SSブログ

吟話§一日一句~太った野良一匹~ [俳句]

季語は・・・花の闇

猫の眼の 後ずさりして 花の闇

【去年の今日】週話§日曜諸相~その人は~

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

転話§虹始見~七十二候~清明 [七十二候]

清明の末候“虹始見(にじはじめてあらわるる)”である。

二十四節気の清明という呼称は好きだとは、過去にも書いていることだが、凛とした春の様を見事に表現していると改めて感心するのである。

そして気候はよくなったが、コロナウイルスに鑑み、日用品を買うため以外に不要な外出をすることなく、いささかなストレスなりとを抱えつつ、ひたすら忍の日々を送っているのだ。

もっとも我々のような定年退職した無職自由人は元より、自分の時間をどう使おうが誰からも指図されるわけではなく、家に籠る必要があるのだったら我が身のために日がな一日を家から出ることなく過ごせるが、宮仕えの現役諸氏の日々における曰くいいがたい鬱屈には深く同情の念を覚える。

早、桜も散って、季節は新緑の候となったが、地球上に住む全人類の憂いはいつになったら晴れるのだろうか……晴れたら晴れたで“喉元過ぎれば”で忘れるのが常なんだけれど。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

隔話§時間差で襲って来る筋肉痛 [老化]

3月下旬の朝起きたら、右太腿が筋肉痛になっていた。はて、たいした運動もしていないのに、なぜ筋肉痛?と訝しんでいて、はっと思い立ったのは、雪が降った前々日の午後に雪除けをしていたことだった。

ほんの30分ほど、軽いプラスチックのスノースコップで除けただけなのに、しかも痛みが一日置いてやって来るなど……老人のそれではありませんか。

そうして、筋肉痛が時間差でやって来るようになったのは五十代に入った頃ではなかったかと記憶しているが、これはいかなる身体のメカニズムの為せる技なのであろうか。翌々日に筋肉痛だなどとは、何ゆえのタイムラグなのだろうか。

こうして人間の体は徐々に徐々に衰えていってしまうわけで、ひょっとして我が身が天上に行く時も気がつかず、天国に着いたところで“あれ、俺?”などと呑気に気がつくような気がしないでもない。

それにしても若い頃は、運動が終わった直後には筋肉痛が始まって、翌日の夜には痛みは消えていたと思うのだが、一日置いての痛みだなどと、まさに人生における想定外の営みではないかと……それはもう苦笑いして筋肉痛の痛みを和らげる消炎薬を貼るのである。

《健康のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog