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愉話§一日一句~春の花は去り~ [俳句]

季語は・・・卯月尽

彩りは とうに移りて 卯月尽

【去年の今日】週話§土曜有閑~日本人の握手~
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異話§牡丹華~七十二候~穀雨 [七十二候]

穀雨の末候“牡丹華(ぼたんはなさく)”である。

穀雨も末候となり、世間は初夏である。ゴールデンウィークがスタートしたので、高齢者は混雑の中に身を置くことはせず、地元でひっそりと過ごすことにしている。

特に出かける用事はないがカレンダー並びを見ると、有給休暇が取れれば、昨日から5月7日まで9連休の“大型”休みとなって、人出はさらに激しいだろうから、自宅周辺で過ごすが吉であろう。

ゴールデンウィークに出かけずとも、我々のような身は、いくらでも平日に出かけられるのだから、わざわざ混雑を助長しにいくことはなく、いくぶんか混雑緩和に寄与していると思えばいいのだ。

空気もほどよく乾燥して、本当に過ごしやすくありがたい季節である。

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週話§日曜枯寂~東京文化会館の姿~ [クラシック]

今月は東京・春・音楽祭で、大ホールのマイスタジンガーと小ホールで行われたピアノ演奏会を聴いてきた。

カーテンコール時は撮影がOKだったので一枚
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上野公園の入口に建つ東京文化会館は前川國男の設計で1961年に柿落としが行われたので、今年で満62年……前川の“モダニズム”建築は、今なお色褪せることはないことに驚かされる。

bunkasho.jpg

大ホールはもちろんだが、特筆したいのは小ホールの空間である。座席表を見ると、ほぼ正方形の中にステージと半円形の客席がレイアウトされていてあたかも岩穴の中にいるような気分にさせられるが、後ろを振り向くと木が格子状に並んでいて、それがまた対照を生み出しているようだ。

こちらのリンクで“おお!”と感嘆したのは、ステージから客席を見た写真で、何と端然たる光景なのだろうとを思った。

耐震補強やリニューアル工事を経て、東京文化会館はここに至ったが、いずれは建て替えすることになるものかどうか、それはわからないが、可能な限りこの姿を保っていてくれればいいのだが。

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