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吟話§一日一句~疑念と心配と~ [俳句]

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労話§我がアルバイト小史 [私事]

下のようなアルバイトをしていた。高校時代は小遣い稼ぎ、大学は仕送りと合わせて生活費の補填である。

[高校時代]
ガソリンスタンド
郵便局年賀状配達
ラーメン屋
縫製工場の梱包
書店員

年賀状配達以外は親類や親の知り合いといった伝手頼みで、まあ本当に手伝い程度のレベルで、期間も数日から一か月に満たないものと短期仕事でしかなかった。個人的には10日ほどの年賀状配達が、地理好きの自分にとっては一番におもしろいアルバイトだったと思う。

[大学時代]
家庭教師
山小屋従業員
フランス風カフェのギャルソン

“量より質”を物語るような……種類は少ないが、中身はなかなかに濃厚なアルバイトを楽しんでいたのだ。ただ、最初に挙げた家庭教師は、一年で辞めた。成果が上がらなかったことと、人間相手に勉強を教えることの難しさを思い知ったのだった。

一番に長続きしたのが尾瀬の山小屋でのアルバイトである。基本は7月から9月初めまでの約2か月。それに加えて、5月から6月の週末、水芭蕉の繁忙期と、草紅葉の季節の週末、金曜の夜行で向かって、土日働き、日曜昼頃に下りるというものである。

交通費と食事が出てくれるので、期間中のバイト代はまったく手をつけずに豊かな懐で東京へと戻ったのだ。

そして大学3年と4年の山小屋通いをしない時期にしていたのが、ちょっと小洒落たカフェのギャルソンである。書き入れ時の土日を入れて、おおよそ週に4日くらいで、けっこう時給がよく、月に5万近い時もあったりした。

バイト代以外に大きな収穫といえば、カウンター内の仕事を覚えたことで、特に当時は珍しかったエスプレッソマシンの扱いをすっかり覚え、開店前の仕込みあれこれも、けっこう楽しくて性分に合っていたような気がする。

大学1年から2年にかけては、講義に出るのが忙しくて、下界でのバイトはできなかったが、山小屋から持ち帰ったバイト代で何とか持ちこたえていたのだ。

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願話§分厚いハムカツは勘弁して! [B級グルメ]

……ハムカツが好きだ。偏食が激しかった子供の頃の好物で、揚げ物といえばハムカツとコロッケだった。そして今でも好きである。

ところが、何ということか、昨今のB級居酒屋やスーパーの総菜コーナーにあるハムカツは、許しがたいほどの厚さなのだ。しかもあろうことか、わざわざ“厚切り”などと謳って自慢気なハムカツもあったりして“それ、絶対違うから!”と呟くのだ。

ハムカツは薄きをもって佳し!というのがかねてよりの持論で、許容できる厚さは、おおよそ5ミリが限界ではなかろうか。さすがに1ミリというのはあり得ないが、3ミリほどが好ましところであろう。

しかも高級なロースハムだなどとは片腹痛く“チョップドハム”と呼ばれる怪しいあれでなくてはハムカツとは言えない。

そもそも、厚い高級ハムで作ったら意味がまるでないではないか、ハムカツは、かつて子供の頃、肉屋の揚げ物コーナーで一枚10円とか15円とかで売られていて、子どもたちのおやつ代わりにもなっていたようなものだから、気軽に食べられるものでなければならなかったのである。

だから今でも、スーパーの総菜コーナーでハムカツを見つけて、いそいそと買ってきては食べることがあるけれど、どのハムカツも何となく乙に澄ましていて、ちっとも郷愁を誘ってはくれないのだ。

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