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愉話§一日一句~気ままに行けば~ [俳句]

季語は・・・惜春

惜春や 雨のち晴れの 独り旅

【去年の今日】週話§日曜有閑~赤城山~
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異話§鴻鴈北~七十二候~清明 [七十二候]

清明の次候“鴻鴈北(こうがんかえる)”である。

桜が散りゆけば、尾瀬のシーズンが間もなく始まる。今冬は積雪がそれほど多くなかったので、尾瀬沼が落ちるのも、尾瀬ヶ原の湿原が顔を覗かせるのも早いだろう。尾瀬沼はゴールデンウィークが終わる頃には沼の上を歩けなくなるかもしれない……ひょっとしたらもっと早いことも考えられる。

雪が少なかった年は、花が少ないと言われている。数mに及ぶ豪雪が湿原を豊かに潤して、多くの花を咲かせてくれることのようだ。

というわけで、今年の尾瀬の花の様子は如何に!

できれば、5月の終わりか、6月はじめに一度は入りたいと思っているが。

《七十二候のトピックス一覧》
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親話§マイスタージンガー~東京・春・音楽祭 [オペラ]

4月6日、東京・春・音楽祭『ニュルンベルクのマイスタージンガー』初日に行ってきた。10年前の4月7日も同じく『マイスタジンガー』を聴いているので、10年ぶりである。出演者は下のとおり。指揮は前回はセバスティアン・ヴァイグレ、今回はマレク・ヤノフスキである。

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合唱指揮のエベルハルト・フリードリヒは、ベルリン国立歌劇場の合唱監督から現在はハンブルク国立歌劇場の合唱監督でバイロイト音楽祭の合唱監督でもある。そして今年も、ウィーン国立歌劇場のコンサートマスターだったライナー・キュッヒルがゲスト・コンマスとして来てくれた。

さて前奏曲……これが鬼脚の速さ。個人的にはそこそこの“タメ”があってほしいと思いつつ第一幕へ。

いくぶんかテンポは落ち着いたが、相変わらず快調に音楽は進んでいって、速いところとタメがないのは終始変わらず。

歌手の中では10年前にもベックメッサーを歌ったアドリアン・エレートが圧倒的に出色。ほとんど暗譜で、演技しながら舞台上を自由に動き回り、一人飛び抜けていた。

それから、ポーグナーと夜警のアンドレアス・バウアー・カナバスのバスが深々として聴き惚れてしまった。ザックスのエギルス・シリンスは過不足なく歌っていたけれど、もう一つ貫禄のようなものがあってほしかったのと、ワルターのデイヴィッド・バット・フィリップは力不足か。

ライナー・キュッヒル率いる第一ヴァイオリンが時折“キュッヒル”憑依を起こすところがあり、またヴィオラとチェロがよく歌ってくれていた。

15時5分に前奏曲が始まり、30分2回の休憩を挟んで終演は20時15分。

《ワーグナーのトピックス一覧》
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