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愉話§一日一句~同行二人~ [俳句]

季語は・・・春風

春風や 金剛杖の 減り具合

【去年の今日】面話§地続きのヨーロッパ
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声話§天下り・・・・・・ですか [日本]

一般的に“天下り”とは、公務員が出世レースから外れたことで、関連外郭団体や民間企業に職を得てというものである。

もちろん好ましいものなどではなく、体のいい食い扶持探しなのは言うまでもないことだが、つい最近もそうした天下りをゴリ押しするような事例が発生した……国交省の元次官が、航空会社に対して人事を押し付けたのだ。

こうした事例は珍しいことではないかもしれないが、明らかにお上意識に基づく権力の濫用ではないだろうか。

そうして結果的に、民間企業や関連団体が官僚の手に落ちることになるのである。

自分について振り返ってみるなら、定年退職後は65歳まで会社に嘱託として残って、別セクションで仕事をすることもできたが、高校同期の人間からの頼まれ仕事を引き受けることに決めた。ところがその彼が急死してしまい、先々続けることを断念したのだ。

その時、先々の生活がどうなるかと考えたが、その時点で受け取る年金類で何とか暮らせると判断して“年金生活”に突入することに決めたのだった。

自分の例は卑小なものだが、いつまでも天下り先にしがみつきまくって、甘い汁を吸い続けようと目論む人間たちに比べれば、はるかにマシだと思っている。

……官僚こそが日本を疲弊させているのだ。

《日本のトピックス一覧》
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熱話§温泉と鉱泉と [温泉]

温泉法なる法律があって、水温25度以下の冷泉を鉱泉と呼ぶようになっていたが、もう最近は湧き出ているものであれば、これすべて温泉と呼んでいるようだ。

とすると、鉱泉は火力を使い一定の湯温まで沸かさなくてはならず、それはそれで燃料代が必要となり、温泉と比べたら割高ではないかと感じるのだがいかがなものか。

かつては、温泉と鉱泉の表示がきちんと分けられていたので、選ぶにしても自分なりの基準で選べたが、今はそのあたりの線引きが曖昧なのである。

二十代前半の一時期、山奥にある鄙びた温泉に行くことを楽しんでいたが、その時も鉱泉の沸かし湯などは選ばず、温泉であることを確認して出かけていた。もっとも、山奥の山小屋同然の旅館に湯を沸かすような費用がかさむ設備など置けるはずもないが。

中には湯温が40度を少し切るような温湯に出くわすこともあったが、その手の温泉は、長時間じっくり入っていると、あーら不思議!じんわりと発汗して、湯冷めなどせずにポカポカとしてくれるのだ。

そうして、温泉と鉱泉を区別していたのが、気がつけばすべて温泉と呼ばれるようになってしまっていた。

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