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愉話§一日一句~今年も逃げ切った~ [俳句]

季語は・・・春深し

痒々の眼とは縁なく 春深し

【去年の今日】肌話§Tシャツという生き方
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嗄話§冬の水分枯渇 [ドイツ]

体内から水分が失われるのは、真夏だけでなく冬にも起こるのだという……そんなお話。

今からもう四半世紀前の1998年、長い休暇が取れ、初めて冬のベルリンを訪れた。ウンター・デン・リンデンの歌劇場やベルリン・フィルハーモニーなどなどで行われたオペラやコンサートを楽しんだ。

12月初めとはいえ、ヨーロッパの冬の寒さはなかなかに厳しく。四十代半ばで、まだまだ体力があったとはいえ、どんよりとした空の下でのベルリン滞在は難儀なところがすくなかった。

そんなある日のことである。街歩きをしていた時、ふいに喉がひりつくような感触があって、何事?と思った。何か体調不良でも起きたのかと考えたが風邪とかではなさそうだし……頭を巡らしていたら“ひょっとして?”と考えたのは、寒さで身体から熱が奪われ、同時に水分も出て行っってしまったということである。

どうやら診立ては正しかったようで、水分を補給したら喉が楽になった。それ以降、旅行している間は、朝食の時からミネラルウォーターを飲んだり、水分補給をマメにするよう心掛けた。

ただでさえ乾燥気候の世界なのだから、四季にかかわらず水分補給が必要なことを学んだのだ。

《ドイツのトピックス一覧》
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払話§現金と銀行振込と電子マネー [日常]

宮仕えを始めた時、会社から支給される給与は手渡しだった。給料日になると印鑑を持って経理部に出向いて、給与明細と現金の入った給料袋を手にするのである。

個人的には、その時からいちいちの手渡しを面倒だと感じていて、しばしば担当者に銀行振込にならないかと聞いたのだが、その答えは「反対する人がけっこういるんですよね……そうしたいのはやまやまですが」というもの。

社員全員の給料袋に間違えることなく現金を詰めて封をする……そんな気の遠くなるような手間など、時間の無駄ではないかと思ったけれど、これはもう時節を待つしかないと思っていたら、数年後だったかの結婚した頃あたりから銀行振込が“半ば強制的に”始まった。

抵抗する間もあらばこそ「はい、来月から振込にします」とアナウンスされて、有無を言わさずの一斉改革だったのだ。

その後も、夏と冬のボーナスはなぜか小切手支給で、当日に銀行の人たちがやってきて現金への振り替え、あるいは口座振込のサービスをしてくれた。そしてボーナス全額が銀行振込になったのは、もっと後になってのことである。

いつだったか、ニュースを見ていたら、給料を電子マネーに入れるというのがあることを知った。会社によっては銀行振り込みとは別に指定した金額を電子マネー化するというもので、時代はそんなところまで来ていたのだ。

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