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愉話§一日一句~現(うつつ)との狭間~ [俳句]

季語は・・・春の夢

半覚醒 気がついており 春の夢

【去年の今日】別話§終活のおはなし~不定期連載~
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包話§食パンの枚数 [パン]

月に2、3回くらい、車で5分ほどのところにある食パン専門店で食パンを1斤――正しくは半斤か――買っている。焼き立てなので、買って帰ってもふんわりとした食感が同居人好みなのだ。

焼き立てすぐはだめだが、リクエストに応じてスライスしてくれる。最初は左右の耳をカットして中を6枚切りにしてもらっていた。

何年かは、6枚切り1枚を朝食として食べていたが、去年あたりだったか、少し重いと感じるようになって、7枚切りでお願いするようになったら、これがちょうどいい。

通常、食パンのカットは、4、6、8と偶数で切っているようだが、当然のことながら奇数枚数でも切ることはできて、自分が食べやすい厚さで切ってもらえばいいだけのことである。

出来合いのパン屋で売られているのはそんな枚数設定なっていて、自分的には8枚切りでは物足りないが、6枚切りでは多い。そしてその中間でカットされているケーキは少ないから、食パン専門店での枚数コントロールはありがたい存在なのだ。

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塀話§鳳凰祭四月大歌舞伎夜の部~仁左玉~ [歌舞伎]

実は夜の部を“もう一丁!”してしまっていたのだ。高齢者である仁左衛門のことゆえ、何があってもおかしくなく……現実に5日から三日間休演をしちゃったし。念の為、前半後半のチケットを保険として用意していたのだ。

↓前回より舞台近くに席を
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千秋楽前日で雨の平日にもかかわらず、ほぼ満席のお運び。やはり、観たいものは観ておきたいというお客さんの熱気が感じられた。

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おそらく玉三郎&仁左衛門のお富与三郎はこれが最後であろうと思われるが一回目に観たとおり、まさに水の如く“あるがまま”のお富さんと与三郎が自然体でそこに在ったのである。

芝居するべき多くの要素が、さり気ない動きの一つ一つに込められていて、こういう境地まで達することができるのかという感慨を覚えたのだ。

ところで、ふと三世瀬川如皐の手になる台本に、ちょっと首を傾げる場面があって、それは源氏店幕切れ近く、和泉屋多左衛門(権十郎)がお富に「これを」と臍の緒書を渡し、そこで兄妹だとわかる大事なところなのだが、どうして“今になって”のタイミングで兄だと名乗るのか?

3年前に海を漂っていたお富を見つけて救い、介抱を続けていたのだから、その間にいくらでも名乗りをあげることはできただろうに。そんなところを考えるなら、いささか無理筋に押し込めているんじゃないの……野暮な話をしてしまった。

市蔵の蝙蝠安が下衆っぽくてよく、松之助の藤八、橘太郎の五行亭相生は安定の手慣れ。その他、片岡亀蔵の赤間源左衛門、坂東亀蔵の鳶頭金五郎。

そして松緑&左近親子の『連獅子』は前回と変わらず。何というか緊張感に欠ける踊りだったが、毛振りをたくさんすれば熱演と思う客の多いことよ。

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