祭話§ストラヴィンスキー没後五十年 [ストラヴィンスキー]
そういえば4月6日は作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーの命日だった。ちょうど没後50年である。
1971年に彼が死去した時の様子はクラシック音楽月刊誌で読んだので、よく覚えている。旧制ロシアに生まれ、ロシア革命後はフランスの市民権を得たが、最後はニューヨークで死去した。
彼の遺骨はヴェネツィアの墓地島であるサン・ミケーレ島に埋葬されたが、音楽月刊誌には、ゴンドラで柩が運ばれていく写真が掲載されていたのだ。
1971年当時、ストラヴィンスキーの音楽など一つも聴いたことがなかったはずなのに、なぜにここまで記憶が残っているのかは不思議だが、その時考えたことはといえば、ストラヴィンスキーの作品の著作権が切れるのは50年後2021年のことかと、まあそんなことだったが、気がつけば著作権保持期間は70年にまで伸びてしまっていて、さらにあと20年……2041年まで待たなくてはならない。
さすがに生き伸びて、著作権が切れるのが見届けられるとしたら、その時、我が年齢はストラヴィンスキーの没年齢とほぼ同じということになってしまうのである。
《クラシックのトピックス一覧》
1971年に彼が死去した時の様子はクラシック音楽月刊誌で読んだので、よく覚えている。旧制ロシアに生まれ、ロシア革命後はフランスの市民権を得たが、最後はニューヨークで死去した。
彼の遺骨はヴェネツィアの墓地島であるサン・ミケーレ島に埋葬されたが、音楽月刊誌には、ゴンドラで柩が運ばれていく写真が掲載されていたのだ。
1971年当時、ストラヴィンスキーの音楽など一つも聴いたことがなかったはずなのに、なぜにここまで記憶が残っているのかは不思議だが、その時考えたことはといえば、ストラヴィンスキーの作品の著作権が切れるのは50年後2021年のことかと、まあそんなことだったが、気がつけば著作権保持期間は70年にまで伸びてしまっていて、さらにあと20年……2041年まで待たなくてはならない。
さすがに生き伸びて、著作権が切れるのが見届けられるとしたら、その時、我が年齢はストラヴィンスキーの没年齢とほぼ同じということになってしまうのである。
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