発を再稼働させようと、あの手この手を駆使してくるのだ。その中には40年を超えた東海第二のような原発もあって、何ともはやなのは、例えば40年超の車を運転している人間がどれほどいるものか……よほど大事な車で、日々動かしてメンテナンスも欠かさないようなマニアックな人を別にすれば、20年すら乗り続ける人はいないはずだ。
事は安全に関わることなのに、会社の利益と地元に金を落とすことを最優先させるような、古い体質が依然としてはびこっていることに愕然とする。
既に廃炉が決まっている日本原燃の原子燃料サイクル施設もんじゅが“設計ミス”とやらで、廃炉作業を行うにあたり、冷却に使っている液体ナトリウムを取り出すことができなかったのだ。
“ナトリウムは空気に触れれば発火し、水に触れると爆発的に化学反応を起こす”から、どこかに穴を開けて取り出すなどと安易なことはできない。設計段階で、廃炉を想定していなかったという……どこをどう考えたら、そんな発想が出てきたものか、根本的な思想が欠落しているとしか思えない。
廃炉が完了してこその脱原発であるのに、廃炉すらできないような原子力施設が存在することの恐ろしさである。
《脱原発のトピックス一覧》
再生可能エネルギーも国際標準からは遅れをとってはいるものの、その比率は上がり続けていて、脱原発の素地は、とっくに固まっているのである。
ところが、電力会社は今だ老朽原発を再稼働させようと、あの手この手を駆使してくるのだ。その中には40年を超えた東海第二のような原発もあって、何ともはやなのは、例えば40年超の車を運転している人間がどれほどいるものか……よほど大事な車で、日々動かしてメンテナンスも欠かさないようなマニアックな人を別にすれば、20年すら乗り続ける人はいないはずだ。
事は安全に関わることなのに、会社の利益と地元に金を落とすことを最優先させるような、古い体質が依然としてはびこっていることに愕然とする。
既に廃炉が決まっている日本原燃の原子燃料サイクル施設もんじゅが“設計ミス”とやらで、廃炉作業を行うにあたり、冷却に使っている液体ナトリウムを取り出すことができなかったのだ。
“ナトリウムは空気に触れれば発火し、水に触れると爆発的に化学反応を起こす”から、どこかに穴を開けて取り出すなどと安易なことはできない。設計段階で、廃炉を想定していなかったという……どこをどう考えたら、そんな発想が出てきたものか、根本的な思想が欠落しているとしか思えない。
廃炉が完了してこその脱原発であるのに、廃炉すらできないような原子力施設が存在することの恐ろしさである。
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