愉話§呑藝春秋[74]酒はラベル買い [酒]
[承前]
酒の味などわからないので、日本酒やワインをどう選んでいるかといえば、値付けとラベルの顔つきである。
日本酒は、一升瓶であったら3000円以下、四合瓶なら1500円以下が基準で、ワインは1500円を超えない心づもりで選んでいるのだ。
特に、2000円や3000円を超えるようなワインの味の違いなどわからないからラベルの“見た目”は大事で、個人的な好みのデザイン優先で選ぶことになるが、下のようなラベルはモダン過ぎて味も素っ気ないのではないのではと考えて避けてしまう。
そうして選ぶのは、下のような“らしい”デザインだったりするわけだ。2本は、先月末に取り寄せた安売り発泡ワイン10本のうちのものである。
もちろん、ラベルが中身を云々するわけではないので、これは単なるラベルの好き嫌いでしかない……というわけで、ラベルの見た目と中身とは、何の関連もなく、ひょっとしたら(しなくても)ハズレばかりを買っていることはありそうだが、後悔はしていない(強がり
[続く]
《酒のトピックス一覧》
酒の味などわからないので、日本酒やワインをどう選んでいるかといえば、値付けとラベルの顔つきである。
日本酒は、一升瓶であったら3000円以下、四合瓶なら1500円以下が基準で、ワインは1500円を超えない心づもりで選んでいるのだ。
特に、2000円や3000円を超えるようなワインの味の違いなどわからないからラベルの“見た目”は大事で、個人的な好みのデザイン優先で選ぶことになるが、下のようなラベルはモダン過ぎて味も素っ気ないのではないのではと考えて避けてしまう。
そうして選ぶのは、下のような“らしい”デザインだったりするわけだ。2本は、先月末に取り寄せた安売り発泡ワイン10本のうちのものである。
もちろん、ラベルが中身を云々するわけではないので、これは単なるラベルの好き嫌いでしかない……というわけで、ラベルの見た目と中身とは、何の関連もなく、ひょっとしたら(しなくても)ハズレばかりを買っていることはありそうだが、後悔はしていない(強がり
[続く]
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懐話§昭和三十年代~湯たんぽ~ [昭和]
[承前]
子どもの頃、冬になると布団の中に湯たんぽを入れてくれた。実家で使っていたのは、このような岐阜あたりで作られたと思われる陶器製だったが、その頃でも、トタン板を成型した湯たんぽが一般的になっていたはずである。
沸騰させた湯を入れ、直接だと熱いので、布に包んで使うのだが、寒い夜には本当にありがたい湯たんぽなのだった。
湯たんぽの余得はといえば、翌朝に顔を洗う時、すっかり温くなった残り湯を洗面器に入れて使うことができるのだ。湯沸かし器などという上等な設備の存在しなかった我が家にとって、せめてものささやかな恩恵なのである。
我が家では、商品名“ゆたぽん”という、ポリエステルパッケージに入ったジェルを電子レンジで温めて使っているが、もう10年近く使っていて、なかなかに重宝な製品でありがたい。
[続く]
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子どもの頃、冬になると布団の中に湯たんぽを入れてくれた。実家で使っていたのは、このような岐阜あたりで作られたと思われる陶器製だったが、その頃でも、トタン板を成型した湯たんぽが一般的になっていたはずである。
沸騰させた湯を入れ、直接だと熱いので、布に包んで使うのだが、寒い夜には本当にありがたい湯たんぽなのだった。
湯たんぽの余得はといえば、翌朝に顔を洗う時、すっかり温くなった残り湯を洗面器に入れて使うことができるのだ。湯沸かし器などという上等な設備の存在しなかった我が家にとって、せめてものささやかな恩恵なのである。
我が家では、商品名“ゆたぽん”という、ポリエステルパッケージに入ったジェルを電子レンジで温めて使っているが、もう10年近く使っていて、なかなかに重宝な製品でありがたい。
[続く]
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