SSブログ

愉話§呑藝春秋[73]ビールはビールとして [ビール]

[承前]

ドイツには“ラードラー”という呑み物がある。ビールとレモネードを半分ずつ割ったもので、ラードラーは自転車乗りという意味である。アルコール分も3%足らずだからということから、サイクリングのついでに寄ったビアガルテンで喉を潤すのに最適ということのようだ。

かつて、一度だけ試したことはあったが、それ以降呑んだことはない。まずもって甘いということと、ビールらしくないというのが理由である。

そんなわけで、ビールを何かで割って呑むようなことはまったくしない……世にビールカクテルなるものが各種存在してはいるが、そそられるようなことはなく、試したこともない。

カクテルにするとか、そうした呑み方を考えたこともなく、ビールの苦味を楽しんできた。

偏見というわけではないと自分では思っているが、ビール本来の味を和らげてという発想が違っているような気がしてならない。ビールはビールとして呑んでやるのが本分ではなかろうか(個人の感想です)。
                               [続く]

《酒のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。