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吟話§一日一句~オレンジ色に染まる~ [俳句]

季語は・・・冬座敷

来客は 去りて西陽の 冬座敷

【去年の今日】石話§いまだにガラケー持ちである
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滋話§蜂蜜を嘗める人 [蜂蜜]

毎朝、蜂蜜を嘗めている。もう20年は経っているはずだ。特段の健康法とかそういうつもりではないが、蜂蜜と聞けば、何となく身体によさそうではないかと考えてのことである。

何より、朝起きてすぐに糖分を摂取するのは、身体にとってはいいことだ。

蜂蜜にも様々な種類があると知らされたのはやはり20年くらい前のことで、以来様々な種類の花の蜜を試してきた。さらさらとあっさりした蜜から濃厚な蜜まで多種多様。

そんな中で選んだのは、例えば“蕎麦の花”のようなもので、色は真っ黒に近く、味わいもまた曲者である。こいつを嘗めてしまったら最後、スーパーマーケットに並んでいる何ちゃらな蜂蜜が、ただの水飴としか感じられなくなってしまう。

以前は渋谷のデパ地下にあった専門店で買い求めていたが、ここのところは東北地方の蜂蜜業者が製造している蜜を、一度に2種類ほど選んで取り寄せている。値段は少しばかり張るが、精神衛生も兼ねてささやかな贅沢ということだ。

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全話§喪中はがきを受け取って [日常]

12月の中旬も終わりに近づいた。今年も何通かの喪中欠礼はがきを受け取ることとなったが、文面を見てしみじみ感じることがある。

逝去した人の年齢を見ると、軒並み八十代から九十代だったりするのだ。まさに日本が長寿社会であることを象徴しているようではないか。

そしてさらに、彼らが矍鑠として一生を終えているように思われることで、もちろん寝たきりで最期を迎える人がいないわけではないにしても、こうした年齢まで生き永らえる時代になったのだと思う。

自分が物心つくかつかないかの年齢の頃、親類の男性の臨終間近の床の傍らにいたことがあったが、その時彼は確か六十代半ば過ぎだったと記憶していて、その時の彼は皴だらけの老人そのもので、今の自分とほぼ同い年だとは考えられなかった。

以前にも書いたことだが、半世紀以上前の人間と比べると“年齢八掛け”ではないかと思っていて、今の70歳なら、かつての五十代半ば、80歳なら六十代半ばくらいの身体ではないか……してみると、今の我が身は52歳くらいということになるのだが、外見はともかくも、中身が伴っていないように感じられてしまうのだ。

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