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過話§備忘録的な何か~2020年4月20日付~ [尾瀬]

4月17日……尾瀬保護財団より、コロナウイルス感染拡大を受け“尾瀬への入山自粛のお願い”が出た。

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当面の間ということで、いついつまでと期限は定められていない。山小屋も例年であればゴールデンウィークのタイミングで小屋開けとなるが、今年はコロナウイルスに鑑み、5月下旬から開けるようだ。そして中には6月一杯休業してという小屋もあれば、下田代十字路の尾瀬小屋のように、今シーズンの完全休業を決めた小屋もある。

いずれにしても山小屋が開かなければ、テント山行でない我々のようなハイカーは尾瀬に行くことはできない。昨今は日帰りハイカーが多いから、困らないハイカーも少なくはないだろうが、のんびり派としては、如何ともしがたい。

山小屋だけでなく環境省のビジターセンターも業務休止につき、尾瀬一帯は無管理の状態にあるから、お願いにのとおり“遭難しても救助体制はない”わけで、言うまでもなく上山しないが吉である。

個人的には、5月中旬過ぎに上がろうと思っていたが、この分では早くても7月上旬に入ることができるかどうか……うーん、何とも悩ましいものが。

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沌話§行列するヨーロッパの人 [日常]

このコロナウイルス騒ぎで眼を見張ったことが2つ……ヨーロッパの人間がマスクをするようになったことと行列を作ったことである。

そして行列についてである。似たような目的地ばかり旅行していることで、ドイツやオーストリアの人たちが行列を作らないということに、すっかり慣れてしまった。

例えば、バスや電車などは停車位置がまちまちで一定しておらず、乗客は適当な場所で待って、停まったところでドアへと向かうから、当然ながら団子状態になってしまうのだ。それでも最近は、SバーンやUバーンのような都市交通に関し、まあまあ停止位置に停まるようになった……かもしれない。

一番に困るのはオペラハウスやコンサートホールのビュッフェ販売で、特に上演時間が長くて休憩時間も長いのだが、ビュッフェには列がなく、思い思いにビュッフェの前に立って注文しようとするのだ。そんな現場に遭遇してなぜこの人たちは列を作ろうをしないのかと、カオスな状態を前に眼がクラクラしたのだった。

そんな彼の国の人たちが、薬局やスーパーマーケットの前で殊勝にも行列を作って並んでいるのだ。しかもそれぞれの前後に距離をおいて……感染予防のためといえばそれまでだが、こうしたシステムが、終息した後も引き続き守られるものか、ちょっと注目している。

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吟話§一日一句~落ち着かぬ日々~ [俳句]

季語は・・・春の風

心騒ぐ 日がな一日 春の風

【去年の今日】欧話§ヨーロッパがサマータイムを廃止
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転話§葭始生~七十二候~穀雨 [七十二候]

穀雨の初候“葭始生(あしはじめてしょうず)”である。

4月2週、桜が散り始める頃から我が家周囲の木々に新緑が芽生え始めてきた。これから5月一杯は、一年の内で一番好きな時季である。

今年は残念ながら思いどおりに外出できるわけではなく、ストレスを溜め込みつつ、家の中から外の緑を眺めることになるのだ。パソコンのデスクから視線を窓の外へと転じれば、常に緑に覆われた木々がこんもりと姿を現す。何より、それだけでも眼の保養となって心が洗われるようだ。

毎年、同じようなことを書いているのは、もちろんこの季節のことを脳裏に刻み付けておくためでもあるが、毎年毎年その状況が同じであることはなく、今年のようにまさに世間が異常な中で新緑を眼にしているのである。

そうして後日、ブログを読み返すことがあって、その時の様子を改めて思い起こすことができるのだ。

こんな年も、あんな年もある……人間、60年以上生きていれば色々なことに出遭うのもまた避けられないことであるのだろうか。

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週話§日曜恬淡~忍の一字~ [日常]

月に一回は神保町まで出かけていたが、このところさっぱりである。

とにかく、我々のような境遇の人間は出る必要がなかったら出かけずに済むけれど、出かけなければ動きようのない人はいくらでもいるから、これまでも、この先も難儀が続くのは頭の下がる思いだし、何とか無事でと祈ることしかできない。

これまでも、最寄りのスーパーマーケットは極端な品薄に陥ることはなく、買い物客も殺気立つようなこともなく、淡々と買い物をしていることがわかる。かごの中を見ても、買い溜めしているとは思えず、日常の買い物を普通にしていると見受けられるのだ。

日本人が、一年の内でも最も外出度が高いであろう桜の季節は終わり、落ち着いた世間となって月末から、あと一か月ほどを推移してくれれば、少しは状況が好転してくれるだろうか。

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吟話§一日一句~ライダー冥利~ [俳句]

季語は・・・陽炎(かげろう)

陽炎へと 一直線に バイク翔ぶ

【去年の今日】欧話§ヨーロッパの豊かさ
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週話§土曜恬淡~結婚三十八周年~ [私事]

1982年がどんな年だったかというと……アルゼンチンとイギリスの間でフォークランド紛争があったり、CDが初めて発売され、ソ連のレオニード・ブレジネフ書記長が死去、といったあたりを挙げておく。

そんな38年前の今日が結婚式だった。当日は抜けるような快晴で気持ちのいい式だったとは手前味噌だが。

そして慌ただしくも翌日の午後からドイツとオーストリアへ新婚旅行に出発した。まだ格安航空券の立ち位置が微妙だった時代で、コーディネートしてくれた旅行業者が航空会社のチェックインカウンターまでついてきたというのも時代ということか。

というわけで、速足で38年を振り返っても、進歩したもの、進歩によって失われたもの、前進したもの、後退したものと枚挙に暇はない。

二十代の終わりに結婚した夫婦二人……気がつけば六十路も半ばをのんびり歩いているようだ。健康な身体でもう少し人生を楽しめればと思うである。

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吟話§一日一句~いずれもさらりとして~ [俳句]

季語は・・・飛花落花

佳人独り 楚々と過ぎ行き 飛花落花

【去年の今日】疲話§三階と四階の差
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顧話§今日の歴史~成功した失敗~ [歴史]

1970年4月17日、アポロ13号が地球に帰還。

3度目の月面着陸を目指したアポロ13号は、地球を発って2日目に酸素タンクの爆発で危機に見舞われたが、多くを切り抜けて50年前のこの日、無事に地球に帰還した。

NASAではこれを“Successful Failure(成功に終わった失敗)”と呼んでいるようだ。

この事故が報道されて無事帰還するまでの間、固唾を呑んでアポロ13号の動向を見つめていたのだった。打ち上げから帰還まで6日に及ぼうとしていたが、事故が起きてから帰還までは4日……地球で待つ我々にとっては一週間になろうかと、それほどまで帰還が待ち遠しくハラハラしていたのである。

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廻話§駐車場の運不運 [日常]

ショッピングセンターなどの駐車場に車を入れる時の運不運は、一定であるはずもなく、どの場所に車を駐車できるのかは、まさに運次第でしかない。

それこそ、自分の前を走っている車がさっさと条件のいい場所に入ったのを見ながら、ちっとも空きスペースがないままに駐車場ビルを1階から延々と上階まで上がっていく……前を見ると、自分と同じ境遇の車が走っていて、ということは、自分の前でさっさと入れた車は、タイミングよく出ていった車の直後に当たったということで、同じく運の悪い車は、通り過ぎてしまったのだ。

というわけで、10秒ほどで駐車できた車があると思えば、こうして上階へ上階へと誘われる運の悪い車が続くのである。

月に2回ほど出かけるショッピングセンターの駐車場は6階建てで、本館への連絡通路は3階にあるから、誰でも3階を目指すが、特に込み合う週末に3階を狙うなどとは考えもしない。

というわけで、次善の策として1階を目指すことにしている。階段を上がり下りする必要はあれど、本館への接続は悪くなく、個人的には一番に利用頻度が高かったりする。

ただし、似たようなことを考える人は増えているようで、タイミングによっては1階満車ということもなくはない。まあ、そういう時に限って、なぜか3階が空いていたりして、ひそかにほくそ笑むのだが。

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労話§我がアルバイト小史 [私事]

下のようなアルバイトをしていた。高校時代は小遣い稼ぎ、大学は仕送りと合わせて生活費の補填である。

[高校時代]
ガソリンスタンド
郵便局年賀状配達
ラーメン屋
縫製工場の梱包
書店員

年賀状配達以外は親類や親の知り合いといった伝手頼みで、まあ本当に手伝い程度のレベルで、期間も数日から一か月に満たないものと短期仕事でしかなかった。個人的には10日ほどの年賀状配達が、地理好きの自分にとっては一番におもしろいアルバイトだったと思う。

[大学時代]
家庭教師
山小屋従業員
フランス風カフェのギャルソン

“量より質”を物語るような……種類は少ないが、中身はなかなかに濃厚なアルバイトを楽しんでいたのだ。ただ、最初に挙げた家庭教師は、一年で辞めた。成果が上がらなかったことと、人間相手に勉強を教えることの難しさを思い知ったのだった。

一番に長続きしたのが尾瀬の山小屋でのアルバイトである。基本は7月から9月初めまでの約2か月。それに加えて、5月から6月の週末、水芭蕉の繁忙期と、草紅葉の季節の週末、金曜の夜行で向かって、土日働き、日曜昼頃に下りるというものである。

交通費と食事が出てくれるので、期間中のバイト代はまったく手をつけずに豊かな懐で東京へと戻ったのだ。

そして大学3年と4年の山小屋通いをしない時期にしていたのが、ちょっと小洒落たカフェのギャルソンである。書き入れ時の土日を入れて、おおよそ週に4日くらいで、けっこう時給がよく、月に5万近い時もあったりした。

バイト代以外に大きな収穫といえば、カウンター内の仕事を覚えたことで、特に当時は珍しかったエスプレッソマシンの扱いをすっかり覚え、開店前の仕込みあれこれも、けっこう楽しくて性分に合っていたような気がする。

大学1年から2年にかけては、講義に出るのが忙しくて、下界でのバイトはできなかったが、山小屋から持ち帰ったバイト代で何とか持ちこたえていたのだ。

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願話§分厚いハムカツは勘弁して! [B級グルメ]

……ハムカツが好きだ。偏食が激しかった子供の頃の好物で、揚げ物といえばハムカツとコロッケだった。そして今でも好きである。

ところが、何ということか、昨今のB級居酒屋やスーパーの総菜コーナーにあるハムカツは、許しがたいほどの厚さなのだ。しかもあろうことか、わざわざ“厚切り”などと謳って自慢気なハムカツもあったりして“それ、絶対違うから!”と呟くのだ。

ハムカツは薄きをもって佳し!というのがかねてよりの持論で、許容できる厚さは、おおよそ5ミリが限界ではなかろうか。さすがに1ミリというのはあり得ないが、3ミリほどが好ましところであろう。

しかも高級なロースハムだなどとは片腹痛く“チョップドハム”と呼ばれる怪しいあれでなくてはハムカツとは言えない。

そもそも、厚い高級ハムで作ったら意味がまるでないではないか、ハムカツは、かつて子供の頃、肉屋の揚げ物コーナーで一枚10円とか15円とかで売られていて、子どもたちのおやつ代わりにもなっていたようなものだから、気軽に食べられるものでなければならなかったのである。

だから今でも、スーパーの総菜コーナーでハムカツを見つけて、いそいそと買ってきては食べることがあるけれど、どのハムカツも何となく乙に澄ましていて、ちっとも郷愁を誘ってはくれないのだ。

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吟話§一日一句~陽が沈んで静けさが~ [俳句]

季語は・・・花は葉に

夕暮れや 鳥は黙して 花は葉に

【去年の今日】川話§イゴール・レヴィットのバッハ
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告話§ビッグイシュー381号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー381号は4月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。てくてく。あるき旅が表紙。

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スペシャルインタビュー サー・スティーヴ・マックィーン

リレーインタビュー ゲッターズ飯田(占い師)

特集 てくてく。あるき旅 2

野山を歩きたくなる季節が到来。歩いてこそ、そこに見つかる景色や人と出会い、いつもより感度の上がった自分自身とも出合うチャンスがあります。あなたを「てくてく。あるき旅」(本誌331号/18.3.15)に続く、発見と心満ちたりた実践へとお誘いします。

そこで、二人の“あるき旅”達人、若菜晃子さん、三浦豊さんがガイドとしてエスコート。若菜さんには「三浦半島・仙元山」(神奈川県南東部)を、三浦さんには「下鴨神社」(京都市)を実際に歩いていただき “あるき旅”を再現しました。関本紀美子さんのてくてく歩きスケッチも掲載。

ようこそ“あるき旅”へ。コロナの終息を祈りつつ、いつかあなたの旅のお話、聞かせてください

[世界短信]
滝田明日香のケニア便り マサイの家畜を守り、人間とのトラブルを防ぐ

[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス 今こそ、社会的距離はより近く
               
コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
           授業中に話しかけられ困っています☆春雨サラダ☆

ビッグイシューアイ
 大阪、若者が集まる繁華街、夜だけ開く精神科診療所 精神科医片上徹也

宇宙・地球・人間――池内了の市民科学メガネ 愛と数学を謳う短歌

今月の人 スイス『サプライズ』販売者ジェラ・ヴェラグス
                              [その他]

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解話§横文字は使わない・・・・・・極力 [ブログ]

文章を書くにあたって個人的に一番気をつけていることとといえば、できるだけ横文字を使わずに平易な日本語でまとめるということだろうか。

今時は横文字言葉隆盛のようで、いちいち挙げてもしかたのないことだが、例えばコンプライアンスという言葉がある。日本語にすれば法令順守ということで、なぜわざわざ横文字でコンプライアンスなどと言い募る必要があるのだろうかということである。

ついでにもう一つ、計画表とか予定表をアジェンダと言うのもまた、大きなお世話なのだ。使っている本人はみんなが知っているという前提で言葉に出してるのだろうが、個人的には横文字をいちいち覚える気がないので、突然知らない言葉が出てくると何のことやらで、文脈でこういう意味かと判断できることもあるが、たいていは後でパソコンを開けて意味を知ることになるのだ。

そんな二度手間に煩わされるのが嫌だということもあって、我がブログでも横文字言葉は極力排除して日々の文章をまとめるよう心掛けていて、せめてつっかえることなく読んでいただきたいと願うのである。

……コロナウイルス騒ぎの中でも、ロックダウンとかオーバーシュートなる横文字が使われていて、本当にいい加減にしてほしいのだが。

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吟話§一日一句~太った野良一匹~ [俳句]

季語は・・・花の闇

猫の眼の 後ずさりして 花の闇

【去年の今日】週話§日曜諸相~その人は~

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転話§虹始見~七十二候~清明 [七十二候]

清明の末候“虹始見(にじはじめてあらわるる)”である。

二十四節気の清明という呼称は好きだとは、過去にも書いていることだが、凛とした春の様を見事に表現していると改めて感心するのである。

そして気候はよくなったが、コロナウイルスに鑑み、日用品を買うため以外に不要な外出をすることなく、いささかなストレスなりとを抱えつつ、ひたすら忍の日々を送っているのだ。

もっとも我々のような定年退職した無職自由人は元より、自分の時間をどう使おうが誰からも指図されるわけではなく、家に籠る必要があるのだったら我が身のために日がな一日を家から出ることなく過ごせるが、宮仕えの現役諸氏の日々における曰くいいがたい鬱屈には深く同情の念を覚える。

早、桜も散って、季節は新緑の候となったが、地球上に住む全人類の憂いはいつになったら晴れるのだろうか……晴れたら晴れたで“喉元過ぎれば”で忘れるのが常なんだけれど。

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隔話§時間差で襲って来る筋肉痛 [老化]

3月下旬の朝起きたら、右太腿が筋肉痛になっていた。はて、たいした運動もしていないのに、なぜ筋肉痛?と訝しんでいて、はっと思い立ったのは、雪が降った前々日の午後に雪除けをしていたことだった。

ほんの30分ほど、軽いプラスチックのスノースコップで除けただけなのに、しかも痛みが一日置いてやって来るなど……老人のそれではありませんか。

そうして、筋肉痛が時間差でやって来るようになったのは五十代に入った頃ではなかったかと記憶しているが、これはいかなる身体のメカニズムの為せる技なのであろうか。翌々日に筋肉痛だなどとは、何ゆえのタイムラグなのだろうか。

こうして人間の体は徐々に徐々に衰えていってしまうわけで、ひょっとして我が身が天上に行く時も気がつかず、天国に着いたところで“あれ、俺?”などと呑気に気がつくような気がしないでもない。

それにしても若い頃は、運動が終わった直後には筋肉痛が始まって、翌日の夜には痛みは消えていたと思うのだが、一日置いての痛みだなどと、まさに人生における想定外の営みではないかと……それはもう苦笑いして筋肉痛の痛みを和らげる消炎薬を貼るのである。

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吟話§一日一句~ちょっと一献傾けて~ [俳句]

季語は・・・

柳の芽吹く 角店は縄暖簾

【去年の今日】週話§土曜諸相~季節は緑へ~
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過話§備忘録的な何か~2020年4月13日付~ [備忘録]

4月11日……“ピンポーン!”とドアホンが鳴った。郵便局から届け物だという。はて、何かが送られるような覚えはないのだがと思いつつ。見れば古巣の会社からの物である。

何だろうかと開けてみれば、何と“マスク50枚箱!”ではないか。そして、こんな文面が添えらえていた。

↓涙で霞んで読めませぬ
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おそらくは、会社で備蓄している防災用品で、交換時期が近づいてきた物を放出したのではないかと想像しているが、そんな事情とは関係なく、まさに望外な頂き物だと心の底から感謝である。

しかも現役社員だけでなく、定年退職者に対しても50枚というのが太っ腹でありがたいではないか。一世帯当たり、たった2枚の“アベノマスク”とは何という違いであろう……もちろん日本全世帯と一企業内とを比べられるものではないけれど。

一昨年の暮れ頃だったか、ちょっと多めにマスクを買っておいたのだが、その在庫も既に2けた枚数を切ってしまい、外出頻度が激減しているとはいっても、はてさて調達をどうしようかと頭を悩ましていたところだったので、驚くと同時に、夫婦二人して感謝感謝の言葉を連ね、挙句の果ては押し戴いて、柏手を打ってしまったくらいである。

勤めていた時はあれやこれやと大変なことばかりだったが、改めていい会社で仕事ができたものだとは、お世辞抜きの賛辞なのだ。

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愚話§マスクについて [コロナウイルス]

朝刊に挟まれてくる折込チラシの中に“お客様対応”として、店員がマスクを付けて対応しますというお断りが記載されているのを見た。

何というか、そこまで気を遣う必要がどこにあるのかと思う……客にしてみれば、逆に“多くの人と接客するのになぜマスクをしていないのか”という風に考えると思うのだ。気の回し過ぎも極まれりではないか。

まあ、ごくごく稀にとんでもなモンスタークレイマーの類が存在しているようで、何日か前に読んだことだが、マスクをしてレジ打ちをしているコンビニの店員に「売るマスクが無いのに店員がマスクしてるのはどういう事だ」などと文句を宣ったというのだ。

これこそ馬鹿も極まれりで、そんな人間の言うことなど気にする必要などはないのだが、文句をつける人間の声の大きさは普通より大きく聞こえるということなのかどうか、そんな愚にもつかないクレームのおかげで、店員はマスクなしでレジ打ちをしていたというのである。

そんな客まで神様扱いなどする必要などないし、あまりにも執拗であれば、出入り禁止にするしかないだろう。そんな客の言い分を是とする人間などはいるはずもないので安心して出入り禁止にできるだろう。

このような閉塞状況の中で、思いもよらない流言飛語の類にはじまる様々な悪しき種が蒔かれることになるだろうが、そうした言葉に左右されることなく、淡々と日々を送っていくだけである。

付記:4月初め、政権が布製マスク2枚を全世帯に配布すると発表した。あまりのケチ臭さに、ネットの中では“アベノマスク”などと揶揄されることになってしまったのだ。

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週話§日曜恬淡~本日ブログ15周年~ [ブログ]

ウェブリブログに始まってSSブログへと連なる、我が拙いブログが今日で丸15年となった。そして、エントリー数は1万3000を超えた。

特定のテーマは持たず“とにかく書く”ということだけで15年を繋いできたのだ、さしずめ紀貫之が土佐日記の冒頭で「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」と記したことを思い出す。貫之の冒頭は、男が仮名書きをする照れ隠しというか言い訳じみたものだが、我がブログ一本目は、酒にまつわるお話という気楽な話題で始まったのである。

テーマを絞らずに書いているから、ネタが尽きることはなく、自分の知力と気力がある限りは“ひだまりのお話”の更新を途切らせるつもりはない。

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吟話§一日一句~3月29日は雪~ [俳句]

季語は・・・行く春

行く春や 季節外れの 雪除けて

【去年の今日】卯話§四月大歌舞伎昼の部~菊吉の鈴ヶ森~
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週話§土曜恬淡~淡々と閉塞の日々~ [日常]

コロナウイルス感染抑制のために、週末からの外出自粛が打ち出されたのが3月最終土曜日のこと。

元より無理矢理外出などする気はないが、午前中に日常使いの食料品の買い出しに日常使いのスーパーマーケットに行ってきた。いつもの食パン専門店まで車を走らせたついでに買い出しも済ませようというつもりで出かけた。

翌日曜日の天気予報では東京も雪なる御託宣だったので、わざわざ出かけなくてもいいようにと考えて、2日分を買おうと考えてマーケットに向かったが、店内は拍子抜けするほどの客しかおらず、何か在庫が薄くなっているようなこともなく、淡々と買い物を進めたのである。

日常使いなので、日々の買い物はその日の食料しか買っていなかったが、翌日を考えて2日分買ったら、これがけっこうな量となってしまい、不本意ながらも買い溜めの如くになってしまった。

ちなみに満開の桜に降る雪となった日曜日の夜は、当然ながらの鍋物だったことは言うまでもない。

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吟話§一日一句~信濃の国の春~ [俳句]

季語は・・・

水篶刈(みすずか)る 篠ノ井線の 杏かな

【去年の今日】謝話§ご迷惑をおかけしています
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呟話§一言つぶやき~歴史の中で~ [つぶやき]

後世に多くの研究者が、2020年に発生したコロナウイルス狂乱について……

……その時、世界中がどのように対処したのかを検証することになるわけで百年後の人間たちがどんな評価を下すものか、これほどまで興味深い事例は戦争以外にどんなものがあるのかはわからないが、我々にとっても生きている間に、このような災禍が蔓延するなどと想像できるはずもなかったのだ。

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過話§備忘録的な何か~2020年4月10日付~ [備忘録]

4月7日……コロナウイルスのさらなる感染を防ぐという名目で、特措法に基づく“緊急事態宣言”が発出された。東京をはじめとする7都県である。

元より、イベントや興行は中止が続いていて、人が集まったり移動したりするのに制限をかけることを目的としているものであろう。

だが、そうした制限を課すに対して、国からの保障はほとんど見えてこないのだ。なぜ家族経営の居酒屋や商店が営業を続けるのかといえば、日銭が頼りの商売だからで、店を開けて少しでも現金を手にしなければ、立ちいかなくなるのは当然のことではないか。

この国の政治家、官僚は、そのあたりの想像力が欠如しているのかどうか、今国民が何を必要としているのかがまったくわかっていないと思われる。

ここで下支えを施しておかなければ、コロナウイルスが終息した時、町場の商店が軒並み消滅しているかもという恐れだってないとは言えない。この国の政府が、いかに国民を見ていないかがよくわかる無策ではないか。

同じ日、新橋演舞場の四月大歌舞伎の全面中止と、5月から7月まで3か月興行となるはずだった“市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露”の延期が発表された。

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個人的には、あまり食指をそそられない公演だが、そうはいっても市川宗家の名跡襲名というお祭りで、これがおそらくは一年先になるということだ。

日本から、いや世界中から興行というものが姿を消してしまっている。

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