週話§土曜枯寂~近づく年末~ [年末年始]
あと3週間もすれば新年である。
とりあえず体裁を整えなくてはならないので、大掃除であったり、お掃除の専門家にSOSを出してキッチン回りやら浴室をきれいにしてもらい、合わせてカーテンをワンデー・クリーニングに出す作業をするのだ。
だが、寄る年波で、大掃除が簡略化されてきた。無理をして事故が起きたりしたら取り返しがつかないから、できる範囲で無理なくやれるところをやるというもの。それでも、やらないよりははるかによいのは言うまでもないことである。
大晦日から元旦へと、一年の終わりと始まりが変わることを、大きな区切りとして見立てる……それが日本人だけのことかどうかはわからないが、ともあれ新しい年を迎えるための準備をせっせとするのは、そんなDNAがあるゆえか。
《日常のトピックス一覧》
とりあえず体裁を整えなくてはならないので、大掃除であったり、お掃除の専門家にSOSを出してキッチン回りやら浴室をきれいにしてもらい、合わせてカーテンをワンデー・クリーニングに出す作業をするのだ。
だが、寄る年波で、大掃除が簡略化されてきた。無理をして事故が起きたりしたら取り返しがつかないから、できる範囲で無理なくやれるところをやるというもの。それでも、やらないよりははるかによいのは言うまでもないことである。
大晦日から元旦へと、一年の終わりと始まりが変わることを、大きな区切りとして見立てる……それが日本人だけのことかどうかはわからないが、ともあれ新しい年を迎えるための準備をせっせとするのは、そんなDNAがあるゆえか。
《日常のトピックス一覧》
嫌話§改行するしない? [ブログ]
ブログのエントリーをまとめるのに、パソコンのメモ帳を使っている。わざわざワードのようなワープロのご出座しを頼むほどでもないと思っている。
今のブログ本文の一行あたりの字数は34文字で、メモ帳は一行あたりの文字数設定ができないので、手間はかかるが34字で強制改行させ、アップする時に強制改行をその都度解除していたのだ。
強制改行していた理由が一つあって、行末の句読点や約物による自分的にはおかしな改行を避けたかったのである。例えば……
に規定されているのではないかと、考える坂口さんに「ジェンダーの生物
学」について聞いた。
……上のように“学”だけ残して鍵括弧だけ次の行に送ることはできないので、行末が一文字空いてしまうのである。この体裁は避けたかったがゆえにウェブリブログ時代は、強制改行したままでアップしていたのだ。
今は強制改行を戻して、行末に変な空きが出ないように調節している。書いていて空きが出そうな時は、さり気なく文章を修正してうまくはめ込んでいる。
まあ、本人のつまらない拘りで、そこまで気にすることはないと言われればそれまでのことなのだが。
《ブログのトピックス一覧》
今のブログ本文の一行あたりの字数は34文字で、メモ帳は一行あたりの文字数設定ができないので、手間はかかるが34字で強制改行させ、アップする時に強制改行をその都度解除していたのだ。
強制改行していた理由が一つあって、行末の句読点や約物による自分的にはおかしな改行を避けたかったのである。例えば……
に規定されているのではないかと、考える坂口さんに「ジェンダーの生物
学」について聞いた。
[ビッグイシューの予告から]
……上のように“学”だけ残して鍵括弧だけ次の行に送ることはできないので、行末が一文字空いてしまうのである。この体裁は避けたかったがゆえにウェブリブログ時代は、強制改行したままでアップしていたのだ。
今は強制改行を戻して、行末に変な空きが出ないように調節している。書いていて空きが出そうな時は、さり気なく文章を修正してうまくはめ込んでいる。
まあ、本人のつまらない拘りで、そこまで気にすることはないと言われればそれまでのことなのだが。
《ブログのトピックス一覧》
三話§国立劇場閉館の件 [伝統芸能]
10月一杯で、隼町の国立劇場が“建て替え”のため閉場した。1966年に完成した建物は“校倉造り”を模した瀟洒なデザインである。これが壊されて、高層ビルになるという将来に、寒々しいものを感じさせる。
外観はそのままに、内部を大幅にリノベーションすればいいと思うのは、無理な話なのだろうか。欧米の歌劇場などは、舞台機構などを新しくしたりして、外観はそのままに活かす方策を取っているではないか。
何かというと建て替え建て替えと“利権絡み”ぷんぷんな昭和的やり方は、いい加減やめてほしいものだ。
ただ、詳しい理由はわからないが、現時点で2回行われた工事業者の入札が2回とも不調に終わるという、異常事態が起きている……ただでさえ文化事業に冷淡な現政権ゆえ、工事予算をケチっているという話も聞いていて、この状況で、先々どうなるものかは不透明そのものである。
そして、このままでは我々のような世代が眼の黒いうちに生まれ変わった?国立劇場の入口をまたげるものかもわからない。
自分たちの都合で文化支援を不安定な状況にしておいて、日本の政治家の低レベルさが如実に理解できるというものだ。
今からでも遅くない。校倉造りの外観はそのままに、内部を生まれ変わらせるほうが、お客さんは喜ぶに決まっている。
《伝統芸能のトピックス一覧》
外観はそのままに、内部を大幅にリノベーションすればいいと思うのは、無理な話なのだろうか。欧米の歌劇場などは、舞台機構などを新しくしたりして、外観はそのままに活かす方策を取っているではないか。
何かというと建て替え建て替えと“利権絡み”ぷんぷんな昭和的やり方は、いい加減やめてほしいものだ。
ただ、詳しい理由はわからないが、現時点で2回行われた工事業者の入札が2回とも不調に終わるという、異常事態が起きている……ただでさえ文化事業に冷淡な現政権ゆえ、工事予算をケチっているという話も聞いていて、この状況で、先々どうなるものかは不透明そのものである。
そして、このままでは我々のような世代が眼の黒いうちに生まれ変わった?国立劇場の入口をまたげるものかもわからない。
自分たちの都合で文化支援を不安定な状況にしておいて、日本の政治家の低レベルさが如実に理解できるというものだ。
今からでも遅くない。校倉造りの外観はそのままに、内部を生まれ変わらせるほうが、お客さんは喜ぶに決まっている。
《伝統芸能のトピックス一覧》
異話§閉塞成冬~七十二候~大雪 [七十二候]
大雪の初候“閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)”である。
年賀状を書かなくてはという時節になってきている。毎年同じ体裁で、上半分の写真を替えるだけ。
何年か前から少しずつ意識して、年賀状を出すことをやめる人が出てきた。こちらからは元旦に届くよう投函しているが、一週間経ってようやく届く人がいて、そうした人に対しては、こちらが出さなければ返信することもないだろうからと考えて、出すことをやめることにした。
来年は古希七十歳となり、余命もあといくばくかと……やはり少しずつではあるが、身辺をすっきりさせていく必要があると感じている。
それでも、いざやろうとすると、何から手をつけていったらいいのか、それがわからずに、手をこまねくばかりというのが情けない。
鬼が大笑いするのは百も承知で、古希を迎える来年こそは身辺整理の事始めを本腰でというつもりである。
《七十二候のトピックス一覧》
年賀状を書かなくてはという時節になってきている。毎年同じ体裁で、上半分の写真を替えるだけ。
何年か前から少しずつ意識して、年賀状を出すことをやめる人が出てきた。こちらからは元旦に届くよう投函しているが、一週間経ってようやく届く人がいて、そうした人に対しては、こちらが出さなければ返信することもないだろうからと考えて、出すことをやめることにした。
来年は古希七十歳となり、余命もあといくばくかと……やはり少しずつではあるが、身辺をすっきりさせていく必要があると感じている。
それでも、いざやろうとすると、何から手をつけていったらいいのか、それがわからずに、手をこまねくばかりというのが情けない。
鬼が大笑いするのは百も承知で、古希を迎える来年こそは身辺整理の事始めを本腰でというつもりである。
《七十二候のトピックス一覧》
苺話§ストロベリーファーム・・・・・・再掲 [スイーツ]
このエントリーと、その続編のアクセス数が伸びている。特に[下]のほうは2500を超えて2600に近づいているとは驚きだ。
よほど印象に残る、そんな強烈なインパクトを持った店ということだったのか……“ストロベリーファーム”で検索してみると、多くの人が調布は仙川のあたりにあった洒落た造りの建物がどこにあったのかを探していることがわかる。
高速代を浮かそうと甲州街道を往復していた1980年代後半、ふとしたことで見つけたストロベリーファームは、メインの駐車場が満杯で、近くの臨時駐車場に誘導されたりしたことを思い出す。
ストロベリーファームと呼んでいるが、ストロベリーファームは1階にあるアメリカンケーキとハンバーガーなどを出していたカフェで、ひとくくりにベルエアガーデンという建物の2階は、イタリア料理の店と焼肉の店という3つの業態が入っていた。
どの店も、野暮ったさの欠片もない、洗練されたインテリアで、食事をすることが楽しみだったのだ。
そんなストロベリーファームの興亡がこちらのブログに詳細に書かれているので、是非とも一読をされたい。
《東京のトピックス一覧》
よほど印象に残る、そんな強烈なインパクトを持った店ということだったのか……“ストロベリーファーム”で検索してみると、多くの人が調布は仙川のあたりにあった洒落た造りの建物がどこにあったのかを探していることがわかる。
高速代を浮かそうと甲州街道を往復していた1980年代後半、ふとしたことで見つけたストロベリーファームは、メインの駐車場が満杯で、近くの臨時駐車場に誘導されたりしたことを思い出す。
ストロベリーファームと呼んでいるが、ストロベリーファームは1階にあるアメリカンケーキとハンバーガーなどを出していたカフェで、ひとくくりにベルエアガーデンという建物の2階は、イタリア料理の店と焼肉の店という3つの業態が入っていた。
どの店も、野暮ったさの欠片もない、洗練されたインテリアで、食事をすることが楽しみだったのだ。
そんなストロベリーファームの興亡がこちらのブログに詳細に書かれているので、是非とも一読をされたい。
《東京のトピックス一覧》
過話§備忘録的な何か~2023年12月6日付~ [備忘録]
12月1日……納戸からガスストーブを取り出して暖房用ガス管に接続した。去年も同じく12月1日に出していて、一昨年は11月27日のことだった。
居間にストーブが置かれたので我が家は冬である。ストーブの使い道は、単に部屋を暖めるだけではなく、洗濯物を乾かす役割も担っている。言うまでもなく、冬物衣料は厚いから、曇りの日などは乾きが遅いのである。
12月2日……府中アメダスの最低気温が-0.4度を記録していて、駐車場の車の屋根に真っ白い霜が一面に張っていたが、これまた今年初であるだろう。
そして家の窓にも結露が発生するようになるので、夜にはシロッコファンを最弱で回してやる。そうすると室温もそれほど下がることなく、結露発生を防いでくれる。
12月3日……関東大学ラグビー対抗戦の最終節は、初対戦から百年を迎えた恒例の早稲田対明治。国立競技場には3万を超える観衆が集まった。
我が家でテレビ観戦をしたが、前半はともかく、後半はハチャメチャな内容ではなかったか。前半は明治が好調で27対3と早稲田をノートライに抑え、試合への興味を失いかけたが、後半になると明治に疲れが出たようで、一転して早稲田が反撃を始め、一時は8点差まで追い詰めたのだ。
最後は明治が2トライを追加し、58対38で明治が勝利して、通算成績は42勝2分55敗となった。両チーム合わせて14トライと華々しい対戦と見えるが、特に後半については反省点大ではないだろうか。
《日常のトピックス一覧》
居間にストーブが置かれたので我が家は冬である。ストーブの使い道は、単に部屋を暖めるだけではなく、洗濯物を乾かす役割も担っている。言うまでもなく、冬物衣料は厚いから、曇りの日などは乾きが遅いのである。
12月2日……府中アメダスの最低気温が-0.4度を記録していて、駐車場の車の屋根に真っ白い霜が一面に張っていたが、これまた今年初であるだろう。
そして家の窓にも結露が発生するようになるので、夜にはシロッコファンを最弱で回してやる。そうすると室温もそれほど下がることなく、結露発生を防いでくれる。
12月3日……関東大学ラグビー対抗戦の最終節は、初対戦から百年を迎えた恒例の早稲田対明治。国立競技場には3万を超える観衆が集まった。
我が家でテレビ観戦をしたが、前半はともかく、後半はハチャメチャな内容ではなかったか。前半は明治が好調で27対3と早稲田をノートライに抑え、試合への興味を失いかけたが、後半になると明治に疲れが出たようで、一転して早稲田が反撃を始め、一時は8点差まで追い詰めたのだ。
最後は明治が2トライを追加し、58対38で明治が勝利して、通算成績は42勝2分55敗となった。両チーム合わせて14トライと華々しい対戦と見えるが、特に後半については反省点大ではないだろうか。
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幻話§二階建ての家は [日常]
予算が許せば一戸建てもと思わないこともなかった。結果的には自分の身のほどで購えた郊外のマンション暮らしに落ち着き、そこで一生を終えることになりそうだ。都心にもう少し近ければと思わなくもないが、環境抜群だ。
多少無理をすれば一戸建てが変えないこともなかっただろう。だがそうした一戸建ては、建売でほとんど間違いなく二階建てなのである。若い頃であるならばまだしも、歳を経れば2階との往復が面倒になっていくのは間違いはなく、次第次第に2階が“開かずの間”になることだってあるだろう。
問題は、今時の建売で2階に居間があったり、浴室があったりというのを見かけるのだ。立地によっては、2階に居間があってくれれば陽当たりも良好で、ちょっと洒落ていて“ナウい”というイメージがあるのかもしれない。
だが、高齢化問題が2階の居間に対して疑問を投げかけているような気がするのである。
というわけで“願望”だけで、儚くも実現できなかったのは平屋の家を作れればということだった。家の間取りを作れるアプリがあって、我が夢の家を“設計”したことがあったのだ。それは、中庭があって、部屋や浴室、台所などが中庭を取り囲む回廊的な造りとなっていて、実現できたらさぞや興味深かったのだろうが、それを実現させるためには100坪ほどの土地が必要で、我が資金では土地すら取得できなかったのだ。
《日常のトピックス一覧》
多少無理をすれば一戸建てが変えないこともなかっただろう。だがそうした一戸建ては、建売でほとんど間違いなく二階建てなのである。若い頃であるならばまだしも、歳を経れば2階との往復が面倒になっていくのは間違いはなく、次第次第に2階が“開かずの間”になることだってあるだろう。
問題は、今時の建売で2階に居間があったり、浴室があったりというのを見かけるのだ。立地によっては、2階に居間があってくれれば陽当たりも良好で、ちょっと洒落ていて“ナウい”というイメージがあるのかもしれない。
だが、高齢化問題が2階の居間に対して疑問を投げかけているような気がするのである。
というわけで“願望”だけで、儚くも実現できなかったのは平屋の家を作れればということだった。家の間取りを作れるアプリがあって、我が夢の家を“設計”したことがあったのだ。それは、中庭があって、部屋や浴室、台所などが中庭を取り囲む回廊的な造りとなっていて、実現できたらさぞや興味深かったのだろうが、それを実現させるためには100坪ほどの土地が必要で、我が資金では土地すら取得できなかったのだ。
《日常のトピックス一覧》
悔話§勘三郎没して十一年 [歌舞伎]
十八世中村勘三郎は2012年12月5日に逝去した。今年で没して11年……来年はもう十三回忌となるが、何とまあ早いことかと思う。
今さらながら、今も存命であったらどんな役者になっていただろうか。間もなく七十となる勘三郎の舞台は、おそらく晩年近くまでのエネルギッシュな舞台ではないだろうが、それでも自在さはより増して、刺激的な芝居を見せてくれていることは間違いない。
菊五郎、吉右衛門、仁左衛門、白鸚たちに次ぐ次世代の大看板として、歌舞伎界をがっちり背負って大黒柱、屋台骨を支えていたはずが、勘三郎ばかりか三津五郎まで別の世界に行ってしまっては、一気に手薄になってしまったことがどれほどの痛恨だったか、歌舞伎歴の浅い我々のような人間でも理解できることだ。
そして、死んだ子の年を数えても詮のないことは百も千も承知しているが、彼ら二人が現役でバリバリ舞台に立っていたら、今のような歌舞伎界が低空飛行するようなこともなかっただろう。
人間は順番どおりに天に召されていってほしいと切に願っているのは、そうすることで世代交代がしかるべく行われるからだと思っているからである。
毎年、この日になると同じ繰り言を書いているわけだが、いつも合わせて書いているのは同じ日に亡くなったモーツァルト。没して232年が過ぎた。
《歌舞伎のトピックス一覧》
今さらながら、今も存命であったらどんな役者になっていただろうか。間もなく七十となる勘三郎の舞台は、おそらく晩年近くまでのエネルギッシュな舞台ではないだろうが、それでも自在さはより増して、刺激的な芝居を見せてくれていることは間違いない。
菊五郎、吉右衛門、仁左衛門、白鸚たちに次ぐ次世代の大看板として、歌舞伎界をがっちり背負って大黒柱、屋台骨を支えていたはずが、勘三郎ばかりか三津五郎まで別の世界に行ってしまっては、一気に手薄になってしまったことがどれほどの痛恨だったか、歌舞伎歴の浅い我々のような人間でも理解できることだ。
そして、死んだ子の年を数えても詮のないことは百も千も承知しているが、彼ら二人が現役でバリバリ舞台に立っていたら、今のような歌舞伎界が低空飛行するようなこともなかっただろう。
人間は順番どおりに天に召されていってほしいと切に願っているのは、そうすることで世代交代がしかるべく行われるからだと思っているからである。
毎年、この日になると同じ繰り言を書いているわけだが、いつも合わせて書いているのは同じ日に亡くなったモーツァルト。没して232年が過ぎた。
《歌舞伎のトピックス一覧》
酩話§N響定期Cチクルス~幻想交響曲~ [クラシック]
土曜日の午後、NHK交響楽団Cチクルス定期を聴きに行ってきた。まあ、外出する口実みたいなものである。Cチクルスは休憩なし一時間ちょっとと気兼ねなく、3階席てっぺんのチケット代も1600円と“お得”である。
指揮:ファビオ・ルイージ
NHK交響楽団
フンパーディンク:歌劇『ヘンゼルとグレーテル』前奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
10分足らずの前奏曲に続いて演奏されたベルリオーズがなかなかの聴き物で楽しめた。第1楽章は緊張が続かなくて散漫に聴いてしまったが、3楽章から終楽章へと、指揮者もオーケストラも気分が高まってきたようで、指揮者のアクション対するオケの反応も上々。
管楽器の強奏に弦楽器が負けることなく、巨大なNHKホールの空間が音楽で満たされたのだった。長めのカーテンコールの最後に、ルイジとコンマスが登場しての“一般参賀”あり。
考えてみれば、1973年のNHKホール柿落としからちょうど半世紀。その時に、サヴァリッシュがN響を指揮したベートーヴェンの第九を聴いたのだ。
その後、大学時代に2年ほど定期会員で演奏会に通い詰めたが、その当時のN響に現在ほどの技量はなく、NHKホールのアコースティックも良好とは言えなかったが、21世紀に入ってから聴いてみるなら、飛躍的に向上したと感じる。合わせてNHKホールの音響もかなり改善されたのではないか……個人の感想です。
《クラシックのトピックス一覧》
指揮:ファビオ・ルイージ
NHK交響楽団
フンパーディンク:歌劇『ヘンゼルとグレーテル』前奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
10分足らずの前奏曲に続いて演奏されたベルリオーズがなかなかの聴き物で楽しめた。第1楽章は緊張が続かなくて散漫に聴いてしまったが、3楽章から終楽章へと、指揮者もオーケストラも気分が高まってきたようで、指揮者のアクション対するオケの反応も上々。
管楽器の強奏に弦楽器が負けることなく、巨大なNHKホールの空間が音楽で満たされたのだった。長めのカーテンコールの最後に、ルイジとコンマスが登場しての“一般参賀”あり。
考えてみれば、1973年のNHKホール柿落としからちょうど半世紀。その時に、サヴァリッシュがN響を指揮したベートーヴェンの第九を聴いたのだ。
その後、大学時代に2年ほど定期会員で演奏会に通い詰めたが、その当時のN響に現在ほどの技量はなく、NHKホールのアコースティックも良好とは言えなかったが、21世紀に入ってから聴いてみるなら、飛躍的に向上したと感じる。合わせてNHKホールの音響もかなり改善されたのではないか……個人の感想です。
《クラシックのトピックス一覧》
霜話§2023年11月の天気模様を振り返る [天気]
2023年11月の東京の天気がどうであったのか、振り返っておこうと思う。
このリンクの日付をクリックすることで、各々の日のアメダスが確認でき、より詳細な気象状況をチェックできる。
11月7日、東京の最高気温は27.5度を記録。その後、24日には24.2度と、晩秋とは思えない気温なのだった。
というわけで11月まで延々と残暑が続いていたようなのは実感なのだが、そのおかげかどうか、秋が超短くて、あっという間に冬到来となってしまったようだ。
今年もあと4週間ほどで暦が変わる。
《天気のトピックス一覧》
このリンクの日付をクリックすることで、各々の日のアメダスが確認でき、より詳細な気象状況をチェックできる。
11月7日、東京の最高気温は27.5度を記録。その後、24日には24.2度と、晩秋とは思えない気温なのだった。
というわけで11月まで延々と残暑が続いていたようなのは実感なのだが、そのおかげかどうか、秋が超短くて、あっという間に冬到来となってしまったようだ。
今年もあと4週間ほどで暦が変わる。
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通話§日々大量のメイルが・・・・・・ [インターネット]
毎日、DM(ダイレクトメイル)が2ケタ件数届く。何やらネットショッピングでした時に登録させられたりしたことで、否も応もなくお知らせメイルがやって来る。
配信停止すればいいだけのことだが、ついつい放置してしまうので、読まずにゴミ箱行きのメイルがおびただしい数になってしまう。
一応、メインとして使っているメイルアカウントが2つあって、一つは連絡用に、もうひとつはショッピング用にと使い分けているつもりだが、どうしても混在することになってしまい、さらに片方のアカウントから自動転送されるので、やたらDMが増えてしまうのだ。
とにかく、さっさと削除してしまえば済む話なのだが、それをサボって数日放置しようものなら、未読のメイルが数十通にもなって、削除するのも手間がかかることよ。
メイラーで、アドレスごとに未読のまま放置できて、一か月後には削除されるとか、そんな機能があればいいのだが、それだったら配信停止にしたほう早そうだが……。
《日常のトピックス一覧》
配信停止すればいいだけのことだが、ついつい放置してしまうので、読まずにゴミ箱行きのメイルがおびただしい数になってしまう。
一応、メインとして使っているメイルアカウントが2つあって、一つは連絡用に、もうひとつはショッピング用にと使い分けているつもりだが、どうしても混在することになってしまい、さらに片方のアカウントから自動転送されるので、やたらDMが増えてしまうのだ。
とにかく、さっさと削除してしまえば済む話なのだが、それをサボって数日放置しようものなら、未読のメイルが数十通にもなって、削除するのも手間がかかることよ。
メイラーで、アドレスごとに未読のまま放置できて、一か月後には削除されるとか、そんな機能があればいいのだが、それだったら配信停止にしたほう早そうだが……。
《日常のトピックス一覧》
週話§日曜枯寂~徹夜する~ [私事]
この四半世紀というもの、徹夜をした記憶がない。
宮仕え時代前半の20年ほどは午前様&朝帰りなど当たり前の職場だったのでそんなものかと思いつつ、昇ったばかりの朝の太陽を背に、タクシー帰宅をしていたのだ。
早朝の家にたどり着いて、風呂に入って布団に潜り込むが、数時間で起きて会社に出向く。さすがに寝ないわけにはいかない。そんなことしたら仕事にならない。
そうして昼過ぎに出ていく。仕事の性質上、それくらいに出て行ってもまだデスクに仕事は届いておらず、延々と夕方まで待つことになる。
そんな仕事から解放されたのは四十代半ば。その頃はそれなりに宵っ張りであったけれど、定年退職が近づいたあたりから少しずつ朝型の生活にシフトしていって、今の5時過ぎ起床、21時にはベッドにというパターンになっていった。
もちろん、徹夜なんてとんでもなく、まだまだ気力も体力もあった二十代の頃、上野発の夜行で尾瀬に行った時は、バスを降りて一睡もせずに尾瀬沼や尾瀬ヶ原に向かっていったことを思い出す。
一晩くらい寝ずとも“平気の平左”で、しかも山登りしたことが懐かしい。
《日常のトピックス一覧》
宮仕え時代前半の20年ほどは午前様&朝帰りなど当たり前の職場だったのでそんなものかと思いつつ、昇ったばかりの朝の太陽を背に、タクシー帰宅をしていたのだ。
早朝の家にたどり着いて、風呂に入って布団に潜り込むが、数時間で起きて会社に出向く。さすがに寝ないわけにはいかない。そんなことしたら仕事にならない。
そうして昼過ぎに出ていく。仕事の性質上、それくらいに出て行ってもまだデスクに仕事は届いておらず、延々と夕方まで待つことになる。
そんな仕事から解放されたのは四十代半ば。その頃はそれなりに宵っ張りであったけれど、定年退職が近づいたあたりから少しずつ朝型の生活にシフトしていって、今の5時過ぎ起床、21時にはベッドにというパターンになっていった。
もちろん、徹夜なんてとんでもなく、まだまだ気力も体力もあった二十代の頃、上野発の夜行で尾瀬に行った時は、バスを降りて一睡もせずに尾瀬沼や尾瀬ヶ原に向かっていったことを思い出す。
一晩くらい寝ずとも“平気の平左”で、しかも山登りしたことが懐かしい。
《日常のトピックス一覧》
異話§橘始黄~七十二候~小雪 [七十二候]
小雪の末候“橘始黄(たちばなはじめてきばむ)”である。
夜の虫の音もすっかり聞こえなくなって、冬らしくなってきたという感じはしないでもない。
テレビのスポーツチャンネルを見ていたら、スキーのアルペン競技が始まっていたのは11月のこと。温暖化の影響で雪が少ないのかと思ったら、コース設定はちゃんとできていて、ただし周辺の山々に積雪は認められず、スノーマシンをフル稼働させて体裁はついているが、何となく奇妙な風景に見えてしまう。
アルペン競技を見るのは好きだが、雪の少ない状況が続いているので、先々大丈夫なのだろうかと雪のコンディションを心配している。
例年、ヨーロッパで早々と競技が始まるが、日本のスキー場は積雪ペースが遅くて、北海道あたりで12月中、本州だと1月に入ってようやくスキー場のオープンというところも珍しくはない……昨日は群馬県丸沼高原スキー場がオープンしたようだが、人工雪で50cmの積雪で、一部滑走可とのこと。
人工降雪機頼りが、この先も増えていくということか。
《七十二候のトピックス一覧》
夜の虫の音もすっかり聞こえなくなって、冬らしくなってきたという感じはしないでもない。
テレビのスポーツチャンネルを見ていたら、スキーのアルペン競技が始まっていたのは11月のこと。温暖化の影響で雪が少ないのかと思ったら、コース設定はちゃんとできていて、ただし周辺の山々に積雪は認められず、スノーマシンをフル稼働させて体裁はついているが、何となく奇妙な風景に見えてしまう。
アルペン競技を見るのは好きだが、雪の少ない状況が続いているので、先々大丈夫なのだろうかと雪のコンディションを心配している。
例年、ヨーロッパで早々と競技が始まるが、日本のスキー場は積雪ペースが遅くて、北海道あたりで12月中、本州だと1月に入ってようやくスキー場のオープンというところも珍しくはない……昨日は群馬県丸沼高原スキー場がオープンしたようだが、人工雪で50cmの積雪で、一部滑走可とのこと。
人工降雪機頼りが、この先も増えていくということか。
《七十二候のトピックス一覧》
週話§土曜枯寂~とらほー!~ [野球]
長いこと、推しチームが勝った時に、阪神だったら……
とらほー!
……と叫び、オリックスであれば……
おりほー!
……と叫んでいる“ほー!”が何を意味しているのかわからないでいた。調べればすぐに判明することを、永らく放置していたのだが、その意味は……
わんだほー!
……の“ほー!”だとわかった。その他、中日だったら“どらほー”だし、ソフトバンクなら“たかほー”だが、巨人は“きょほー”なのかというと、違っていて“うさほー”なんだそうだ。キャラクターがうさぎのジャビットだからということだ。
まあ、贔屓球団を持たないままここまで来た身にしてみれば、そんな勝利の雄叫びをあげられるのは、さぞうれしいことと思うわけです。それでは……
スピほー!(?
《ラグビーのトピックス一覧》
とらほー!
……と叫び、オリックスであれば……
おりほー!
……と叫んでいる“ほー!”が何を意味しているのかわからないでいた。調べればすぐに判明することを、永らく放置していたのだが、その意味は……
わんだほー!
……の“ほー!”だとわかった。その他、中日だったら“どらほー”だし、ソフトバンクなら“たかほー”だが、巨人は“きょほー”なのかというと、違っていて“うさほー”なんだそうだ。キャラクターがうさぎのジャビットだからということだ。
まあ、贔屓球団を持たないままここまで来た身にしてみれば、そんな勝利の雄叫びをあげられるのは、さぞうれしいことと思うわけです。それでは……
スピほー!(?
《ラグビーのトピックス一覧》
告話§ビッグイシュー468号発売中! [ビッグイシュー]
ビッグイシュー468号は12月1日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。趣里が表紙。
表紙&スペシャルインタビュー 趣里
リレーインタビュー Leola(シンガー)
特集 廃屋DIY
いま、空き家は日本全国でおよそ846万戸以上。しかも、壁が崩れ、床が抜けたような「廃屋」が増えつつあり、これから日本は“世界一の空き家大国”になるとも言われている。
そんな中、廃屋をDIYで改修することで、魅力的な住まいや居場所に変える人々がいる。
西村周治さん(合同会社「廃屋」代表)は、神戸でボロボロの空き家を次々再生。梅元町では改修した空き家9軒からなる新しいコミュニティ「バイソン」を誕生させた。
フクイアサトさん(「いなか暮らしラボ古今集」代表)は、滋賀県高島市で崩れかけた古民家をDIYで何軒も改修。蓄積したノウハウを『空き家改修の教科書』として発表した。
空き家の使い道は、住宅に限らず、地域の共同スペースや店舗や作業場など無限大。住居費を下げるだけでなく、仲間たちとの出会い、新しいコミュニティも生まれる。
フそんな空き家を近隣社会の資源に変えるDIYについて、西村さん、フクイさんに聞いた。
[国際記事]
英国。「写真ライブラリー」ホームレス状態の人々と愛犬
[国内記事]
夜のパン屋さん3周年
表現する人:野田朗子
[連載記事]
原発ウォッチ 福島第一原発、ALPSで5人が被曝事故
浜矩子の新ストリート・エコノミクス 政治家に必要な御用聞き精神
雨宮処凛の活動日誌
「FREE FREE PALESTINE!」イスラエル大使館前に響く声
ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
人生を消耗戦のように感じます☆ごぼうフライ☆
ビッグイシューアイ 地球を救うサボテン。何重にも乾燥に耐えるしくみ
販売者に会いにゆく ブラジル『トラソス』ミカエラ・ナザーリオ
[その他]
《ビッグイシューのトピックス一覧》
表紙&スペシャルインタビュー 趣里
リレーインタビュー Leola(シンガー)
特集 廃屋DIY
いま、空き家は日本全国でおよそ846万戸以上。しかも、壁が崩れ、床が抜けたような「廃屋」が増えつつあり、これから日本は“世界一の空き家大国”になるとも言われている。
そんな中、廃屋をDIYで改修することで、魅力的な住まいや居場所に変える人々がいる。
西村周治さん(合同会社「廃屋」代表)は、神戸でボロボロの空き家を次々再生。梅元町では改修した空き家9軒からなる新しいコミュニティ「バイソン」を誕生させた。
フクイアサトさん(「いなか暮らしラボ古今集」代表)は、滋賀県高島市で崩れかけた古民家をDIYで何軒も改修。蓄積したノウハウを『空き家改修の教科書』として発表した。
空き家の使い道は、住宅に限らず、地域の共同スペースや店舗や作業場など無限大。住居費を下げるだけでなく、仲間たちとの出会い、新しいコミュニティも生まれる。
フそんな空き家を近隣社会の資源に変えるDIYについて、西村さん、フクイさんに聞いた。
[国際記事]
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[国内記事]
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[その他]
《ビッグイシューのトピックス一覧》
師話§2023年12月の予定あれこれ [日常]
月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。
12月1日の日の出は6時30分で日没は16時32分、月末の日の出は6時49分で日没は16時42分。日没最早の16時32分は12日まで、その先は夏至に向かって遅くなっていってくれる。
ラグビーのリーグワンは2023-24のシーズンが開幕する。年内に2試合ほど観戦予定。リーグワンも3シーズン目に入り、ラグビワールドカップが終了したところで、それなりの観客が集まってくれるかどうか、ここが踏ん張りどころではないか。
12月の歌舞伎座は三部制である。
夫婦で検討した結果、第二部だけ観ることにした。昨年10月『荒川十太夫』で評判を取った赤穂義士外伝、今月が『俵星玄蕃』を出し、1月には『荒川十太夫』の再演と、繋がる流れにしたようだが、なかなかに興味深いのだ。
さて……クラシック演奏会の予定はない。
《日常のトピックス一覧》
12月1日の日の出は6時30分で日没は16時32分、月末の日の出は6時49分で日没は16時42分。日没最早の16時32分は12日まで、その先は夏至に向かって遅くなっていってくれる。
ラグビーのリーグワンは2023-24のシーズンが開幕する。年内に2試合ほど観戦予定。リーグワンも3シーズン目に入り、ラグビワールドカップが終了したところで、それなりの観客が集まってくれるかどうか、ここが踏ん張りどころではないか。
12月の歌舞伎座は三部制である。
夫婦で検討した結果、第二部だけ観ることにした。昨年10月『荒川十太夫』で評判を取った赤穂義士外伝、今月が『俵星玄蕃』を出し、1月には『荒川十太夫』の再演と、繋がる流れにしたようだが、なかなかに興味深いのだ。
さて……クラシック演奏会の予定はない。
《日常のトピックス一覧》