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吟話§一日一句~落ち着かぬ日々~ [俳句]

季語は・・・春の風

心騒ぐ 日がな一日 春の風

【去年の今日】欧話§ヨーロッパがサマータイムを廃止
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転話§葭始生~七十二候~穀雨 [七十二候]

穀雨の初候“葭始生(あしはじめてしょうず)”である。

4月2週、桜が散り始める頃から我が家周囲の木々に新緑が芽生え始めてきた。これから5月一杯は、一年の内で一番好きな時季である。

今年は残念ながら思いどおりに外出できるわけではなく、ストレスを溜め込みつつ、家の中から外の緑を眺めることになるのだ。パソコンのデスクから視線を窓の外へと転じれば、常に緑に覆われた木々がこんもりと姿を現す。何より、それだけでも眼の保養となって心が洗われるようだ。

毎年、同じようなことを書いているのは、もちろんこの季節のことを脳裏に刻み付けておくためでもあるが、毎年毎年その状況が同じであることはなく、今年のようにまさに世間が異常な中で新緑を眼にしているのである。

そうして後日、ブログを読み返すことがあって、その時の様子を改めて思い起こすことができるのだ。

こんな年も、あんな年もある……人間、60年以上生きていれば色々なことに出遭うのもまた避けられないことであるのだろうか。

《七十二候のトピックス一覧》
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週話§日曜恬淡~忍の一字~ [日常]

月に一回は神保町まで出かけていたが、このところさっぱりである。

とにかく、我々のような境遇の人間は出る必要がなかったら出かけずに済むけれど、出かけなければ動きようのない人はいくらでもいるから、これまでも、この先も難儀が続くのは頭の下がる思いだし、何とか無事でと祈ることしかできない。

これまでも、最寄りのスーパーマーケットは極端な品薄に陥ることはなく、買い物客も殺気立つようなこともなく、淡々と買い物をしていることがわかる。かごの中を見ても、買い溜めしているとは思えず、日常の買い物を普通にしていると見受けられるのだ。

日本人が、一年の内でも最も外出度が高いであろう桜の季節は終わり、落ち着いた世間となって月末から、あと一か月ほどを推移してくれれば、少しは状況が好転してくれるだろうか。

《日常のトピックス一覧》
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