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節話§一日一句~香り漂って~ [俳句]

季語は・・・沈丁花

唐突に 路地の奥より 沈丁花

【去年の今日】離話§コロナウイルスのパンデミック
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懐話§昭和三十年代~遊び場は原っぱ~ [昭和]

[承前]

小学生の頃、学校が終わって家に帰ると、宿題もそこそこにランドセルを放り出して家の近所の“原っぱ”と呼んでいる場所に集まっては遊んでいた。

原っぱとはいっても町中のことゆえ、猫の額ほどの土の地べたのスペースでどなたかの家の洗濯物が干してあるような場所である。

そんなところですることといえば、せいぜい三角ベースとか、石けり、あとは路地裏で展開される隠れんぼみたいなものだった。ゴムボールを使っての三角ベースは、時折そのボールが原っぱの塀を越えて、他人様のお宅の庭に入ってしまう。それを恐る恐る取りにいくのだが、ごくたまに入り込んだところを見つかっては、お目玉を喰らうなどという経験も珍しくはなかった。

もう一つの別の原っぱには、何やら材木が野ざらしで保管されている区画があったり、空き家になった家が放置されていたりして、勝手に隠れ家というか秘密基地認定をして遊んでいたのである。

そんな原っぱは、小学生のサイズにはちょうどよかったが、中学生くらいになると、身体も大きくなったし、小学生の時のような遊びなどをするようなはずもなく、原っぱは日常の中に埋没していったのだ。
                               [続く]

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タグ:昭和 日常 生活
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惣話§おかずは十分足りている [私事]

若い頃は、ご飯喰い――今でもそれに近いが――だった。おかず少々で飯を沢山食べていたのだ。

それが……この歳になると、明らかに食べる量が減ってきている。同居人は夕食のお膳に必ず3品は揃えると言って、それを有言実行しているのはありがたいが、メインは何とかかんとか収めても、サイドのおかずを持て余すようになってしまった。

残すのはもったいないと思うが、こればかりはどうにもしかたがない。ただし、週3回設定しているお休肝日については、ご飯に一汁一菜とシンプルに済ましている。

ところが、外出度が激減したコロナ禍のこの一年、さすがに腹回りが豊かになってしまったようだ。渋々ヘルスメーターにのってみたところ、3kgほど増量していて、ちょっと何とかしないと回復できないレベルに達しそうな状況になってしまった。

動くことが少ないのであれば、食べる量を減らすことしかないので、そこは意識して、毎日の食事量を心持ち減らして様子を見ることにしているのだ。

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